児童室にくる子どもたちへの対応について


Q。児童室にくる子どもたち。スタッフに懐いてくれたのはいいのですが、友だち言葉で話しかけてきたり、騒いでいる時に注意しても聞きません。どのように対応すればいいでしょうか?

A. 相手が子どもであっても、一利用者であるという姿勢が大事です。
 最初のころに、子どもに受け入れられようとして、迎合しすぎてしまったためかもしれません。
 大人の利用者に対するように、サービスを提供する側と、受ける利用者であるという線引き、けじめをつけましょう。

 子どもに威圧的に対応するのではなく、親しみをもって丁寧に対応することや、子どもの目線になって要求を理解し、応えていくことは大切ですが、公共図書館でひとりの市民として扱われる経験をさせてあげるためにも、こちらはきちんとした言葉使いを心がけましょう。

 そうした小さな積み重ねが、子どもたちを公共図書館のマナーを守る利用者として育てることに繋がっていきます。

 なお、すでに子どもたちが慣れ切ってマナーを守れない状況が続いている場合、注意してくれる人を変える、普段あまり接することのない一般担当のスタッフや館長などに依頼するなどしてみましょう。
 また、児童室に「図書館では静かにしましょう」などのサイン(できれば文字ではなくピクトグラムなど絵で)を子どもたちにわかりやすい場所に掲示し、言葉ではなく、「これを見てね」という形で、注意を促すこともできます。

 自分が静かに本を読みたい時に、周りで騒いでる人がいたらどう思う?
 高齢の方々が多く出入りする図書館で走り回って、そのような人にぶつかってしまったら、どうする?

など、自分の視点に置き換えて考えられるような言葉かけも、工夫してみてください。

子どもといっても自尊心がありますから、頭ごなしに注意されると、自分の悪いことを棚に上げて逆恨みをしたりと、効果がでません。
なぜ図書館では静かにしなければならないのか、走り回ったり、騒ぎまわることが何故迷惑になるのか、そういう視点を子どもたちに気付かせ、自分たちで考えて判断できるように導くことが、とても大事だと思います。

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