2011年2月(その2) バレンタインデー(幼児~小学生)


2月14日はバレンタインデーですね。日本では女性から男性にチョコレートを贈って愛を告白できる日となっているようですが、海外では男女関係なく大切な家族や友人に花束やケーキ、カードを贈る日です。

最近では女子中高生は男の子にではなくお友達同士で手作りのチョコやクッキーを交換し合うのが一般的になっているようです。とにかく普段なかなか言えない「ありがとう♪」を伝えるよい機会ですね。

さて、おはなし会では、「大好き!」をキーワードに絵本を選んでみましょう。そして2月14日の由来なども子どもたちに話してあげるといいですね。

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絵本 『あおくんときいろちゃん』レオ・レオーニ/作 藤田圭雄/訳 至光社 1984
あおくんときいろちゃん (至光社国際版絵本)あおくんときいろちゃん (至光社国際版絵本)
著者:レオ・レオーニ
至光社(1984-01)


彩色した紙をちぎって表現された単純な絵なのですが、ストーリーと相まって子ども達を夢中にさせる1冊です。あおくんときいろちゃんがあんまり仲良く遊んだので、ふたりは混じり合ってみどりになってしまう。
それぞれの個性があって、それが一緒になった時に新しいものを生み出すということも伝えてくれている絵本です。

絵本 『どうながのプレッツェル』マーグレット・レイ/文 H・A・レイ/絵 渡辺茂男/訳 1978
どうながのプレッツェル (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)どうながのプレッツェル (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
著者:マーグレット・レイ
福音館書店(1978-10-20)


世界一胴長のダックスフントのプレッツェルは、お向かいのグレタに恋をします。グレタは「胴長なんて大嫌い」とばかりに見向きもしてくれません。どんな贈り物をしても・・・ところがある時・・・!プレッツェルの胴長が役に立ち、グレタに認めてもらえることができたのです。
見かけではなく、誠意をもって自分を愛してくれているという気持ちに気付いたグレタ。プレッツェル、胴長でよかったね。読み終わったら表紙から裏表紙まで開いて見せてあげたい一冊です。


ブックトーク
『しろいうさぎとくろいうさぎ』ガース・ウィリアムズ/作 松岡享子/訳 福音館書店 1965

しろいうさぎとくろいうさぎ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)しろいうさぎとくろいうさぎ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
著者:ガース・ウイリアムズ
福音館書店(1965-06-01)

 


しろいうさぎとくろいうさぎの結婚のお話。「いつも、いつも、いつまでもきみといっしょにいられますように」というセリフは、何度聞いても胸がときめく言葉ですね。この絵本は大人がプロポーズに使うこともある一冊。小さな子ども達には、大好きだからこそ、会えなくなることの不安や切なさは理解できないかもしれませんね。ハッピーエンドのお話なので深く考えずに読んであげてもいいのですが、幼児~小学低学年には『どうながの~』がわかりやすいかもしれません。なのであえてブックトーク用に選びました。



『あなたがだいすき』鈴木まもる ポプラ社 2002
あなたがだいすきあなたがだいすき
著者:鈴木 まもる
ポプラ社(2002-04)


親が子どもに向けて送るラブレターです。「わたしはあなたがだいすきです。あなたがいるだけで、わたしはしあわせ」・・・そういう思いを伝えてもらいながら育った子は、どれだけ幸せでしょう。きっと大人になった時に多くの人に愛を分け与えることのできる人になるのではと思います。読んであげてもいい一冊です。



『すきすき だいすき』ピョートル・ウィルコン/文 ヨゼフ・ウィルコン/絵 いずみちほこ/訳 らんか社 1992
すき すき だいすき―ブルーノのプロポーズ (ウィルコンの絵本シリーズ)すき すき だいすき―ブルーノのプロポーズ (ウィルコンの絵本シリーズ)
著者:ピョートル ウィルコン
らんか社(1992-05)


こちらの絵本もとっても微笑ましい一冊です。豹のブルーノは、昼をこわがる黒豹のリサを愛してしまいます。生活スタイルが合わない二人だけど、その困難を乗り越えていくのです。大好きっていう気持ち、素敵だな~と思います。



『100万回生きたねこ』佐野洋子/作 講談社 1977
100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))
著者:佐野 洋子
講談社(1977-10-19)


11月5日に亡くなられた佐野洋子さんの代表作。本当に人を愛することを覚えることで、自分の生を行ききることができるんだというメッセージを伝えてくれる本です。小さな子ども達にはそこまで理解できないかもしれませんが、こんな絵本もあるんだよって紹介してあげたい一冊です。


絵本 『ちびゴリラのちびちび』ルース・ボーンスタイン/作 岩田みみ/訳 ほるぷ出版 1978
ちびゴリラのちびちびちびゴリラのちびちび
著者:ルース・ボーンスタイン
ほるぷ出版(1978-08)

この絵本を読んでいると、とても幸せな気持ちになってきます。黄色の表紙が心をあたたかくほんわりと和ませてくれるからでしょうか?いつまでも「だいすきだよ」って言ってもらえることで私達は成長していけると思えるのです。おはなし会の最後には、参加している子どもたちに「君も大切な存在だよ」という気持ちをこめて丁寧に読んであげてください。

(作成K・J)

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