Yearly Archives: 2011

10月のおすすめ本☆リスト
だれもが読める絵本展のご案内
初秋の外部イベント情報♪
行ってきました♪外部イベント報告
2011年(その2) けんかしても大好き♪―兄弟姉妹っていいね
東京子ども図書館第16期子どもの図書館講座☆募集開始
夏のイベント情報☆その2
2011年(その1) いのちのつながり(幼児~小学生)
調べる学習の支援のために(7/19追記あり)
2011年(その2) 海へ(幼児~小学生)
9月のおすすめ本☆リスト
草や木に聞こう♪9月のおすすめ本(その1)
夏のイベント☆情報
夏の講演会情報(外部)
2011年(その1) あつい、あつい夏の日(幼児~小学生)

だれもが読める絵本展のご案内


日本障害者リハビリテーション協会からご案内が来ました。

バリアフリー資料を重点的に収集している図書館も多いと思います。ぜひ展示会に出かけて、実際に手に取りながらバリアフリー絵本にはどのようなものがあるのか確かめてみてはいかがでしょう。

私たちは障害のある子もない子も同じように本との出会いをしてほしいという願いからこの絵本展を企画しました。点字や手話がついた本、さわる絵本、拡大図書、読みやすい本、パソコンなどで再生するマルチメディアデイジー図書など障害のニーズに応じた様々な本があります。どうぞゆっくりご覧ください。布の絵本のグループによる楽しい読み聞かせなどのプログラムも用意しております。どうぞご家族で楽しんでください。」(案内チラシより)

日時:2011年9月11日(日)10:30~16:00
会場:戸山サンライズ(新宿区戸山1-22-1)
参加費無料、申込み不要です。誰でも見ることができます。

詳しくはこちら

チラシはPDFでご覧になれます。誰もが読める絵本展チラシ白黒.pdf

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初秋の外部イベント情報♪


9月下旬から、10月初めに行われる外部のイベントを紹介します。
どちらも、任意の自由参加イベントになりますが、時間が取れればぜひ参加してみてください。

特にパネルシアターのプロの実演を見る機会は少ないので、スタジオプークで開催のイベントは、おはなし会でパネルシアターをしている方々には、技術向上の絶好のチャンスです。

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親子読書地域文庫全国連絡会40周年記念 第18回全国交流会
「子ども・本・人をつないでーすべての子どもに読書の喜びを」

日時:9月24日(土)14:00~16:30  9月25日(日)9:00~16:00
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟
講演:9月24日 
   13:30~ 基調講演 子どもの本の現状と読書活動のこれから
                            広瀬恒子
   14:30~ 講演    親と子の夜―いっしょに不安と向き合うために
                 アーサー・ビナード&木坂涼
    9月25日 
   14:00~ 講演    人に育てられて人になる―幼児教育に携わって50年
                            藤田浩子
分科会:・アジアの絵本 ・ビナード&木坂涼氏の世界 ・読書ボランティア 
     ・地域の中での育ち
参加費:2日4000円 1日2000円
主催:親子読書地域文庫全国連絡会 第18回全国交流集会実行委員会
後援:東京都教育委員会 渋谷区教育委員会 学校図書館問題研究会
    この本だいすきの会 児童図書館研究会 全国学校図書館協議会 ほか

申込締切:9月10日
申込方法:申込書はe-mail: gongon3254@gmail.com にご請求ください

詳細は、親地連のサイトをご覧ください→こちら


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秋だ!祭だ!パネルシアター大集合!!2011

日時:10月1日(土)14:00~/ 18:00~
        10月2日(日)11:00~
場所:新宿南口 プーク人形劇場
出演予定:BUNちゃん/わけちゃん/ハッピーメロディー/
       えんがいほいくえんにゃにゅにょ
       ぴょんぴょん/パネルシアターCOCOナッツ/パネルバニー
前売・予約:1000円  当日:1200円
申込:わけみずえ tel090-3132-3058 / w-mizue@mbi.nifty.com
        荒木文子  fax0280-31-0185 / bun7@shiny.dreams.ne.jp

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行ってきました♪外部イベント報告


当ブログでお知らせしていた「第28回子どもの本全国研究集会」と、「2011イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」「ブラティスラヴァ世界絵本原画展に行ってきました。

それぞれの研究集会や、絵本原画展で、児童サービス現場に生かせる情報もたくさんありました。今回はそんな情報の紹介です。

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第28回子どもの本全国研究集会

8月1日(月)と2日(火)の二日間に渡り、国立オリンピック記念青少年記念総合センターにおいて、「〈ひろげよう読書の世界〉”本が引き出す子どもの力”」というテーマで、公立図書館、学校図書館や文庫活動などを通して子ども達に本を手渡す活動をしている方々が一堂に会しました。講演会、実践報告に、会場からの活発な質問が飛び交うパネルディスカッションと、大変充実した学びの時になりました。

実践報告1では、小学校低学年の実践として、練馬区立小学校の司書教諭の吉成純子さんが「国語科の取り組みから」と題し、「読書活動を取り入れた国語科の授業」で、どのように低学年の調べ学習を組み立てていったかの報告しました。

その中で興味深かったのは、「本の持ち寄りパーティー」でした。今まで読んでもらった本、あるいは自分で読んだ本の中から、お友だちにも薦めたいという本をクラスのみんなが1冊ずつ持ち寄って、紹介し合うという取り組みです。紹介しあうという中で、より深く本の世界に入り込み、理解できるようになる、またそれを友だちが読んでみたい!と思えるように、上手に紹介することで、深く読むことができるという取り組み。公共図書館の児童向け読書会などに使えるアイディアだなと思いました。
また低学年では「たんぽぽ」と「海の生きもの」など、身近なテーマで調べ学習をしているのですが、「図鑑を使う力」「課題をみつける力」「課題を解決する資料を見つける力」「課題の答えを資料の中から探す力」「わかったことを絵や文章で表わす力」を、身に付けられるように指導を組み立てているということでした。この過程は、そのまま公共図書館の児童サービスでの調べ学習支援や、児童へのレファレンスサービスと繋がっています。
吉成さんが最後に強調された言葉、「児童は本があるだけでは手に取らない。そこには本を手渡す人が必要です。本のことをよく知り、本の良さを伝えられる人の力が必要です。その人を通して本が身近に感じられ、本の魅力を知り、本を読むことができるようになるのです。」という言葉は、そのまま公共図書館の児童サービス担当者の役割にあてはまると思いました。

実践報告2では、千葉市稲毛高等学校付属中学校の司書教諭、永井博子さんが「学びを支える学校図書館」と題して「AKB48に学ぶ学校図書館戦略」を報告しました。
これからの学校図書館戦略として、1.大衆性(誰もが学校図書館に足を運ぶ)、2.徹底的な競争社会(生徒が利用してくれなければ意味がない。生徒が本を手にしなければ意味がない)、3.顧客のニーズに対応する力(教育課程に寄与するだけの蔵書構成、司書の力量)、4.顧客獲得のための営業力(図書館で待っているだけではなく、魅せる授業で図書館に足を運んでもらう)、5.顧客保護(釣った魚を育てる力)、6.グローバル化(教育の流れに常に敏感であること)を、取り上げられました。この6点は、そのまま私たち公共図書館の運営戦略になりませんか♪蔵書に関しては、生涯学習の観点から選書をするとおっしゃったことも、大変参考になりました。

実践報告3では、川崎市学校図書館コーディネーターだった小林公子さんが、学校図書館と地域のボランティアの活動をつなぐ働きにすいて報告しました。
川崎市の学校には学校司書が配置されておらず、学校図書館コーディネーターが各学校図書館を巡回しながら、各校の図書ボランティアの方々の支援と助言を行っているそうです。そうした中で、子ども達が行きたくなるような図書館、使いやすい図書館になるように提案をしてきたとのこと。学校図書館システムが公共図書館の管理システムを利用していることで、公共図書館との連携ができていることが特徴だそうです。ただ、やはりコーディネーターでは限界があり、学校司書がいれば、オリエンテーションや調べ学習のためのパスファインダー作り、ブックトークなど、もっといろいろなことが出来たのではとおっしゃっていました。
現在、私達が受託する図書館でも、巡回型の学校支援をしているところがあります。悩みは共通だなあと感じました。

実践報告4では、荒川区立小学校司書教諭の稲村千賀さんが、「学校図書館の活用を授業の中心に据えて」と題して報告しました。荒川区では前項に学校司書が配置され、また学校図書館支援センターが設置されていて司書の研修など行い(年間23回)、各校を巡回して指導を行っているとのこと。
「荒川モデルプラン」という学校図書館に対する施策により、教師と学校司書とが共に手を携えて子ども達の読書支援、調べ学習支援をしているという羨ましい報告でした。
また区立図書館との連携も進んでおり、おはなし会や団体貸出などで区立図書館の司書さんとも一緒に子どもたちの読書活動を推進する活動を展開しているということでした。

パネルディスカッションでは、公立図書館民営化の動きや、司書教諭・学校司書配置問題などの課題を含め、子ども達に本を手渡すものは、どのようにこの活動に向き合っていくのか、児童文学作家、公立小学校司書教諭、児童書専門店店主、公立図書館司書、家庭文庫主宰のさまざまな立場から意見が出され、会場からの質疑応答も活発に行われました。そのどれもに共通していたのは、子どもが自ら本を選択し、課題を解いていく読書環境の整備はどうすすめられているのか、そこに関わる大人たちの役割はどうあるべきなのか、という点でした。私は、そこでも図書館の児童サービス担当の力量が問われるところだと思いました。

初任者研修の児童サービス概論の講義で強調していますが、「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画(第二次)」の第5章「子どもの読書活動の推進のための方策―地域における子どもの読書活動の推進」には、公共図書館の役割が明確にされています。私達はこの基本をしっかりと押さえて、日常の業務の中で児童サービスを展開していかなければならないと、改めて感じました。

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「2011イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」と「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」は、それぞれイタリアの古都ボローニャで毎年開催される児童書専門の見本市と、スロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで2年に一度開催される絵本原画展での受賞作品の原画が展示されており、世界の絵本の潮流がわかるものとなっています。児童の本の選書担当スタッフは、ぜひ原画を見て、作品を見る目を養ってほしいと思います。

特にブラティスラヴァ世界絵本原画展では、2009年に金牌を取った日本の絵本『ぼくがうまれた音』近藤等則/智内兄助 福音館書店の原画が展示されており、その立体的で力強い作品は平面になって印刷された絵本からはうかがい知ることができないほどの迫力があります。一見の価値がありますので、ぜひお時間を見つけてお出かけください。
ぼくがうまれた音 (日本傑作絵本シリーズ)ぼくがうまれた音 (日本傑作絵本シリーズ)
著者:近藤 等則
販売元:福音館書店
(2007-03-01)






2011イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」は、8月14日(日)まで板橋区立美術館にて、「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」は、8月31日(水)までうらわ美術館にて開催中です。






2011年(その2) けんかしても大好き♪―兄弟姉妹っていいね


【けんかしても大好き♪―兄弟姉妹っていいね】

夏休みの間、子ども達は家庭の中で兄弟姉妹ずっと顔を突き合わせて過ごしていることでしょう。仲良く遊んでいるかと思ったら、急にケンカを始めたり・・・兄弟姉妹って身近な存在だけに、大好きなんだけど大嫌い!そんな風に気持ちも揺れるのですよね。

さて、9月になれば学校や幼稚園も始まって、逆にじゃれあった夏休みがなつかしく思い出される頃でしょうか?そんな子どもたちの気持ちに寄り添う「兄弟姉妹の絵本」をテーマにしてみました。

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絵本 『フランシスのいえで』 ラッセル・ホーバン/リリアン・ホーバン 松岡享子訳 好学社
フランシスのいえでフランシスのいえで
著者:ラッセル・ホーバン
販売元:好学社
(1972-01)






フランシスの家に赤ちゃんグローリアがやってきました。お父さんもお母さんも赤ちゃんのお世話で大変。フランシスはちょっと拗ねて、家出を決心します。ダイニングテーブルの下にね。フランシスの気持ちを知った両親の対応のまた素敵なこと!読んでもらったお子さんも、思わずにっこりできそうです。

ブックトーク
『フランシスのいえで』と同じように、下に弟や妹が生まれると、上の子はいっぱい我慢してるよ・・・という絵本が、いろんな国で出版されているということは、世界中のみんなも同じなんだよ・・・とブックトークを通して伝えてあげたいですね。

『ピーターのいす』エズラ・ジャック・キーツ 偕成社
ピーターのいす (キーツの絵本)ピーターのいす (キーツの絵本)
著者:エズラ=ジャック=キーツ
販売元:偕成社
(1977-12)






『ザザのちいさいおとうと』ルーシー・カズンズ 
ザザのちいさいおとうと(新装版)ザザのちいさいおとうと(新装版)
著者:ルーシー・カズンズ
販売元:偕成社
(2011-01-14)







『ごきげんなすてご』いとうひろし 徳間書店
ごきげんなすてご (BOOKS FOR CHILDREN)ごきげんなすてご (BOOKS FOR CHILDREN)
著者:伊東 寛
販売元:徳間書店
(1995-01)







絵本 『アントニーなんかやっつけちゃう』ジュディス・ヴィオースト/アーノルド・ローベル 文化出版局
アントニーなんかやっつけちゃうアントニーなんかやっつけちゃう
著者:ジュディス・ヴィオースト
販売元:文化出版局
(1979-12)





「ぼくがむっつになったら、アントニーなんかやっつけちゃう。」・・・いつかお兄ちゃんに復讐する日を夢見る弟。こちらは、上の子が我慢するのではなく、いつもいじめられている弟が、空想の中でお兄ちゃんをやっつけて、すっきりするおはなし。でも、ほんとはお兄ちゃんのこと、大好きなんですよね。

絵本 『あさえとちいさいいもうと』筒井頼子/林明子 福音館書店
あさえとちいさいいもうと(こどものとも絵本)あさえとちいさいいもうと(こどものとも絵本)
著者:筒井 頼子
販売元:福音館書店
(1982-04-20)




こちらは、女の子のお姉さんと妹の関係を描いた絵本。留守番中、一緒に遊んでいた妹の姿が見えなくなって大慌てのあさえが、必死で妹を探す場面に心を動かされます。この2年後くらいを描いた『いもうとのにゅういん』もぜひ紹介してあげてください。

絵本 『ふたりはふたご』田島征彦/田島征三 くもん出版

ふたりはふたごふたりはふたご
著者:田島 征彦
販売元:くもん出版
(1996-05)






こちらは、ふたごの絵本。作者もふたごの田島征彦さんと田島征三さん。ふたごの兄弟の息の合ったところが生き生きと描かれています。一緒に魚を獲りに行ったり、でも時には派手に喧嘩をしたり。ふたごっていいな~と思う絵本です。

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その他にも、兄弟姉妹の絵本はいっぱい。

『ぶかぶかティッチ』パット・ハッチンス 偕成社
ぶかぶかティッチ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)ぶかぶかティッチ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
著者:パット ハッチンス
販売元:福音館書店
(1984-07)







『ヘンリーのごじまんは・・・』メアリー・ホフマン/ヴィークランド 偕成社
ヘンリーのごじまんは... (児童図書館・絵本の部屋)ヘンリーのごじまんは… (児童図書館・絵本の部屋)
著者:メアリー ホフマン
販売元:評論社
(1996-10)







『せかい一わるいかいじゅう』パット・ハッチンス 偕成社
せかい一わるいかいじゅうせかい一わるいかいじゅう
著者:パット ハッチンス
販売元:偕成社
(1990-08)





『いもうとのにゅういん』筒井頼子/林明子 福音館書店
いもうとのにゅういん(こどものとも絵本)いもうとのにゅういん(こどものとも絵本)
著者:筒井 頼子
販売元:福音館書店
(1987-02-25)







『あかちゃんのくるひ』いわさきちひろ 岩崎書店
あかちゃんの くるひあかちゃんの くるひ
著者:岩崎 ちひろ
販売元:至光社
(1970-06-01)






『ぼくのおにいちゃん』星川ひろ子/星川治雄  小学館
ぼくのおにいちゃんぼくのおにいちゃん
著者:星川 ひろ子
販売元:小学館
(1997-06)






『ちいさくなったおにいちゃん』ウィリアム・スタイグ セーラー出版
ちいさくなったおにいちゃんちいさくなったおにいちゃん
著者:ウィリアム スタイグ
販売元:セーラー出版
(1997-12)

東京子ども図書館第16期子どもの図書館講座☆募集開始


●東京子ども図書館第16期子どもの図書館講座「児童図書館サービス・基礎コースⅠ」(全6回)

児童図書館サービスの基礎(児童室の運営、選書と蔵書構成、読み聞かせに向く絵本など)についての連続講座です。
・日程:
 第1回 9月30日(金) 公共図書館の児童サービス(日野市立図書館の実践を例に)
 第2回 10月28日(金) 児童室の運営とサービスの実際/選書と蔵書構成
 第3回 11月25日(金) 基本的な本を読む―読み聞かせに向く絵本を中心に
 第4回 1月20日(金)   同上
 第5回 2月24日(金)   同上
 第6回 3月23日(金) まとめ   
・時間:いずれも14:00~17:00
・会場:東京子ども図書館ホール 東京都中野区江原町1-19-10
・受講料:一般15000円 賛助会員12000円
・定員:40名
・申込方法:①申込書(HPからダウンロードできます) →こちら
      ②返信用封筒(長形3号120mm×235mm)に80円切手を貼り、宛名を書いたもの。
      以上2点を「第16期子どもの図書館講座係」宛に送付
・選考:参加希望者多数の場合は、書類その他による選考を行います。
・申込締切:8月27日(土)
・詳細は、東京子ども図書館HPをご覧ください。 →こちら
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夏のイベント情報☆その2


夏休み中のイベントの〈その2〉をお届けします。

普段から、子どもの本に関わる人には、原画を見てほしいなと思っています。しっかり絵を見て来た人は、絵本の絵の価値が理解出来るからです。どういう本を子ども達に選書して手渡すのか、特に選書に関わる方々は普段から審美眼も養ってほしいな~と思っています。

ぜひお時間を見つけてお出かけください♪ 

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ブラティスラヴァ世界絵本原画展 -世界の絵本がやってきた-

会期:2011年7月9日(土)~8月31日(水) (休館日:毎週月曜日)
会場:うらわ美術館 さいたま市浦和区仲町2‐5‐1 浦和センチュリーシティー3F
             tel 048‐827-3235
開館時間:10:00~17:00(ただし、入場は16:30まで)
観覧料:一般600円/大高生400円/中小生無料

詳しい情報は、うらわ美術館のHPへ→こちら


安野光雅美術館開館10周年記念 安野光雅展 -アンデルセンと旅して

会期:2011年8月6日(土)~9月25日(日) (休館日:毎週月曜日 ただし9/19は開館)
会場:県立神奈川近代文学館 横浜市中区山手町110 tel045-622-6666
開館時間:9:30~17:00(ただし、入場は16:30まで)
観覧料:一般600円/20歳未満および学生300円/高校生100円/中学生以下無料

詳しい情報は、県立神奈川近代文学館のHPへ→こちら

annomainimage.jpg夏のイベント情報☆その1は、こちら

教文館☆ナルニア国「馬場のぼる没後10年記念原画展」は、こちら

 

2011年(その1) いのちのつながり(幼児~小学生)


昨年、紹介した「9月のおはなし会☆おすすめプラン」は、【その1】おじいちゃん・おばあちゃん 【その2】お月見しよう♪ でした。

今年は、【その1】いのちのつながり 【その2】からだって不思議♪ というテーマで、本を選んでみました。

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【その1】 いのちのつながり

3月11日の東日本大震災が起き、私達は多くの生命が地震と津波で奪われたことを目撃しました。大切な人を瞬時に失った方々の慟哭を報道などで見聞し、翻って自分たちの周りにいる大切な人との関係を再度確かめあったことと思います。

敬老の日のある9月。私たちの生命が先祖から受け継がれてきたものであり、これからも連綿と受け継がれていくものだという視点で、「いのちのつながり」について考えてみてはいかがでしょう?

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導入  詩「いのち」けやきだいさく  『のはらうた1』くどうなおこ 童話屋  1984
のはらうた (1)のはらうた (1)
著者:工藤 直子
販売元:童話屋
(1984-05)

(詩の引用は許可を得ています)

いのち  けやきだいさく

わしのしんぞうは
たくさんの
ことりたちである
ふところにだいて
とても あたたかいのである

だから わしは
いつまでも
いきていくのである
だから わしは
いつまでも
いきていて よいのである

絵本 『いのちのつながり』中村運/佐藤直行 福音館書店 1991
いのちのつながり (かがくのほん)いのちのつながり (かがくのほん)
著者:中村 運
販売元:福音館書店
(1991-04-01)


動物と植物のちがいは何だろう?似ているところは?分子生物学者である著者が動物と植物を比較しながら細胞・遺伝子について、生命の起源についてわかりやすく解説してくれています。

絵本 『つながってる!いのちのまつり』草場一壽/平安座資尚 サンマーク出版 2007

いのちのまつり つながってる!いのちのまつり つながってる!
著者:草場 一壽
販売元:サンマーク出版
(2007-03)


子犬の誕生から、生命について考えるミズちゃん。「おへそを見るたびに、思い出してほしい。どんな時代も生きぬいてきた、たくさんのお母さんがいたことを。」へその緒を通して、生命の繋がりを感じることができる1冊。大きく見開くしかけのページも、子ども達には印象深いでしょう。

ブックトーク 

『赤ちゃんのはなし』マリー・ホール・エッツ 坪井郁美訳 福音館書店  1982
赤ちゃんのはなし (福音館のかがくのほん)赤ちゃんのはなし (福音館のかがくのほん)
著者:マリー・ホール・エッツ
販売元:福音館書店
(1982-06-01)


お腹の中で、赤ちゃんがどのように育っていくのか、『もりのなか』でおなじみのエッツが、鉛筆画で丁寧に描いています。読み物として、読み応えのある1冊です。おはなし会で読むには長すぎるのですが、ぜひおうちで家族と一緒に読んでもらえるように、ブックトークで紹介してあげてほしい1冊です。

『せいめいのれきし』バージニア・リー・バートン 石井桃子訳  岩波書店 1964
せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし (大型絵本)せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし (大型絵本)
著者:バージニア・リー・バートン
販売元:岩波書店
(1964-12-15)

1964年に日本で出版されたこの絵本。ロングセラーです。銀河系が生まれて、私たちの住む太陽系が生まれ・・・と、地球の誕生から始まって、私達まで・・・連綿と続いてきた生命のつながりについて、壮大なドラマが描かれています。これも大変読み応えのある1冊です。自分で読むなら小学低学年向け。ぜひ幼い子には、エピソードごとに区切って、読んで聞かせてあげてほしいと思います。


『いのちのまつり ヌチヌグスーシ』草場一壽/平安座資尚 サンマーク出版 2004
いのちのまつり―「ヌチヌグスージ」いのちのまつり―「ヌチヌグスージ」
著者:草場 一寿
販売元:サンマーク出版
(2004-10)


『つながってる!いのちのまつり』の、前作です。沖縄のことばで、先祖から私たちの生命が繋がっていることを、わかりやすく伝えてくれる本です。こちらも大きく見開くしかけのページがあります。

絵本 『うちにあかちゃんがうまれるの』いとうえみこ/伊藤康寛 ポプラ社  2004

うちにあかちゃんがうまれるの (からだとこころのえほん)うちにあかちゃんがうまれるの (からだとこころのえほん)
著者:いとう えみこ
販売元:ポプラ社
(2004-12)


4人目の赤ちゃんを自宅出産。家族みんなで赤ちゃんを迎える様子を、お父さんが写真で記録した絵本です。実は私自身も4人目出産を自宅でしました。それは上の子ども達もいっしょに新しい家族を迎えてほしいと願ってのこと。お兄ちゃんが赤ちゃんのへその緒を切ったのも同じでした。写真で見ることで、子どもたち一緒に自分の誕生に想いを馳せてほしいと思いました。
(作成K・J)

調べる学習の支援のために(7/19追記あり)


いよいよ夏休み。

第15回「図書館を使った調べる学習コンクール」作品募集に向けて、あるいは夏休みの学校の宿題をするために、この夏休みもたくさんの子ども達が図書館に足を運ぶことと思います。

図書館のカウンターやフロアーで、子どもたちの質問を受け、それに応える図書館のスタッフのみなさんは、子ども達からすると、まさにそんな時の「救世主」のような存在です。

今月号の「あうる 図書館の学校」No.101では、特集記事「今年の夏も図書館に行こう」の中で、「図書館で調べる」やり方を詳しく紹介しています。(17p~33p)
図書館で調べる (ちくまプリマー新書)図書館で調べる (ちくまプリマー新書)
著者:高田 高史
販売元:筑摩書房
(2011-06-08)






「あうる」No.101の中で、特集2「図書館で調べる」に答えているのは、上の本をこの6月に出版した神奈川県立川崎図書館の高田高史さん。
その中で、「図書館に行って1冊2冊の本を借りて、答えが載っている箇所を引用する、あるいはフィールドワークで知ったことを図書館の資料で確認する――、それは図書館のごく基本的な使い方にすぎません。」と、図書館をもっともっと使ってほしいとアピールしています。

項目だけ取りだしてみると・・・
すべての分野がある空間
歩きまわって、めくる
前後左右を見よ!
イメージを膨らませながら、探す
セレンディピティ―思わぬものを偶然に発見する能力―
それでも、効率よく調べたいなら
調べる引き出し
聞き方にも、ポイントがある
難易度を選べるのも図書館の良さ
どうやって調べたんですか?
検索のすきまを埋めるもの
図書館を縦横に使いこなすこと

そこに書いてあることは、そのまま図書館スタッフが図書館に来る子ども達に調べ学習を支援する筋道にもなります。

ぜひ一度目を通しておきましょう。


通信教育の大手Z会からは「自由工作と自由研究が一日でおわる!」サイトが、小学校1,2年生向けに公開されました。
ここでも、「くわしく調べる」という箇所で「おうちの人と図書館へ行こう」とあります。図書館で調べることのだいご味を子ども達が味わえるような児童のレファレンスサービスを目指しましょう。

都立多摩図書館では、7月8日から8月31日まで、「これならできる!自由研究~111枚のアイディアカードから選ぼう~」と題して、企画展示をしています。
都立図書館では、111枚のアイディアカードを都内の小学校に配布しているとのこと。そのカードを持って図書館に来る子もいるかもしれませんね。展示会場では、ひとり5枚までカードを持ちかえることができるそうです。興味のある方は、多摩図書館も覗きに行ってみてくださいね。

児童レファレンスサービスチャート図.pdf

こちらの資料は、江戸川区立東部図書館での児童レファレンス研修で使用した資料ですが、各図書館でも応用できると思います。

昨年7月に掲載した、当ブログ「SOS 夏休み自由研究・調べ学習支援」の記事は→こちら







2011年(その2) 海へ(幼児~小学生)


【海へ】

今年は例年に比べて、早い梅雨明け。毎日、ギラギラと輝く太陽の元、冷たい水が恋しい季節。

3月に起きた東日本大震災と、それが引き起こした大津波の映像に圧倒され、海はもうしばらくいいやと思ったのですが、不思議とこの太陽の輝きを見ていると海が恋しくなるのです。今年は原発事故による放射能汚染も気になって、思い切り海で遊ぶ気になれないかもしれませんが、それでもあえて「海」の絵本をテーマにしました。

「海」は、牙をむくこともあるけれど、生命の源でもあり、豊かな自然は私達に恵みをもたらせてくれるものでもあることを、子ども達に伝えたいと思います。

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絵本  『ぷかぷか』 石井聖岳  ゴブリン書房  2005
ぷかぷかぷかぷか
著者:石井 聖岳
販売元:ゴブリン書房
(2005-04)

導入は、ユーモラスで、ほわ~んと癒される絵本から。
ぷかぷかと波に揺られ、ぷかぷかとそのまま空にうかびあがるタコ・・・海と空の境目がわからなくなるような青空、広がる青い海。とっても気持ちがよくなる絵本です。

絵本  『ぐりとぐらのかいすいよく』 中川李枝子/山脇百合子  福音館書店  1977
ぐりとぐらのかいすいよく (こどものとも傑作集―ぐりとぐらの絵本)ぐりとぐらのかいすいよく (こどものとも傑作集―ぐりとぐらの絵本)
著者:なかがわ りえこ
販売元:福音館書店
(1977-04-01)

ぐりとぐらシリーズの中でもうみぼうずが出てくるこの絵本は、冒険心をくすぐります。うみぼうずのお願いを聞いたお礼に、ぐりとぐらが泳ぎを教えてもらうシーンは、とっても楽しそう♪海の絵本の定番です。

 

絵本  『うみべであそぼう』 なかのひろみ/小林安雅  福音館書店  2008
うみべで あそぼう(福音館の科学シリーズ)うみべで あそぼう(福音館の科学シリーズ)
著者:なかの ひろみ
販売元:福音館書店
(2008-06-19)

写真科学絵本ですが、読み聞かせに使える1冊。ナマコやウニ、カニなど海辺でみつかる生きもの9種類。
その不思議な生態を、わかりやすく説明してくれている絵本です。この1冊があれば、海辺で過ごす時間の楽しさ倍増、間違いなしです。

 

ブックトーク

『だいちゃんとうみ』 太田大八  福音館書店  1992
だいちゃんとうみ(こどものとも絵本)だいちゃんとうみ(こどものとも絵本)
著者:太田 大八
販売元:福音館書店
(1992-04-10)

だいちゃんが夏休みに訪れた海辺の町で、漁に連れて行ってもらいます。海辺の町での一日の様子が絵日記のように丁寧に描かれています。舞台は長崎、昭和の時代ののどかな漁村の風景で、今の子どもたちには経験できない日々かもしれません。だからこそ、こんな夏の日の過ごし方があったんだよって伝えてあげたい1冊です。

『海辺のともだち―みつける・たべる・あそぶ』 下田智美 偕成社  1999
海辺のともだち―みつける・たべる・あそぶ海辺のともだち―みつける・たべる・あそぶ
著者:松岡 達英
販売元:偕成社
(1999-07)

海辺で出会う生きものたちを、こちらは丁寧なイラストで表現した科学絵本です。いろいろな海の生きものの生態がこまごまと描かれており、海辺の図鑑としても使える1冊です。

(作成K・J)

草や木に聞こう♪9月のおすすめ本(その1)


暦は文月、七月を迎え、気温もぐんぐん上昇。木陰をみつけるとホッとします。

早春、芽吹いた芽がいつの間にかこんなに青々と葉を茂らせていることに、自然界の力強い生命力を感じ、大震災後もたもたと復興が遅れている人間たちをしり目に、着実に時を重ね、木々は光合成をし、養分を蓄え、次の世代へ受け継ぐ準備をしているのですね。

さて、草や木、花たちは、四季折々に変化して、私たちの目を楽しませてくれますが、「あっ、こんなところにこんな花!なんていう花なんだろう?」「この木、何の木かしら?」と、よく目にしている植物でも名まえを知らないでいることって多いのではないでしょうか?

そんなわけで、今月は草花や木々、木の実の名まえがよくわかる、そして親子でいっしょに楽しめる本を集めてみました。

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のはらのずかん―野の花と虫たち (絵本図鑑シリーズ)のはらのずかん―野の花と虫たち (絵本図鑑シリーズ)
著者:長谷川 哲雄
販売元:岩崎書店
(1992-07)






春・夏・空きに庭や空地、道ばたなど、身近な場所に見られる野の花とそこに集まる虫たちの姿を、草の実や種地下茎にいたるまで丁寧に描いた絵本図鑑です。
道ばたの四季 (福音館のかがくのほん)道ばたの四季 (福音館のかがくのほん)
著者:岡部 牧夫
販売元:福音館書店
(1984-05-01)






四季折々に見られる草花や虫、鳥など700種類を、自然の景観の中にあるがままに描いて紹介した福音館の科学絵本。東京都内では見られないような風景なのですが、よくよく注意してみると、都内の住宅街や駐車場の隅、空地なのでも同じ草花が咲いています。

雑木林のコレクション (ふしぎコレクション)雑木林のコレクション (ふしぎコレクション)
著者:今森 光彦
販売元:フレーベル館
(2002-06)






こちらは雑木林の中の木、花、虫、動物が四季折々に変化する様子を克明に伝える写真絵本です。見ごたえ、読み応えのある一冊です。

木の本 (福音館のかがくのほん)木の本 (福音館のかがくのほん)
著者:萩原 信介
販売元:福音館書店
(1986-04-01)






庭や公園、雑木林など、身近で見られる樹木143種を厳選し、花や実の時期を中心に、美しく精確な絵で描いた樹木図鑑の決定版。葉っぱから調べられる木の葉のさくいんもユニークです。

木のなまえノート―知ってそうなの?会えてなるほど木のなまえノート―知ってそうなの?会えてなるほど
著者:いわさ ゆうこ
販売元:文化出版局
(2010-03)






見たことはあっても名前がわからない木はたくさんあります。いろいろな木を名前の由来で分類。由来や意味がわかると、名前が覚えやすくなります。写真とイラストで情報満載の、役に立つ絵本です。特にいわささんご自身が、ページいっぱいに書きこんだメモは読み物としても楽しく、読んでいるうちに木のなまえを覚えることができることができます。

野の草なまえノート―知ってたのしいみてなるほど野の草なまえノート―知ってたのしいみてなるほど
著者:いわさ ゆうこ
販売元:文化出版局
(2005-11)






草の名前のつけられ方にも意味があります。遊び、花や実が何かに似ている、伝説や昔話に由来、生える場所からなど。そんな名前のルーツをイラストで説明。野の草のいろいろが学べます。

野の草ノート―であってうれしい草はともだち野の草ノート―であってうれしい草はともだち
著者:いわさ ゆうこ
販売元:文化出版局
(2004-04)






散歩しながら、ふと気付く道端の草花。雑草といわれる草花はないと聞きました。どれにも、きちんと名前があり、意味もあるのです。
そ の名前を知り、そして、ちょっとした豆知識を身に付けることができる本です。いわささんの以下に続く絵本も、「ノート」とタイトルにあるだけあって、 フィールドで観察し、スケッチし、ちょっとした豆知識がびっしり書き込んであって読み物としても、図鑑としても楽しい本です


木の実ノート―みつけてうれしい、あそんでゆかいな木の実ノート―みつけてうれしい、あそんでゆかいな
著者:いわさ ゆうこ
販売元:文化出版局
(1999-09)






リンゴやナシやカキ、ブドウ、お店にならんだフルーツもちょっとまえまで木にぶらさがってた木の実。街路樹や庭や公園、近くの山や野原の木にも実はなるのかな?食べられるのはどんな実?役に立つのはどんな実?あそべる実はどんな木になるの。役に立つもの、不思議な形のものなど150種類を紹介してくれています。

ひろってうれしい知ってたのしいどんぐりノートひろってうれしい知ってたのしいどんぐりノート
著者:いわさ ゆうこ
販売元:文化出版局
(1995-10)






どんぐりって、ひとくくりにしてしまうけど、実はいろんな種類のどんぐりがあるのですね。この本はまるごと”どんぐり”の本。普通の図鑑と違って、イラストでわかりやすく説明し、どんぐりの遊び方から食べ方まで紹介しています。いわささんの「ノート」シリーズの1作目です。

まつぼっくりノート―ひろってふしぎつくってたのしいまつぼっくりノート―ひろってふしぎつくってたのしい
著者:いわさ ゆうこ
販売元:文化出版局
(2001-11)






どんぐりと同じように、拾って楽しいまつぼっくり。形や大きさもいろいろなまつぼっくりのできる木を中心に、針葉樹約40種を紹介します。リースや額など、手作りのアイディアも。

20本の木のノート―であってうれしい 木はともだち20本の木のノート―であってうれしい 木はともだち
著者:いわさ ゆうこ
販売元:文化出版局
(1997-06)






『どんぐりノート』に続く、木のノート。ブナ科(どんぐり)と針葉樹を除いた、身近にある大木20本を選びました。いろいろ知って、木と友達になれる絵本です。

森のきのこ (絵本図鑑シリーズ)森のきのこ (絵本図鑑シリーズ)
著者:小林 路子
販売元:岩崎書店
(1991-11-01)






きのこは森のおくりもの―森にでるきのこを中心に、日本の代表的なきのこ80余種を、美しく精緻な絵で季節を追って紹介します。



夏のイベント☆情報


2011 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

会期:7月2日(土)~8月14日(日) 
会場:板橋区立美術館 板橋区赤塚5-34-27  tel 03-3977-1000
開館時間:9:30~17:00
観覧料:一般600円 高校・大学生400円 小・中学生150円

詳しくは板橋区立美術館ホームページ

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子どもたちへ、未来へシリーズ1 かこさとしの世界展

会期:7月16日(土)~9月25日(日)
会場:鎌倉文学館 鎌倉市長谷1-5-3  tel 0467-23-3911
開館時間:9:00~17:00
観覧料:一般300円 小・中学生100円

詳しくは、鎌倉文学館ホームページ

からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7))からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7))
著者:加古 里子
販売元:偕成社
(1973-09)

だるまちゃんとてんぐちゃん(こどものとも絵本)だるまちゃんとてんぐちゃん(こどものとも絵本)
著者:加古 里子
販売元:福音館書店
(1967-11-20)



 

夏の講演会情報(外部)


第28回子どもの本 全国研究大会
―本が引き出す子どもの力―

日時:2011年8月1日(月)、2日(火)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
    カルチャー棟(大ホール)
参加費:2日間4000円(1日2000円)

主催:日本子どもの本研究会

詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。

子どもの力を引き出す読書環境を作るにはどうしたらよいか?学校の先生、学校司書、公立図書館の司書、それぞれの立場での報告やパネルディスカッションが計画されています。
部分参加も出来ますので、ぜひ参加してみてください。学校支援のヒントもみつかることと思います。

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2011年(その1) あつい、あつい夏の日(幼児~小学生)


8月のおはなし会☆おすすめプラン〈あつい、あつい夏の日〉

昨年のテーマも参考にしてみてくださいね。
 〈平和を考える〉   〈虫・虫大好き〉   〈おばけがいっぱい

今年も昨年と同様に、暑い暑い夏であることが予想されています。6月24日には埼玉県熊谷市で6月では20年ぶりに最高気温の記録を塗り替える39.8度でした。

昨年の酷暑を思い出させる暑い暑い一日でした。

なによりも3.11以降の節電モードで、図書館などの公共施設は7月まで冷房は入れていない、あるいは入れても設定温度が28度で、涼しく感じないなど、この夏は暑がりさんにとっては、忍耐の季節になりそうですね。

ということで、8月のおはなし会☆おすすめプランのその1は〈あつい、あつい夏の日〉です。
暑い一日も、逆手にとって楽しんじゃおう!という絵本を集めてみました。

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詩  「おれはかまきり」かまきりりゅうじ  『のはらうた』より  くどうなおこ 童話屋
のはらうた (1)のはらうた (1)
著者:工藤 直子
販売元:童話屋
(1984-05)

かまきりりゅうじくんは、暑い日差しの中ですごく元気です。

 

おう なつだぜ
おれは げんきだぜ
あまり ちかよるな
おれの こころも かまも
どきどきするほど
ひかってるぜ

おう あついぜ
おれは がんばるぜ
もえる ひをあびて
かまを ふりかざす すがた
わくわくするほど
きまってるぜ

絵本 『みずまき』木葉井悦子    講談社
新装版 みずまき (講談社の創作絵本Best Selection)新装版 みずまき (講談社の創作絵本Best Selection)
著者:木葉井 悦子
販売元:講談社
(2003-06-27)

暑い夏の日は、みずまきをするのが一番!草も木も、みんな一気に元気を取り戻します。虫も動物達も!豪快なタッチの筆使いと、リズミカルなことばとで、読んだ後一陣の涼風が吹きぬけていきそうです♪

絵本 『なつのいちにち』はたこうしろう  偕成社
なつのいちにちなつのいちにち
著者:はた こうしろう
販売元:偕成社
(2004-07)

男の子は、夏の日差しにぎらぎらと白く光る道をかけぬけます。神社に続く階段を駆け上り、蝉がうるさく鳴き続ける鎮守の森を抜けてめざすはたひとつ・・・男の子がクワガタを捕まえるために走る田舎の光景は、いつかどこかで見たはずの場所。なんだか懐かしく思えます。空気の匂い、草いきれ、青く澄み割ったった夏の空。どれもがまぶしく感じられる一冊です。

絵本 『ひまわり』和歌山静子 福音館書店
ひまわり (福音館の幼児絵本シリーズ)ひまわり (福音館の幼児絵本シリーズ)
著者:和歌山 静子
販売元:福音館書店
(2006-06-07)

夏の定番の花、ひまわり。今年はとくにひまわりには思い入れがあります。この花には、放射能物質を吸収する働きがあると言われ、チェルノブイリ事故後、放射能に汚染された土地に春の菜の花と並んで、夏に植えられた花でした。首都圏でも深刻な放射能汚染が心配されているこの夏。あちこちでひまわりを植えて育てる光景が見られるかもしれません。種から「どんどこどんどこ」、茎も「どんどこどんどこ」伸びていく様子は頼もしくもありますね。とにかくひまわりにはまぶしい夏の日差しが似合います。

ブックトークで紹介してあげたい絵本

『トマトさん』 田中清代 福音館書店
トマトさん (こどものとも傑作集)トマトさん (こどものとも傑作集)
著者:田中 清代
販売元:福音館書店
(2006-07-05)

7月のおはなし会おすすめ絵本としても取り上げている一冊です。暑い暑い一日には、つめたい水にぷかぷか浮かんでいるのが一番気持ちいいですものね。

『はちうえはぼくにまかせて』ジーン・ジオン/マーガレット・ブロイ・グレアム  ペンギン社
はちうえはぼくにまかせてはちうえはぼくにまかせて
著者:ジーン・ジオン
販売元:ペンギン社
(1981-08)

夏休みに、バカンスに出かける人たちから鉢植えを預かりアルバイトを自分で思いついたトミー。その自主性を温かく見守る大人たち。トミーはただ水やりをするだけではありませんでした。ちゃんと図書館で植物の育て方の本を借りて読み、鉢を増やしたのです。夏休みに、こんな風に自由に発想しながら人生に学ぶことができたら、どんな難しい問題集を片づける宿題よりも意味があると思うのですが!

『ウェズレーの国』ポール・フライシュマン/ケビン・ホークス  あすなろ書房
ウエズレーの国ウエズレーの国
著者:ポール・フライシュマン
販売元:あすなろ書房
(1999-07)

ちょっと変わり者のウェズレー。夏の自由研究に自分だけの新しい文明を創り出すことにします。未来に向かって力強く取り組むウェズレーの姿勢は、とても気持ちがいいのです。

(作成K・J)

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