Yearly Archives: 2012

今年もお世話になりました♪
「わらべうたの会」がありました♪@新所沢分館
ことばあそび絵本&ユーモア・ナンセンス絵本のリスト
2012年(その3) だいすきなきみへ(幼児~小学生)
2012年(その2) あったか~い☆てぶくろ♪(幼児~小学生)
2013年(その1) さむさにまけない♪(小さい子)
2月のおすすめ本☆リスト
「著作権を考える」児童図書館研究会・刊
H24年度11月「ブックトーク・学校支援について」
2013年1月(その2) ねこ、ねこ、ねこ(幼児~小学生)
紙芝居の演じ方 byのまりん先生
お詫びとお知らせ(追加記事あり)
大型絵本のリスト
2013年1月(その1) むか~し、むかし(幼児~小学生)
1月のおすすめ本リスト

今年もお世話になりました♪


2012年もあと残すところ4日になりました。

ヴィアックスの受託する図書館では、今日で仕事納めの館もあれば、31日まで開館している図書館もあります。年末ぎりぎりまでお仕事をしてくださっている館のスタッフの皆さま、ありがとうございます。

3・11から1年9カ月あまり。私たちの生活は一見平穏に戻ったかのように見えます。でも被災地の復興への道のりはまだまだ遠く、平常の生活が取り戻せない方々も多くいます。
2012年を終わるにあたり、そうした人々へ想いを馳せたいと思います。

「本を読むこと」を通して、子どもたちは自分が思考の中心にいる自己中心性から、他者の存在に気付き、他の人の立場や考えをまるで自分が感じるかのごとく「想像」する力を養っていきます。社会性が育つ・・・まさに「読書」を通して、成長していくのです。

私たちが図書館の児童サービスに関わる意味も、またここにあります。「本を手渡す」ことを通して、私たちの未来である子どもたちを育てているのだと・・・だからこそ、私たちも襟を正して、これからも真剣に「本を手渡すこと」を考えていきたいと思っています。

研修で、児童部会で、そして「本のこまど」を通して、みなさまと学びあえたこの1年を感謝しつつ、今年最後のブログの更新を終えたいと思います。

みなさま、この一年も大変お世話になりありがとうございました。
来る年が、みなさまにとって素晴しい年となりますように、お祈りしています。

2012年12月28日  ヴィアックス テクニカルサポート室 
児童担当 K・J

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「わらべうたの会」がありました♪@新所沢分館


さる11月20日(火)に、所沢市立図書館・新所沢分館で、森島瑛子先生を講師にお迎えしての「わらべうたの会」が開催されました。森島先生は、長く東京子ども図書館の「わらべうた講座」を担当してくださっている先生です。TS室児童担当のJも、我が子が小さい時は子連れで「わらべうたの会」に参加し、図書館に勤務するようになってからは「わらべうた連続講座」に参加してきました。

新所沢分館の児童担当の方から、素敵な報告が届きましたので皆様にもお伝えいたします。

 
3回に分けての講座で各回20組ずつ募集。当日参加できなくなった親子もいたようですが、3回合わせておとな52名、子ども54名(1歳未満21名、2歳未満17名、3歳未満6名、3歳以上2名)の参加でした。

参加者のアンケート回答では、大変満足21名、満足19名と、回答を寄せてくださった44名中40名の方が満足してくださったことが伺えます。わらべうただけでなく、森島先生の経験に基づいた子育てのお話が、若いママたちにとっては新鮮であり、励みになったようです。
 
小さな子どもたちが図書館に親しみを持ち、ママたちにとっても子育てや教育に関する情報を収集したり交換きる場として用いられるならば、きっとその親子はこれからもずっと本を読んだり、本で調べたり・・・と、図書館を継続的に利用してくれるように育っていくと思います。

小さなお子さん向けのイベントして、わらべうたの会があちこちの図書館に広がって行くといいなと思いました。

以下は、アンケートの自由回答から(抜粋)
・また「わらべうた」の会をひらいてほしい。とてもためになった。わらべうた以外にもしつけや現在の大人や子どもの人間関係についての話もされてとてもたのしかった。
・わらべうた、とても参考になりました。しかられても傷つかない強い心を育てたいです。私がうたうことが好きなので家でも歌をうたってあげています。子どもも音楽にあわせて体を楽しそうに動かしています。
・わらべうただけでなく子育てのヒントも教えていただきとても楽しい時間でした。ありがとうございました。
・先生のお話が今後の子育ての参考になりました。怒り方やメンタルの部分など考えさせられました。
・とてもあたたかい雰囲気で楽しめました。子ども向けの講座があると親子とも参加できてありがたいです。
・今日はとても楽しかったです。先生のいろいろなお話がとても参考になりました。このように雑談のように年配の方からお話をうかがう機会があまりないので嬉しかったです。
・とても楽しい時間をあっという間に過ごさせてもらいました。わらべうた以外のお話もあり、よい機会となりました。たくさん経験されている方からのお話はとても貴重なのでよかったです。
・わらべうたを教わるだけでなく、色々なお話が聞けてとても良かったです。改めてふれあいは大切だなと思いました。
 

 


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第1部 内容

①さるのこしかけ(人形)

②じいじいば(ハンカチを使う)

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③ぼうずぼうず

④泣き虫けむし

⑤うまはとしとし

⑥このこどこのこ

⑦いちりにり

⑧せっくんぼ

 

第2部 内容

①さるのこしかけ

②ぼうずぼうず

③せっくんぼ

⑤いちりにり

⑥じいじいば

⑦このこどこのこ

⑧こーぶろこーぶろ、どの子がかあい、この子がかあい

⑨ここはとうちゃんにんどころ

⑪正月三日の

⑫さよならあんころもち

 

3部 内容

①このこどこのこ

新所沢わらべうた1.PNG

②じいじいば

③さるのこしかけ

④ぎっこんばったん

⑤ぼうずぼうず

⑥いちりにり

⑦こーぶろこーぶろ、どの子がかあい、この子がかあい

⑧えんどうまめ三ツくって

⑨うまはとしとし

⑩ばかかばまぬけ ( 最後はあんた好きよ)

⑪赤ちゃん赤ちゃん

⑬正月三日の

⑭ねんねこせ

 

森島先生語録

本来、乳児を相手にする場合は1対1で行い「あなたは私の大事な子よ」ということを伝える/からかったりすることは遊びの世界では許される/傷つくから叱らないということではない。傷つくことを知ることも大切/わらべうたをやっているときに子供が歩きだしてしまったりしても、無理にさせる必要はない/声かけは大切/やるときはどこかを触れていると落ち着く/感情を先ず育て知識は後からで構わない/みんながみんな明るくて元気な子に育てるより、肯定的否定的感情を持ちわせた子に育てた方がよい/声帯のあるところ(首)を触れてあげると気持ちがいい/ばかかばまぬけ→タブーを作らない/いじめとけんかは異なる/無理に静かにさせるのではなく、一度場所を変えて気分転換させてみる。静かにするべき場所では、なぜ静かにしなければいけないのかを伝えれば子供でも理解できる。ただ静かにするように言うのではない/今、なんでもかんでも子供の目につくものがキャラクターであふれているが、それでは情緒が安定しないし美的センスも養われない。子供はある程度、一定の場所にいさせた方がよい/2歳以上になると今回のようなわらべ歌を集団でやることで人間関係を築くことができる/子供だけでなく、親が楽しそうにやることで子供はしっかりとその様子を見て自分もやりたくなる

 

 

ことばあそび絵本&ユーモア・ナンセンス絵本のリスト


だじゃれにしりとり、なぞなぞ、早口言葉に回文と声に出して読むと楽しい「ことばあそびの絵本」のリストと、パパあるいは男性スタッフさんに読んでもらいたい”ぶっとんだ!”面白い絵本ばかりを集めた「パパに読んでもらいたいユーモア・ナンセンス絵本」のリストをPDFファイルで公開します。

ぜひおはなし会の準備や、本の展示などにお役立てください。なかには絶版になっている絵本も含まれておりますが、図書館の蔵書として残されているものはリストに入れてあります。

●お話し会向けおすすめリストことばあそびHP用.pdf

●パパ向けユーモアナンセンス絵本リストHP用.pdf



 
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2012年(その3) だいすきなきみへ(幼児~小学生)


日本にSt.バレンタインデーが普及し始めたころは、奥ゆかしい女の子がその日だけは、自分から愛を告白できる日だったはず。それがいつの間にか、「義理チョコ」・・・もらえない男の子を救済しようという考え方が出て来て、日頃お世話になっている人に感謝を伝える日になってみたり、女の子同士の友情を確かめる「友チョコ」の日になったり、ずいぶんここ40年くらいで意味合いが変わってしまったなぁと思います。
 
なにはともあれ、「大好きだよ!」と伝えられる日になるといいですね♪2010年のプラン「バレンタインデー」と合わせて参考にしてみてください。
 
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2月のおはなし会☆おすすめプラン(その3)
 
【だいすきなきみへ】
 
導入 「おいで」ふくろうげんぞう 『のはらうた1』工藤直子(童話屋)より
      さびしくなったら おいで
      わたしのみみが
      はなしあいてに なろう
 
絵本 『しんせつなともだち』  
方 軼羣 (ふあん いーちゅん)/村山 知義/君島 久子訳 福音館書店

しんせつなともだち(こどものとも絵本)しんせつなともだち(こどものとも絵本)
著者:方 軼羣
販売元:福音館書店
(1987-01-20)

 
雪深い中、食べものを探しに出かけた子うさぎは2つのかぶをみつけます。ひとつはきっと食べものがなくて困っているだろう友だちのところへ届けます。こういう相手を思う気持ちっていうのがいいな~と思います。押さえた色合いで静かにおはなしが進む本ですが、じんわりと心の奥底に届く1冊です。
 
絵本 『すてきな三にんぐみ』 トミー・アンゲラー/今江祥智 偕成社
すてきな三にんぐみすてきな三にんぐみ
著者:トミー=アンゲラー
販売元:偕成社
(1969-12-16)
 
 
だれもが恐れる大泥棒の三人組。どれだけ悪行を積んできたんだろう?と思うようなオープニングですが、彼らがみなしごのティファニーちゃんと出会った事で、なんとも心優しい奴らに変わって行くのです。みんなが三人組を大好きになっていく・・・ところで彼らはもう泥棒はしなくなったんでしょうね^^
 
絵本 『月夜のみみずく』 ジョイン・ヨーレン/ショーエンレール/工藤直子訳 偕成社
月夜のみみずく月夜のみみずく
著者:ジェイン ヨーレン
販売元:偕成社
(1989-03)
 
 
静かな静かな絵本です。この季節にぜひ読んであげたい絵本です。お父さんの娘への愛情、娘の父親への信頼感がとても素晴らしい1冊です。冬の夜、みみずくを見に出かける父子。美しい自然と、みみずくとの出会った時の気持ちの高鳴り。大切に読み伝えたい絵本です。1988年コルデコット賞を受賞した絵本です。
 
絵本 『あなたがだいすき』 鈴木まもる  ポプラ社
あなたがだいすきあなたがだいすき
著者:鈴木 まもる
販売元:ポプラ社
(2002-04)
 
「あなたがだいすき」、そう親からいつも伝えられて育つ子は、幸せです。どんな時も、たとえ疲れているときも、あなたが大好き、守ってあげるよ・・・とストレートに伝わる絵本です。先の3冊とはまったく雰囲気も違った「愛の絵本」ですが、照れずに読んでしいと思います。おはなし会が終わった後に、親子がギューっと手を握り合って帰って行くといいな!

2012年(その2) あったか~い☆てぶくろ♪(幼児~小学生)


幼児・小学校低学年のためのおはなし会プラン

【あったか~い☆てぶくろ♪】
 
ウクライナ民話の『てぶくろ』をあえて、少し大きい子にも読んであげたいと思い、この1冊は【その1】と共通です。『てぶくろ』を中心にどんなふうにおはなしを繋ぐか、【その1】と【その2】を比較してみても面白いでしょう。
ブックトークと同じで、おはなし会の選書も一連の繋がりを考えて選ぶとよいと思います。
 
導入  詩 「雪」 三好達治 『測量船』(講談社文芸文庫)より
     太郎をねむらせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
     (一部引用)
     
     詩 「雪や こんこ」 文部省唱歌より
     雪やこんこ あられやこんこ
     ふってはふっては ずんずんつもる
     山も野原も わたぼしかぶり
     枯れ木のこらず 花がさく (一部引用)    
    
 
絵本  『てぶくろ』 ウクライナ民話 エウゲーニー・M・ラチョフ/内田莉莎子訳 福音館書店

てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)
販売元:福音館書店
(1965-11-01)

 
 
 
 
 

絵本  『手ぶくろを買いに』  新美南吉/黒井健 偕成社
手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)
著者:新美 南吉
販売元:偕成社
(1988-03)
 
 
 
 
 
わらべうた 「こどもとこどもがけんかして」
         こどもとこどもがけんかして くすりやさんがとめたけど
          なかなかなかなか とまらない
          ひとたちゃ わらう おやたちゃおこる ぷん!
 
絵本  『てぶくろがいっぱい』  フローレンス・スロボドキ/ルイス・スロボドキ 偕成社
てぶくろがいっぱいてぶくろがいっぱい
著者:フローレンス スロボドキン
販売元:偕成社
(2008-11)
 
 
 
 
 
 
絵本  『おかしなゆき ふしぎなこおり』  片平孝/真・文  ポプラ社
おかしなゆき ふしぎなこおり (ふしぎいっぱい写真絵本)おかしなゆき ふしぎなこおり (ふしぎいっぱい写真絵本)
著者:片平 孝
販売元:ポプラ社
(2012-11-06)
 
 
(作成K・J)
 

2013年(その1) さむさにまけない♪(小さい子)


クリスマスまであと1週間、今年も残りわずかになってきました。図書館でもさまざまな行事等に追われていることと思います。どうぞ体調を崩さないようにお互い気をつけて業務にあたりましょう。 

2月のおはなし会のおすすめプランをお届します。一年で一番寒い時期でもありますが、春の足音もかすかに聞こえてくる2月。そんな季節を子どもたちと味わえるといいな~と思います。
 
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小さい子のためのおはなし会プラン 
【さむさにまけない♪】
 
導入  わらべうた「おおさむこさむ」
絵本  『おおさむこさむ』 松谷みよ子/遠藤てるよ 偕成社
おおさむ こさむ (あかちゃんのわらべうた( 6))おおさむ こさむ (あかちゃんのわらべうた( 6))
著者:松谷 みよ子/遠藤てるよ
販売元:偕成社
(1979-11)




絵本  『てぶくろ』 ウクライナ民話 エウゲーニー・M/ラチョフ/内田莉莎子訳 福音館書店

てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)
販売元:福音館書店
(1965-11-01)

 
 
 
 
 
わらべうた 「ここはてっくび」 
 ここはてっくび てーのひら
 ありゃりゃに こりゃりゃ
 せいたかぼうすに
 いしゃぼうず
 おさけわかしのかんたろさん
 
絵本 『ゆき、ふふふ』  ひがしなおこ/きうちたつろう くもん出版

ゆき ふふふ (はじめてであうえほんシリーズ)ゆき ふふふ (はじめてであうえほんシリーズ)
著者:ひがし なおこ/きうちたつろう
販売元:くもん出版
(2010-10)

 
 
 
 
わらべうた  
「こどもかぜのこ」  こどもかぜのこ じじばば ひのこ
「おせよ おせよ」  おせよー おせよー さむいで おせよー
「おしくらまんじゅう」 
おしくらまんじゅう おされてなくな
 (作成K・J)

2月のおすすめ本☆リスト


日本中に早くも寒波が押し寄せ、街路樹の落葉が風に舞い上がっています。西日本からは積雪の便りが・・・みなさま、風邪ひいていませんか?各図書館では、クリスマスなど冬の行事で多忙を極めていることと思いますが、どうぞご自愛ください。

 
さて、2月のおはなし会や館内展示で使える本のリストを更新しました。何冊かリストから漏れていたロングセラーの本や、ここ1,2年のうちに出版されている本なども追加しました。昨年、公開したリストを変更しております。ご活用くださるとうれしいです♪
 
 
 
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「著作権を考える」児童図書館研究会・刊


児童図書館研究会から発行されている『著作権を考える』(改訂増補版)を、おすすめします。

出版にあたって
 利用案内やブックリストに絵本の表紙やカットをそのまま掲載したり、絵本を大型紙芝居やパネルシアターに作りかえて演じることは多いですが、著作権についてはどうなっているのか考えてみたことありますか?」と、見開きに書いてあります。

図書館での児童サービス業務の中で、ふと足をとめて考えてしまう部分です。

この冊子には、福音館書店の小川万里子氏による著作権に関連する講座の内容と、「読み聞かせ団体等による著作物の利用について」(児童書四者懇談会手引き)、調布市立図書館司書の黒沢克朗氏によるそれを受けての図書館の対応、絵本作家である浜田桂子氏による著作権者側のご意見、JLA著作権委員会による「お話会・読み聞かせに関する著作権Q&A」と、複雑に見える児童サービスにおける著作権問題を丁寧にわかりやすく解説してくれています。

ぜひ、児童サービス業務のハンドブックとして常に手元において活用してください。

定価は500円(税別)

詳細はこちらへ → 児童図書館研究会 出版物リスト

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H24年度11月「ブックトーク・学校支援について」


11月22日(金) 14:00~17:00

 
第4回の児童部会を開催しました。今回は「きつね」班がナビゲーター。事前準備や、会場の設営、当日の司会などを担当してくださいました。
 
テーマは「ブックトーク・学校支援」

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きつね班の各館で行っている学校支援やブックトークについて概要を話した後、板橋区立蓮根図書館のNさんと文京区立水道端図書館のGさんが、それぞれにブックトークのデモンストレーションを行いました。
 
Nさんは、「いろんなにほんご」テーマに低学年向きのGさんは「王様」をテーマに高学年向きのブックトークでした。
 
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 Nさんによる「いろんなにほんご」ブックトーク
 
→ Gさんによる「王様」ブックトーク。導入で新聞紙を使って「ペーパーさんのたび」を語っています。
 
 
その後、杉並区立永福図書館のOさんが、永福図書館オリジナルの図書館オリエンテーション(新小学一年生のために、4月~5月に小学校に訪問して図書館バッグを贈呈し、図書館の利用方法についてオリエンテーションをする)用の手作り紙芝居を演じてくださいました。

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その後は、各グループに分かれてそれぞれの館の学校支援やブックトークの実施などについて、情報交換をしました。
 
話題になっていたのは、新学習指導要領の改訂により、図書館で調べたり、本を探すということが小学校でも取り上げられるようになっているが、先生や学校司書の方との連携の仕方や、同じテーマでの調べ習の時期が数校で重なることがあり、団体貸出の依頼が来た時に資料の確保に苦慮していることなどでした。
 
また学級文庫への団体貸出は、クラス数が多いとスタッフの方々を動員して選書をすることがあり、その場合選書の質にばらつきがあることなども、問題としてあげられました。
 
選書に関しては、教科書に紹介してある本などを参考に選ぶといいことなどを、TS室からはアドバイスをしました。
 
(小学校の国語教科書に掲載・紹介されている絵本・児童書のリスト)
 
(中学校の国語教科書に掲載・紹介さえれている本のリスト)
 
後半の交流会では、各館の展示・装飾の工夫について、成果物を持ち寄ったり、TS室で撮りためておいた各館の展示の様子などを発表しました。
 
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← 各グループごとに、学校支援やブックトークの実践について意見交換
→ 児童部会講師のAさんに、ブックトークの時に使えるちょっとしたアイディアを紹介していただきました。

2013年1月(その2) ねこ、ねこ、ねこ(幼児~小学生)


東京では昨日木枯らしが吹きました。冷たい風が吹き始めると、街ゆく人々の襟元にふわふわ・もふもふした毛皮が目立つようになります。

動物愛護の観点から行くと、毛皮に対して反対をする人も多いとは思いますが・・・ほんとうに暖かく、神は動物たちに天然の防寒具をお与えになったものだと感心してしまいます。
 
毛皮でさえ暖かいのですから、生きている猫が膝の上に来たり、寝ている蒲団の中に入ってくると、それはそれは暖かいものです。そんな連想から1月のおはなし会☆おすすめプランの3つめのテーマは「ねこ・ねこ・ねこ」にしました。
 
ねこが主人公の絵本は実にたくさんあり、絵本ナビのサイトで「ねこの絵本」で検索すると163件ヒットします。
 
ここでは、季節は冬を舞台にしていて、そしてねこがねこらしく描かれている作品を選んでみました。
 
ねこのもふもふした感触と、体温の温もりを思い出しつつ・・・おはなしの世界を楽しんでほしいと思います。
 
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【ねこ、ねこ、ねこ】
 
導入  「へんじ」 こねこまりこ 『のはらうたⅡ』こうどうなおこ より 童話屋
    みみで へんじを
    してみましょうか
    わたしの なまえを
    よんでみて
    「こねこさん」
    「はーい」
    (一部引用)

のはらうた 2のはらうた 2
著者:工藤 直子
販売元:童話屋
(1985-05)

 
 
 
 
 
絵本  『わたしのねこちゃん』 かんなりまさこ/荒井良二 福音館書店

わたしの ねこちゃん (幼児絵本シリーズ)わたしの ねこちゃん (幼児絵本シリーズ)
著者:かんなり まさこ
販売元:福音館書店
(2005-09-15)

 
雪の一日、女の子は外でいっしょに遊ぼうとねこを呼ぶのですが・・・「わたしのねこちゃん みけねこちゃん」のくりかえしも楽しく、荒井良二さんの絵もかわいらしい絵本です。 
 
 
絵本  『モグといたずらぎつね』 ジュディス・カー  あすなろ書房

モグといたずらぎつねモグといたずらぎつね
著者:ジュディス カー
販売元:あすなろ書房
(2007-12)

 
イギリスで40年近く読み継がれているロングセラーシリーズです。モグのちょっぴりドジでおっとりしている性格は『わすれんぼうのねこモグ』や『モグのクリスマス』などのシリーズでも味わえます。
ここでは、へそを曲げて雪の戸外にモグが飛び出るところからおはなしが始まります。モグを飼っている家の兄弟たちも、また素敵です。
 
わらべうた  うちのうらのくろねこが おしろいつ
 
絵本  『こねこのぴっち』 ハンス・フィッシャー/石井桃子 福音館書店

こねこのぴっち (大型絵本)こねこのぴっち (大型絵本)
著者:ハンス・フィッシャー
販売元:岩波書店


1948年に出版され、多くの国で読み継がれているロングセラー。この絵本の舞台は冬ではありませんが、愛らしい猫の様子を描いた絵本としては、この本以外にないような気がします。
ねこの絵本は数多あれど、やはりこの絵本は抜かせません。丁寧に読んであげたい1冊です。
 

紙芝居の演じ方 byのまりん先生


11月4日(日) 午後に蓮根図書館主催の「紙芝居の演じ方」講座が開催されました。

 
おはなし会の演目のひとつとして、紙芝居を取り入れている図書館は多いと思います。私もいろいろな受託図書館のおはなし会を訪問させていただいていますが、その中で気になっていたのが「紙芝居の演じ方」でした。
 
紙芝居の後ろに演じ手が完全に隠れてが前に届かなかったり、そもそも「芝居」なので読み手ではなく演じ手であるべきなのですが、絵本を読むように読んでいる・・・というのが、ほとんどでした。
 
児童部会でその違いを取り上げたり、過去の児童サービス研修の中で、絵本の読み方と紙芝居の演じ方の違いを講義したこともありますが、上手く伝わらない部分もありました。
 
小学校の先生をなさっていたころから、毎日児童に紙芝居をし、小学校教員を定年退職されたあと10年以上年間200回以上の紙芝居公演を続けてきていらっしゃる”のまりん”こと野間成之先生の実演を交えた講座は、ほんとうにわかりやすくその辺りを伝えてくださっていました。
 
参加できなかった皆様のためにweb上演じ方講座を!と、講座の様子をお伝えします。
 
「本のこまど」でも、毎年お知らせしていますが、野間先生の公演は4月のスタジオプークでの「紙芝居とゆかいな仲間たち」、杉並区や板橋区での図書館での公演でご覧いただく機会もあります。ぜひ、次の機会に多くのおはなし会に関わっているスタッフの方々が参加できるといいなと思っています。
 
野間先生のプロフィールはこちら
 
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4年前から、4月の「子ども読書の日」前後に蓮根図書館で行われている「のまりんの紙芝居劇場」。

一度見たら、その面白さは忘れられず、虜になってしまうほど♪紙芝居劇場に来る子ども達も年を追って増えています。
そのようなことからぜひこの楽しさを、おはなし会で読み手になる図書館や近隣の学校ボランティアの方々にも知ってほしい、他館の図書館スタッフを含めて知ってほしいという館長の願いで蓮根図書館主催の「紙芝居の演じ方講座」が行われたのです。

紙芝居はお芝居・・・絵本を読むのとも、朗読とも違います。完全に演じるもの。おはなし会で紙芝居を使う場合も、絵本を読むのと同じように読んでいては本当の紙芝居の味は出て来ないのですよね。

DSCN6391それをのまりんこと野間成之先生が、丁寧にわかりやすく、実演しながら教えてくださいました。

野間先生のレジュメから・・・
「紙芝居は日本独自のおはなしのスタイルです。画面を一枚一枚「抜く」ことでお話が展開していきます。そのために「舞台」が必要になります。
基本的には演じ手は一人です。登場人物に分けて演じ手もいいですが、、、
紙芝居の一番の特徴は「演じる」ことです。「紙芝居」とあるように「芝居」なのです。
脚本を読むのではなく、演じてください。そこが絵本と大きく違う所です。
演じるためのポイント
声(語る) 言葉に表情を!
みんなに聞こえるように、はっきりとした口調で。口を大きく開けてください。
棒読みにならないように。
単調にならないように、声の速さ、高さに気をつける。
速さ・・・緩  急
高さ・・・高  低
強弱、明暗
間・・・期待感や余韻を演出
息つぎ
話し変わりまして
ドラマを生かす―期待させる 「すると・・・」「ところが・・・」DSCN6390

気をつけたい点
✔ 山場はどこだ? 自分なりの解釈、見せる、聞かせる演出を!
✔ 絵をよく見て演じる 絵に負けないように、絵にふさわしい表現を!
✔ 一緒に楽しみましょう!
✔ 上手・下手は関係なし。親しみを込めて語りかけましょう。
✔ ライブの楽しさを味わおう。
✔ 遊び心を大切に!             」(ここまで、当日の配布資料より)

講座では、「へっこきよめさま」を題材に実際に聴衆も一緒に声を出して、登場人物の声、強弱をつけたり、テンポを変えることをやってみることができました。hekkokiyomesama.jpg

へっこきよめさま (ともだちだいすき)
著者:水谷 章三
販売元:童心社
(2005-08)
販売元:Amazon.co.jp

のまりん先生のようには、なかなかできないにしても、今までとは違う紙芝居を演じることができるのではないかと思いました。

お詫びとお知らせ(追加記事あり)


「12月のおはなし会リスト」が、「1月のおはなし会リスト」と入れ替わっておりました。修正してあります。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
また、10月後半の更新分から、カテゴリ分けが反映されなくなっております。10月半ばまでに更新した記事はカテゴリ検索で探すことができますが、それ以降のものはカテゴリで探せなくなっていました。11月13日午後3時半以降、カテゴリ分け不具合はブラウザをファイアフォックスからグーグルクロームに変更した事で解決しました。

これからも「本のこまど」をよろしくお願いいたします。   K・J

                         3
 

2013年1月(その1) むか~し、むかし(幼児~小学生)


幼児~小学生向けのおはなし会プログラムです。

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【むか~し、むかし】(その1)

導入 わらべうた  くまさんくまさん(ミトンくまさんを使って)

語り 「きたかぜとたいよう」 『いそっぷのおはなし』より 木坂涼/再話 降矢なな/絵 グランまま社
いそっぷのおはなし
いそっぷ.jpg著者:木坂 涼
販売元:グランまま社
(2009-05)

昔話は、大人から子どもへ、口から口へと伝えられたおはなしです。長い時間をかけてあちらこちらへと伝わって行き、同じようなテーマで似た話が世界各地の残っています。また同じタイトルのおはなしでも地域によって少しずつ違っていたりします。
絵本になっている昔話では、再話と絵によってずいぶん印象も違うもの。しっかり読み比べをして、ほんとうによいものを選書してあげたいと思います。

さて口承文学だからこそ、昔話は素話で語るとその味わいはさらに深まるというもの。短いおはなしで構わないので、覚えて語ることに挑戦してみてもよいでしょう。

絵本 『だいくとおにろく』 松居直 赤羽末吉 福音館書
だいくとおにろく(こどものとも絵本)だいくとおにろく(こどものとも絵本)
著者:松居 直
販売元:福音館書店

名前あての昔話はイギリスの昔話の「トム・ティット・トット」や、グリムの昔話「ルンペルシュティルツヘン」などもあります。その対比も面白いですね。毎週、各地の似たお話を語ってみるのも面白いと思います。


絵本 『いっすんぼうし』 石井桃子 秋野不矩 福音館書店
いっすんぼうし (日本傑作絵本シリーズ)いっすんぼうし (日本傑作絵本シリーズ)
著者:いしい ももこ
販売元:福音館書店
(1965-12-01)

「いっすんぼうし」も各社からいろいろな人が再話し、絵を描いた絵本が出ていて、その数19種類。読み比べてみると、どれがいちばん耳によい語り口であり、絵とのバランスが取れているかわかることでしょう。石井桃子さんのリズムのあるふくよかなことばと、秋野さんの躍動的で美しい水彩画との絶妙なバランスに、この本の持つ力を感じます。ぜひ読み継いでいってほしい1冊です。

絵本 『ゆきむすめ』 内田莉莎子/訳 佐藤忠良  福音館書店
ゆきむすめ (こどものとも絵本)ゆきむすめ (こどものとも絵本)
著者:内田 莉莎子
販売元:福音館書店
(1966-12-15)

ロシア民話を絵本にしたものです。小さい子向けのプランで紹介した『おおきなかぶ』を描いた佐藤忠良さんの美しい絵が、より幻想的に、私たちをおはなしの世界に引き込んで行きます。


絵本と絵本の間にわらべうたを取り入れながら、子どもたちといっしょに昔話をじっくり楽しみましょう。

おすすめのわらべうたは、「おてぶしてぶし」や「ここはてっくび」「こどもとこどもがけんかして」などです。

1月のおすすめ本リスト


「来年のことを言うと鬼が笑う」というものの、あと2日で11月に突入。1枚に2か月分記載されているカレンダーだと最後の1枚になってしまい、もうそろそろ年末年始の準備をし始める頃となりました。

図書館では、現在読書週間の真っ最中、これから12月のクリスマス前後の冬の行事が忙しくなるところで、まだ1月のおすすめ本のリスト選定までは気が回らないとは思いますが、少しずつ先のほうを見ながら準備を始めましょう。

ここに取り上げている本は、「おはなし会」で使うことを前提に選書しています。一部『14ひきのおもちつき』(いわむらかずお/童心社)のように集団のおはなし会には向かないけれど、小規模のおはなし会(参加者数人の)であれば読んであげてほしい本もリストに加えています。

それとは別に、小学生たちは社会や家庭科の宿題で「お節料理」や「年末年始の伝統行事」についての調べる学習で図書館の資料を使うこともあるでしょう。今一度、資料が揃っているか、早めに点検をしておきましょう。

●お話し会向けおすすめリスト1月HP用.pdf

illust3628_thumb.gif更新に不具合があり、12月と1月のリストが入れ替わっていましたので修正をいたしました。ご迷惑をおかけしました。

 
 

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