2012年1月(その2) むか~し、むかし(幼児~小学生)


幼児~小学生向けのおはなし会プログラムです。(その1)に続いて「むか~し、むかし」昔話をテーマに組み立ててみました。

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【むか~し、むかし】(その2)

導入 わらべうた  くまさんくまさん(ミトンくまさんを使って)

語り 「きたかぜとたいよう」 『いそっぷのおはなし』より 木坂涼/再話 降矢なな/絵 グランまま社
いそっぷのおはなし
いそっぷ.jpg著者:木坂 涼
販売元:グランまま社
(2009-05)

昔話は、大人から子どもへ、口から口へと伝えられたおはなしです。長い時間をかけてあちらこちらへと伝わって行き、同じようなテーマで似た話が世界各地の残っています。また同じタイトルのおはなしでも地域によって少しずつ違っていたりします。
絵本になっている昔話では、再話と絵によってずいぶん印象も違うもの。しっかり読み比べをして、ほんとうによいものを選書してあげたいと思います。

さて口承文学だからこそ、昔話は素話で語るとその味わいはさらに深まるというもの。短いおはなしで構わないので、覚えて語ることに挑戦してみてもよいでしょう。

絵本 『だいくとおにろく』 松居直 赤羽末吉 福音館書
だいくとおにろく(こどものとも絵本)だいくとおにろく(こどものとも絵本)
著者:松居 直
販売元:福音館書店

名前あての昔話はイギリスの昔話の「トム・ティット・トット」や、グリムの昔話「ルンペルシュティルツヘン」などもあります。その対比も面白いですね。毎週、各地の似たお話を語ってみるのも面白いと思います。


絵本 『いっすんぼうし』 石井桃子 秋野不矩 福音館書店
いっすんぼうし (日本傑作絵本シリーズ)いっすんぼうし (日本傑作絵本シリーズ)
著者:いしい ももこ
販売元:福音館書店
(1965-12-01)

「いっすんぼうし」も各社からいろいろな人が再話し、絵を描いた絵本が出ていて、その数19種類。読み比べてみると、どれがいちばん耳によい語り口であり、絵とのバランスが取れているかわかることでしょう。石井桃子さんのリズムのあるふくよかなことばと、秋野さんの躍動的で美しい水彩画との絶妙なバランスに、この本の持つ力を感じます。ぜひ読み継いでいってほしい1冊です。

絵本 『ゆきむすめ』 内田莉莎子/訳 佐藤忠良  福音館書店
ゆきむすめ (こどものとも絵本)ゆきむすめ (こどものとも絵本)
著者:内田 莉莎子
販売元:福音館書店
(1966-12-15)

ロシア民話を絵本にしたものです。小さい子向けのプランで紹介した『おおきなかぶ』を描いた佐藤忠良さんの美しい絵が、より幻想的に、私たちをおはなしの世界に引き込んで行きます。


絵本と絵本の間にわらべうたを取り入れながら、子どもたちといっしょに昔話をじっくり楽しみましょう。

おすすめのわらべうたは、「おてぶしてぶし」や「ここはてっくび」「こどもとこどもがけんかして」などです。

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