2013年7月(その3) 数をかぞえてみたら…(幼児~小学生)


7月のおはなし会☆おすすめプラン(その3)は、小学生くらいのおはなしをじっくり聞ける子を対象としています。

 
今、どちらの図書館を訪問しても、おはなし会に来るのは乳幼児が中心、その年齢もどんどん下がっていると聞きます。小学生は1年生でも水曜日も5時間授業があり、幼児は幼児で習い事などで忙しいようで、水曜日の午後3時におはなし会を設定している図書館では、幼児や小学生の参加が少ないようです。土曜日におはなし会を設定している図書館は、親子連れの参加が多いのですが、やはり小さいお子さんが増えていると聞きます。
 
そういう訳で、ここに紹介する絵本は図書館のおはなし会では使いづらいかもしれません。それでも、どれもしっかりしたおはなしで普段からおはなし会に参加している子には、十分楽しめると思います。
 
紹介する絵本を、どれか1冊を用いるのもよいでしょう。あるいは、夏休みに小学生向けにおはなし会を企画するのもいいですね。またブックトークにも使えます。ぜひ手にとってほしいと思います。
 
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【数をかぞえてみたら・・・】
 
絵本 『かぞえうたのほん』 岸田衿子/スズキコージ 福音館書店

かぞえうたのほん (日本傑作絵本シリーズ)かぞえうたのほん (日本傑作絵本シリーズ) [単行本]
著者:岸田 衿子
出版:福音館書店
(1990-07-10)

 
 
6つの「かぞえうた」がありますが、どれも歌いたくなるようなリズミカルで楽しい「かぞえうた」。それにスズキコージさんの不思議な絵が!「へんなひとかぞえうた」は特におすすめ。おはなし会の導入にどれかひとつ読んであげてください。そして数をかぞえるのがキーワードになっている絵本を紹介するねと、絵本を読み始めましょう。
 
本 『むらの英雄【エチオピアのむかしばなし)』 わたなべしげお/にしむらしげお 瑞雲舎 
むらの英雄 (エチオピアのむかしばなし)むらの英雄 (エチオピアのむかしばなし) [大型本]
著者:渡辺茂男
出版:瑞雲舎
(2013-04-12)
 
12人のアディ・ニハァスの村人が粉を引いてもらうためにマイ・エデガという村へ出かけます。帰り道に村人がみんなの数を数えると、12人いるはずなのに11人しかいない!さてさて一体どうしたことやら?
子ども達は村人たちが数を数えるたびに、きっと可笑しくてたまらないことでしょう。そして村の女の子が指摘をするのですが・・・最後まで楽しめる1冊です。
 
絵本 『1つぶのおこめ』 デミ/さくまゆみこ訳 光村教育図書
1つぶのおこめ―さんすうのむかしばなし1つぶのおこめ―さんすうのむかしばなし [ハードカバー]
著者:デミ
出版:光村教育図書
(2009-10)
 
けちな王様に「お米を1つぶください。次の日は前日の倍をください。」と頼んだ女の子。王様は1つぶの倍は2つぶ、その次は4つぶ。訳ないことだと、女の子の申し出をそのまま呑んでくれます。ところが30日目には・・・
算数の知恵で、村を救った女の子の物語です。2の2乗が続くと・・・天文学的な数字になるのですね。読んでもらった子どもたちに数の不思議さ、広がりをぜひ伝えてあげたいと思います。
 
写真絵本 『よいしょ』 工藤直子/ネイチャー・プロダクション写真 小学館
よいしょ (フォトポエム絵本)よいしょ (フォトポエム絵本) [単行本]
著者:工藤 直子
出版:小学館
(2006-07)
長い絵本が2冊続いたので、かわいい動物や虫たちががんばっている姿を紹介してあげましょう。26の「よいしょ」が収録されています。夏におすすめなのは「ひらくよ・よいしょ」「むくむく・よいしょ」や、「ひろがれ・よいしょ」です。この詩集はいろいろな季節に合わせて使えると思います。
 
(作成K・J)

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