2013年(その3) しごとはたのしい♪(幼児~小学生)


11月23日は勤労感謝の日です。成人の日や敬老の日が祝日法によって固定ではなくなりましたが(ハッピーマンデー)、勤労感謝の日は11月23日で固定されています。

その代り、今年のように土曜日に重なると、もともと土曜日がお休みの場合は損した気分になりますね。

「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨として、1948年(昭和23年)に公布・施行された同法により制定された勤労感謝の日にちなんで、11月のおはなし会☆おすすめプランの3つめは【しごとはたのしい♪】です。

***************************
【しごとはたのしい♪】 幼児から小学生向け

導入  詩「ぼくのてのひら」 もぐらたけし 『のはらうたⅤ』より

                            くどうなおこ 童話屋
    ぼくの てのひら 
    おおきな てのひら
    とんねる ぐいぐい
    いっちょくせん
    すきな あのこに すぐあえる
    
    ぼくの てのひら
    じまんの てのひら
    「ゆめ」や「きぼう」を
    たっぷりつかんで
    あしたのために えいえいおう
 
    ぼくの てのひら
    やさしい てのひら
    ひとりぼっちでいるときは
    ふかふかまくらに なるんだよ
のはらうた〈5〉
くどう なおこ
童話屋
2008-07
 
    
    
 
 
 
絵本 『おとなしいめんどり』 ポール・ガルドン/谷川俊太郎訳 童話館書店
おとなしい めんどり
ポール ガルドン
童話館出版
1994-02
 
ねこといぬとねずみとめんどりがちいさないえにいっしょに住んでいました。めんどりだけが朝から晩までかいがいしく働いていて、ほかのみんなはごろごろするばかり。そんなある日めんどりは小麦のたねをみつけます。種まきも、小麦の世話も、刈入れも、粉にするのも、そしてそれでお菓子を焼くのも、誰も手伝おうとしません。さておいしいお菓子が焼き上がると・・・働くことの意味を笑いと共に考えさせてくれるでしょう。「働かざる者、食うべからず」
 
絵本 『しごとをとりかえたおやじさん』山越一夫再話/山崎英介 福音館書店 
 
ノルウェーの昔話です。外で仕事をしているおやじさんにとっては、家事なんてちょろいもんだと思っています。ある日、おくさんに仕事を取り替えてようと提案するのです。さてさて、さっそく仕事を取り替えてみると・・・どんな仕事も、とても大切で大変。「隣の芝生は青い」
同じ題材を再話した『しごとをとりかえただんなさん』(ウィリアム・ウィースナー/あきのしょういちろう 童話館出版)もありますが、判型が小さいので、集団での読み聞かせには福音館書店版をお勧めします。
 
絵本 『せかいいちおいしいスープ』マーシャ・ブラウン/こみやゆう 岩波書店
せかいいち おいしいスープ (大型絵本)
マーシャ・ブラウン
岩波書店
2010-04-22
 

1979年にペンギン社から出版されていた渡辺茂男翻訳のものを、こみやゆうさんが翻訳しなおして岩波書店が出版しています。翻訳の好みはあるでしょうが、今の子どもたちにわかりやすい文章になっています。

三人の兵隊が二日も何も食べておらず、立ち寄った村で食料を無心しますが、断られてしまいます。そこで三人は、食料をわけてもらうのをあきらめて、石からスープを作ると言い出します。村の人々は、どんなスープができるのか興味津々。知らず知らずのうちに村の人たちもハッピーになっていく、そんな上質なユーモアを感じる絵本です。読んでもらっている子どもたちも、いっしょにスープを作っているような気分になること、うけあいです。

コメントを残す