2014年(その1) もーいいかい?(小さい子)


1月から2月にかけて一年で一番冷え込む季節。それでも2月4日の立春を過ぎる頃には、目に見えて陽が長くなり、木の芽が膨らみ、梅の花も開いて春の訪れの足音が聞こえるようになります。

そんな時、口をついて出るのは童謡「はるよ、こい」

「♪はるよ、こい。はやくこい。あるきはじめて みいちゃんが
赤い鼻緒のじょじょはいて おんもに出たいと待っている♫」
 
みいちゃんでなくても、少し背伸びして、窓の外に春の気配を探したくなりますね。
 
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【もーいいかい?】 (小さい子ども達のために)
 
導入 わらべうた ずっくぼんじょ 
      『にほんのわらべうた1 うめとさくら』近藤信子/柳生弦一郎 福音館書店
    ずっくぼんじょ ずくぼんじょ
    ずっきんかぶって ででこらさい
にほんのわらべうた〈1〉うめとさくら
近藤 信子
福音館書店
2001-04-10
 
 
「ずっくぼんじょ」とは、つくしのこと。都心ではなかなか見つけることができなくなったつくしですが、実は上野・不忍池や皇居のお濠端はつくしの群生があるとのこと。わらべうたでは「ででこらさい」という歌詞の後に、合わせた手をニョキっと上に伸ばす動作をします。それだけで、春の訪れとともに芽吹く喜びが小さな子どもたちにも伝わると思いますが、かがく絵本などを見せてあげてもよいでしょう。
 
つくし (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)
甲斐 信枝
福音館書店
1997-02-15
 
 
 
 
 
 
絵本 『いちご』 平山和子 福音館書店
いちご (幼児絵本シリーズ)
平山 和子
福音館書店
1989-04-15
 
雪に埋もれたいちごの苗。だんだん暖かくなって、花が咲き、小さな実がなって・・・赤く色づいて食べられるまで待っている間に春も訪れるのですね。いちごが「もうすこしまっててね」と語りかけ、小さな子ども達もも「待つ」ことの楽しみを感じることができる絵本です。
 
絵本 『もーいいかい まあだだよ』 平出衛 福音館書店
 

小さな絵本です。遠目が効きにくい部分がありますが、チューリップの球根と青虫のやりとりが微笑ましく、あまり気にならないでしょう。春が来て折込ページも含めて4ページ分の大きさの花畑を効果的に見せる工夫をしてみましょう。

 
わらべうた  たんぽぽ たんぽぽ
      『子どもとお母さんのあそびうたえほん』小林衛己子/大島妙子 のら書店
     たんぽぽ  たんぽぽ
     むーこう やーまへ とーんでけ!
 
子どもとお母さんのあそびうたえほん
のら書店
2000-05
 
 
 
「むーこう やーまへ とーんでけ!」というところで、黄色のシフォン布を飛ばして遊んでも楽しいわらべうたです。
 
 
絵本  『ちょうちょうひらひら』 まどみちお/にしまきかやこ こぐま社
ちょうちょうひらひら
まど みちお
こぐま社
2008-02
 

昨年もおすすめプログラムに取り入れた1冊です。幼い子ども達に春の訪れの喜びを伝えられる一冊なので、再び選びました。この絵本の後に童謡「ちょうちょ」などを一緒に歌ってもよいと思います。(K・J)

 

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