2014年(その2) いろいろなとりたち(幼児~小学生)


5月10日から16日までの7日間は、「愛鳥週間」です。
ちょうど新緑の青葉が繁り、鳥の鳴き声がにぎやかなで気持ちのよい季節
散歩しながら、いろいろな鳥を見つけたいですね!
5月のおはなし会☆おすすめプラン(その2)は、「いろいろな とりたち」です。
 
 
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【いろいろな とりたち】 幼児~小学生

導入 童謡 「赤い鳥小鳥」 北原白秋
 
赤い鳥 小鳥
なぜなぜ赤い
赤い実を食べた

白い鳥 小鳥
なぜなぜ白い
白い実を食べた

青い鳥 小鳥
なぜなぜ青い
青い実を食べた
 
童謡ですのでメロディーがついていますが、そのまま詩として朗読しても、味わえます。
赤・白・黄の折り紙で、簡単に鳥を折って、順番に振ってみせるのも、色鮮やかできれいです。
 
絵本『どうぐはなくても』
 
どうぐはなくても (福音館のかがくのほん)
田中 友子
福音館書店
2007-04-20
 
7種類の鳥たちが、身近な材料で、さまざまな巣を作る様子が紹介されています。ツバメは泥やわらをつばで混ぜ合わせかためたり、キツツキはくちばしで穴をあけたりと、道具も使わずに見事な巣を作っています。語り口が優しく、風景や鳥の巣の絵も自然の美しさを感じることができます。
 
 
絵本『ふしぎな鳥の巣』
 
ふしぎな鳥の巣
鈴木 まもる
偕成社
2007-10
 
地球上のさまざまな地域の鳥の巣を、材料や作り方、工夫まで、断面図も添えて、わかりやすく説明しています。東南アジアやオーストラリアなどの少し変わった形の巣も紹介されています。すべて読むと多いので、いくつか興味を持ってくれそうな巣を選んで、紹介してもよいと思います。
 
 
絵本『かもさんおとおり』
 
かもさんおとおり (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
 
かものマラードさんとマラードおくさんは、ボストンのチャールズ川の中洲に巣を作りました。生まれた8羽のひなが成長すると、ボストンの公園の池に引越しをすることになりますが、車の多い通りを大行進したため、大騒ぎとなります。
 絵は、茶色のセピア色が優しく、空から俯瞰した図や足元から見上げた図など、かもから見たさまざまな構図で描かれています。ボストンの地図もあり、登場する建物の位置を確かめたり、かもさん親子がどんな道を歩いたのか、たどることもできます。「ジャック、カック、ラック、マック、ナック、ウァック、パックにクァック」という子がもたちの名前も楽しく、読み聞かせをすると笑いがおこります。15分くらいと少し長めですが、おおらかであたたかい雰囲気を、たっぷり味わえる1冊です。
 
☆他に候補に挙がった本
 
読み聞かせよりも、眺めて楽しめる本なので、プログラムにはいれませんでしたが、紹介すると興味が広がると思います。
『鳥の巣の本』
 
鳥の巣の本 (絵本図鑑シリーズ)
鈴木 まもる
岩崎書店
1999-04
 
 鳥の特徴や、巣の作り方や大きさ、卵のふ化日数など鳥の巣に関することが、イラストでわかりやすく解説されています。そえられているコメントも楽しく、気楽に読みながら、鳥の巣の魅力を感じることができます。
 鈴木まもるさんは、鳥の巣を求めて世界中旅をしたり、日本や外国の鳥たちの使い終わった古巣を多数収集したりして、鳥の巣に関する本を多数出版しています。読み聞かせできる本、図鑑のような本、エッセイ風の本などがありますので、自館にある本を確認しておいて、状況にあったものを紹介できるとよいと思います。
 
『かもさんおとおり』がボリュームたっぷりなので、プログラムにはいれませんでしたが、こちらもおすすめです。
『くちばし』
 
くちばし どれが一番りっぱ? (福音館のかがくのほん)
 
小さいくちばしのヒタキに向かっていろいろな鳥たちが、自分のくちばしを自慢しあいます。上と下がくいちがったくちばし、ひげのあるくちばしなど、面白い特徴のあるものが次々登場し、鳥のくちばしは、こんなに工夫されているのかと、感心します。薮内正幸さんの絵も、くちばしの特徴がよくわかると同時に、自慢する鳥たちのほこらしげな様子が伝わってきます。子どもたちの「へぇー」という顔が見られる1冊です。
 
(T.S)
 

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