2014年(その3) おとうさんの背中(幼児~小学生)


子どもたちにとって、お父さんの背中って大きい。そしてその背中を見ながら成長していきます。6月のおはなし会✩おすすめプラン(その3)は、【おとうさんの背中】です。
 

一方で家族の形もさまざまになってきた昨今、母の日、父の日の扱い方が難しくなっています。今回は「お父さん」をテーマに絵本を選んでみましたが、図書館で開催するときは、他のテーマの本と組み合わせてみてもよいでしょう。

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【おとうさんの背中】

絵本 『もりのなか』 マリー・ホール・エッツ まさきるりこ訳 福音館書店 3分
もりのなか (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
マリー・ホール・エッツ
福音館書店
1963-12-20
 
導入の絵本として『もりのなか』を選びました。「どうしてこれがお父さんのテーマ?」と思われるかもしれません。森の中でたっぷり想像をふくらませて遊んでいた男の子を迎えに来たお父さん。その想像の世界を壊すことなく、男の子に寄り添います。まさに理想のお父さん像ですね。

 

絵本 『なんでもパパといっしょだよ』 フランク・アッシュ 山口文生訳 評論社 2分
 
男の子にとってお父さんはいつも真似をしていたい存在。「おとうさんのようになりたい」という願望は、とても健康的です。子どもたちはおとなのやることを見て育つのです。くりかえしの続く絵本ですが、最後のオチがまたとても微笑ましく、家族っていいなあと思える絵本です。
 
 
絵本 『くんちゃんのはたけしごと』 ドロシー・マリノ まさきるりこ訳 ペンギン社 4分
くんちゃんのはたけしごと
ドロシー・マリノ
ペンギン社
1983-01
 
いたずらばかりして、おかあさんに「そとにいって おとうさんのはたけしごとの おてつだいでもしたら?」と言われて、くんちゃんもはりきってお手伝いに行きます。ところが好奇心旺盛のくんちゃん、自分流でやっておとうさんにその度「ちがう!ちがう!」と、正しいやり方を教えてもらいます。仕事を覚えて、できるようになると、お父さんがそれを認めてほめてくれました。認めてもらえる喜びを、くんちゃんの表情が物語っています。
 
絵本 『海べのあさ』 ロバート・マックロスキー 石井桃子訳 岩波書店 15分
海べのあさ (大型絵本)
ロバート マックロスキー
岩波書店
1978-07-07
 

『サリーのこけももつみ』と同じ作者による作品です。サリーは、ある日、お父さんと一緒にパックスハーバーへ買い出しにいくことになっていました。ところが、その日の朝、支度をしていると、歯がグラグラになって抜けそうになっていることに気がつきました。成長の喜びを「歯が抜かわる」ということを通して感じる子どもの表情が、とても生き生きとして躍動的です。長い絵本なので、参加者が小さいお子さんの時は、本の紹介だけでもよいかもしれません。

(作成K・J)

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