Merry Christmas ✩


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2014年12月24日 今夜はクリスマスイブです。

日本ではクリスマスの行事は宗教色がほとんどなくなり、主役はサンタクロースときらびやかなクリスマスイルミネーションになって、とても賑やかです。

クリスマスの本来の意味や世界での祝われ方などは、角野栄子さんが世界中を旅して取材した『クリスマス・クリスマス』(たくさんのふしぎ傑作集・福音館書店 1997)に詳しく書かれていておすすめです。

 
キリストの誕生を祝う聖日(聖書にはイエス・キリストの誕生日についてはどこにも記されておらず、ローマ時代の宗教会議において定められました)であるとともに、古代ヨーロッパに伝わる冬至祭り(冬至の日が一番太陽の光が弱まり、翌日から一日一日と陽射しが伸びることから、光の復活として古くから祝われてきた)などの風習が重ね合わせれ、2000年以上の歴史の中で変化してきたのが、今のクリスマスです。

私たち、子どもに本を手渡す仕事をしているものにとって、クリスマスとは何か?と考えるときに、ベースとなるのは「人々の平和を願う」というクリスマスが本来持っている意味にあると思います。
 
今年、私の心に一番深く響いたことばは、最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんの国連演説でのこのことばでした。
「One child, one teacher, one pen and one book can change the world. Education is the only solution. Education First.
1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます。教育こそがただ一つの解決策です。エデュケーション・ファースト(教育を第一に)。」
 
子どもたちにとって、どんな本と出会うか、その先の世界をどのように感じ、前へ進んでいけるか、「本」という存在はとても大きいと思います。
 
本を読むことが好きな子と、そうでない子との差も広がってきているようにも感じます。さて、図書館としては、本が好きな子にこれからも本を手渡してくことはもちろんのこと、本の魅力にまだ気がついてない子どもたち、図書館が「本」という宝物がたくさんつまった場所だと知らない子どもたちに、どのようにアプローチしていくかについても、しっかりと考える日にしたいと思います。(K・J)

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