2015年(その2)いろいろな橋(幼児~小学生)


こちらとむこう岸をつなぐ「橋」。はるかな昔から、人間は橋を作ってきたそうです。

そんな橋にまつわる本で、組み立ててみました。

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1.【導入】わらべうた「べんけいが」

牛若丸と弁慶が出会ったのは、五条の橋と言われていますが、こんなわらべうたがあります。

一小節ずらして、輪唱することもできますので、楽しんでみてください。

 

べんけいが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 手で動作をつけて、遊ぶことができます。だんだん早くしたり、一小節ずらして輪唱したりして、遊ぶこともできます

べん    けい    が

(拍手)  (拍手)  (拍手)

ごじょ           うの           はし       を

(左手で右てのひら) (左手で右ひじの裏) (左手で右方) (右手で頭)

わた        ると             き

(右手で右肩)  (右手で左ひじの裏)  (右手で左手のひら)

うんとこ                 どっこい    しょ

(こぶしを作った両手を左に倒す) (右に倒す)  (左に倒す)             

うんとこ                 どっこい    しょ!

(こぶしを作った両手を右に倒す) (左に倒す)  (右に倒す)

うんとこ         どっこい        どっこい     しょと 

(左手で右てのひら) (左手で右ひじの裏) (左手で右方) (右手で頭)

いって       わた           る

(右手で右肩)  (右手で左ひじの裏)  (右手で左手のひら)


  2.絵本『だいくとおにろく』 松居直再話 赤羽末吉画 5分

だいくとおにろく(こどものとも絵本)
松居 直
福音館書店
1967-02-15

 日本の昔話。流れの早い川に橋をかけることを引き受けた大工は、川から出てきた赤鬼に、目玉をよこせば、橋をかけてやると言われます。橋はたちまち出来上がり、大工は目玉をとられそうになりますが、名前をあてれば許してやると言われ・・・。世界中によくある名あての昔話で、大工と鬼六のかけ合いは、迫力があります。採色画と水墨画が交互に置かれた絵巻もの風の絵は、日本の昔話の雰囲気を伝えています。

 3.絵本『ロンドン橋がおちまする!』 ピータースピア絵 渡辺茂男訳 5分

ロンドン橋がおちまする!
ピーター スピア
復刊ドットコム
2012-01-01

 マザーグースの中でも有名な曲「ロンドン橋落ちた」の絵本です。日本語訳も、メロディーにのるようになっていますので、歌うことができます。絵からも橋や人の様子が伝わってきて、愉快です。巻末にはロンドン橋の歴史が詳しく紹介されています。

 4.絵本『はしをわたらず はしわたれ』 小野かおるさく 紹介

はしをわたらずはしわたれ (たくさんのふしぎ傑作集)

小野 かおる
福音館書店
1998-04-01

 

橋の歴史から、日本・中国・ヨーロッパの橋の紹介、橋のかけ方、橋についている飾りについてなど、橋について様々な知識が紹介されています。すべて読むと時間がかかりますので、ピックアップして、紹介してもよいと思います。橋にまつわるお話として、「一休さん」「だいくとおにろく」「三びきのやぎのがらがらどん」「イソップの昔話」が登場します。この本を読む前に紹介したお話は、「さっき聞いたね」と言ってもいいですし、まだ紹介していないものは、お話会の最後におすすめの本として紹介すると、手にとりやすいでしょう。

5.絵本『三びきのやぎのがらがらどん』 マーシャ・ブラウン せたていじ訳 5分

ノルウェーの昔話。「がらがらどん」という三匹のやぎが、山の草場へ出かけていこうとすると、登る途中の橋の下には、恐ろしいトロルがいて・・・。典型的な昔話の構成と、北欧の自然とトロルとのやりとりが伝わってくる迫力のある絵で、多くの子どもをひきつけてきた、傑作絵本の1つです。

 

<おすすめの本> 

イソップのおはなし
小出 正吾
のら書店
2010-11

 古くから伝えられてきたイソップ寓話の中から、「ウサギとカメ」「北風とたいよう」など代表的な55編がおさめられています。文章はほとんどが平仮名で幼い子でも読みやすく、挿絵もカラーを含め豊富にあり、親しみやすいものとなっています。1つ1つのお話は短いので、読み聞かせにもおすすめです。

 

東京都立多摩図書館のホームページにも、「橋の本」が紹介されています。

(T.S)