2015年7月(その3)河童が出た!(幼児~小学生)


日本の有名な妖怪、河童。子どもや馬を川へ引き込むこわい河童がいるようですが、とぼけたひょうきんな感じもします。

どこかの川や沼には、まだいるようですよ! 

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導入 詩「かっぱ」(『ことばあそびうた』 谷川俊太郎 瀬川康男 福音館書店

谷川 俊太郎
福音館書店
1973-10-01

「かっぱかっぱらった かっぱらっぱかっぱらった とってちってた…」と、楽しいリズムで早口言葉のように遊べる詩です。早く読んだり、ゆっくり読んだり、何度か繰り返して読むと、意味もわかってきて、おかしさが増します。他にも「ののはな」「うそつきつつき」など、言葉の響きを楽しめる詩が15編あります。続編の『ことばあそびうた また』(谷川俊太路 瀬川康夫 福音館書店 1981)もどうぞ。

絵本『おっきょちゃんとかっぱ』 長谷川摂子 降矢奈々 福音館書店 1997 7分

小さな女の子のおっきょちゃんは、かっぱのガータロに誘われて、水の底のおまつりに行きます。おまつりは、なにもかもゆらめいてきれいで、おっきょちゃんは楽しみます。そして、おとうさんのことも、おかあさんのことも、水の外のことも忘れて、すっかりガータロのうちの子として水の中で暮らすことになるのですが…。自然に不思議な世界にひきこまれるお話です。

絵本『河童よ、出てこい』 武田正文 梶山俊夫絵 福音館書店 10分

武田 正
福音館書店
1998-04-01
 
日本各地に伝わる河童の話や、河童にまつわる行事、河童の色や鳴き声など、河童に関するさまざまなことを知ることができます。絵図や絵巻など河童がえがかれた資料も豊富に紹介されており、日本人と河童のつながりが深かったことが伝わってきます。すべて読むと少し長めですが、難しい解説ではないので、飽きずに楽しめると思います。
 
絵本『かっぱのすもう』 小沢正 太田大八 教育画劇 2003 5分
 
小沢 正
教育画劇
2003-08
おじいさんの大事な畑があらされてきゅうりが一本もなくなってしまいます。夜中に河童たちがすもうをしているところを見つけ、だれのしわざがわかったおじいさんでしたが、なんと河童たちとすもうをとることになるのです。次々に河童に突き飛ばされてしまうおじいさんでしたが、ふとよい案を思いつきます。
ほのぼのとした人と河童のやりとりが楽しい日本の昔話です。
 
(T.S.)