2016年5月(その2)いろいろな とりたち part2 (幼児~小学生)


5月になると木々の葉が生い茂り、鳥の元気なさえずりもあちこちから聞こえてくるようになります。そんな時期の5月10日から5月16日は「愛鳥週間」になっていて、この期間を中心に、全国各地でシンポジウム、探鳥会、絵画コンクールなど様々なイベントが開かれます。そこで今回は、鳥をテーマにプログラムをたててみました。

2014年にも鳥をテーマとしたプログラムを掲載していますので、合わせて参考にしてみてください。 2014年(その2) いろいろな とりたち(幼児~小学生)

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【いろいろな とりたち part2】 幼児~小学生

導入 詩 「ことり」 まどみちお
『幼い子の詩集 ぱたぽん①』 田中和雄編 童話屋 2002 P88)より
 
 ことりは
 そらで うまれたか
 うれしそうに とぶよ
 なつかしそうに とぶよ
 (一部抜粋)
 
ことりを見つめるまどさんの眼があたたたかい、優しい詩です。
 
『とりがないてるよ』 ヨアル・ティーベリぶん アンナ・ベングトソンえ オスターグレン晴子やく 福音館書店 2014 3分
 
とりがないてるよ (世界傑作絵本シリーズ)
ヨアル・ティーベリ
福音館書店
2014-03-12
 
13種類の鳥の鳴き声が紹介されています。
各ページに鳥の絵と、「フィフィ、フィフィ、フィフィー ゴジュウカラは フルートをふいてるみたい」といった簡単な説明があります。鳴き声の字体は、丸字だったり、大きさが違ったりと、鳥に合わせて工夫されていて、鳴き声の雰囲気が伝わってきます。気軽に鳥の鳴き声を楽しむことができる1冊です。
 
また、もっと鳥の鳴き声を知りたい子には、『鳥のなき声ずかん(ずかんライブラリー)』(薮内正幸ぶんえ 篠原榮太もじ 佐藤聰明おと 福音館書店 2011)も合わせて紹介してもよいと思います。
 
下記のサントリーの愛鳥活動のウェブサイトでは、鳴き声を聞くこともできます。
掲載されている鳥のイラストは動物画家の薮内正幸氏によるものです。
 
『くちばし どれが一番りっぱ?』 ビアンキぶん 田中友子やく 薮内正幸え 福音館書店 2006 8分
 
 

小さいくちばしのヒタキに向かっていろいろな鳥たちが、自分のくちばしを自慢します。上と下がくいちがったくちばしのイスカ、ひげのあるくちばしのヨタカ、魚を蓄えることができるくちばしのペリカンなど、面白い特徴のあるものが次々登場し、鳥のくちばしは、こんなに工夫されているのかと、感心します。薮内正幸さんの絵は、くちばしの特徴がよくわかると同時に、自慢する鳥たちのほこらしげな様子が伝わってきます。子どもたちの「へぇー」という顔が見られると思います。
 
『ラン パン パン-インドみんわ』 マギー・ダフさいわ ホセ・アルエゴ/アリアンヌ・ドウイえ 山口文生やく 9分
 
 王様ににょうぼうにさらわれたクロドリは、取り返すために宮殿に向かいます。旅の途中で、王様にひどい目にあわされたネコ、アリ、木のえだ、川も味方になり、耳の中にひそんでもらいます。
クロドリがたいこをたたいて「ランパンパン、ランパンパン、ランパンパンパンパン」と行進する様子のくりかえしが楽しく、途中から子どもたちも声を出してくれます。耳の中に入るという発想も新鮮で、また耳から呼び出すときのクロドリの歌も魅力があります。絵も明るく、ユーモラスです。最後は川が大洪水をおこして、見事に王様をやっつける、大満足の1冊です。
 
小さい子が多い場合は、次の本に差し替えてもよいと思います。
 
『11びきのねことあほうどり』 馬場のぼる こぐま社 1972 4分 
 
11ぴきのねことあほうどり
馬場 のぼる
こぐま社
1972-11-10
 
11ぴきのねこがコロッケの店を始めました。繁盛していたのですが次第に売れ残るようになり、ねこたちはコロッケに飽きてしまいます。鳥の丸焼きが食べたいなぁと思っていると、一羽のあほうどりがやってきて……。
11ぴきのねこシリーズの愉快なお話です。
 
♪♪おまけのこうさく♪♪
 
『伝承 おりがみⅡ』(親子であそぶ おりがみ絵本) つじむらますろう編・絵 福音館書店 1984
 ことり
親子で遊ぶおりがみ絵本は全4冊のシリーズです。第2巻には、きじ、あひる、かも、ことりなど鳥の折り紙がたくさん紹介されています。
 
 
 
 (作成T.S)