どうぞよいお年をお迎えください


2016年もあと残すところ4日になりました。

ヴィアックスの受託する図書館では、今日で仕事納めの館もあれば、31日まで開館している図書館もあります。年末ぎりぎりまでお仕事をしてくださっている館のスタッフの皆さま、ありがとうございます。

この一年も国の内外でさまざまなことがありました。世界にはシリアをはじめとして多くの国や地域が戦火の中にあります。また各地でテロ事件もたくさん起きました。国内では、クリスマスを前に新潟県糸魚川市で起きた火災には心を痛めました。

そんな社会の状況の中、日本時間12月28日朝に行われた真珠湾慰霊訪問での安倍首脳の所感表明は、エイブラハム・リンカーンの「誰に対しても、悪意を抱かず、慈悲の心で向き合う」、「永続する平和を、われわれすべてのあいだに打ち立て、大切に守る任務を、やりとげる」という言葉を引用していて、ハッとさせられました。今、この言葉は誰もが噛みしめるべきだと感じます。不安が満ちる時代だからこそ、悪意を抱かず、平和を求める姿勢は、とても大切だと思います。(今年9月の「基本図書を読む㉚は、リンカーンの伝記について扱いました。担当T・I→こちら

 
そのためには、子どもたちに読書の楽しみを伝えていくことが重要になります。「本を読むこと」を通して、子どもたちは自分が思考の中心にいる自己中心性から、他者の存在に気付き、他の人の立場や考えをまるで自分が感じるかのごとく「想像」する力を養っていきます。「読書」を通して、社会性が育ち、成長していくのです。
 
私たちが図書館の児童サービスに関わる意味も、またここにあります。「本を手渡す」ことを通して、私たちの未来である子どもたちを育てているのだと・・・だからこそ、私たちも襟を正して、これからも真剣に「本を手渡すこと」を考えていきたいと思っています。

研修で、児童部会で、そして「本のこまど」を通して、みなさまと学びあえたこの一年を感謝しつつ、今年最後の更新を終えたいと思います。

みなさま、この一年も大変お世話になりありがとうございました。
来る年が、みなさまにとって素晴しい年となりますように、お祈りしています。
 
2016年12月28日  ヴィアックス 図書館事業本部 運営支援部 テクニカルサポート室 
児童担当 K・J  T・ITU700898pm00