訃報 ディック・ブルーナ氏


昨日、佐藤さとるさんの訃報をお知らせしましたが、日付が変わる頃に今度はオランダから『ちいさなうさこちゃん』でおなじみのディック・ブルーナさんの訃報が届きました。16日にオランダ・ユトレヒトで89歳の生涯を閉じたということです。 ニュース第一報→こちら

ちいさなうさこちゃん (1才からのうさこちゃんの絵本セット1) (子どもがはじめてであう絵本)
ディック ブルーナ
福音館書店
2000-12-01

この絵本の原作「nijntje」は1955年にオランダで出版され、日本では1964年に石井桃子さんの翻訳で福音館書店から出版されました。

この絵本は日本の赤ちゃん絵本の草分けといっていいのではないでしょうか。今の50代、40代にとってのファーストブックで、それは代々受け継がれてきました。

講談社版では「ミッフィー」という英語版の名前が用いられました、テレビアニメでも「ミッフィーちゃん」と呼ばれ、「うさこちゃん」というよりも「ミッフィー」のほうがしっくり来るという人も多いでしょう。やっぱり石井桃子さん訳(その後翻訳は松岡享子さんに受け継がれました)の「うさこちゃん」が親しみがあるという人も、どちらにしろ世界中の多くの子どもたちに愛されてきた絵本です。

2015年には「生60周年記念 ミッフィー展」が日本国内を巡回しました。その時にお元気そうなビデオメッセージが見られたのに・・・と思います。

きっとブルーナさんも、天国から世界中の子どもたちの幸せを願いながら見守ってくださっていると思います。

(作成K・J)