「読みたくなる紹介文にトライ!トライ!~川上博幸さんに学ぶ書評の書き方~」に参加してきました!


昨年夏に出版された『あの本この本どんな本―子どもの本の紹介文の書き方―』(児童図書館研究会近畿支部/発行)の著者、川上博幸さんのおはなしを聞きに行ってきました。

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冒頭で、書評と紹介文の違いについて、明確に提示してくださいました。

実際に児童文学作品を読んで書評を書く場合、著作を読み込んで、その特徴を客観的に捉えることの重要性が強調されました。作者はたった1行のために数か月かけていたり、膨大な取材をして書いている。そのことを前提にして読み解くことが大切であると、書評を書く側の姿勢をただされました。

また、黙読するのではなく、声に出して読むことを推奨されました。たしかに声に出してみると、文章の味わいは変わってきます。

あらすじを書けることは、出発点である。作品を評価する時に、作品の想像性、創作性、独創性などに対する見解も大切だということでした。

まず、書評を書いた上で、それをもとに紹介文を書いていくことが大事であるということも、改めて認識しました。

そしてその紹介文は、子どもたちが手に取って読んでみたいと思えるように書かなければいけないということを、いくつかの実例を通して教えてくださいました。作者の意図を読み解くことは大切だが、読者の楽しみを奪うようなネタばれには注意することはもちろん、本を品定めすることが目的ではないということも肝に銘じなければと思いました。

翻って「本のこまど」で、たくさんの子どもの本を紹介していますが、果たして作者の意図をきちんと汲み取っていただろうか、読み手の「読みたい」という思いに火をつけられていただろうか、と反省点もたくさんみつかりました。

川上博幸さんのお話を糧に、「本のこまど」の本の紹介文をもっとブラッシュアップしていこうと思いました。

(作成K・J)