2018年5月(その1)こちょこちょ(小さい子)


小さい子って、くすぐってもらうのが大好きですね。わらべうたでも「くすぐり遊び」大好きで、くすぐる前からそのわらべうたを歌い始めただけで笑い出す子もいます。「くすぐったい感覚」については、古来より脳科学や心理学など様々な角度から研究が重ねられています。緊張をほどいて自律神経のバランスを取るのに有効だという研究結果や、信頼できる他人(主に肉親)とのふれあいを通して正常な社会性の獲得に役立つという研究もあります。

そんなことを考えながら、初夏を迎えて薄着になる季節、親子でたっぷり触れ合えるプログラムを考えてみました。

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【こちょこちょ】

導入 わらべうた このこどこのこ

このこどこのこ

 

 

 

 

おひざの上で抱きしめてもらって、ゆっくり抱いている大人が左右にそっと揺れます。揺らし過ぎないようにしましょう。

 

わらべうた ここはとうちゃんにんどころ

ここはとうちゃん

 

 

 

 

 

 

「にんどころ」とは「似ているところ」という意味です。「とうちゃん」は右の頬、「かあちゃん」は左の頬、「じいちゃん」は額、「ばあちゃん」は顎、「ねえちゃん」は鼻をさわって、最後は顔全体をさすって最後は盛大にこちょこちょをしてあげます。

 

絵本『こちょこちょさん』おーなり由子/文 はたこうしろう/絵 講談社 2016 1分

こちょこちょさん (講談社の幼児えほん)
おーなり 由子
講談社
2016-01-21
 
「くるよ くるよ こちょこちょさん」ちょっと不機嫌な顔のあかちゃんのところにやってくるこちょこちょさん。だんだんあかちゃんの表情もゆるんでいって、大笑い。最後はぎゅ~っと抱きしめてもらってごきげんに!単純だけど、こちょこちょ遊びは小さい子の心を解放し、穏やかにしてくれますね。

 

絵本『こりゃ まてまて』中脇初枝/文 酒井駒子/絵 0.1.2えほん 福音館書店 2008 1分

こりゃ まてまて (0.1.2.えほん)
中脇 初枝
福音館書店
2008-05-15

 小さい子は目にするものすべて興味津々です。「まてまて」と追いかけていきます。そんな時におとながその気持ちにゆったりと寄り添ってあげられるといいですね。身の回りのものへの関心センス・オブ・ワンダーは、知識への入り口です。 

 

わらべうた とうきょうとにほんばし

とうきょうとにほんばし

 

 

 

 

 

「いっぽんばしこちょこちょ」と同じ遊びです。子どもの掌や、足の裏を使って遊びます。「とうきょうと」は一本指で触り、「にほんばし」は二本の指で触り、「がりがりやまの」で指全体でがりがりとこすり、「パンやさん」で軽く叩き、「つねこさん」で軽くつねります。最後は腕や足に下から指を這わせて、脇の下などをくすぐります。右手、左手、あるいは右足、左足とやる場所を変えて繰り返してみましょう。

 

絵本『はしるのだいすき』わかやましずこ/作 0.1.2えほん 福音館書店 2003 1分

はしるの だいすき (0.1.2.えほん)
わかやま しずこ
福音館書店
2003-01-25

 

初夏になって身軽になって、子どもたちも外遊びを楽しむ季節です。リズミカルに読んであげましょう。 

 

絵本『どうぶつのおやこ』薮内正幸/画 福音館書店 1966 1分

こちらは文字のない絵本です。5月は母の日、6月は父の日もありますね。動物の親子がどうしているかなぁと、声をかけてあげながら絵を順番に見せてあげましょう。

 

わらべうた いちりにり

いちりにり

 

 

 

 

 

最後もこちょこちょ遊びです。小さい子が仰向けになって足をおとなのひざに向けた形で行います。「いちり」で両足の指先を持って左右に揺すり、「にり」で両足首を持って左右に揺すり、「さんり」で両ひざをもって左右に揺すり、「しりしりしり」でおしりを両脇からくすぐります。最初はゆっくり、だんだん早く、繰り返して遊びましょう。

 

わらべうた さよならあんころもち

(作成K・J)