おすすめ幼年童話15『ナスレディンのはなし』トルコの昔話


連載15回めは、『トルコの昔話 ナスレディンのはなし』(八百坂洋子/再話 佐々木マキ/絵 福音館書店 2012)です。

ナスレディンのはなし (ランドセルブックス)
福音館書店
2012-03-20

 

 

 

 

「ナスレディン」はおよそ800年前にトルコに生まれ、裁判官補佐や神学校の教師をした人の名前です。人を笑わせることが好きなナスレディンの話は、トルコや周辺の国々で長く語り継がれてきました。この本にはナスレディンのユーモアあふれる話が4つ収められています。

道で酔いつぶれた裁判官の上着をありがたくいただいて(というか持ち去って)着てしまうナスレディン。怒った裁判官の前でナスレディンが言ったこととは?(「ナスレディンと裁判官」)

威張った人をとんちで懲らしめつつ、ちゃっかり自分も得をしてしまう、一休さんなどの日本のとんち話とは一味違った面白さを味わえます。佐々木マキのユーモラスな絵も雰囲気にぴたりと合っています。

イスラム教の考え方、日本人との違いも味わえ、異文化理解の楽しさを味わってもらう入門編としてもおすすめです。

(作成:28年度児童部会部員M・H)

 

第1回『おはようスーちゃん』→こちら
第2回『じゃんけんの好きな女の子』→こちら
第3回『こぶたのレーズン』→こちら
第4回『ちびっこタグボート』→こちら
第5回『スプーン王子のぼうけん』→こちら
第6回『プレゼントはお・ば・け』→こちら
第7回『ちびねこグルのぼうけん』→こちら 
第8回『宇宙からきたかんづめ』→こちら
第9回『ごきげんいかが がちょうのおくさん』→こちら
第10回『ジェニーとキャットクラブ』→こちら
第11回『火曜日のごちそうはヒキガエル』→こちら
第12回『ちびっこ大せんしゅ』→こちら
第13回『こぶたのピクルス』→こちら 
第14回『オンネリとアンネリ』→こちら