その他

戦争を知らないYAのための36選 
今までブログで紹介したリストのまとめ(8月更新)
原発、放射能、フクシマを考えるブックリスト
子どもが読める原子力・放射能の本(追記あり)
戦争と平和について考える本2
戦争と平和について考える本

戦争を知らないYAのための36選 


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2015年7月1日(水)~7月4日(土)に東京ビックサイトで、「国際ブックフェア2015」が開催され、児童書共同ブースでは37の出版社が出展していました。

その中からヤングアダルト出版会(YA出版会)が、「戦争を知らないYAのための36選」棚を出展していましたので、ご紹介します。

YA出版会は、YA世代の中学生や高校生が読書をするための環境を整え、YA向けの本の出版を活発にしていくことを目的に1979年に発足した出版社の集まりです。

 

 

 

 

 

 

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「戦争を知らないYAのための36選」は、戦後70年の今年、13〜19歳のYA世代を対象に、ノーベル平和賞を受賞した少女マララさんや広島への原爆投下、知覧特攻隊など、フィクション、ノンフィクションを問わず、戦争を題材にした本が選ばれていて、夏の展示コーナー作りなどに活用できます。

取り上げれている本のリスト→戦争を知らないYAのための36選

 テクニカルサポート室にリーフレットがありますので、参考にしたい館(ヴィアックス受託館)はご連絡ください。

 

  

 YA出版会は、日本で唯一のYA図書を収録した目録『ヤングアダルト図書総目録』や、朝の読書の本選びにオススメの『YA朝の読書ブックガイド』を毎年発行しています。

公共図書館、学校図書館の選書に活用できる資料ですので、ぜひ参考にしてみてください。

YA出版会ホームページ<http://www.young-adult.net/>

 (T.S)

今までブログで紹介したリストのまとめ(8月更新)


PDFファイルで取り出せる本のリストをこちらにまとめておきます。(ブログの設定で、各コンテンツごとのアーカイブが15件までしか表示されず、月別アーカイブで探す以外ないので、こちらにまとめておきます。)

4月~10月のリストまでは、2013年度に更新した最新のリストになっています。

また、2013年度に新たに追加した科学絵本のリスト、原発・放射能・エネルギーのリスト、斎藤惇夫さんおすすめのリストなども追加しています。
 
また児童サービスの業務をまとめたチャート図も最後に載せています。
 
これらのPDFファイルは印刷してご利用いただけます。業務をすすめる際にご活用ください。
 
*12か月のおはなし会おすすめリスト*
4月
ともだち 入学(園)式 桜 おさんぽ・おでかけ
5月

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こどもの日 母の日 
さんぽ 木
6月
雨 傘 かえる 父の日 歯のはなし
7月
 夏休み 七夕 昆虫
8月
おばけ 夏休み 海と山 戦争と平和を考える
9月
月 きつね からだ 草や木 おじいちゃん・おばあちゃん
10月
運動会 美味しいもの 遠足 ハロウィン
11月
紅葉 みのりの秋 りんご 木の実 冬ごもり
12月

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クリスマス おふろ 年末年始 冬
正月 干支 雪 縁起もの
節分 鬼 雪 バレンタインデー
たんぽぽ 春 桜 いちご ピクニック ひなまつり
 
*その他のおすすめ本リスト*
 
図書館のおはなし会に来る赤ちゃんが増えています。3才未満の子ども達には「わらべうた」などを中心に「おかあさんのおひざが心地よい」という体験ができるといいですね。絵本は短い文章で絵のはっきりしたものを選ぶといいでしょう。3才未満だと、15分以内、長くても20分くらいのプログラムにして、絵本は2冊。多くても3冊くらいがちょうどいいと思います。
季節を問わず、おはなし会で使える絵本のリストです。季節に合わせた本を中心にして、これらの本はサイドブックとして読んであげてもよいでしょう。気分転換に使える本などを選んでいます。
おはなし会で使える科学絵本をまとめました。おはなし会の主要テーマに合わせて科学絵本も読んであげてください。
紙芝居は、絵本を読むこととは、基本的に違っています。あくまでも「お芝居」です。紙芝居舞台の裏に顔が隠れないようにして、声音を変えたり、ト書きにしたがって演出もします。十分に読みこんで、練習をして望みましょう。
絵本でも内容的に小学生に向いているものもあります。こちらは小学生向けの絵本のリストです。
特別なおはなし会などで使うことの多い大型絵本のリストを作成しました。(2012年11月時点の情報)大きさをリストに入れています。おはなし会のプログラムを作成する際に、大型絵本の大きさの確認などにご活用ください。
だじゃれにしりとり、なぞなぞ、早口言葉に回文と声に出して読むと楽しい「ことばあそびの絵本」のリストです。
パパあるいは男性スタッフさんに読んでもらいたい”ぶっとんだ!”面白い絵本ばかりを集めた「パパに読んでもらいたいユーモア・ナンセンス絵本」のリストです。
児童文学者齋藤惇夫さんおすすめの本.pdf
児童文学者齋藤惇夫さんが、子ども時代にぜひ読んでおいてほしい本として取り上げられた絵本のリストです。
 
*ブックトークやレファレンスサービスに役立つリスト*

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中級研修・ブックトーク演習で講生に配布した「知っておくとつなぎの展開が容易なアレンジ次第の本のリスト」です。ブックトークだけでなく小学校などのおはなし会の時間調整に紹介するのにも使えそうな本ばかりです。ぜひご活用ください。
児童レファレンス・サービスの研修で必ずお伝えしているツールです。自分の勤務館にはどのようなツールがあるか、確認をしておきましょう。また各館での館内研修では、それぞれの館に合わせてカスタマイズした資料をお渡ししています。そちらもご活用ください。
こちらは、レファレンスのチャート図です。今まで紹介していたものを改訂いたしました。
原発、放射能、フクシマそして福島へ.pdf
25年6月に開催された教文館ナルニア国でのブックトーク資料を中心にまとめました。
 
*小・中学校の教科書で紹介されている本のリスト*
 
小学校の国語教科書(4社)に掲載されていたり、「読んでみよう!」とお薦めする作品のリストです。小学生や保護者からの問い合わせや、ブックトークの組み立てにぜひお役立てください。2012年1月時点(2011年用教科書)を元に作成しています。
中学の国語の教科書に掲載あるいは紹介されている本のリストです。中学生へのレファレンス・サービスやYAサービスの選書・展示等にご活用ください。

*児童サービスについての仕事について*
 

原発、放射能、フクシマを考えるブックリスト


東日本大震災から2年4カ月・・・

東京にいると、直後の薄暗さは解消され、3.11のことを忘れてしまったかのように思えます。

でも東日本の被災地では、復興への動きはやっと端緒についたばかり。特に原発事故のあった福島では放射能汚染のこともあり、復興の動きは遅れています。その上除染も進んでいません。

6月15日に教文館ナルニア国で行われた「原発、放射能、フクシマを考える」ブックトークの会に参加してきました。担当してくださったのは福島出身の選書担当のKさんと、JPIC読書アドバイザーとして何度も福島へ訪問をしているK’さんでした。

その時に紹介していただいた本をリストにしました。
 
 
 
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なお、図書館本として出ている本の中には、「福島の子どもたちの30%に甲状腺にのう胞が見つかっています。しかし大震災前の東京の子どもにも約30%にのう胞が見つかっているという報告がありました。」などと、震災後の福島の子どもたちの状況に対して「大したことない」と書いている本があり、出版社に問い合わせたところ、東京の子どもの例は、「甲状腺専門病院を訪れた子どもたちのうちの30%にのう胞がみつかった」ものであったと報告を受けたそうです。そのように根拠があやふやな図書館本もありますのでご注意ください。→参考記事
 

子どもが読める原子力・放射能の本(追記あり)


9月11日で、東日本大震災から半年が経ちました。
阪神大震災の時とは、被災地の広がりが違うということもありますが、何より福島第一原子力発電所の事故による放射性物質の拡散は、収束の目処がつかないまま、半年が経っても復興への動きへ重くのしかかっている気がします。

特に、子ども達にとっては放射性物質による内部被曝の危険性も言われており、首都圏でも放射線量の計測が行われたり、保護者が給食に含まれる放射線物質への懸念を示して、さまざまな運動を展開しており、子ども達自身の関心も高くなっているのではないでしょうか?

3.11以降、書店には多くの原発事故関連の本がたくさん並んでいますが、ほとんどが大人向けに出版されています。

ここでは図書館で借りることのできる資料を中心に紹介します。もし窓口で「子どもが読める原子力や放射能に関する本はありませんか?」と尋ねられたら、ぜひ活用していただきたいと思います。

ここの紹介したものは、小学校中学年以上~中高生を対象としたものになっています。低学年のお子さんには『ポプラディア』の「放射線」「放射能」「原子力」で調べてみると、低学年向けにわかりやすい説明が載っています。

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『やさしい図解 地球があぶない7 放射能はなぜおそろしいのか?』
110914_122404.jpgやさしい図解・地球があぶない (7) 放射能はなぜおそろしいのか?
著者:トニー・ヘアー
販売元:偕成社
(1992-03)

原子力エネルギーのしくみと、放射線の種類、放射性廃棄物の問題、放射性物質の危険性について、図解入りで丁寧に説明されています。文章も平易で小学校中学年くらいの子どもたちにもわかりやすい本です。ただし、出版元の偕成社では現在絶版になっています。おとなが読んでも、しくみや危険性がビジュアルで平易な言葉で書かれており、図書館でしか手に取れない貴重な資料となっています。


『誰でもわかる放射能Q&A』
誰でもわかる放射能Q&A (知的発見!BOOKS)誰でもわかる放射能Q&A (知的発見!BOOKS)
著者:澤田 哲生
販売元:イースト・プレス
(2011-05-26)

放射能に関する暮らしの中でのちょっとした不安に対して、どのようにすればいいのかを、東工大の澤田先生が子どもたちにもわかりやすいことばでやさしく教えてくれています。Qふとんを干したらいけないの?Q被ばくした魚を食べるとどうなるの?Qそもそも放射能ってなんですか?Qほうれん草を食べても大丈夫?Q雨にうたれたらハゲてしまいますか?Q内部被ばくと外部ひばくはどちらが怖いの?Qチェルノブイリって今どうなってるの?Qシーベルトやベクレルってなんですか?Qメルトダウンってなんですか?など、おとなも知っておきたい知識です。
(一説には澤田先生は、「原子力ムラ」寄りに属するという情報もあります。菅谷先生の本なども合わせて読むことをお勧めします。)


『14歳からの原発問題』
14歳からの原発問題 (14歳の世渡り術)14歳からの原発問題 (14歳の世渡り術)
著者:雨宮 処凛
販売元:河出書房新社
(2011-09-17)

「3・11」で原発の恐ろしさに気付いたゴスロリ姿の雨宮さんは、精力的に「素人の乱」が主催する「原発いらない!!!!!」デモに参加し、原発の恐ろしさを訴えています。その雨宮さんが小熊英二・鎌仲ひとみ・西尾漠・原発労働者ら6名の専門家を訪ね、原発についてイチから学ぶ本。これからを生き抜くための「原発問題」入門。(新刊です・・・未読)

『原子力の大研究』
原子力の大研究原子力の大研究
著者:PHP研究所
販売元:PHP研究所
(2009-12-02)

この宇宙にあるものはすべて、原子からできています。原子は、たとえば水素原子で1億分の1cm、その中心にある原子核は1兆分の1cmほどの大きさです。これほど小さな原子ですが、原子核がバラバラになる核分裂、原子核同士がぶつかって1つになる核融合という現象によって、莫大なエネルギーを生みだします。原子のパワーを利用した原子力発電のしくみ、医療・農業・工業などで利用されている放射線、未来のエネルギー核融合など、原子力の基礎知識と利用の実態をわかりやすく紹介しています。一方で、核兵器など人類の原子力利用の課題についてもふれています。原子力を知るための格好の書です。ただ第2章の「原子力発電のしくみと利用」の中の「原子力発電所の安全対策」の項には、「地震が来ても大丈夫?・・・地震の多い日本の原子力発電所には、大きな地震が発生しても、事故がおきないようにさまざまな工夫がされています。」との記述が!ほんとうにそうだったら、どんなによかったでしょう。


『原子力のことがわかる本―原子爆弾から原子力発電まで』
原子力のことがわかる本―原子爆弾から原子力発電まで (チャートBOOKS)原子力のことがわかる本―原子爆弾から原子力発電まで (チャートBOOKS)
販売元:数研出版
(2003-07)

原子爆弾から原子力発電まで、原子力の長所や欠点について、写真やイラストともに丁寧に説明している本です。社会科見学など学校での調べ学習を想定した作りになっているので、子どもにも、そして大人が読んでもわかりやすい1冊です。


『新版 原発を考える50話』
新版 原発を考える50話 (岩波ジュニア新書)新版 原発を考える50話 (岩波ジュニア新書)
著者:西尾 漠
販売元:岩波書店
(2006-02-21)

パソコン、携帯、ゲームなど、電気を使う機会は増える一方です。だから原発に頼るのもやむをえないのでしょうか?あのチェルノブイリ原発事故から25年、そして3.11のフクシマ原発の事故。今、大人向けに原発を考える本を精力的に出版し続けておられる西尾さんが、5年前に子ども達向けに書いた原発の危険な現状と電気の真実を新たに語り明かしている1冊です。



『これが原発だ―カメラがとらえた被爆者』
これが原発だ―カメラがとらえた被曝者 (岩波ジュニア新書)これが原発だ―カメラがとらえた被曝者 (岩波ジュニア新書)
著者:樋口 健二
販売元:岩波書店
(1991-07-19)

事故が起こらなくても原発での労働は危険に満ちています。原子炉の定期検査作業で多量の放射線をあび、がんなどの病いにかかる労働者は多いのです。寝たきり生活 を送る被曝労働者、深夜のハイウェイをつっ走る核燃料満載のトラック、一度だけ入れた原発の内側。カメラは”クリーンな”原発の裏の顔をクローズアップし ていきます。この本を読んで、このブログを書いている今もフクシマでは多くの作業員が劣悪な環境の中で、命がけの作業を続けています。その多くは東電の社員ではなく、下請けの下請けの作業員。都会の豊かな暮らしの向こうで、そのような光景が広がっていることを、若い人たちにも真摯に受け止めてほしいと願う1冊です。

『火事・放射能から命を守ろう』
安全な学校生活を考える本 (6)安全な学校生活を考える本 (6)
著者:川辺 重彦
販売元:小峰書店
(2002-04)

火事の原因、恐ろしさなどを豊富なイラストと写真で科学的に解説するとともに、火事が起きたときの対策を紹介が中心ですが、あわせて原子力事故への対処方法も紹介しています。





『ぼくとチェルノブイリのこどもたちの5年間』
ぼくとチェルノブイリのこどもたちの5年間 (ノンフィクション・隣人たちの哲学)ぼくとチェルノブイリのこどもたちの5年間 (ノンフィクション・隣人たちの哲学)
著者:菅谷 昭
販売元:ポプラ社
(2001-05)

2004年から長野県松本市長に就任し、2期目を務めている元・医師、菅谷昭さんが子ども向けに書いた本。チェルノブイリ原子力発電所事故後にベラルーシで急増した甲状腺癌の治療にあたるために5年間滞在した時の様子と、出会った子どもたちの様子、放射性物質による汚染がどれだけ深刻であるかを伝えつつも、子どもたちの前向きな様子を伝えてくれていてホッとします。松本市では全国に先駆けて、子どもたちの内部被曝を予防する動きを取っていて、母親にとってはとてもありがたいモデルとなっています。


『チェルノブイリの歌姫』
ナターシャ―チェルノブイリの歌姫 (イワサキ・ライブラリー)ターシャ―チェルノブイリの歌姫 (イワサキ・ライブラリー)
著者:手島 悠介
販売元:岩崎書店
(2001-04)

表紙ではウクライナの民族楽器ボンドゥーラをかかえて微笑んでいるナターシャ。彼女は5歳の時、チェルノブイリ原発事故で被曝しました。15年以上たって自身も体調不良に悩まされつつも、後遺症と闘う人々のために精力的にコンサート活動を続けています。彼女のドキュメンタリーを読みながら、チェルノブイリの原発事故がどんなものだったのか、その後の故郷を追われた人々の暮らしがどうだったのか、復旧工事にあたり名誉の市民と言われた人の遺体が「放射性物質だから触るな!」と遺族に渡されなかった事実、多くの子どもたちの健康が脅かされていく様子が、そして放射性物質に被曝することはどんなことか、知ることが出来ます。同じことが、今日本の福島で起きていることに、読んだ子どもたちはどのように感じるでしょうか。小学校高学年から中高生向け。
『生きていたい!―チェルノブイリの子どもたちの叫び』
生きていたい!―チェルノブイリの子どもたちの叫び生きていたい!―チェルノブイリの子どもたちの叫び
著者:チェルノブイリ子ども基金
販売元:小学館
(1998-03)

「死にたくありません!だってわたしはまだ14歳にもなってないんです」チェルノブイリ原発事故で被曝した75人の子ども達が綴った絵と詩。怒りと悲しみのこめられた作品集です。故郷を追われ、病気と闘いながら生き抜こうとする子どもたちの姿に涙がこぼれます。この子たちの姿が、5年、10年後の福島や首都圏の子どもたちと重なります。そうならないように、今必死の親たちの闘いが続いているのです。


『核の時代をどういきるか』
核の時代をどういきるか (地球の環境問題シリーズ)核の時代をどういきるか (地球の環境問題シリーズ)
販売元:ポプラ社
(1991-04)

ちょうど10年前に出版された本です。原子爆弾が投下された国、日本。そして戦後の反核運動。その一方でエネルギー問題を盾に、平和利用としてはじめられた原子力発電について、順を追って説明し、原発の問題点を当時話題になっていたチェルノブイリとスリーマイル島の事故をもとに、原発の問題点を指摘している本です。最後の章で原発を止めたスウェーデンの取り組みをまとめています。3.11の福島原発事故が起きる前に、もっともっと多くの人に読んでおいてほしかった本です。


『原子力発電所』
原子力発電所 (メカニック大図解)原子力発電所 (メカニック大図解)
著者:ケルビン ゴズネル
販売元:福武書店
(1992-03)

原子力発電所の詳しい仕組みを図説で詳しく説明している技術的解説書です。「原子力発電所のつくり」の図を見ても、いかに複雑に配菅が張り巡らされているかわかります。福島第一原発の収束がむずかしい訳もこの図をみるとわかります。また「つかいおわった核燃料」「廃棄物のしまつ」の図を見ると、原発が安全ではないことが一目瞭然です。親子でこの図説を見ながら、未来への遺産として残してよいものかどうか話し合えるといいなと思います。

『まだ、まにあうのなら―私の書いたいちばん長い手紙』
まだ、まにあうのなら―私の書いたいちばん長い手紙まだ、まにあうのなら―私の書いたいちばん長い手紙
著者:甘蔗 珠恵子
販売元:地湧社
(2006-04)

チェルノブイリ事故のあと、日本にも放射性物質が飛来し、欧州からの輸入品にも高濃度に放射性物質に汚染されていたものが含まれていました。この本は25年前の事故当時、幼い子どもを育てていたお母さんが、その事故の深刻さを見極め、日本国内に次々建設されていた原発の稼働をなんとか止めなければいけない、原発はクリーンで安いエネルギーだと言われているけれど、実はまったく逆で「安全神話」は作られたものであることを、必死で訴えている手紙です。このころ、ちょうど妊娠・出産の時期だった私は、それなのに原発に対して無関心・無知でした。もっともっと関心を持って、子を持つ親として「反原発」の運動を日本中のお母さんたちがしていれば、今回のフクシマの悲劇はおきなかったのかもと、まにあわなかった今、猛省しながら読んだ本です。中学生から読める本です。


『核はほんとうに安全か?-原子力の歴史と未来を考える』
110916_175858.jpg核はほんとうに安全か?―原子力の歴史と未来を考える (ポプラ社教養文庫)
著者:伊東 壮
販売元:ポプラ社
(1990-04)
1945年8月、広島と長崎は、人類がかつて経験したことのない悲惨な体験をした日本。それからおよそ半世紀がすぎ、地球上には無数の核兵器と、数多くの 原子力発電所が存在しています。核の時代に生きるわたしたちは、この問題をどう考えればよいのか、人類と、地球の未来のために何をするべきなのか、わたしたち が選ぶべき道をさぐる本。第4章に電子力発電のしくみや、チェルノブイリ事故後の放射能汚染について詳しく書いてあります。p146に「原子力発電が始まったころは、火力のように煙も出さず、水力のように自然も破壊しないので、「きれいな発電」として、人類に希望を与えるように見えました。しかし、いろいろな事故を経験し、どんどんたまる高い放射能をもつ「かす」をかかえて、ほんとうに原子力発電は人間のためになるのかを、真剣に考える時がきているのです。」とあります。出版当時の90年代にしっかり考えられていれば、また対策が強化されていれば、福島第一原発の事故はもう少し小さく抑えられたのではと、残念でなりません。(現在、絶版です)


『原子力ってなに?』
110916_175734.jpg学発見シリーズ 10
著者:アイザック・アシモフ
販売元:ニュートンプレス
(2000)
アメリカの生化学者であり、推理小説を書く作家として有名なアシモフの科学発見シリーズのなかの1冊。この本では、トムソンやキューリー、レントゲンなど放射線や核の研究をしてきた歴史を紐ときつつ、原子力のエネルギーとしての優れた点などに触れています。最終章、「原子炉」では、原子力が驚異的なエネルギーを供給してくれることを述べています。特に核融合による原子力発電の明るい未来を「小さな太陽は人類の役に立つものとなるでしょう。」と締めくくっており、チェルノブイリやスリーマイル事故の後も、原子力に肯定的だったアシモフの立場において書かれていることがわかります。現在絶版になっています。


『おねがい、地球を殺さないで』
f4ccb1f314136ad6d265709de45dce97.jpgおねがい、地球を殺さないで
著者:ビル・アドラー
販売元:早川書房
(1985-01)
翻訳は黒柳徹子さん。アメリカの50人の子ども達が綴る反核のメッセージです。こどもたちの素直な想いに、もっと大人がきちんと耳を傾けていたならばと思ってしまう1冊です。






『子どもたちを放射能から守るために』
子どもたちを放射能から守るために子どもたちを放射能から守るために
著者:菅谷昭
販売元:亜紀書房
(2011-05-31)

『ぼくとチェルノブイリのこどもたちの5年間』を書いた菅谷さんが、3.11の事故後書きおろされた本。これは幼いお子さんを持つお母さんやお父さんにぜひ読んでいただきたい1冊です。

インターネットサイトならば

財団法人 環境科学技術研究所>放射線のはなし(http://www.ies.or.jp/ri_online/index.html
原子力、放射線、エネルギーと環境のことが学べるあとみん(http://www.atomin.go.jp/
原子力安全・保安院 原子力安全規制の業務内容 原子力災害発生時の住民としての対応(http://www.nisa.meti.go.jp/genshiryoku/bousai/taio.html) ※大人向けですが、動画があるので高学年なら。



戦争と平和について考える本2


IBBY ハロー・ディア・エネミー!のリストに掲載されている作品のうちより日本語で手に入る本を紹介します。

JBBYを通して「ハロー・ディア・エネミー!」展を開催することもできます。興味のある図書館はTS室児童担当までお問い合わせください。

なお、「平和について考える」をテーマにしたおはなし会プログラムモデルプランはこちらです!

●戦争と破壊の体験を描いた作品

わすれないで―第五福竜丸ものがたり (絵本のおくりもの)
著者:赤坂 三好
販売元:金の星社
発売日:1989-03

伸ちゃんのさんりんしゃ (絵本・こどものひろば)伸ちゃんのさんりんしゃ (絵本・こどものひろば)
著者:児玉 辰春
販売元:童心社
発売日:1992-07







つる―サダコの願い (世界子ども平和図書館)つる―サダコの願い (世界子ども平和図書館)
著者:エリナー コア
販売元:日本図書センター
発売日:2005-06






ひろしまのピカ (記録のえほん 1)
著者:丸木 俊
販売元:小峰書店
発売日:1980-06

二度と (平和かみしばい)二度と (平和かみしばい)
著者:松井 エイコ
販売元:童心社
発売日:2005-06




絵で読む 広島の原爆 (かがくのほん)絵で読む 広島の原爆 (かがくのほん)
著者:那須 正幹
販売元:福音館書店
発売日:1995-03-01






ペドロの作文ペドロの作文
著者:アントニオ スカルメタ
販売元:アリス館
発売日:2004-03






オットー―戦火をくぐったテディベア (児童図書館・絵本の部屋)オットー―戦火をくぐったテディベア (児童図書館・絵本の部屋)
著者:トミー ウンゲラー
販売元:評論社
発売日:2004-12







クチコミを見るサニーのおねがい 地雷ではなく花をくださいサニーのおねがい 地雷ではなく花をください
著者:柳瀬 房子
販売元:自由国民社
発売日:1996-09-01







●暴力の起源と広がり

青いかいじゅうと赤いかいじゅう (あいとへいわのえほん)青いかいじゅうと赤いかいじゅう (あいとへいわのえほん)
著者:デイビッド マッキー
販売元:アーニ出版
発売日:1989-11







なぜあらそうの?なぜあらそうの?
著者:ニコライ ポポフ
販売元:BL出版
発売日:2000-07







たったひとりの戦いたったひとりの戦い
著者:アナイス ヴォージュラード
販売元:徳間書店
発売日:2000-03







ちいさなへいたいちいさなへいたい
著者:パウル ヴェルレプト
販売元:朔北社
発売日:2009-08







●人種差別や偏見と寛容の精神

あいつは トラだ! 〜ベリゼールの はなし〜 (講談社の翻訳絵本)あいつは トラだ! 〜ベリゼールの はなし〜 (講談社の翻訳絵本)
著者:ガエタン・ドレムス
販売元:講談社
発売日:2010-06-26







さんびきめのかいじゅうさんびきめのかいじゅう
著者:デビッド マッキー
販売元:光村教育図書
発売日:2006-03







じろり じろり―どうしてけんかになるの?
著者:デイビッド・マッキー
販売元:アリス館
発売日:1985-08


かえるくんとたびのねずみ
著者:マックス ベルジュイス
販売元:セーラー出版
発売日:1994-05

●平和と和解

あいたかったよあいたかったよ
著者:エルズビエタ
販売元:朔北社
発売日:2000-04







せんそうせんそう
著者:エリック バトゥー
販売元:ほるぷ出版
発売日:2003-06






ゆらゆらばしのうえで (日本傑作絵本シリーズ)ゆらゆらばしのうえで (日本傑作絵本シリーズ)
著者:きむら ゆういち
販売元:福音館書店
発売日:2003-10-01







6わのからす6わのからす
著者:レオ レオーニ
販売元:あすなろ書房
発売日:2009-05







土のふえ (えほん・ハートランド)土のふえ (えほん・ハートランド)
著者:今西 祐行
販売元:岩崎書店
発売日:1998-03







こどもたちのはし (特選 世界平和の絵本)こどもたちのはし (特選 世界平和の絵本)
著者:マックス ボリガー
販売元:平和のアトリエ
発売日:2002-10








●平和・人権・自由への夢
帆かけ舟、空を行く (児童図書館・絵本の部屋)帆かけ舟、空を行く (児童図書館・絵本の部屋)
著者:クェンティン ブレイク
販売元:評論社
発売日:2007-09







自由―愛と平和を謳う自由―愛と平和を謳う
著者:ポール エリュアール
販売元:朔北社
発売日:2001-10







平和へ平和へ
著者:キャサリン スコールズ
販売元:岩崎書店
発売日:1995-05







はなのすきなうし (岩波の子どもの本 (11))はなのすきなうし (岩波の子どもの本 (11))
著者:マンロー・リーフ
販売元:岩波書店
発売日:1954-01






じゃがいもかあさんじゃがいもかあさん
著者:アニータ=ローベル
販売元:偕成社
発売日:1982-01






遠くからみると―FROM A DISTANCE遠くからみると―FROM A DISTANCE
著者:ジュリー ゴールド
販売元:BL出版
発売日:2002-09







動物会議 (大型絵本)動物会議 (大型絵本)
著者:エーリヒ・ケストナー
販売元:岩波書店
発売日:1999-11


戦争と平和について考える本


日本の作品(戦争の悲惨さを伝える絵本・児童書)

まちんと (新編・絵本平和のために (1))まちんと (新編・絵本平和のために (1))
著者:松谷 みよ子
販売元:偕成社
発売日:1983-08







わたしのいもうと (新編・絵本平和のために)わたしのいもうと (新編・絵本平和のために)
著者:松谷 みよ子
販売元:偕成社
発売日:1987-12







おとなになれなかった弟たちに...おとなになれなかった弟たちに…
著者:米倉 斉加年
販売元:偕成社
発売日:1983-10







ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)
著者:あまん きみこ
販売元:あかね書房
発売日:1982-08







八月がくるたびに (新・名作の愛蔵版)八月がくるたびに (新・名作の愛蔵版)
著者:おおえ ひで
販売元:理論社
発売日:2001-06







かわいそうなぞう (おはなしノンフィクション絵本)かわいそうなぞう (おはなしノンフィクション絵本)
著者:土家 由岐雄
販売元:金の星社
発売日:1970-01







かわいそうなぞう (フォア文庫 A 24)かわいそうなぞう (フォア文庫 A 24)
著者:土家 由岐雄
販売元:金の星社
発売日:1982-06







かわいそうなぞう (愛と平和シリーズ)かわいそうなぞう (愛と平和シリーズ)
著者:土家 由岐雄
販売元:童心社
発売日:1985-11-01




七本の焼けイチョウ (くもんの絵本)七本の焼けイチョウ (くもんの絵本)
著者:日野 多香子
販売元:くもん出版
発売日:2001-10








ホロコーストに関する児童書

アンネの日記 (文春文庫)アンネの日記 (文春文庫)
著者:アンネ フランク
販売元:文藝春秋
発売日:2003-04







砂のゲーム―ぼくと弟のホロコースト (新しい世界の文学)砂のゲーム―ぼくと弟のホロコースト (新しい世界の文学)
著者:ウーリー オルレブ
販売元:岩崎書店
発売日:2000-08







走れ、走って逃げろ走れ、走って逃げろ
著者:ウーリー オルレブ
販売元:岩波書店
発売日:2003-07







あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520))あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520))
著者:ハンス・ペーター・リヒター
販売元:岩波書店
発売日:2000-06







睡蓮の池―ステフィとネッリの物語睡蓮の池―ステフィとネッリの物語
著者:アニカ トール
販売元:新宿書房
発売日:2008-05







ブルンディバールブルンディバール
著者:トニー・クシュナー
販売元:徳間書店
発売日:2009-11-19





ハンナのかばん―アウシュビッツからのメッセージハンナのかばん―アウシュビッツからのメッセージ
著者:カレン レビン
販売元:ポプラ社
発売日:2002-07







ルトゥカのノートルトゥカのノート
著者:ルトゥカ・ラスケル
販売元:PHP研究所
発売日:2008-03-18







マンガで学ぶナチスの時代〈1〉ある家族の秘密マンガで学ぶナチスの時代〈1〉ある家族の秘密
著者:リュート・ファン・デア ロール
販売元:汐文社
発売日:2009-03







戦争を伝える本

せかいいちうつくしいぼくの村 (えほんはともだち)せかいいちうつくしいぼくの村 (えほんはともだち)
著者:小林 豊
販売元:ポプラ社
発売日:1995-12





せかいいちうつくしい村へかえる (えほんはともだち)せかいいちうつくしい村へかえる (えほんはともだち)
著者:小林 豊
販売元:ポプラ社
発売日:2003-08





ぼくの村にサーカスがきた (えほんはともだち)ぼくの村にサーカスがきた (えほんはともだち)
著者:小林 豊
販売元:ポプラ社
発売日:1996-11





彼の手は語りつぐ彼の手は語りつぐ
著者:パトリシア ポラッコ
販売元:あすなろ書房
発売日:2001-05







戦争について考えるきっかけになる本
六にんの男たち--なぜ戦争をするのか?六にんの男たち–なぜ戦争をするのか?
著者:デイビッド=マッキー
販売元:偕成社
発売日:1975-09




ハロー・ディア・エネミー!―こんにちは敵さん さよなら戦争ハロー・ディア・エネミー!―こんにちは敵さん さよなら戦争
著者:グードルン パウゼバンク
販売元:くもん出版
発売日:2001-07







3びきのかわいいオオカミ3びきのかわいいオオカミ
著者:ユージーン トリビザス
販売元:冨山房
発売日:1994-05-18







弟の戦争弟の戦争
著者:ロバート ウェストール
販売元:徳間書店
発売日:1995-12







リトル・ソルジャー (ポプラ・ウイング・ブックス)リトル・ソルジャー (ポプラ・ウイング・ブックス)
著者:バーナード アシュリー
販売元:ポプラ社
発売日:2005-08







ヒットラーのむすめ (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子どもたち)ヒットラーのむすめ (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子どもたち)
著者:ジャッキー フレンチ
販売元:鈴木出版
発売日:2004-12

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