12月のおはなし会プラン

2017年(その1)ぎゅっぎゅっぎゅっ(小さい子)
2016年(その2)もう、いくつねると (幼児~小学生)
2016年(その1)もうすぐくるよ(小さい子)(変更有)
2015年(その3)たいせつな贈り物
2015年(その2)たのしいたのしいクリスマス♪
2015年(その1)あたたかいね!(小さい子向け)
2014年(その3) ひつじさん大好き♪(幼児~小学生)
2014年(その2) お正月をむかえよう(幼児~小学生)
2014年(その1) もうすぐ もうすぐ(小さい子)
2013年(その3) おうまはみんな(幼児~小学生)
2013年(その2) 大好きクリスマス(幼児~小学生)
2013年(その1) クリスマスは楽しい♪(小さい子)
2012年(その3) へびくん 大活躍!―2013年はへび年―(幼児~小学生)
2012年(その2) ツリーをかざろう♪(幼児~小学生)
2012年(その1) サンタさんはくるかな?(小さい子)

2017年(その1)ぎゅっぎゅっぎゅっ(小さい子)


小さな子どもたちと一緒にわらべうたで遊んでいると、子どもたちってぎゅっと抱きしめてもらった時に、ほんとうに嬉しそうな笑顔になるんだなって思います。12月の小さい子向けおはなし会プランは、そんな笑顔を思い浮かべながら作りました。

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【ぎゅっぎゅっぎゅっ】

オープニングは、例年と同じわらべうたメドレーです。

導入  わらべうたメドレー(おおさむこさむ → おしくらまんじゅう → こどもかぜのこ) 
 (社員の方はeラーニングサイトで遊び方を見ることができます)
おおさむこさむ
 「おおさむこさむ」両腕をこする動作
 「やまからこぞうがとんできた」遠くのほうを指さす
 「なんといってとんできた」耳に手をあてる
 「さむいといってとんだきた」また両腕をこする動作
 少し大げさなくらいに動作をするとよいでしょう。
 
 
 
 
 
 
   
 
 
おしくらまんじゅう
 お母さんといっしょにおしくらまんじゅうをします。
 
 
 
 
 
 
 
こどもかぜのこ
 「こどもかぜのこ」両手でこぶしを作り、左右交互に前に突き出す
 「じじばばひのこ」体を縮めて、両腕をさする動作
 
 
 
絵本『おしくらまんじゅう』かがくいひろし ブロンズ新社 2009
おしくら・まんじゅう
かがくい ひろし
ブロンズ新社
2009-04-01
 
 
 
わらべうた このこどこのこ
このこどこのこ
「このこどこのこかっちんこ」お膝に乗せた子どもを軽く抱きしめながら、おとなが左右に軽く揺れます。
「こののどこのこ〇〇ちゃん」お子さんの名前を入れて歌って、ぎゅーっと抱きしめます。
 
 
絵本『だっこして』西巻茅子 こぐま社 1995
だっこして (にしまきかやこ あかちゃんの本)
西巻 茅子
こぐま社
1995-05-01
 
12月のおすすめ本リストには入れていませんが、ぎゅっと抱きしめてもらう絵本として西巻茅子さんの絵本を選びました。クリスマスのプレゼントには高価な玩具よりも、「だっこして」って子どもに求められたら、きちんと応えて、ぎゅーっと抱きしめてあげることが大事ですね。
 
 
絵本『さんかくサンタ』tupera tupara  絵本館 2011
さんかくサンタ
tupera tupera
絵本館
2011-10-25

最後の1冊は、季節に合わせてクリスマスの絵本を1冊選びました。
「さんさんさんかく さんかくサンタ まんまるふくろを せなかにしょって しかくいおうちに はいっていった」とても耳心地のよいことばと三角、丸、四角とわかりやすい造形の絵で子どもたちを引きつける絵本です。
 
(作成K・J)

2016年(その2)もう、いくつねると (幼児~小学生)


 まだ紅葉も始まらない10月の半ばですが、おはなし会プランは12月です。幼児~小学生向けのプランは年末年始に焦点をあててみました。私の子ども時代(数十年前)は、どこの家も12月に入ると歳時記にしたがって年の瀬を迎える準備をしていました。今は新年でもお店は開いており、迎春準備も簡素化されているように感じます。
五穀豊穣、家内安全を祈り、年神様を迎える準備をする伝統を、時代が変わっても次の世代に受け継いでいくことができればと思います。
 
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【もう、いくつねると】
  
導入 詩「冬が来た」高村光太郎 『ポケット詩集Ⅱ』田中和雄/編 童話屋 2001 1分
「きっぱりと冬が来た
 八つ手の白い花も消え
 公孫樹の木も箒になった 
 (後略)」
ポケット詩集〈2〉
童話屋
2001-10
 
 12月に入ると、公孫樹(いちょう)の木もすっかり葉が落ちて、寒さが募ってきます。ピンと張り詰めた冷たい空気を感じると、年が改まる季節が近づいていることを感じます。この詩を読むと寒い冬を迎える覚悟を感じます。
 
 
 
 絵本『もうすぐおしょうがつ』西村繁男/作 福音館書店 2010 6分
 
年末年始を祖父母の家で迎えるために家族で帰省したひろくんとゆうちゃん。家族総出で大掃除をしたり、餅つきをし、お正月を迎える準備をします。大晦日は市場へ買い出しに行き、夜は年越しそばを食べて除夜の鐘をつきに出かけます。この本を担当した編集者の方に、特定の時代や地域を描くのではなく、伝統的な迎春の風習を伝えるために、登場人物を人間としてではなく動物として描くようにしたと伺ったことがあります。細部にわたって描かれているので、集団での読みきかせよりは親子でじっくり読んでほしい絵本です。貸出できるよう可能ならば複本を用意しましょう。なお、餅つきのシーンはコマ割で描かれています。ひとつひとつ指さしながらすべて読んであげてもよいでしょう。場合によっては、餅つきの様子が伝わるよう、かいつまんで読んでもよいでしょう。 

 

絵本『ばばばあちゃんのおもちつき』さとうわきこ/作 佐々木志乃/協力 福音館書店 1998 5分

ばばばあちゃん流のお餅の作り方がわかるかがくのとも傑作集の絵本です。『もうすぐおしょうがつ』では伝統的な餅つきの様子が描かれていましたが、セイロで蒸さずに電気釜で餅米を炊き、臼と杵を使わずにボウルに入れてすりこぎでつぶすやり方は、今の生活にはぴったりですね。 こちらの絵本にも吹き出しのセリフがありますが、この絵本の場合は読まなくても話の筋がわかるので省略してよいでしょう。

 わらべうた  もちっこやいて

もちっこやいて(画像)

 

 

 

 

 

 子どもたちに「おしょうゆのほかに、なにをつけて食べたい?」と聞きながら、2,3回繰り返して歌ってみましょう。

 

絵本『おとなしいめんどり』ポール・ガルトン/作 谷川俊太郎/訳 童話館出版 1994 4分

おとなしい めんどり
ポール ガルドン
童話館出版
1994-02

 2013年11月のプラン「しごとはたのしい♪」でも紹介した絵本です。イギリスの昔話「The Little Red Hen」をポール・ガルドンの翻案と絵で、谷川俊太郎さんの訳で出版された絵本です。来年は酉年なので選びました。絵本を読む前に干支について話してあげるとよいでしょう。

 

絵本『どんぶらどんぶら七福神』みきつきみ/作 こぐま社 2011 2分半  

どんぶらどんぶら七福神
みき つきみ
こぐま社
2011-11

時間があれば、もう1冊おまけとして読んであげてよいでしょう。新しい年のみなさんの幸せを寿ぐ七福神。数え歌になっていて、リズミカルに読むことができます。 

 

(作成K・J)

2016年(その1)もうすぐくるよ(小さい子)(変更有)


 10月第一週まで蒸し暑い日が続いていたのに、ここに来てぐっと朝夕冷え込むようになりました。体調を崩している人も多いようです。体調管理、十分に気をつけてくださいね。
さて、「本のこまど」のおはなし会プログラムは2ヶ月前倒しで作成しています。クリスマス、年末シーズンを思い浮かべながら、この記事を書いています。今年の冬は暖冬かしら?寒くなるのかしら?どちらにしても、あっという間に2016年も終わりに近づいているのですね。
 
クリスマスをテーマにしたプログラムは、小さい子向けにも大きい子向けにも出揃っていますが、今年はあえて2冊、取り上げてみました。過去の記事はこちらから拾ってみてください。(→12月のおはなし会プログラム
 
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【もうすぐくるよ】
 
導入  わらべうたメドレー(おおさむこさむ → おしくらまんじゅう → こどもかぜのこ) 
 「もうすぐくる」のは、寒い寒い「北風小僧」かな?それとも「クリスマス」かな?「ゆき」かな?
最初に、わらべうたメドレーで体をほぐしていきましょう。
 (遊び方は、社員の方はeラーニングサイトで見ることができます)
おおさむこさむ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おしくらまんじゅう
 
 
 
 
 
 
 
こどもかぜのこ
 
 
 
 
 
  
絵本『コロちゃんのクリスマス』エリック・ヒル/作 まつかわまゆみ/訳 評論社 2004  2分
コロちゃんのクリスマス―コロちゃんのびっくり箱 (絵本の部屋―しかけ絵本の本棚)
エリック・ヒル
評論社
1984-09
 
ツリーを飾って、プレゼントをつつみ。くつ下をぶら下げ、クリスマスの準備は万端。クリスマスのシーズンが来たことを、ちいさな子どもたちに伝える導入に使える仕掛け絵本です。(当初、ボードブックを選んでいましたが、所蔵している図書館が少ないことから、こちらに変更しました)
 
 
絵本『クリスマスおめでとう』ひぐちみちこ こぐま社 1997 2分半 
 
クリスマスおめでとう
ひぐち みちこ
こぐま社
1997-11
 
ちいさなこどもたちに「クリスマス」のほんとうの意味を伝えるのは、とても難しいですね。ぼくやわたしが誕生日をお祝いしてもらうように、イエスさまが生まれた日をお祝いする日なんだ、ということがわかりやすく描かれています。素朴で温かいコラージュの絵も素敵です。「コロちゃんがお祝いしたクリスマスってね、こんな日なんだよ」と声をかけて読み始めてもよいでしょう。
 
 絵本『てぶくろ』ウクライナ民話 エウゲーニー・M・ラチョフ/絵 内田莉莎子/訳 福音館書店 1965 4分 
 

 長く読み継がれてきたロングセラー絵本です。おじいさんが落としていった片方のてぶくろ。ねずみがもぐりこんで「ここでくらすわ」。すると「わたしもいれて」と次々にやってきて・・・繰り返しの面白さと、てぶくろが限界まで膨らむハラハラ感は2歳児でも十分に味わうことができます。赤ちゃん絵本から、物語絵本へと移行する時期に親子でいっしょに楽しみたい1冊です。 

 

絵本『ゆき』きくちちき ほるぷ出版 2015  2分 

ゆき (ほるぷ創作絵本)
きくちちき
ほるぷ出版
2015-11-20

最後に、1冊昨年出版された絵本を紹介します。森に雪が降り始めます。リスやうさぎにくま、動物たちが雪が降り積もる様子をみています。どんどん雪は降り積もり・・・きくちちきさんは2013年にブラティスラヴァ世界絵本原画展で金のりんご賞を取りました。そのきくちさんが描く雪は温かい色をしています。「ふれふれ いっぱい ふれふれ」ことばのリズムも心地よい1冊です。もうすぐ雪のふる季節・・・この絵本の最終ページにあるように親子でその日を待ちたいですね。
 

(作成K・J)

2015年(その3)たいせつな贈り物


クリスマスっていうと、「プレゼント」をもらえる日,、だから嬉しい日ですね。では、なぜクリスマスにプレゼントし合うか、知っていますか?

ひとつには、クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う日(聖書には誕生日がいつであったかはどこにも記されていません。キリスト教がヨーロッパに広がるにつれて、太陽神を祀るミトラス教などの影響を受けて冬至の頃に祝うようになり、宗教会議で定められました。)であり、救い主としてのイエス・キリストは人類への神様からの贈り物と考えられていました。それで人々も互いにプレゼントを贈りあったという説。

もうひとつは、聖書の中にイエス・キリストの誕生を知って東の国の三賢者が、黄金、乳香、没薬といった当時とても貴重だった宝物を携え、はるばる旅をして贈り物を届けたということから、イエス・キリストの誕生を祝って互いにプレゼントを贈りあったという説もあります。いずれにしても、キリスト教徒ではない日本でこの風習が広がったのは、高度成長期のデパートや玩具メーカーの商戦が見事に当たったということでしょう。

日本人にはなじみの薄いクリスマスの由来が『クリスマスってなあに?』(ジョーン・G・ロビンソン/文・絵  こみやゆう/訳 岩波書店 2012)に書かれています。集団での読み聞かせには向かない絵本ですが、ご家庭でクリスマスの行事の由来を子どもたちにわかりやすく伝えることのできる1冊です。図書館で質問されたら、ぜひお薦めしてみてください。

なにはともあれ、子どもたちにとっては楽しみにしているクリスマスプレゼント。それをテーマにおはなし会プログラムを作成してみました。

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導入 詩 「サンタクローズにプレゼント」 佐藤義美 『佐藤義美童謡集 ともだちシンフォニー』(JULA出版局 1990)より 1分
  サンタクローズに トラックをあげたい 
  1トン2トントラックじゃだめだ
  100トンぐらいのトラックをあげたい。
  100トントラックじゃ、連結トラック、
  それに うんとこさと いい物つんで
  世界中の子どもにプレゼント。
      (中略)
  もらうばかりじゃ わるいから
  サンタクローズに プレゼントしたい。

サンタクロースにプレゼントばかりもらっていては申し訳ないと、100トン分のプレゼントを載せられる連結トラックをあげたい!という、なんとも豪快で、楽しい詩です。一度目は読んであげて、二度目は子どもたちに復唱してもらって、詩の面白さを味わえるといいですね。
 

絵本 『アンナの赤いオーバー』ハリエット・ジィーフェルト/作 アニタ・ローベル/絵 松川真弓/訳 評論社 1990 9分

アンナの赤いオーバー (児童図書館・絵本の部屋)
ハリエット ジィーフェルト
評論社
1990-12

第二次世界大戦後の物資の乏しい時代にあった事実をもとにした絵本です。アンナのオーバーは擦り切れてちんちくりんに。戦争が終わったら新しいコートを買いましょうとお母さんは約束してくれていました。でも戦争が終わっても、物不足は続いています。お母さんはどうやって新しいオーバーを手に入れてくれるのでしょう?羊を飼っているお百姓さんに頼みに行ってからちょうど1年後に、アンナの新しいオーバーは出来上がりました。さあ、クリスマスの日にはオーバー作りに関わってくれた人をみんなご招待です。なんでもお金を出せば手に入る今の子どもたちにも、ぜひ伝えてあげたいお話です。 

 

絵本 『くんちゃんとふゆのパーティー』ドロシー・マリノ/作 あらいゆうこ/訳 ペンギン社 1981 7分

くんちゃんとふゆのパーティー

ドロシー・マリノ
ペンギン社
1981-11

こぐまのくんちゃんは、好奇心旺盛です。寒い冬がやってきて、くまたちはそろそろ冬ごもりをする季節。早々に冬ごもりをしてしまうと、雪を見るチャンスがありません。この冬は雪を見てからにしようと、おとうさんもおかあさんも、くんちゃんの願いに寄り添ってくれます。初めて見る雪に興奮するくんちゃんですが、雪に覆われた様子を見て、あることを思いつきます。さて、それはいったいどんなことでしょう。“くんちゃん”シリーズは、子どもの好奇心に寄り添い、干渉しすぎずに、その思いを遂げられるようにとサポートする親の姿がとても素敵な絵本です。長く読み継がれた絵本ですが、今の子どもたちもこのくんちゃんの気持ちに自分を重ねて読むことでしょう。

 

絵本 『クリスマスのふしぎな箱』長谷川摂子/作 斉藤俊行/絵 福音館書店 2008  3分

クリスマスの ふしぎな はこ (幼児絵本)
長谷川 摂子
福音館書店
2008-10-10

クリスマスの朝、ゴミ捨て場で拾ってきた箱を覗いてみると・・・なんとサンタクロースは今頃何をしているのか、その様子が見えるのです。箱を覗くたびに、サンタさんはぼくの家に近づいているとわかります。クリスマスの日のわくわくドキドキする気持ちが上手に描かれている1冊です。

この絵本は、子どもたちの状況を見て読んであげてください。『アンナの赤いオーバー』と『くんちゃんとふゆのパーティー』どちらも長いので、2冊で終えても良いし、小さい子が多ければ『アンナの赤いオーバー』と差し替えてもよいでしょう。クリスマスの雰囲気を盛り上げるために、ブラックパネルシアターの「メリークリスマス(赤鼻のトナカイ)」などをプログラムに取り込むのも一案です。

ブラックパネルシアター―光いっぱい夢いっぱい
古宇田 亮順
アイ企画
1995-07-01

 

型紙付きのブラックパネルシアターの本です。演じ方もわかりやすく書いてあるので、ブラックパネルシアター用の舞台やライトを持っている館は挑戦してみてもよいでしょう。あくまでもおはなし会は、おはなしや絵本が中心ですが、クリスマスのような時に目先を変えるのも面白いと思います。

(作成 K・J) 

2015年(その2)たのしいたのしいクリスマス♪


クリスマスは子どもにとってもわくわくする楽しい行事です。

今回は、たくさんある愉快なクリスマスの絵本を中心にプログラムを組み立ててみました。

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 『ゆうぐれ』 ユリ・シュルヴィッツ著 さくまゆみこ訳 2014 4分

ゆうぐれ
ユリ シュルヴィッツ
あすなろ書房
2014-10-24

 冬の夕暮れどき、犬をつれた男の子とおじいさんが散歩にでかけました。おひさまが沈んで、あたりが暗くなり始めると、町に光がともります。クリスマス前の忙しいけれど楽しそうな町の人々の様子が、あたたかい絵で描かれています。文字は少ないので、じっくり絵を見せてあげてください。

『たのしいおまつり―ナイジェリアのクリスマス―』 イフェオマ・オニェフル作写真 さくまゆみこ訳 2007 7分

たのしいおまつり―ナイジェリアのクリスマス
イフェオマ オニェフル
偕成社
2007-03

ナイジェリアのイボ地方のクリスマスを迎える人々を映しだした写真絵本です。ナイジェリアの男の子アファムが住む地域のクリスマスは、伝統のお祭りにでてくる精霊〈モー〉があらわれて、踊り歩きます。アファムも仮装をしてモーになることに決めますが、モーになるにはうちわ、布、段ボール、ひも、つえ、羽などいろいろな材料が必要です。そこで、アファムは様々な人の協力をえて材料を集めていくのですが、その様子を通して、村の人々の生活が伝わってきます。チンチン、シェロフ・ライス、フライドチキンなどのクリスマスのごちそうはとても美味しそうです。

『サンタクロースって ほんとうにいるの?』 てるおかいつこ文 すぎうらはんも絵 福音館書店 1981 4分

サンタクロースってほんとにいるの? (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
てるおか いつこ
福音館書店
1982-10-01
 
 サンタクロースってほんとにいるの?、どうやって家に入ってくるのだろう?、どうやって一晩で世界中を周るのだろう?、一度は考えたことがあるたくさんの質問に、楽しく優しく答えてくれます。最後はやっぱりサンタはいるかもしれないなという気持ちにさせてくれる、イラストも愉快な絵本です。 

『ペチューニアのクリスマス』 ロジャー・デュボワザン作絵 ふしみみさを訳 復刊ドットコム 2012 10分

ペチューニアのクリスマス
作・絵:ロジャー・デュポワザン 訳:伏見 操
復刊ドットコム
2012-11-09
  
 少しおばかさんのガチョウ、ペチューニアの愉快なお話です。ペチューニアは、近くの農場にいるハンサムなチャールズにひとめぼれします。けれどもチャールズはクリスマスには食べられてしまうのです。チャールズを逃がすため、ペチューニアは、絵の具を体中にぬって怪物に変装して脅かしたり、サンタの格好をして寄付金を集めたり、様々な方法を考えますが・・・。少し長い物語ですが、展開が早く勢いがあるので、少し大きい子であれば面白く聞けると思います。
 
少ししっとりした物語がよい場合はこちらもおすすめです。差し替えてもよいでしょう。
 
『クリスマスのちいさなおくりもの』 アリソン・アトリー作 上条由美子訳 山内ふじ江絵 福音館書店 2010 10分
 
クリスマスのちいさなおくりもの (こどものとも絵本)
アリソン・アトリー
福音館書店
2010-10-15
 
 おかみさんが病気でクリスマスのお祝いのしたくができていない家の、ねことねずみが協力して準備をします(クリスマスイブの夜はみんなが仲良くする夜ということで)。ミンスパイを作ったり、クリスマスケーキを作ったり、お部屋をクモが飾りつけをしてくれたりして素敵なしたくができたとき、サンタクロースがやってきました! 優しくあたたかい気持ちになれる絵本です。
 
素敵なクリスマスを!
 
(作成T.S)

2015年(その1)あたたかいね!(小さい子向け)


2歳以下の子どもたちのためのクリスマスの絵本は、良いものが限られていて既に何度かプランを公表しています。ぜひ過去の投稿を参考にしてください。

今年の小さい子向けのテーマは「あたたかいね!」。寒い冬を迎えると、親子で温かいお湯に浸かって会話が弾むお風呂タイムはとても楽しみな時間です。そんな時間に寄り添える絵本を選んでみました。

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導入 わらべうた 「おおさむこさむ」「おしくらまんじゅう」「こどもかぜのこ」メドレー

絵本 『おおさむこさむ』松谷みよ子/作 遠藤てるよ/絵 童心社 1979

おおさむ こさむ (あかちゃんのわらべうた( 6))
松谷 みよ子
偕成社
1979-11
 
この絵本は、下のわらべうたを歌いながらページをめくっていきます。 
 

おおさむこさむ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おしくらまんじゅう

 

親子で身体を押し合います。ごく小さな赤ちゃんの場合は、身体を優しくこすってあげます。

 

 

こどもかぜのこ

 

“こどもかぜのこ”では、拳を力強く前に交互に突き出し、“じじばばひのこ”では、縮こまって身体をこする動作をします。

 

 

 

絵本 『おふろでちゃぷちゃぷ』松谷みよ子/作 いわさきちひろ/絵 童心社 1970

おふろでちゃぷちゃぷ (松谷みよ子あかちゃんの本)
松谷 みよ子
童心社
1970-05-05
 
「まってまって いま せーたー ぬいだとこ」「まってまって いま ズボン ぬいだとこ」の繰り返しが、楽しい絵本です。
 
 
わらべうた 「とっちん かっちん」
とっちんかっちん
 
 
 
 
 
  
 
2番は“とっちん かっちん かじやのこ はだかでとびだす ふろやのこ”と歌います。赤ちゃんをお膝の上に乗せて、膝を上下させて揺らします。“いしやのこ”の後に「ドッシーン!」と言いながら、足を開いて赤ちゃんを膝と膝の間に落とします。2番では、“ふろやのこ”の後に「ジャッバーン!」と言いながら、赤ちゃんを高く持ち上げます。
 
 
絵本 『ぽっかぽか だいすき おさるさん』福田幸広/写真・文 ポプラ社 2002
ぽっかぽかだいすきおさるさん (親と子の写真絵本)
福田 幸広
ポプラ社
2002-01
温泉に浸かるおさるさんの親子がとても可愛らしい写真絵本です。来年の干支は申。大きい子に読むときは、そのことも付け加えて伝えてもよいでしょう。
 
絵本 『ゆめにこにこ』柳原良平/作 こぐま社 1998
ゆめ にこにこ
柳原 良平
こぐま社
1998-02
 
“じゃぶじゃぶ”、“ごぶごぶ”など、子どもの身近で使う擬音語の絵本です。前半は子どもの表情や生活、後半は自然のうつろいを音で表しています。お風呂に入って、身体があったまったら、きっといい夢みれますね。
(作成K・J)

2014年(その3) ひつじさん大好き♪(幼児~小学生)


今年の12月のおはなし会✩おすすめプランは、クリスマスをテーマから外しています。(その1)【もうすぐ もうすぐ】で小さい子に向けて、(その2)【お正月をむかえよう】で大きい子に向けて、新年を迎える喜び、気持ちを伝えたいと、それぞれプランを作りました。

 
人々の暮らしが便利になるとともに、迎春風景もずいぶん変化しているなぁと感じるこの頃ですが、だからこそ図書館のおはなし会では、日本の伝統にも触れたいですね。
 
さて(その3)は、来年の干支の《ひつじ》をテーマにしました。私たちに温かい毛織物を提供し続けてくれるひつじは、古くから家畜として親しんできた動物です。そんな温かさが伝わるように組んでみました。
 
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【ひつじさん大好き♪】 幼児、小学低学年向け
 
導入 『ブルッキーのひつじ』M・B・ゴブスタイン 谷川俊太郎訳 ジー・シー・プレス 1989 2分
ブルッキーのひつじ
M.B. ゴフスタイン
ジー・シー
1989-03
 
16.6cm×13.4cmの小さな絵本です。読み聞かせには絵が小さいと思われますが、リズミカルなことば、「めえめえめえ」とひつじの鳴き声の繰り返しもとても耳に心地よい1冊です。詩として読んであげるのも、良いでしょう。ブルッキーという名前の女の子のひつじに対する愛情がじんわりと伝わってきます。
この絵本は絶版になっており、図書館にない場合は、下記の詩と差し替えるのも良いでしょう。
 
《差し替え用》
詩 「ゆめいっぱい」こひつじあや 『のはらうた わっはっは』工藤直子 童話屋 2005 2分
のはらうた わっはっは
工藤 直子
童話屋
2005-02
 
 
 
 
絵本 『ひつじさんあそんでよ』池谷陽子 ちいさなかがくのとも 2014年1月号 福音館書店 3分
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福音館書店の月刊誌、ちいさなかがくのともの2014年1月号です。作者は北海道の牧場で羊を飼ったことのある方で、ひつじの特性をしっかりと捉えて描いています。ひつじはこちらから寄っていくと逃げていき、じっとしていると興味深そうに寄ってくるのだそうです。そんなひつじと女の子とのやり取りが微笑ましい絵本です。
この月刊誌を取っていない図書館では、下記の絵本と差し替えてもよいでしょう。
 
《差し替え用》
『ひつじのむくむく』 村山桂子 太田大八 福音館書店 2009 3分
 

1978年に月刊誌こどものともで出版された絵本が2009年にハード化されました。みんな忙しくて遊んでもらえないむくむく。「みんな、あそんでよう」と声をかけるのに、だれからも「だめだめ」と断られてしまいます。遊んでくれるって答えてくれたのは、なんとおおかみ!さてむくむくはどうなってしまうのでしょう。差し替え案としてお使いください。

 
紹介 『ヒツジの絵本』そだててあそぼう28 むとうこうじ編 スズキコージ 2001 農文協
 

家畜として人類がひつじを飼ってきた歴史、飼うための具体的な方法、ひつじの毛から毛糸を紡ぐ方法など、詳しく書いてある本です。読み聞かせるのではなく、「こんな本もあるよ」と紹介してあげて欲しいと思います。

 
絵本 『ペレのあたらしいふく』エルサ・ベスコフ おのでらゆりこ訳 福音館書店 1976 5分
ペレのあたらしいふく (世界傑作絵本シリーズ―スウェーデンの絵本)
エルサ・ベスコフ
福音館書店
1976-02-03
 
スウェーデンの絵本作家エルサ・ベスコフの代表作です。初版は1912年。なんとスウェーデンで出版されて100年経っている絵本です。少年ペレは成長とともに洋服が小さくなりました。そこで自分の飼っているひつじの毛を刈り、すき、紡ぎ、織り、染め、仕立て…家族や近所の人たちと協力しあいながらひとつのものを作り上げて行きます。こうして一つのものを作る過程は、子どもたちにとってワクワクすることのようです。自分の着ている服がどのように作られていくのか、過程が見えなくなっている現代の子どもたちにも、知ってほしいなと思います。

(K・J)

2014年(その2) お正月をむかえよう(幼児~小学生)


クリスマスが終わると、今度はお正月。
子どもたちは、指折り数えて、待っています。

そんな時期に楽しめるように「お正月をむかえよう」というテーマで組み立ててみました。

 
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【お正月をむかえよう】 幼児~小学生向け
 
導入 絵本『まるいちきゅうの まるいいちにち』 安野光雅ほか 童話屋 1986
まるいちきゅうのまるいちにち―All in a day
 
安野光雅さんが世界8国8人の絵本作家に声をかけて作った絵本で、世界の子どもたちがお正月を迎える様子が描かれています。
グリニッジ子午線のあるロンドンが1月1日0:00を迎えたとき、ブラジルはまだ31日夜21:00で寝る支度をしていますし、日本ではもう1日朝9:00で初詣の準備をしているところ、といった具合です。ページをめくると、3時間ずつ、時間がすすんでいきます。絵を眺めていると、8人の作家の風合いを楽しめますし、季節が違ったり、食べているものが違ったりと、さまざまな発見ができます。1つ1つの絵は小さいので、全部読むのではなく、本の紹介して、あとからじっくり眺めてもらうのがよいと思います。
 
絵本『十二支の年越し』 川端誠 リブロポート 1983 4分

十二支の年越.jpg

川端 誠
リブロポート
1983-11
十二支の動物たちの年越しの様子が、だじゃれのふくまれた愉快な文と、線が太い木版画の絵で書かれています。
左ページには、餅つき、初夢、獅子舞・・・など、年末年始に関するいろいろな言葉の紹介があります。全部読まずに、絵や文に関係のある言葉を取り上げてもよいと思います。絵本全体にユーモアがあるので、楽しい気分でお正月を迎えるにはぴったりの1冊です。
 
絵本『ばばばあちゃんのおもちつき』 さとうわきこ作 福音館書店 1998 5分
ばばばあちゃんのおもちつき (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
 
もちつきを楽しみにしている子はたくさんいますが、今では自分ではつかずに、買ってくる家も多くなりました。この本では、うすときねでつく本格的なものができなくても、家の台所でできるおもちつきの方法が紹介されています。さらに、おもちに、あんこやきなこだけでなく、チョコやふりかけなどをつけて、びっくりもちも作って、おいしさも楽しさも倍増です。
 
絵本を読んだあとに、わらべうた「もちっこやいて」で遊んで、お腹いっぱい!
 
わらべうた  「もちっこやいて」 (『にほんのわらべうた① うめとさくら』 近藤信子 福音館書店 P66)
 
もちっこやいて
とっくらきゃして やいて
しょうゆをつけて
たべたら うまかろう
 
(遊び方)
しょうゆの他にも、好きなものをつけて、楽しみます。
 
にほんのわらべうた〈1〉うめとさくら
近藤 信子
福音館書店
2001-04-10
 
 
 
 
 
 
 
絵本『かさじぞう』 瀬田貞二再話 福音館書店 1966 5分
かさじぞう(こどものとも絵本)
瀬田 貞二
福音館書店
1966-11-01
 
「むかし、あるところに」ではじまる、広く語り継がれている日本の昔話です。おだやかな語り口と、墨で描かれた絵が、お話のもつ優しさを伝えています。語りにしても、雪がもかもか降ってくる様子や、おじいさんが雨戸をがらりと開けたときの場面が、鮮やかに浮かびあがり、聞いている子どもが、はっと息をのみます。静かな気持ちで、じんわり味わいたいお話です。
(T.S)
 
 

2014年(その1) もうすぐ もうすぐ(小さい子)


10月を迎えると、「本のこまど」ではクリスマスや年末年始の本をリストアップしたり、その頃にどんなおはなし会にすればいいだろうと、そわそわ。完全に気分は年末モードです^^

 
子どもの頃は、一年はゆっくり巡ってきましたが、おとなになると加速度が増してあっという間に過ぎていきます。
それでも子どもの時代を思い出し、丁寧に子どもに向き合いたい、季節の移り変わりや、年中行事を伝えて行きたいと思います。
 
クリスマスのプログラムはほぼ今までのもので出切ったかな、と思い、今回は別のテーマ(年末年始など)でプログラムを組み立てる予定でいます。クリスマスのプログラムを見たい方は過去のプログラムを参考にしてください。
 
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【もうすぐ もうすぐ】 小さい子のためのプラン
 
導入 詩「ねんねんよ、おころりよ!」(ドイツのわらべうた)瀬田貞二訳 2分(何度か繰り返してもOK)
   『幼い子の詩集パタポン1』田中和雄・編 童話屋 2002より
幼い子の詩集 パタポン〈1〉
童話屋
2002-04
 
「・・・
ねんねんよ、おころりよ!
空には羊の白い雲
小羊たちのひかる星
父さん夜の羊飼い」
眠れない時は、羊を数えるというのは「sleep」と「sheep」と音が近いからだそう。
羊のもこもこした毛も、また暖かくて、眠りを誘うのでしょうか。来年は羊年。羊の絵本を読みますね・・・と導入に使います。
 
 
絵本『まりーちゃんとひつじ』フランソワーズ 与田準一訳 岩波書店 1956 5分半
まりーちゃんとひつじ (岩波の子どもの本 (14))
フランソワーズ
岩波書店
1956-12-01
 
まりーちゃんが、ひつじのぱたぽんに、「こどもを1ぴきうむでしょう。そしたら わたしたち その毛をうって・・・」と欲しいものを次々にあげていきます。文章は繰り返しで、歌うような調子です。絵もくっきりと可愛らしく、最後まで読むのは小さい子には長いように感じますが、ことばのリズムに誘われて聞くことができるでしょう。
 
 
 
手あそび 「いとまきのうた」
 「まりーちゃんのひつじ、ぱたぽんはたった1ぴきしか赤ちゃんを産まなかったけれど、まりーちゃんのくつしたを編むのにちょうどよかったわね!」と声をかけて、一緒に「いとまきまき いとまきまき ひいて ひいて ・・・」と歌います。
「でーきた できた まりーちゃんのくつした♪」など、アレンジしながら歌ってもよいでしょう。
 
 
絵本 『おしょうがつさん』 谷川俊太郎/大橋歩 福音館書店 1990 2分
おしょうがつさん (幼児絵本シリーズ)
谷川 俊太郎
福音館書店
1990-11-15
 
子どもたちに伝えたいお正月の風物をひとつひとつ順番に出てきます。見開きはお雑煮、最初のページは門松、次はお供え餅。
お供え餅には「あたらしいとしは まだ あかちゃんだから まっしろおっぱい ほしいのかな」と、リズミカルなことばで谷川さんならではの説明をしています。お正月を迎える前に、絵本で子どもたちに「お正月にはね・・・」と語りかけるきっかけにしてほしい絵本です。
 
 
 
 
絵本 『おめでとう』 広松由希子/茂田井茂 講談社 2009 2分
おめでとう
広松 由希子
講談社
2009-03-19
 
「ひょこひょこ うさぎが おめでとう」、「にゃごにゃご にゃんこが おめでとう」と、動物や、いろいろな国の人が「おめでとう」を交わしていく絵本です。みんなが元気に新しい年を迎えることのよろこびを伝えておはなし会を閉じたいですね。

(K・J)

 

2013年(その3) おうまはみんな(幼児~小学生)


12月のおはなし会☆おすすめプランの3つめは、来年の干支にちなんで「おうまはみんな」馬の絵本をメインにしました。

うまの出てくる絵本は、たくさんあるようで、いざ選書という時にいろいろ迷ってしまいました。ターゲットをどこに置くかできっといろいろに組み合わせることができると思います。このプランは幼児~小学低学年を対象に組み立ててみました。

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【おうまはみんな】

導入  童謡「おんまはみんな」(アメリカ民謡・中山知子作詞)
      おんまはみんな ぱっぱかはしる ぱっぱかはしる
      ぱっぱかはしる
      おんまはみんな ぱっぱかはしる どうしてはしる
      どうしてなのか だれもしらない
      だけど おんまはみんな ぱっぱかはしる
      ぱっぱかはしる ぱっぱかはしる
      おんまはみんな ぱっぱかはしる おもしろいね
(この歌の元歌は「The Old Gray Mare」老いた灰色のメス馬で、南北戦争の戦線で実際に起きた事件をネタにしていて、日本語の歌詞とはまったく違っています。くわしくはこちらのサイトを参考に →「 THE OLD GRAY MARE」)
 
絵本 『おうまさんしてー』三浦太郎 こぐま社 2009
おうまさんしてー!
三浦 太郎
こぐま社
2009-05
 
おとうさんのせなかに乗って「おうまさん」あそび、子どもは大好きです。おとうさんの背中だけでなく、次々にだれかさんの背中に乗っていきます。一番最後に乗せてくれたのは?
小さなお友達だけでなく、幼児や小学生も小さかった頃のことを思い出して笑顔になれる一冊です。
 
絵本 『ぶどう畑のアオさん』 馬場のぼる こぐま社 2001
ぶどう畑のアオさん
馬場 のぼる
こぐま社
2001-05
 
うまのアオさんは夢の中でみたぶどう畑がほんとうにあってびっくり。ねこは「ないしょにしておこう」というのですが、内緒にしておけないくらいお人好し。「みんなでたべたほうがずっとおいしいよ」というアオさんの優しさに出会える一冊です。
 
絵本 『うまかたやまんば』おざわとしお 赤羽末吉 福音館書店 1988
うまかたやまんば (日本傑作絵本シリーズ)
おざわ としお
福音館書店
1988-10-01
 
やまんばにうまをうばわれ、自分も追われるうまかた。ハラハラ、ドキドキ、少し怖いお話です。最後にうまかたが仕返しするところは痛快。おとなが読むと「なんて残酷」と思ってしまう内容ですが、昔話としてテンポよく読んであげると良いと思います。
 
絵本 『くろうまブランキー』伊東三郎 堀内誠一 福音館書店 1967
くろうまブランキー(こどものとも絵本)
伊東 三郎
福音館書店
1967-11-15

フランスのフレネ学校の子どもたちが創作したお話が原作です。黒馬ブランキーはいじわるな主人の下でこき使われ、クリスマスの夜にとうとう倒れてしまいます。サンタクロースにみつけてもらい、銀のそりをひきことに。堀内誠一さんの絵本デビュー作。クリスマスの前ならばぜひこの一冊を!
クリスマス以降に読むならば、下記の候補から選んでもよいでしょう。(『スーホの白い馬』を選ぶならば、『うまかたやまんば』もやめて、『たびはみちづれ』など軽い絵本を組み合わせても良いでしょう。『しょうぼう馬マックス』などもメインにしても面白いプログラムになるでしょう。)


ブックトーク・あるいはプログラムの差し替えに使える本
 
『スーホの白い馬』大塚勇三 赤羽末吉 福音館書店
スーホの白い馬―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)
大塚 勇三
福音館書店
1967-10-01
 
国語の教科書にも取り上げられている名作。暗くて悲しいおはなしなのですが、最後に馬頭琴の音色がモンゴルの草原に響き渡る・・・そこに希望があって、子どもたちを惹きつける力のある作品です。
 
『しょうぼう馬のマックス』サラ・ロンドン アン・アーノルド 江國香織 岩波書店
しょうぼう馬のマックス (大型絵本)
サラ・ロンドン
岩波書店
1998-11-26
 
マックスは消防車を引いていた馬でしたが、引退して行商のレヴじいさんのところにやってきました。ところが知らせる鐘が鳴るたびに、現場に駆けつけようとしてトラブル続き。さてさてマックスは、レヴじいさんとうまくやっていけるかしら。まだ馬が主役だった古い時代のお話です。
『カウボーイのスモールさん』ロイス・レンスキー わたなべしげお訳 福音館書店
カウボーイのスモールさん―スモールさんの絵本 (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
ロイス レンスキー
福音館書店
2005-03-20
 
スモールさんがいろいろなお仕事につくシリーズの一冊。ここでは馬を乗り回し、牧場でうしを飼うカウボーイです。アメリカでも今はなかなかカウボーイにお目にかかれないのですが、牧場の様子が生き生きと描かれていて面白い絵本です。版が小さいので大勢での読み聞かせには向かないかもしれませんが、カラー復刻版は絵も素敵です。
 
『やまのディスコ』スズキコージ 架空社
やまのディスコ
スズキ コージ
架空社
1988-10
くまの大将が山のうえにディスコを開きます。どうぶつたちが次々踊りにやってくるのですが、一番踊りが上手なのがうまのみねこさん。おしゃれをしてでかけます。ミラーボールはなんと蜂の巣。鉢にさされたお客で大混乱。スズキコージさんらしいハチャメチャが楽しいナンセンス絵本。
 
『たびはみちづれ』五味太郎 クレヨンハウス 
 
五味太郎さんが十二支に合わせて出しているシリーズの「午年」絵本。「たびのきほんはひとりたびパコパコ」「ま でもみちづれもいいものですパコパコ」そうしてみちづれが加わるたびに、ひづめの音が変わっていく・・・リズミカルで楽しいうまの絵本です。

『ルシールはうま』アーノルド・ローベル 岸田衿子 文化出版局
ルシールはうま (ミセスこどもの本)
アーノルド・ローベル
文化出版局
1974-10-20
 
『がまくんとかえるくん』シリーズと同じアーノルド・ローベルの幼年童話です。おひゃくしょう馬のルシールは、毎日どろんこになるのが嫌になり、奥さんに綺麗に着飾ってもらってすまして町へおでかけ。でも憧れていた貴婦人のような生活は、とっても窮屈。それに気がついたルシールは・・・おはなしとして語ってあげてもよい作品です。
 (作成K・J)

2013年(その2) 大好きクリスマス(幼児~小学生)


クリスマス第2段は、幼児向けプログラムです。

12月のおはなし会☆おすすめプラン(その2)は、【大好きクリスマス】。
クリスマスの本はたくさんあるので迷いましたが、幼い子でも楽しめる物語を中心に選びました。
 
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【大好きクリスマス】
 
絵本『はろるどのクリスマス』 クロケット・ジョンソン/作 こみやゆう/訳 文化出版局 2011
 
はろるどのクリスマス
クロケット・ジョンソン
文化出版局
2011-11-
 
クリスマスイブの日、はろるどは書いたものが本当になる、魔法のクレヨンを持って、もみのきを探しに出かけます。少ない色使いですが、はろるどと一緒に線をたどって、次は何があらわれるか想像しながら、楽しむことができます。思いがけない発想にびっくり!
 
絵本『クリスマスのまえのばん』 クレメント・C・ムーア/作 ウィリアム・W・デンスロウ/絵 渡辺茂男/訳 福音館書店 1996
 
クリスマスのまえのばん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
 
1822年に書かれ、長くアメリカの子どもたちに親しまれてきた物語詩に、鮮やかで愉快な絵がつきました。寝静まった夜、空からサンタクロースのおじさんがやってきます。先ほど紹介した『はろるどのクリスマス』で、はろるどが思い出せなかった、8匹のトナカイの名前もばっちり出てきます。みなさんは8匹の名前を知っていますか? リズムが整った読みやすい文です。
*同じC・ムーアの詩に絵がついたものは、2010年おすすめプラン(その2)、2012年おすすめプラン(その2)でも紹介されています。たくさんの画家が絵をつけたくなるほど、魅力的で親しまれてきた詩なのですね。
 
絵本『ぎんいろのクリスマスツリー』 ハッチンス/作 渡辺茂男/訳 偕成社 1975 
 
ぎんいろのクリスマスツリー (世界の新しい絵本 (10))
パット=ハッチンス
偕成社
1975-11
 
 クリスマスに、リスは自分の木を飾り付けします。夜になり、木の真上に美しい銀色の星が出たとき、その木は素晴らしくきれいに輝きました。友達への贈り物になると喜んだリスですが、せっかくの星が、寝ている間になくなってしまいます。必死に星を探すリスと、動物たちのやりとりも楽しい、心あたたまるお話です。最後の場面が美しく、心に残ります。
 
絵本『クリスマスにはおくりもの』 五味太郎作 絵本館 1980
 
クリスマスにはおくりもの
  
女の子にプレゼントを持ってきたサンタは、くつしたの中に自分あてのおくりものを見つけます。サンタの喜ぶ様子が本当に嬉しそうで、優しい気持ちになれる絵本です。絵が大きく、文章は短いので、ゆっくり読んであげてください。
 
☆みなさまも楽しいクリスマスをお過ごしください☆
 (T.S)

2013年(その1) クリスマスは楽しい♪(小さい子)


あっという間に、今年もあと3か月。
街には、もう2014年のカレンダーや手帳が出ていて、びっくりしました。
まだまだ2013年のお楽しみもたくさんあるのになと思いつつ、準備は早いほうがいいですよね。
 
12月には、子どもたちが楽しみにしているクリスマスがあります。
おはなし会☆おすすめプランの1つめは、小さい子向けプログラム【クリスマスは楽しい♪】です。
はじめの3冊は、気軽にやりとりしながら楽しめる絵本ですので、クリスマス会のおまけなどにもおすすめします。
 
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【クリスマスは楽しい♪】(小さい子向けプログラム)
 
絵本 『ぶた たぬき きつね ねこ』 馬場のぼる 1979
ぶたたぬききつねねこ
馬場 のぼる
こぐま社
1979-01
 
「おひさま」から始まるしりとり遊びの絵本です。絵もつながっていて、お話になっています。最後は思いがけない展開に。読み終えたあと、「~ということで、今日はクリスマスの本をたくさん読みます!」とつなげても楽しいですね。
 
絵本『おたすけこびとのクリスマス』 ながかわちひろ 2009
おたすけこびとのクリスマス
なかがわちひろ
徳間書店
2009-10-20

サンタクロースに頼まれたこびとチームは、大型トラックやクレーン車、ブルドーザーやロードローラーを駆使して、プレゼントを届けます。
文字は少ないので、はたらく車や散りばめられている小人など、絵もじっくり見せてあげてください。見返しの絵も、プレゼントがいろいろあって、楽しいです。
 
絵本『サンタのおまじまい』 菊地 清 1991
サンタのおまじない
菊地 清
冨山房
1991-11-25
クリスマスイブにけんちゃんに届いたプレゼントには、きらいな野菜が入っていました。でも、「いち にい サンタ!」とおまじないを唱えると、野菜が変身するのです! 子どもたちと「いち にい サンタ!」と声を出して、盛り上がれます。色鮮やかな切り絵の絵本。
 
絵本『ゆうびんやのくまさん』 フィービ・ウォージントン 1987
ゆうびんやのくまさん (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)
フィービ・ウォージントン
福音館書店
1987-05-30
 ゆうびんやのくまさんのクリスマスイブは、手紙や小包を届けるのに大忙し。丁寧にお仕事をして、みんなに喜んでもらっているくまさんのお話は、あたたかい気持ちになれます。絵の細かなところも眺めて楽しめますので、お話会のあと貸出して、家でもじっくり読んでもらいたい本です。
(T.S)

2012年(その3) へびくん 大活躍!―2013年はへび年―(幼児~小学生)


さて12月のおはなし会☆おすすめプランの最後は、来年の干支ヘビがいっぱいのプログラムです。

私自身は爬虫類がもっとも苦手で、シンガポールに在住中は庭や道ばたでヘビやオオトカゲに遭遇するたびに心臓が口から飛び出そうでしたが、絵本やおはなしになっているヘビってなぜかかわいらしくて、健気なんですよね。
そんなギャップを楽しみながら、おはなし会のプログラムを立ててみました。


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【ヘビくん 大活躍!―2013年はへび年―】

導入 詩 「あいさつ」 へびいちのすけ 『のはらうたⅠ』くどうなおこ 童話屋 1984 
      さんぽをしながら
      ぼくはしっぽに よびかける
      「おおい げんきかあ」
      すると むこうの くさむらから
      しっぽが ハキハキ へんじをする
      「げんきぴんぴん!」
      ぼくは あんしんして
      さんぽを つづける
のはらうた (1)のはらうた (1)
著者:工藤 直子
販売元:童話屋
(1984-05)




絵本 『ながいながいへびのはなし』風木一人/高畠純 小峰書店 2001
ながいながいへびのはなしながいながいへびのはなし
著者:風木 一人
販売元:小峰書店
(2001-12)

成長して長く長くなったへびくん。その長さときたら頭に出会った子どもが、しっぽに出会う頃にはおじいさんになってるというくらい長い!頭としっぽは久しく会ったことがなく、お互いに寂しい思いをしているのです。さて頭としっぽは再会できるのかしら?ナンセンスなんだけど、ほろりとするおはなしです。


絵本 『へびのクリクター』トミー・ウンゲラー 中野完二訳 文化出版局 1974
へびのクリクターへびのクリクター
著者:トミー・ウンゲラー
販売元:文化出版局
(1974-03)

もしも、もしもですよ。あなたの誕生日に届いたプレゼントが立派なへびだったらどうしますか?私はきっと卒倒します!ところがこの絵本では上品なご婦人ボドさんは、最初はびっくりするものの、へびに「クリクター」という名前をつけて可愛がります。このクリクター、とても頭のいいへびで数字もアルファベットも覚えていきます。そしてボドさんのピンチの時には大活躍も!長く読み継がれている絵本の1冊です。

絵本 『さるのせんせいとへびのかんごふさん』穂高順也/荒井良二 ビリケン出版 1999
さるのせんせいとへびのかんごふさんさるのせんせいとへびのかんごふさん
著者:穂高 順也
販売元:ビリケン出版
(1999-11)

「へびのかんごふさん?」って思うでしょ?マルチタレントというか、へびのかんごふさん、ある時は胃カメラになったり、注射器になったり・・・ゾウの患者さんには!やさしく穏やかなさるのお医者さんと、へびのかんごふさんの活躍ぶりに、みんなきっと大笑いしたり、ホッとしたりできるお話です。


その他のへび絵本のご紹介

『へびくんのおさんぽ』いとうひろし 鈴木出版 1992
へびくんのおさんぽ (たんぽぽえほんシリーズ)へびくんのおさんぽ (たんぽぽえほんシリーズ)
著者:いとう ひろし
販売元:鈴木出版
(1992-05)

おさんぽにでかけたへびくん。みずたまりのうえを「よいしょ」と渡っていたら、背中を渡らせて~とつぎつぎに虫や動物がやってきて・・・健気でガンバリ屋のへびくんです。大型絵本もあるので、おはなし会の導入や、ざわついた時などに気分転換で読んでもよい1冊です。

『はなすもんかー!』宮西達也 鈴木出版 1997
はなすもんかー! (チューリップえほんシリーズ)はなすもんかー! (チューリップえほんシリーズ)
著者:宮西 達也
販売元:鈴木出版
(1997-11)
宮西さんお得意のナンセンス絵本。あまがえるくんとつちがえるくんが森の中で拾った長いひも。お互いに自分のものだと譲り合わず!こちらも大型絵本あり。

『はらぺこヘビくん』宮西達也 ポプラ社 2006
はらぺこヘビくん (みやにしたつやのえほん)はらぺこヘビくん (みやにしたつやのえほん)
著者:みやにし たつや
販売元:ポプラ社
(2006-05)

お腹がすいてるへびくん。いろんなものを呑みこんでいきます。ぶどうにバナナ、パイナップル・・・そして最後に呑みこんでしまったものは???こちらも大型絵本あり。

『へびのみんど なにのみこんだ?』tupera tupera  えほんの杜 2011

へびのみこんだ なにのみこんだ?へびのみこんだ なにのみこんだ?
著者:tupera tupera
販売元:えほんの杜
(2011-11)
こちらもへびがいろいろなものを呑みこんでいきます。「なに のみこんだ?」と繰り返しのある絵本。
黒と白のくりかえしに、呑みこまれたものの鮮やかな色彩の対比も面白く、読み手と子どもたちの応答を楽しめる絵本
(作成K・J)

2012年(その2) ツリーをかざろう♪(幼児~小学生)


(その2)は、幼児・小学校低学年向きのプランです。

【ツリーをかざろう♪】

導入 詩 「夢見るクリスマス」 新沢としひこ 『空にぐ~んと手をのばせ』(新沢としひこ 理論社 2000)より
    百年分のプレゼントを
    一度にもらって
    百人分のケーキを
    一人で食べる
    (中略)
    
    百メートルのもみの木に
    星がひっかかる
    百の願いごとが全部
    その時かなう

    そんなクリスマス
    夢見るクリスマス
    ホントになったら
    どうしようかな
空にぐーんと手をのばせ空にぐーんと手をのばせ
著者:新沢 としひこ
販売元:理論社
(2000-11)

幼児向けの歌をたくさん作っているソングライターの新沢さんの詩集より。
この季節の子どもたちのわくわく感を上手に詩にしてくれています。


絵本 『大きいツリーちいさいツリー』ロバート・バリー 大日本図書 2000
おおきいツリー ちいさいツリーおおきいツリー ちいさいツリー
著者:ロバート バリー
販売元:大日本図書
(2000-10)

いかにもクリスマスらしい色合いの、少し小ぶりの絵本です。
ウィロビーさんの家に届いたツリーの見事なこと。ところが大きすぎて居間に入りきりません。そこでうえのほうを切って小間使いのアデレードに渡しました。アデレードが机の上に飾ろうとすると、やっぱりおおきすぎ。アデレードはツリーの先を切って庭師のチムに渡しました・・・そして最後に渡されたのは・・・いろいろな動物が出て来て繰り返しの展開。読み聞かせにもぴったりです。

絵本 『モグのクリスマス』 ジュディス・カー あすなろ書房 2007
モグのクリスマスモグのクリスマス
著者:ジュディス カー
販売元:あすなろ書房
(2007-11)

『おちゃのじかんにきたトラ』と同じ作者の絵本。トーマス家のねこのモグのかわいらしいこと♪クリスマスの準備で構ってもらえないモグは拗ねてしまいます。さてさてモグが引き起こしたことは?
最後はほっとしてにっこりできる素敵なおはなしです。

『クリスマスのまえのよる』クレメント・ムーア/ロジャー・デュボアザン こみやゆう訳 主婦の友社 2011
クリスマスのまえのよる (主婦の友はじめてブック おはなしシリーズ)クリスマスのまえのよる (主婦の友はじめてブック おはなしシリーズ)
著者:クレメント・C・ムーア
販売元:主婦の友社
(2011-10-15)

クレメント・ムーアの有名な詩を絵本にしたものは、他のタイトルでもたくさんありますが、これは昨年の秋に出版された絵本です。絵がとても素敵で、クリスマスの頃には品切れになるほど人気でした。この細長い形は、アメリカの子どもたちが暖炉につるす大きなくつ下に入るようにと考慮されたもの。なるほど~と感心しました。この縦長の形がサンタさんが煙突を潜り抜けるときも効果的に使われています。ぜひ読み聞かせに!


その他の候補(上記の絵本と差し替えたり、ミニブックトークでご紹介ください。)
『サンタクロースってほんとにいるの?』てるおかいつこ/作 杉浦範茂/絵 福音館書店 1982
サンタクロースってほんとにいるの? (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
サンタクロースってほんとにいるの? (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
著者:てるおか いつこ
販売元:福音館書店
(1982-10-01)

2010年のおすすめプランに入れている絵本です。
かがく絵本ですが、子どもたちが持っている素朴な疑問に答えてくれる絵本です。

『クリスマス・イブ 新版』マーガレット・ワイズブラウン/文 ベニ・モントレソール/絵 矢川澄子/訳 ほるぷ出版 2003
クリスマス・イブ
クリスマス・イブ
著者:マーガレット・ワイズ ブラウン
販売元:ほるぷ出版
(2003-11)

クリスマスの夜に興奮して眠れない4人の兄弟姉妹。夜中にこっそり起きだして居間へ行ってみると・・・クリスマスカラーではなく抑えた色味がとてもすてきな絵本です。

『ちいさなもみのき』マーガレット・ワイズブラウン/文 バーバラ・クーニー/絵 上條友美子/訳 福音館書店 1993
ちいさなもみのき (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
ちいさなもみのき (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
著者:マーガレット・ワイズ ブラウン
販売元:福音館書店
(1993-10-20)

毎年、毎年、クリスマスになると森の奥のモミの木を運んでいくお父さん。そこには病気の男の子がいました。ある年のクリスマス、今度は男の子が森の奥のモミの木に会いに行きます。有名なクリスマス・キャロル「もみのき」の楽譜もついています。静かに心に沁み入って行く名作。時には静かな絵本も紹介してあげましょう。
(作成K・J)

2012年(その1) サンタさんはくるかな?(小さい子)


やっと秋めいてきましたね。これからどんどん秋が深まって行く時期が一番好きです。アルビン・トレッセルト/ロジャー・デュボアザンの『きんいろのとき』という絵本があるのですが(ほるぷ出版)、実りの秋を感謝したくなります。

さて、でも図書館では12月のおはなし会や展示に向けて、準備を始める頃だと思います。今やクリスマスも宗教色がなくなり、自治体によってはクリスマスおはなし会と銘打って特別プログラムでやるところもあるでしょう。宗教色を極力配慮したいと冬のスペシャルおはなし会などをするところもあるようです。

というわけで12月のおはなし会おすすめプランは、(その1)小さい子のためのクリスマスのおはなし、(その2)大きい子のためのクリスマスのおはなし、(その3)来年の干支・へびのおはなしで立ててみました。

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【サンタさんくるかな?】

導入 手遊び  「きらきらきらきら」(ひげじいさんの手遊び替え歌)
          きらきらきらきらほしのよる(上から下へ両手キラキラ)
          りんりんりんりんすずがなる(ベルをりんりん鳴らすしぐさ)
          とんとんとんとん(ひげじいさんのトントン)
          トナカイさん(両手を頭の上で角のようにパー)
          しゅっしゅっしゅっしゅっそりがくる(片手ずつしゅっとそりが斜め上から下に)
          そーっとそーっとサンタさん(肩に袋をかつぐ仕草)
          キラキラキラキラ(両手をキラキラさせて上から下へ)
          手はおひざ(両手おひざ)
            
絵本  『さんかくサンタ』 tupera tupera  絵本館 2011
さんかくサンタさんかくサンタ
著者:tupera tupera
販売元:絵本館
(2011-10-25)

昨年秋に出版された絵本で、いろいろなものがすべて△です。小さな子どもたちへの導入の絵本としてはちょうどよい分量です。作者のtupera tuperaは、ご夫妻で仕事をする時のユニット名。まだ初々しい画家夫婦が絵本に挑んだ代表作です。

大型絵本 『まどから★おくりもの』 五味太郎  偕成社 2003
導入(手遊び)   まどから★おくりもの (ビッグブック―五味太郎・しかけ絵本)まどから★おくりもの (ビッグブック―五味太郎・しかけ絵本)
著者:五味 太郎
販売元:偕成社
(2003-11)

1983年に発行されて以来、子どもたちに親しまれてきた絵本ですが、おはなし会用にビッグブックになっています。大型絵本で読んだ方が、まどの向こうに見えるものとの対比がしやすいかもと選んでみました。


絵本    『ねずみくんのクリスマス』 なかえ よしを ポプラ社 2003
ねずみくんのクリスマス (ねずみくんの絵本)ねずみくんのクリスマス (ねずみくんの絵本)
著者:なかえ よしを
販売元:ポプラ社
(2003-10-01)

みんな自分のクリスマスツリーのほうが大きいとご自慢で、「ちいさい ちいさい」とねずみくんのツリーをちいさいというのですが・・・最後のページでおおきなクリスマスツリーの出てくるところで気分も盛り上がるはず。
クリスマスツリーの形のしおりなどを、おはなし会の最後にプレゼントしてもいいですね♪(ミニ工作としてツリーに☆のシールを貼ってもらってもいいでしょう)
(作成K・J)

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