3月のおはなし会プラン

2017年3月(その2)希望の春
2017年3月(その1)いっぽ、にほ、たたたたた(小さい子向け)
2016年(その3)はるがきた(幼児~)
2016年(その2)おいしい いちご(幼児)
2016年(その1)まっててね!(小さい子向け)
2015年(その3) うれしい春の日(幼児~小学生)
2015年(その2) 友だちと春(幼児~小学生)
2015年(その1) ちょうちょ ちょうちょ(小さい子)
2014年(その4) 卒業おめでとう!(小学生・中学生)
2014年(その3) まってたよ(幼児~小学生)
2014年(その2) ♪詩と絵本で春を味わおう♪(幼児~小学生)
2014年(その1) もーいいかい?(小さい子)
2013年(その4) 春よ、来い♪(幼児~小学生)
2013年(その3) もうすぐ、いちねんせい(幼児~小学生)
2013年(その2) ともだち、できるかな?(小さい子)

2017年3月(その2)希望の春


春は芽吹きの時、生命の力を感じる時でもあります。そしてその圧倒的な力は、私たちを勇気づけてくれます。3月はまた旅立ちの季節。そんな時期の子どもたちに向けて、「大丈夫だよ」と背中を押してあげられる本をいくつか選びました。

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【希望の春】

導入 詩 「は は はるだよ」与田凖一/詩 西巻茅子/絵 『は は はるだよ』(金の星社 1982)より 1分

一の 山、
二の 山、
三の 山。

わらびの たろうが
目を さます、
わらびの じろうが
目を さます、
わらびの さぶろうが
目を さます。

あっちで、
こっちで、
は は はるだよ。
は は はるだよ。
(一部引用)

は は はるだよ
与田 準一
金の星社
1982-08

小さい子向けのおはなし会プランでも使用した与田凖一の詩集から、詩集の表題になっている詩「は は はるだよ」を、紹介します。前半は、わらびが芽吹く様子を、後半ではかえるが起きだす様子を、やさしい言葉で表現しています。一度、朗読した後に、子どもたちも一緒に声に出して復唱してもらうと、詩のリズミカルな言葉を味わってもらえることと思います。
(アマゾンのアフィリエイトでの作者表示が「与田準一」になっていますが、本の著者名は「与田凖一」です。本文中では正しい表記に従っています)

 

絵本『里の春、山の春』新見南吉/作 鈴木靖将/絵 新樹社 2015 2分半

里の春、山の春
新美 南吉
新樹社
2015-04-04

『校定新見南吉童話集』(大日本図書 1993)より、春を見たことのない小鹿の思いに寄り添う『里の春、山の春』が絵本化されました。小鹿と里にすむおじいさんの交流は『てぶくろをかいに』などと同様に、新見南吉らしいと感じます。小鹿だけではなく、読んでもらった子どもたちも春の訪れを捜したくなることでしょう。

絵本『いっしょだよ』小寺卓矢/写真・文 アリス館 2012 3分

いっしょだよ
小寺 卓矢
アリス館
2012-04

芽吹いたばかりの木の芽、花や小さな虫に注がれる温かいまなざし。すべての生命は、それぞれが支えあい、かかわりあい、共生していることを、美しい写真と、丁寧な語りかける言葉で伝えてくれる写真絵本です。小さなものへのまなざしは、同様に自分たちにも注がれていること、自分たちもまた誰かに支えられていることを発見できることでしょう。

絵本『きぼう―こころひらくとき』ローレン・トンプソン/作 千葉茂樹/訳 ほるぷ出版 2009 3分

きぼう―こころひらくとき
ローレン トンプソン
ほるぷ出版
2009-11

世界にはいろんなことが起きている。いつもいつも笑顔ばかりではいられない。でもそんな時にも、目をあげてみると小さな希望が見えてくる。ちょっと視点を変えるだけで、希望は見えてくる・・・そんなことを世界中の子どもたちのさまざまな表情とともに伝えてくれる1冊です。大きな災害に見舞われた国から、内戦の起こった国から、辛い思いを乗り越えて一歩踏み出そうとする子どもたちの表情を捉えています。子どもたちの未来は、決して薔薇色に輝いてばかりではないけれど、そんな時にも希望を見出す感性を子どもたちに伝えたいと思います。それは私たち、大人にも言えること。「きぼう それは、いつもあなたのなかにある。芽をふくときを しずかにまっている。」希望が芽吹くことのできる世界を、私たちは子どもたちに手渡したいと切に願います。
 

(作成K・J)

2017年3月(その1)いっぽ、にほ、たたたたた(小さい子向け)


 1月の今が一番寒さの厳しい時期です。「おはなし会プラン」は2か月前倒しで作成するので、毎年一番寒い時期に3月の春の兆しが日に日に大きくなるころを思い浮かべています。

そうした芽吹きの季節に感じるのは、自然の力、生命力です。特に小さな子どもたちが一歩、二歩と歩みを進めていく・・・そしていよいよ力強く駆けていく、そんなイメージで小さい子のためのおはなし会プランを作成しました。

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【いっぽ、にほ、たたたたた】

導入 わらべうた ととけっこう

ととけっこう

 

 

 

 

起こし遊びのわらべうたです。もし図書館にマスコットの人形などがあれば、この歌を歌って起こしてあげましょう。指さしながらこのわらべうたを歌います。「もう起きたかな?」と言って、人形に耳を近づけると「グー、グー」いびきをかいています。起きるまで2、3回繰り返します。起きてきたら人形も一緒におはなし会に参加してもらいましょう。

詩「はだかのあかちゃん」 『は は はるだよ』(与田凖一/詩 西巻茅子/絵 金の星社 1982)より 1分

はだかのあかちゃん、 どこからきたの。
おつむてんてん あし とんとん。
(中略)
あんよは おりまげ できますね。
おつむてんてん あし とんとん。

は は はるだよ
与田 準一
金の星社
1982-08

与田凖一の小さな子どもたちにもわかりやすい詩に、西巻茅子が絵をつけた詩集です。春をテーマにした表題詩「は は はるだよ」以外にも、四季それぞれの子どもの生活に合わせた楽しい詩がたくさん集められています。現在、品切れ中です。図書館の蔵書としてある場合、とても貴重です。古くなっているでしょうが廃棄しないで保存してほしいと思います。
(アマゾンのアフィリエイトでの作者表示が「与田準一」になっていますが、本の著者名は「与田凖一」です。本文中では正しい表記に従っています)

 

わらべうた ちょちちょちあわわ

ちょちちょちあわわ

 

 

 

 
「ちょちちょち」で手拍子、「あわわ」で手を口の前に3回あてる、「かいぐりかいぐり」で左右の手で握り拳をつくって胸の前で回し、「とっとのめ」で目元を3回そっと触ります。「おつむてんてん」手を頭にのせて軽く2回触り、「ひじとんとん」で片手をもう片方のひじにあてて2回たたきます。
赤ちゃんをあやすために歌うわらべうたです。「とっとのめ」で手のひらをつつくこともあります。

 

絵本『ここよ ここよ』かんざわとしこ/文 やぶうちまさゆき/絵 福音館書店 2003 1分

ここよ ここよ (0.1.2.えほん)
かんざわ としこ
福音館書店
2003-01-25

 春は新しい生命がたくさん生まれる季節。この絵本は、動物の赤ちゃんを「どこにいるの?」と探します。次の見開きで「ここよ ここよ」と答えてくれます。言葉の繰り返しと、動物画家、薮内正幸さんの写実的な絵の愛くるしい動物の赤ちゃんに、小さな子どもたちも惹きつけられます。

 

わらべうた ずっくぼんじょ

ずっくぼんじょ
「ずくぼんじょ」とはつくしのことです。両手を合わせて顔の前で合わせ、左右に揺れながら歌います。「ででこらさい」で、両手の位置を少し高くします。何度か繰り返しながら歌って、その度にどんどん手の位置を高くしていきます。最後は両手をまっすぐ伸ばします。「つくしがこんなに大きくなったね」と、みんなをほめてあげましょう。 

 

絵本『くつくつあるけ』林明子/作 福音館書店 1986 1分

上手に歩き始めた子どもの弾けるような笑顔。自分で思うところへ移動できるという喜びを身体全身を使って喜んでいるようです。そんな喜びを、この絵本ではくつだけで表現しています。前へ、前へと伸びようとする子どもたちにぴったりの絵本です。

わらべうた あしあしあひる

あしあしあひる

 

 

 

 

 
小さな赤ちゃんの場合は、お母さんのお膝に乗って、お母さんの足の上に赤ちゃんの足を重ねて左右に動かします。自分で歩けるようになった年齢の子どもはお母さんの足の甲の上に乗って、お母さんと手をつないで落ちないように一緒に歩きます。

 

絵本『こうまくん』きくちちき/作 大日本図書 2016 1分半 

こうまくん
きくち ちき
大日本図書
2016-03

 走ることができる喜びを、「ぼく はしってるの」という言葉の繰り返しで表現しています。自分の足で歩けるようになり、たたたたたと走れるようになると、何がおかしいのか、声を上げて笑いながらどんどん走っていきます。親たちは必死で追いかけますが、小さな子どもはそうやって追いかけられるのが楽しくてさらにキャッキャッと大はしゃぎ。そんな躍動感がこの絵本からも感じられます。流れるような水彩の筆遣いは、走る仔馬の生命力を、ピンク色を基調にした柔らかい色遣いは春の野山の様子を表現していて、読んでいるこちらも弾んでくるようです。

(作成K・J)

2016年(その3)はるがきた(幼児~)


 暖冬と言われる年ほど、南岸低気圧によって太平洋側にドカ雪が降ると言われていますが、今朝はそれが現実になりました。今朝の東京都内は交通網が乱れて大変でしたが、みなさまは大丈夫でしたか?

さて、「3月のおはなし会☆おすすめプラン」のその3のテーマは、「はるがきた」です。春の訪れを喜ぶ絵本を選んでみました。また、過去にも同様のテーマでいくつかのプランを掲載しています。併せて参考にしてくだされば嬉しいです。

過去の投稿は、「おはなし会」プランのアイコンをクリックし、1月~12月のそれぞれの月をクリックしてください。過去のすべての投稿を見ることができます。

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導入 詩「ゆきどけ」こぶなようこ 『わっしょい のはらむら』(工藤直子/詩・絵 童話屋 2010)より 1分

わっしょい のはらむら
くどう なおこ
童話屋
2010-08

 「ゆきどけの しらせが
おがわを つたわり
ウロコに響いて はる・はる・はるがきた」(一部抜粋)
小鮒が雪解けの水が小川に流れてくることで、また川面を通して射してくる陽の光を通して春の訪れを感じで歌う詩です。一緒に声に出して読んでみましょう。なお、この詩の初出は『のはらうたⅠ』にも掲載されています。

絵本『はなをくんくん』ルース・クラウス/文 マーク・シーモント/絵 きじまはじめ/訳 福音館書店 1967 3分

ゆきどけの前に、まず小さな小さな春のきざしが・・・冬眠中の動物たちが、何かに気がつき、鼻をくんくんさせながら走っていった先にあったのは、小さな黄色い花でした。冬の厳しさがあるからこそ、春の訪れが喜びに感じられるのですね。ロングセラー絵本ですが、どの時代の子どもたちにも手渡したい1冊です。 

 

絵本『はるがきた』ジーン・ジオン/作 マーガレット・ブロイ・グレアム/絵 こみやゆう/訳 主婦の友社 2011 3分

春を迎える前は、季節が行ったり来たり。いよいよ暖かくなったかと思えば寒の戻りのあるのが3月。春の訪れを待ちきれなくて、町中を春色に塗ってしまった子どもたち。明るい色合いが町にあふれると一気に春めいてきますね。ちょうど1年前の2015年1月22日に亡くなられたマーガレット・ブロイ・グレアムのやさしい絵が春を迎える喜びを表現してくれています。
 

絵本『おおきくなるの』ほりうちせいいち/作・絵 福音館書店 2004 1分半

この絵本は1964年に月刊誌「こどものとも」として出版されました。3歳になった「わたし」が、「おおきくなるって、こういうことだ」と、ひとつひとつ気がついて確認していくおはなしです。ほりうちさんの色鮮やかで生き生きとした絵と、3歳の女の子のつぶやく言葉が、成長することへの喜びと期待を表していて、春を迎える時期に読んであげるのにぴったりです。

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おまけの1冊 所蔵している館が少ないのですが、この絵本も素朴で捨てがたいので紹介します。

絵本『ほんとうだよ』松見秀/作・絵 福音館書店 2006 2分半

この絵本は、10年前の「こどものとも」50周年記念出版としてハードカバーになった1冊です。春の訪れを、どうにかして池の中のさかなたちにも教えてあげたいかえるのがーちゃん。池の中しか知らないさかなたちはがーちゃんの話に耳を貸そうともしません。どうしたら春の素晴らしさを伝えることができるのでしょうか。・・・物語はとても単純ですが、「春がきた」喜びにあふれる1冊です。
 (作成 K・J)

2016年(その2)おいしい いちご(幼児)


春のおいしい果物いちご。いちごを育てたり、いちご狩りにいく子も多いのではないでしょうか。

今回は「いちご」をテーマに組み立ててみました。甘くてすっぱいいちご、たくさん召し上がれ♪

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【おいしい いちご】

導入 詩の絵本『木いちごつみ-子どものための詩と絵の本』 きしだえりこ詩 やまわきゆりこ絵 福音館書店 1983 福音館書店 7分

木いちごつみ―子どものための詩と絵の本 (日本傑作絵本シリーズ)
きしだ えりこ
福音館書店
1983-10-20
 
シーソーやブランコなど子どもにとって身近なものや動物が登場する、親しみやすい詩が15編おさめられています。詩にぴったりの可愛らしい絵がそえられています。短い詩ばかりなのでぜひ全部読んであげて、いろいろな詩を一緒に楽しんでください。一番最後の詩が「木いちご」です。
 
絵本『いちご』 平山和子さく 福音館書店 1989 3分
 
いちご (幼児絵本シリーズ)
平山 和子
福音館書店
1989-04-15
 
つぼみから花がさき、実がなって熟していくイチゴの様子が、写実的な絵とやさしく簡潔な文章で描かれています。最後にお皿に盛られたいちごがキラキラしていてとても美味しそうです。
 
 
絵本『はらぺこあおむし』 エリック=カールさく もりひさしやく 偕成社 1975 4分
 
はらぺこあおむし エリック=カール作
エリック=カール
偕成社
 
日曜日の朝、卵から生まれたあおむしは、月曜日からリンゴ一つになし二つ、すもも三つににいちご四つ、オレンジ五つと食べ続け、土曜日にはチョコレートケーキにアイスクリーム、ピクルス、チーズ・・・と食べてお腹がいたくなりますが、大きくなってきれいなちょうになります。食べても食べても、おなかはぺっこぺこのくり返しが楽しいです。色鮮やかなコサージュの絵で描かれ、あおむしの食べたところが穴になっているしかけ絵本で、世界中で愛されています。
 
絵本『いちごばたけのちいさなおばあさん』 わたりむつこさく 中谷千代子え 福音館書店 1983 6分
 

 イチゴ畑の土の中に住んでいる小さなおばあさんの仕事は、イチゴの実に赤い色をつけて歩くことでした。ある年のこと、春はまだ先なのにあたたかくなり、おばあさんはあわててイチゴの色作りを始めますが・・・。おひさまの光をたっぷりふくんだ水に、土の中の緑の石を細かく砕いた粉を注ぐと、ぱっと赤い色ができるなど、魔法のような少し不思議なお話です。3月の地面の下では、春に向けて、さまざまな魔法が使われているのでしょう。

(作成T.S)

2016年(その1)まっててね!(小さい子向け)


子育てって、忍耐力を養ってくれます。というのも、幼い子どもの動作や興味関心の度合いなど、大人が予期できないことが多く、子どもの健やかな成長を望むならば「待つ」ということがとても重要になるからです。信頼して待ってくれる人がいれば、子どもは安心して自分の力でひとつずつできるようになっていきます。”待つ”ことをしてもらえないと、子どもは自信をなくしたり、依存心が強くなったりします。

3月の小さい子向けのおはなし会テーマを「まっててね!」にしたのは、保育園や幼稚園にもうじき入園するという春の季節に「待つ」ということの大切さに、改めて気づいてほしいと願うからです。

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【まっててね!】

導入 わらべうた 
このこ どこのこ
  このこ どこのこ かっちんこ このこ どこのこ ○○ちゃん
 (お母さんのお膝に乗って、お母さんがそおっと横に揺れてあげます。)

いちりにり
  いちり にり さんり しりしりしり
 (“いちり”で足の指を持って揺らし、“にり”で足首を持って揺らし、“さんり”で膝を持って揺らし、“しりしりしり”でお尻の脇を持って身体を揺すります。

絵本『おててがでたよ』林明子/作 福音館書店 1986 1分

着替えも大人が手伝えばあっという間ですが、自分でできるように待っててあげたいですね。すぐには出来なくても、自分でやってみる、大人はそれを温かく見守って受け止めてあげる、そんな姿が描かれたロングセラー絵本です。
 

わらべうた 
ちょちちょち あわわ
  
ちょちちょち あわわ かいぐりかいぐり とっとのめ おつーむてんてん ひじぽんぽん
 (“ちょちちょち”で手を叩き、“あわわ”で手を口に、“かいぐり…”で両手をぐるりと回して、“とっとのめ”で目尻を人差し指で触り、“おつーむてんてん”で頭を両手で軽く叩き、“ひじぽんぽん”で左右交互のひじを触ります。赤ちゃんには保護者が手をとってやってあげますが、自分で出来る年齢の子は保護者と向き合ってやると楽しいでしょう。)


ずくぼんじょ
  ずくぼんじょ ずくぼんじょ ずっきん かぶって でてこらさい (にょき にょき)
 (“ずくぼんじょ”とは、つくしのことです。頭の上で指を合わせて頭巾を作って左右に揺れます。歌い終わったら「にょき にょき」という掛け声とともに腕を高く伸ばします。)

 

絵本『ぼうしをとってちょうだいな』松谷みよ子/作 上野紀子/絵 童心社 1978 1分半

ぼうしを とって ちょうだいな (あかちゃんのわらべうた( 3))
松谷 みよ子
偕成社
1978-04
 
「ぼうしをとってちょうだいな おかおをみせてちょうだいな」とくり返しお願いをしますが・・・どうやったらおねえちゃんは帽子を取ってくれるかな。歌うように読んであげてください。
 
 
絵本『まって』アントワネット・ポーティス/作 椎名かおる/訳 あすなろ書房 2015 1分半
まって
アントワネット ポーティス
あすなろ書房
2015-07-10
 
子どもの手をひいて先へと急ぐおかあさん。子どもには興味のあることがたくさん次々から現れて・・・「まって」と、足を止めます。その度に「ほらほら」「いそがないと」と声をかけるおかあさん。そんな日常を描いた絵本です。でもね、待っていたら素敵なことに出会える・・・ほんの少し歩く速度を緩めたくなる絵本です。

ヴィアックスの社員向けeラーニングサイトでは、動画でわらべうたの実演を見ることができます。スタッフの方はそちらも参考にしてください。
(作成 K・J)

2015年(その3) うれしい春の日(幼児~小学生)


あたたかくなり、草花が芽吹いてくると、気持ちもはずみますね。
そんなちょっとした春の日の嬉しい!を感じるプログラムを組み立ててみました。
 
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【うれしい春の日】 幼児~小学生
  
導入 絵本『春の日や庭に雀の砂あひて―キーツの俳句絵本』 リチャード・ルイス編 エズラ・ジャック・キーツ絵 いぬい ゆみこ訳 1999
 
春の日や庭に雀の砂あひて―キーツの俳句絵本
偕成社
1999-06
 
アメリカの絵本作家エズラ・ジャック・キーツが、英訳された小林一茶、与謝蕪村、正岡子規などの、日本でも広く知られている俳句をもとに、コラージュの絵本を作りました。一枚一枚の絵は、和を感じさせながらも、ユーモアがある生き生きとしたものになっています。文語体で難しい俳句もありますが、英訳を現代語にしたものを読むと、意味もわかるようになっています。俳句を読んだあと、現代語を読み、もう一度俳句を読むと、十七音の響きも味わえてよいと思います。初めて俳句に出会う子もいますので、絵本を読み始める前に、俳句は、五・七・五の十七音からなる、日本の代表的な詩だいう説明を、さらりとするとよいでしょう。
 
 
絵本『なのはな みつけた』 ごんもりなつこ 福音館 2009 5分
 
なのはなみつけた (かがくのとも傑作集)
ごんもり なつこ
福音館書店
2009-01-31
 
春になると、いろんなところで、咲いている菜の花。1本の茎に小さな花がたくさん集まっていること、野菜から咲くこと、種をつぶして絞ると油がとれることなど、菜の花の生態と不思議がやさしく書かれています。絵は日本各地を取材して、描かれたそうです。読み終わったあと、菜の花を見に行きたくなる1冊です。
 
 
絵本『草花とともだち』 松岡達英構成 下田智美絵/文 偕成社 2004 
 
 
春の野山でみられる、さまざまな花が紹介されています。花は、色別(黄、白、青、桃色、赤、紫花)にのっているので、探しやすいです。また、草花についてのなぞなぞや、草花あそび、食べられる草を使った料理など、さまざまな角度から草花に親しむことができます。読み聞かせというよりは、本の楽しみ方を紹介して、後から手に取ってもらうとよいでしょう。
 
絵本『ルピナスさん』 バーバラ・クーニーさく かけがわ やすこやく ほるぷ出版 1987 10分
 
ルピナスさん―小さなおばあさんのお話
バーバラ クーニー
ほるぷ出版
1987-10-15
 
ルピナスさんは、アリスと呼ばれていた小さいころ、おじいさんと3つの約束をします。それは、「大きくなったら、遠くへ行くこと。おばあさんになったら、海のそばの町に住むこと。そして、世の中を美しくするために 何かすること。」 そして、ルピナスさんは、本当に世界中を旅して、海を見下ろす丘にある小さな家に住み、素敵な思いつきをして、一番難しい3つめの約束を果たすのです。 一人の女性の人生をさわやかに描いています。豊かな色彩のあたたかな絵で、時代によって色調が変化しており、画面から人生の1つ1つの場面の空気が伝わってきます。
 
(T.S)

2015年(その2) 友だちと春(幼児~小学生)


3月から4月にかけて、「三寒四温」とは良く言ったもので、春らしい暖かい日があるかと思えば、寒の戻りがあって、季節が行きつ戻りつします。

 
それでも陽射しは明るく、希望を感じる光であるのは間違いない、そんな気持ちに寄り添うおはなしプログラムにしてみました。既出の絵本もありますが、組み合わせを変えると、別の味わいがあるのではないかと思います。
 
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【友だちと春】幼児~小学生向け
 
導入 詩「友だちと春」 『ともだちシンフォニー』佐藤義美 JULA出版局 1分
 「きみがたっている靴の下に
  草のめがでてくるよ。
  いま きみは なにを かんがえてるの?
  ぼくは きみのことを かんがえている。
  ねむっていた草木や動物が 目をさます春
  かたまっていた氷が とける春
  きみにきた春が ぼくにもきた。 」(一部抜粋)
 
「いぬのおまわりさん」や「アイスクリームのうた」など、子どもの頃に親しんだ童謡詩人、佐藤義美童謡集「ともだちシンフォニー」から、「友だちと春」を紹介しました。春の訪れは、誰かに告げたい、誰かと共有したい、そんなふうに胸おどることなのだなと、この詩を読んで改めて思いました。子ども達と一緒に声に出して味わってほしい詩です。
 
絵本 『いいことってどんなこと』神沢利子/片山健 福音館書店 4分
いいことってどんなこと (こどものとも傑作集)
神沢 利子
福音館書店
2001-01-25
 
雪解けの水の音、小鳥のさえずり、せせらぎの音、頬をなでてゆく風のなかにも、「春が来たよ!」というメッセージはたくさんあります。この女の子にはそれが「いいことがあるんだよ いいことがあるんだよ」と聞こえます。「いいことってどんなことだろう」と探してあるく女の子。雪の下にみつけたのは、黄色い福寿草の花。そう、この絵本はマーク・シーモンとの『はなをくんくん』にも似ています。神沢利子さんのリズムカルでやさしいことばと、片山健さんの描く素朴な絵とがマッチして、春がきたという喜びが、じんわりと伝わってくる絵本です。初版は月刊誌「こどものとも」1993年3月号として出されました。春を待つ3月の初めに読んであげたい1冊です。
 
語り 「はるがきた」 2分半 
  『ふたりはともだち』アーノルド・ローベル/三木卓訳 文化出版局より
ふたりはともだち (ミセスこどもの本)
アーノルド・ローベル
文化出版局
1972-11-10
 
絵本として読み聞かせてあげても、朗読してあげてもよいおはなしですが、もし覚えられるなら素話として語ってあげるのもよいと思います。耳から聞くことで、がまくんの寝ぼけぶりや、かえるくんが一生懸命がまくんに春が来たことを伝えて、一緒に喜びを分かち合いたいという気持ちが、想像できて楽しいのではないかと思います。
短いお話なので、素話初心者にも覚えやすいと思います。
 
絵本 『さくら』長谷川摂子/矢間芳子 福音館書店 6分
さくら (かがくのとも絵本)
長谷川 摂子
福音館書店
2010-02-10
 
かがくとも絵本です。4月のプログラムに組み込んだこともある1冊です。さくらが咲いて散り、ふたたび春が巡ってくるまでの一年を、写実的な絵で描いた絵本です。春先にしか目を向けないさくらですが、一年をかけて美しい花をつけるのですね。丁寧に読んであげたい1冊です。
(K・J)

 

2015年(その1) ちょうちょ ちょうちょ(小さい子)


月のおはなし会✩おすすめプラン(その1)は、小さい子どものためのプログラムです。

 
わらべうた「ずっくぼんじょ」のところでは、「つくし」のことであることを説明し、写真絵本やつくしの模型などで、春になると地面から顔を出してくるんだよと教えてあげてください。昔ほど、子どもたちにとって身近な存在でなくなった「つくし」ですが、東京都内でも皇居のお濠端や、多摩川、荒川などの河川敷、自然公園どでつくしが見つかるようです。
 
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【ちょうちょ ちょうちょ】 小さい子向け
 
導入 わらべうた 「ずっくぼんじょ」
 ずっくぼんじょ ずくぼんじょ
 ずっきんかぶって ででこらさい
『にほんのわらべうた①うめとさくら』福音館書店より
にほんのわらべうた〈1〉うめとさくら
近藤 信子
福音館書店
2001-04-10


 

絵本 『ちょうちょ はやくこないかな』 甲斐信枝 福音館書店 2分
ちょうちょ はやく こないかな (幼児絵本シリーズ)
甲斐 信枝
福音館書店
1997-01-20
 
小さなおおいぬふぐりの花が、蝶を待っています。その気持ちに子どもたちも同化していき、やっと止まってくれた時には、表情もホッとなごみます。

 
絵本 『二ひきのこぐま』 イーラ 松岡享子/訳 こぐま社 7分
二ひきのこぐま
イーラ
こぐま社
1990-11
 
 
冬眠から目覚めたこぐまが好奇心にかられて遊びに出かけ、迷子になってしまいます。モノクロの写真絵本ですが、愛らしいこぐまの姿に目が離せなくなります。まるで人間の子どもたちを見ているかのようです。
 
唱歌 「ちょうちょ」ドイツ民謡 野村秋足/詩
 ちょうちょ ちょうちょ なのはにとまれ
 なのはにあいたら さくらにとまれ
 さくらのはなの はなからはなへ
 とまれや あそべや とまれや あそべ
 
絵本 『ちょうちょうひらひら』 まどみちお/西巻茅子 こぐま社 1分
ちょうちょうひらひら
まど みちお
こぐま社
2008-02
 
毎年、この絵本をセレクトしていますが、やはり小さい子どもたちに春の訪れの喜びを伝えるのにはぴったりの1冊です。まどみちおさんの子どもたちへの温かい眼差しを感じます。(K・J)
 
 
*ヴィアックス社員向けeラーニングサイトでわらべうたの実演を見ることができます* 

 

2014年(その4) 卒業おめでとう!(小学生・中学生)


ある受託図書館にきた「卒業を祝う会で、ボランティアが絵本の読み聞かせをすることになりました。6年生の卒業の時期や年齢にふさわしい絵本を探しています。」という利用者の方の問合せから、”出会い””別れ””成長”がキーワードになる本のリストがほしい、というリクエストをTS室にいただきました。

そういえば、おはなし会プランを作成するときに、対象にしている年齢は幼児~小学生中学年くらいまでで、6年生くらいの子どもたちを対象としていませんでした。

 
そこで、TS室児童担当で、何冊かをピックアップし、”3月のおはなし会おすすめ本リスト”にそれにふさわしい絵本を追加し、またそれらを使ってひとつのプランを作成してみることにしました。所要時間は30分ほどです。
 
“卒業を祝う会”では、2冊くらいの本が読まれるのでしょうか。このプランでは絵本と詩を組み合わせてみました。

図書館のおはなし会では、6年生といった高学年の参加者は少ないと思いますが、機会を作って「卒業おはなし会」をしてもいいですね。また学校支援として、出張お話会をすることもあるでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。

 

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【卒業おめでとう!】 小学校6年生のために

                  (中学3年生でもOK)
 
詩 「あいたくて」 工藤直子 『あいたくて』 工藤直子/佐野洋子 
                              大日本図書
あ・い・た・く・て (小さい詩集)
工藤 直子
大日本図書
1991-09
「だれかにあいたくて なにかに あいたくて 生まれてきた」 国語の教科書でも取り上げられている工藤直子さんの詩でオープニング。この6年間(あるいは3年間)、みんなは何に出会ってきただろうという問いかけの気持ちを込めて、朗読してあげたい詩です。また、復唱してもらって、一緒に味わってもよいでしょう。
 
 
 
絵本 『はじまりの日』ボブ・ディラン作/ポール・ドジャース絵 
            アーサー・ビナード訳  岩崎書店 (2.5分)
はじまりの日
ボブ・ディラン
岩崎書店
2010-02-13
 
「きみが手をのばせば しあわせにとどきますように」「きみのゆめがいつか ほんとうになりますように」ボブ・ディランの「Forever Young」の歌詞を詩人アーサー・ビナードが翻訳しました。絵もはっきりとして見えやすく、「毎日がきみのはじまりの日 きょうも あしたも あたらしいきみの はじまりの日」と、未来に希望を抱かせる絵本です。
 
絵本 『たいせつなこと』マーガレット・ワイズブラウン/レナード・ワイズガード 
                 うちだややこ訳    フレーベル館 (6分)
たいせつなこと (ほんやく絵本)
マーガレット・ワイズ ブラウン
フレーベル館
2001-09
 
 
なにかにとって大切なことは・・・と具象的な意味づけが繰り返されたあとで、「あなたにとって たいせつなことは」と問いかけてきます。そして穏やかに、まっすぐに「それは あなたが あなたで いること」と、伝えてくれます。唯一無二の「あなた」自分を大事にしてとのメッセージを伝えることのできる1冊です。
 
詩 「卒業式」谷川俊太郎 『谷川俊太郎少年詩集 どきん』
                          谷川俊太郎/和田誠 理論社
 
 

「ひろげたままじゃ持ちにくいから きみはそれをまるめてしまう まるめただけじゃつならないから きみはそれをのぞいてみる」卒業証書を受け取った子ども達に贈る谷川俊太郎さんの温かいエールのような詩です。

同じ詩集の中の「サッカーによせて」や、「歩くうた」も、旅立ちに贈ってあげたい詩です。
 
詩 「また、あいたくて」工藤直子 『あいたくて』より
 
 前出の『あいたくて』の一番最後に出てくる「また、あいたくて」。「さよならをくりかえし さよならをつみかさね またあいたくて なにかに きょうもあるいていく」という最後のくだりは、「あいたくて」に呼応して、これから歩いていく先への、穏やかな決意になっています。2篇は対になっている詩。最後にぜひ読んであげてほしいと思います。

 

この他にも候補に挙がった絵本や詩
 
〈卒業生に読んであげたい絵本〉
絵本 『たくさんのドア』アリスン・マギー/ユ・テウン 
                なかがわちひろ訳 主婦の友社 (3分)
たくさんのドア
アリスン・マギー
主婦の友社
2010-11-17
 
 

「きょうも あしたも あなたは たくさんの ドアをあけていく そのむこうに たくさんの おもしろいことが まっている あなたは どんなひとになり いったい どこへ いくのだろう」未来の可能性を開いて飛び立とうとする子どもを見守る温かい目を感じる絵本です。

 
絵本 『たんぽぽ』立野恵子 BL出版    (5分)
たんぽぽ (ニッサン絵本大賞作家集)
立野 恵子
ブックローン出版
1988-12
 
 
春の野原を旅する青年。旅のみちずれになった相棒とも、進むべき道が違うこともある、それぞれが選び取って自分の道を歩いていくんだという決意を感じられる1冊。
 
 
 
〈卒業生に贈りたい詩〉
詩集 『まどさんとさかたさんのことばあそび』より
「わかれのことば」さかたひろお
まどさんと さかたさんの ことばあそび (こみねのえほん)
まど みちお
小峰書店
1992-12
 
「にほんじんなら さよなら あめりかじんなら ぐっばい」いろんな別れの言葉が集められた詩。明るく元気にまた会えることを期待して「さよなら」と声を交わし合いたいですね。
 
 
 
詩集 『子どものよみたい 輝け!いのちの詩』より
「わたりどり」さかたひろお
輝け!いのちの詩―子どもとよみたい
小学館
1996-07
 
NHK「みんなの歌」でも歌われた詩です。秋の空を飛び立って北へ向かっていく鳥たちを見上げて「わたしもやがて旅立つだろう」と決意を示す詩です。
 
 
 
 
詩集 『ポケット詩集』より
「さくらのはなびら」まど・みちお
ポケット詩集
童話屋
1998-11
 
 
「えだをはなれた ひとひらの さくらのはなびらが」地面に散る様子に、物事には始まりがあって終わりがある。そしてそれは「かけがえのないことだ」と、そのかけがえのないことを繰り返していくことの大切さを、静かに伝えてくれる詩です。
 
 
これからの時期、卒業だけではなく窓口で利用者から「旅立ちに使える本」の問合せが増えることでしょう。これらの本は、そういう時にも使えると思います。ぜひご活用ください。
 
なお、「3月のおすすめ本✩リスト」PDF版も、これらの本を追加して更新してあります。→こちら
(絵本の選定→K・J  詩の選定→T・S)

2014年(その3) まってたよ(幼児~小学生)


四季は巡っていきます。寒い寒い冬の間に、枯れ枝に見える木も芽吹く準備をしています。桜の花も、今の季節から準備を続けています。秋に休眠状態に入った桜も、一定期間寒さの中に置かれることで、春の芽吹きの準備スイッチが入るのです。

年末にかけ街路樹もすっかり葉を落とし殺風景に見えますが、確実に春に向かって準備が進んでいるのですね。

さて3月のおはなし会✩おすすめプランの3つめのテーマは、【まってたよ】です。


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【まってたよ】 幼児・小学生向け
 
絵本 『もりのてがみ』片山令子/片山健  福音館書店 (6分)
もりのてがみ (こどものとも傑作集)
片山 令子
福音館書店
2006-11-10
 
 
 
ふゆの間にもりの動物たちにあてて「すみれがさいたら、このもみのきのしたでまっています。」と手紙を書いたひろこさん。寒い寒い冬が過ぎて、雪が溶け、強い風が吹いた時、ひろこさんは森のもみの木のもとへ走っていきます。さて、みんなに会えたかしら?春を待つ気持ちが、じわじわとふくらんでくる絵本です。
 
絵本 『だって春だもん』小寺卓矢 アリス館 (3分)
だって春だもん
小寺 卓矢
アリス館
2009-03
 
 



3月のおはなし会プランで過去2回紹介した写真絵本です。『はなをくんくん』の絵本の世界をそのまま写真で見せてくれます。こうして自然界は春を迎えていくんだなぁと、子ども達といっしょに感じてほしい1冊です。

絵本 『ぐりとぐらのおおそうじ』中川李枝子/山脇百合子  福音館書店 (4分)

春が来て窓を開け放すことが出来た時の気持ちよさを思い出します。実際にはここ15年くらい花粉症で、そうしたいのに出来ないでいます。この絵本ではぐりとぐらが春を迎えて、家中を大掃除します。その方法ときたら!「ぼくらがこのよで すきなのは おそうじすること みがくこと ぐりぐら ぐりぐら」ぐりとぐらって、お料理以外にお掃除も得意だったのですね。
 
絵本 『ほわほわさくら』ひがしなおこ/きうちたつろう くもん出版 (3分)
4冊目の絵本は、桜が咲いた様子を擬音語で表現したとても美しいことばの絵本。耳にここちよい絵本です。今年の桜の開花予想はどうなるかしら?2月の厳しい寒さと、3月になってからの気温上昇が決め手になるのだとか。桜の開花を心待ちにする気持ちを子ども達と一緒に味わってください。
 
今回は、手遊びなどは途中に入れていませんが、「ちいさなにわ」など春にふさわしい手遊びを入れてもよいでしょう。春を待ってた気持ちがのびのびと伝わるおはなし会になるといいですね。(K・J)

2014年(その2) ♪詩と絵本で春を味わおう♪(幼児~小学生)


春の詩をさがしていたら、紹介したい詩がたくさん見つかったので、
絵本と詩を組み合わせたプログラムで作ってみました。
朗らかだったり、力強かったり、とぼけていたり、いろいろな春をお楽しみください♪
 
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【♪詩と絵本で春を味わおう♪】 (小学生・幼児向け)
 
詩「はるのさんぽ」 まどみちお
(『幼い子の詩集 パタポン①』 P16より)
 
*牛がでてくる、不思議でおっとりとした詩です。
 
幼い子の詩集 パタポン〈1〉
田中和雄編
童話屋
2002-04
 
 
 
 
 
絵本『仔牛の春』 五味太郎作
 
仔牛の春
 
五味 太郎
偕成社
1999-01
 
春がきて、仔牛の背中の雪が解け、土が顔を出し、草が芽をふきます。そして、夏がきて、秋がきて・・・、仔牛の背中で、季節の移り変わりを感じることができる、五味さんならではの、不思議であたたかい絵本です。
 
 「あしたこそ」 たんぽぽ はるか
(『のはらうたⅣ』より) 
 
*まいあがっていく、たんぽぽわたげの詩です。
 
のはらうた〈4〉
くどう なおこ
童話屋
2000-11



 
 
絵本『たんぽぽ』 甲斐信枝作・絵
 
たんぽぽ (絵本のおくりもの)
 
甲斐 信枝
金の星社
1984-02
 
たんぽぽが花ひらき、綿毛になって種を飛ばし、再び春を待つ様子が、わかりやすい文と優しい絵で書かれています。画面いっぱいに描かれた綿毛が飛んでいく場面は、わっと風がふいてくるようで、子どもたちは目を見張ります。読み聞かせのときは、本の向きを変える必要があるページや、ちょっとした仕掛けがありますので、ご注意ください。
 
もしくは、こちらの『たんぽぽ』の絵本もおすすめです。
 
絵本『たんぽぽ』 平山和子さく・え
 
たんぽぽ (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)
平山 和子
福音館書店
1976-04-01
 
たんぽぽの生態を、細かく観察して、写実的な絵で描いています。1本の花は実は小さな花の集まりになっているそうで、その1つ1つが丁寧に描かれています。また、見開き2ページにわたっている根っこの絵も見事で、2冊用意してつなげてみせると、実物大の迫力がさらに伝わります。観察することで発見する、科学の楽しさも伝えてくれる1冊です。
 
 
詩「春のうた」 草野心平
(『幼い子の詩集 ぱたぽん②』 P18より)
 
*春になって、かえるがはじめて土の中から出た日の詩です。
 
幼い子の詩集 パタポン〈2〉
童話屋
2002-11
   
 
 
 
 
 
 
 
本『ふたりはともだち』 アーノルド・ローベル作
 
ふたりはともだち (ミセスこどもの本)
アーノルド・ローベル
文化出版局
1972-11-10
 
仲良しのがまくんとかえるくんのお話が5編入っています。がまくんがなかなか起きない「はるがきた」や、かえるくんが書いた手紙を2人で待つ「おてがみ」(小学校の教科書にも採用されています)など、あたたかい気持ちになれるお話ばかりです。絵本というより幼年童話ですが、1編は短いので、読み聞かせをしても楽しむことができます。小学校の低学年のクラスで、「はるがきた」を読んだところ、笑いの渦が巻き起こり、他のお話も読んでと全部のお話を読んだことがあります。がまくんとかえるくんがすっかり気にいった子は、シリーズの他の3冊も読んでいました。茶とモスグリーンの落ち着いた装丁なので、一見地味にみえる本ですが、絵本から本への入口にいる子たちに、ぜひおすすめしたいシリーズです。
(T.S)
 
<がまくんとかえるくんシリーズ 他3冊>
 
ふたりはいっしょ (ミセスこどもの本)
アーノルド・ローベル
文化出版局
1972-11-10
 
 
 
 
 
 
ふたりはいつも (ミセスこどもの本)
 
アーノルド・ローベル
文化出版局
1977-05-15
 
 
 
 
 
 
アーノルド・ローベル
文化出版局
1980-08-17

2014年(その1) もーいいかい?(小さい子)


1月から2月にかけて一年で一番冷え込む季節。それでも2月4日の立春を過ぎる頃には、目に見えて陽が長くなり、木の芽が膨らみ、梅の花も開いて春の訪れの足音が聞こえるようになります。

そんな時、口をついて出るのは童謡「はるよ、こい」

「♪はるよ、こい。はやくこい。あるきはじめて みいちゃんが
赤い鼻緒のじょじょはいて おんもに出たいと待っている♫」
 
みいちゃんでなくても、少し背伸びして、窓の外に春の気配を探したくなりますね。
 
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【もーいいかい?】 (小さい子ども達のために)
 
導入 わらべうた ずっくぼんじょ 
      『にほんのわらべうた1 うめとさくら』近藤信子/柳生弦一郎 福音館書店
    ずっくぼんじょ ずくぼんじょ
    ずっきんかぶって ででこらさい
にほんのわらべうた〈1〉うめとさくら
近藤 信子
福音館書店
2001-04-10
 
 
「ずっくぼんじょ」とは、つくしのこと。都心ではなかなか見つけることができなくなったつくしですが、実は上野・不忍池や皇居のお濠端はつくしの群生があるとのこと。わらべうたでは「ででこらさい」という歌詞の後に、合わせた手をニョキっと上に伸ばす動作をします。それだけで、春の訪れとともに芽吹く喜びが小さな子どもたちにも伝わると思いますが、かがく絵本などを見せてあげてもよいでしょう。
 
つくし (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)
甲斐 信枝
福音館書店
1997-02-15
 
 
 
 
 
 
絵本 『いちご』 平山和子 福音館書店
いちご (幼児絵本シリーズ)
平山 和子
福音館書店
1989-04-15
 
雪に埋もれたいちごの苗。だんだん暖かくなって、花が咲き、小さな実がなって・・・赤く色づいて食べられるまで待っている間に春も訪れるのですね。いちごが「もうすこしまっててね」と語りかけ、小さな子ども達もも「待つ」ことの楽しみを感じることができる絵本です。
 
絵本 『もーいいかい まあだだよ』 平出衛 福音館書店
 

小さな絵本です。遠目が効きにくい部分がありますが、チューリップの球根と青虫のやりとりが微笑ましく、あまり気にならないでしょう。春が来て折込ページも含めて4ページ分の大きさの花畑を効果的に見せる工夫をしてみましょう。

 
わらべうた  たんぽぽ たんぽぽ
      『子どもとお母さんのあそびうたえほん』小林衛己子/大島妙子 のら書店
     たんぽぽ  たんぽぽ
     むーこう やーまへ とーんでけ!
 
子どもとお母さんのあそびうたえほん
のら書店
2000-05
 
 
 
「むーこう やーまへ とーんでけ!」というところで、黄色のシフォン布を飛ばして遊んでも楽しいわらべうたです。
 
 
絵本  『ちょうちょうひらひら』 まどみちお/にしまきかやこ こぐま社
ちょうちょうひらひら
まど みちお
こぐま社
2008-02
 

昨年もおすすめプログラムに取り入れた1冊です。幼い子ども達に春の訪れの喜びを伝えられる一冊なので、再び選びました。この絵本の後に童謡「ちょうちょ」などを一緒に歌ってもよいと思います。(K・J)

 

2013年(その4) 春よ、来い♪(幼児~小学生)


このブログでは、3月のおはなし会のおすすめプランのテーマとして、春の訪れを喜ぶ絵本を毎年取りげてきました。今回もそれをテーマにして、今まで紹介した事のない絵本をと、3月のおはなし会おすすめ本リストにも載せている絵本を読みなおしてみました。

 
絵としては可愛らしかったり、意外な展開に驚いたりもしましたが、自信をもっておすすめできる本となると、やはりロングセラーの本に行きついてしまいました。
 
その選書のポイントは、声に出して読んでいてリズム感がいいか?絵とおはなしのバランスが合っているか?読んでもらっている子どもたちの目線や生活に合っているか?という3点です。
 
大人が読んで「かわいい~っ!」と思っても、子どもたちの感性とずれていることが多々あります。子ども時代の感受性という視点から絵本も選びたいと思います。
 
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【春よ、来い♪】
 
導入 詩「おしらせ」うさぎふたご 『のはらうたⅡ』工藤直子 童話屋
    みみのさきの
    すべすべ やわらかいところが
    いちばんさきに
    はるになります
 
    それから しばらくして
    のはらじゅうが
    はるになります。

のはらうた 2のはらうた 2
著者:工藤 直子
販売元:童話屋
(1985-05)

 
 (詩の引用は著者より許可いただいています) 
 
 
絵本 『ぽとんぽとんはなんのおと』神沢利子/平山英三 福音館書店 

ぽとんぽとんは なんのおと (こどものとも傑作集)ぽとんぽとんは なんのおと (こどものとも傑作集)
著者:神沢 利子
販売元:福音館書店
(1985-02-15)

 
静かな静かな、でもこころあたたまる珠玉の1冊です。冬眠中に生れた二匹のこぐまが穴の外から聞こえてくる音についてかあさんぐまに尋ねます。かあさんぐまは優しくそれに答えていくのです。そのやりとりに、聞いている子ども達も五感を総動員して「春」の訪れを感じることでしょう。派手さのない絵本ですが、絵の美しさ、表情の豊かさ、ことばの優しさに、読んでもらった子がほっとできる絵本です。派手な絵で惹きつける絵本が多い昨今、図書館のおはなし会では、こうした目立たないけれど本当に優れた絵本を手渡していってほしいと願います。
 
絵本 『とんことり』筒井頼子/林明子 福音館書店

とん ことり (こどものとも傑作集)とん ことり (こどものとも傑作集)
著者:筒井 頼子
販売元:福音館書店
(1989-02-10)

 
早春の町に引っ越してきたかなえ。両親は引越しの片づけで忙しく、心もとない気持ちでいます。そこへ響いてきた玄関の郵便受けに何かが入れられる音。それは小さなすみれの花束。次の日にはたんぽぽの花束。・・・だれが届けてくれたのだろう?期待を胸に膨らませていく過程は、読んでもらう子どもたちのこころをも動かします。そして友だちと一緒に春の野原をサイクリングする場面。見開き一面に描かれた花いっぱいの野原。誰もが嬉しくなってきます。友だちとの出会い、新しい生活への一歩を踏み出すこの季節にぜひとも読んであげて欲しいと思います。
 
手遊び ちいさなにわ
      ちいさなにわを  よくならして
      ちいさなたねを  まきました
      ぐんぐんのびて  はるになって
      ちいさなはなが  さきました ぽっ
 
絵本 『ちょうちょうひらひら』まど・みちお/西巻茅子 こぐま社

ちょうちょうひらひらちょうちょうひらひら
著者:まど みちお
販売元:こぐま社
(2008-02)

 
まどさんの詩に西巻茅子さんがやわらかな色彩の絵をつけました。赤ちゃん向けの春の絵本です。少し年長の子どもたちに読んであげてもいいでしょう。ちょっと照れてしまうかもしれませんが、春の訪れの喜びを一緒に楽しめるはずです。短い絵本なので、幼児以上の大きな子達は一緒に声を出して読んでみてもよいでしょう。
(作成K・J)
 

2013年(その3) もうすぐ、いちねんせい(幼児~小学生)


昨日は幼稚園にあがる前の子ども達向けに、幼稚園への期待と不安に寄り添う絵本を選びました。今日は、小学校にあがる前の、もう少し大きい子どもたちへの絵本を選んでみました。

 
幼稚園(あるいは保育園)での集団生活の経験があるので、不安よりも期待のほうが大きいのかもしれません。それでも新しい世界へ一歩踏み出す経験です。そんな子どもたちの気持ちに寄り添えるおはなしを選んでみました。
 
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【もうすぐ、いちねんせい】
 
導入 詩 「あ」 『いちねんせい』谷川俊太郎/和田誠 小学館より
      せんせいが こくばんに
       あ と かいた
       あ びっくりしてるみたい
 
       せんせいが こくばんの
       あ を さした
       あ おおきなくちで うたってる
       (中略)     
      
      あ だいすき
      あ またあおうね
       (一部引用)

いちねんせいいちねんせい
著者:谷川 俊太郎/和田誠
販売元:小学館
(1987-12)

 谷川俊太郎が、一年生の気持ちになって書いた詩23篇。声に出して読むと、味わい深いものがあります。子どもたちに復唱してもらいましょう。

 
絵本 『くんちゃんのはじめてのがっこう』ドロシー・マリノ/間崎るり子訳 ペンギン社

くんちゃんのはじめてのがっこうくんちゃんのはじめてのがっこう
著者:ドロシー・マリノ
販売元:ペンギン社
(1982-04)

 
アメリカの小学校には(中学も高校もですが)入学式なんてものはありません。いきなり新学期に教室に行ってクラスに入るのです。なので、日本の入学式をイメージしていると違うかもしれませんね。くんちゃんがわくわくする気持ちでお母さんと学校へ行くのですが、クラスにはいるとお母さんは帰ってしまいます。はじめての学校でのどきどきする気持ちを、抑えた色調で描き、子どもたちを物語の中に惹きつけていきます。
 
絵本 『一年生になるんだもん』角野栄子/大島妙子 文化出版局 

一年生になるんだもん一年生になるんだもん
著者:角野 栄子
販売元:文化出版局
(1997-09)

 
6歳の誕生日を迎えたさっちゃん、健康診断に行ったり、ランドセルを買ってもらったり・・・お母さんと一緒に入学の準備を進めていきます。ちょうど年長さんの秋以降の日々に寄り添います。もうすぐ入学だという気持ちに寄り添いつつ、読んであげたい1冊です。
 
 
絵本 『ランドセルがやってきた』中川ひろたか/村上康成 徳間書店

ランドセルがやってきたランドセルがやってきた
著者:中川 ひろたか
販売元:徳間書店
(2009-01)

 
こちらの絵本は、男の子が主人公。うみひこくんの元へ、おじいちゃんからランドセルが届けられます。うれしくって仕方がないうみひこくん。自分の新しいランドセル。中に本を入れて、跳び跳ねたくなりますね♪ランドセルを背負って、弾むような喜びを身体から表現している姿に、読んでもらう子ども達もわくわくする気持ちが伝わることと思います。
 
絵本 『ゆっくり にっこり』木島始/荒井良二 偕成社

ゆっくりにっこりゆっくりにっこり
著者:木島 始
販売元:偕成社
(1995-04)

 
肩の力を抜いて楽しめる絵本。幼稚園のアヤメちゃん、もうすぐ小学生。この絵本では、いろいろなものが「ゆっくり」お引越しをしていきます。何がどのようにお引越しをしていくのか、クイズ形式で聞き手の子ども達も一緒に考えることができます。そうやって、少しずつ幼児から小学生へ成長していくのですね。ゆっくりと、にっこりと。おはなし会の最後に一緒に楽しめるおはなしです。
 (作成 K・J) 

2013年(その2) ともだち、できるかな?(小さい子)


これから本格的な受験シーズンのはじまりですね。子どもたちが大きくなってしまった今でも、この季節がくるとあのドキドキ感が甦ってきます。

 
そして小さな子どもたちにとっても、幼稚園や小学校への入園、入学を控えて期待と不安の入り混じる時期です。3月のおはなし会では、そんな子どもたちに寄り添うようなテーマで、ぜひ本を読んであげたいですね。
 
おすすめプランの(その2)は、春に幼稚園に入園する小さな子どもたちに読んであげたい本を中心にしてみました。
 
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【ともだち、できるかな?】
 
絵本 『うさこちゃん がっこうへいく』ディック・ブルーナ 松岡享子訳 福音館書店

うさこちゃんがっこうへいく (3才からのうさこちゃんの絵本セット1) (ブルーナのゆかいななかま)うさこちゃんがっこうへいく (3才からのうさこちゃんの絵本セット1) (ブルーナのゆかいななかま)
著者:ディック ブルーナ
販売元:福音館書店
(1985-01-30)

 
タイトルは”がっこうへいく”ですが、これは幼稚園のことを指していると思われます。海外では幼稚園のことを「Pre-school」と言いますから。おともだちと歌を歌ったり、お絵かきをしたり、絵本を読んでもらったり・・・幼稚園って楽しいところだよっていうことを、伝えられるといいですね♪
 
蔵書としてあれば、同じディック・ブルーナの『ようちえん』もおすすめです。

ようちえん (子どもがはじめてであう絵本)ようちえん (子どもがはじめてであう絵本)
著者:ディック・ブルーナ
販売元:福音館書店
(1968-11-15)

 
 
 

 
絵本 『コッコさんのともだち』片山健 福音館書店
コッコさんのともだち (幼児絵本シリーズ)コッコさんのともだち (幼児絵本シリーズ)
著者:片山 健
販売元:福音館書店
(1991-04-10)
 
保育園に入ったものの、おともだちをどうやって作っていいかわからないコッコさん。その不安がひしひしと伝わってきます。そしておともだちができた時の、「するとだんだんうれしくなって もっともっとうれしくなって
 うんとうんとうれしくなりました」という気持ちが、読んでもらう子どもたちのこころをも優しく包んでくれるはずです。
 
絵本 『ぐるんぱのようちえん』西内ミナミ/堀内誠一 福音館書店
ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)
著者:西内 ミナミ
販売元:福音館書店
(1966-12-15)
 
幼稚園に入園するおはなしではないのですが、ぐるんぱがしっぱいを繰り返しながら、最後には子どもたちと楽しく遊んでいる様子をみて、「ようちえんって楽しいところなんだな~」と、きっと思えるはず。
子どもたちの弾む声が聞こえてきそうなおはなしを、ぜひ幼稚園に入る前の年齢の子どもたちに読んであげたいと思います。
 
大型絵本 『ねずみのでんしゃ』山下明生/いわむらかずお ひさかたチャイルド
ねずみのでんしゃ (大きな大きな絵本 (2))ねずみのでんしゃ (大きな大きな絵本 (2))
著者:山下 明生
販売元:チャイルド本社
(2005-02)
 
ねずみの兄弟が学校に行くことになっているのですが、みんな行きたがりません。そこでねずみのおかあさんが考えたのは・・・(この本もねずみの学校になっていますが、どちらかというと幼稚園という雰囲気です)タイトルだけでは学校に入るおはなしとは結びつかないのですが、この時期にぜひ読んであげたい1冊です。大型絵本が出ていますので、図書館でのおはなし会でぜひ読んであげてください。小型本は1982年に出ています。
(作成 K・J) 

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