4月のおはなし会プラン

2013年(その1) おおきくなったよ♪(小さい子)
2012年(その2) ぼうけん!ぼうけん!(幼児~小学生)
2012年(その1) なにかをはじめよう♪(幼児~小学生)
2011年(その2) 子ども読書の日(幼児~小学生)
2011年(その1) 新しい友だち(幼児~小学生)

2013年(その1) おおきくなったよ♪(小さい子)


生後半年くらいの子どもたちが、ブックスタート事業のおかげでたくさん図書館にやってくるようになりました。小さな子どもたちの成長は、ほんとうに目を見張るものがあります。毎月のおはなし会に参加する未就園の子ども達。前回はやっと這い這いできるようになったはず、と思うと、伝い歩きをしていたり、すぐに一人で歩きまわるようになったり。

子育て真っ最中の親には、毎日毎日のことで成長を感じる間もないのですが、図書館で迎える側に立つと、「おおきくなったね」って実感をこめて伝えてあげることができます。

 
そんな想いをこめて、おはなし会のプランを立ててみました。
 
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【おおきくなったよ♪】
 
導入  わらべうた
    「たんぽぽ」
      たんぽぽ たんぽぽ
      むこうやまへ どんでいけ!
 
絵本 『パンツのはきかた』岸田今日子/佐野洋子 福音館書店
パンツのはきかた (幼児絵本シリーズ)パンツのはきかた (幼児絵本シリーズ)
著者:岸田今日子
販売元:福音館書店
(2011-01-20)
販売元:Amazon.co.jp
 
 
パンツを自分ではけるようになると、赤ちゃんから子どもへの一歩。この絵本、とにかくかわいらしい。一緒に大人も動作をしてみてくださいね。楽譜も最後に記されています。覚えて、読む代わりにページをめくりながら歌ってあげてもいいですね。
 
絵本 『おうまさんしてー!」三浦太郎 こぐま社
おうまさんしてー!おうまさんしてー!
著者:三浦 太郎
販売元:こぐま社
(2009-05)
販売元:Amazon.co.jp
 
子どもたちが自分で歩けるようになって、一番最初にした親子の遊びは「おうまさんごっこ」でした。親の背中にのって遊ぶ「おうまさんごっこ」は、簡単なようで、背中によじのぼり、バランスよく座る、動きに合わせて落ちないようにする、など身体の柔軟性・巧緻性が育ってないと難しい遊びです。
背中で得意げにしている我が子を見ることは、親にとっては「成長したな~」と感じるひとときです。
 
絵本 『しろくまちゃんのほっとけーき』わかやまけん こぐま社
しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)
著者:わかやま けん
販売元:こぐま社
(1972-10-15)
販売元:Amazon.co.jp
 
子どもが1才半を過ぎる頃から、なんでも親のやっていることを真似したがります。お料理でもお洗濯でも!それを「危ない!」と拒絶しては、大きくなってからお手伝いさせようとしても、しなくなってしまいます。いっしょに家事も遊びに置き換えて、いっしょにやってみることが大事。この絵本は親子でお料理をはじめるのにちょうどいいお手本になる絵本です。
 
絵本 『おでかけのまえに』筒井頼子/林明子 福音館書店
おでかけのまえに (福音館の幼児絵本)おでかけのまえに (福音館の幼児絵本)
著者:筒井 頼子
販売元:福音館書店
(1981-10-20)

この絵本を一番最初に手にした時、「あった!あった!こういうこと!」と思いました。子どもたちの好奇心は大人が想定する先を行っていて、ちょっと目を離したすきに、「あ~あ!」ということは、よくありました。それもこれも子どもの成長のひとつなんですよね。暖かく見守ってあげるようにしたいです。図書館にくる若い親たちにも、そういう心のゆとりをもってもらえるよう、読んで欲しいと思います。

2012年(その2) ぼうけん!ぼうけん!(幼児~小学生)


今日は、4月のおはなし会☆おすすめプランのその2を!

進学・進級は子ども達にとって新しい世界が広がるきっかけになります。今まで一人で行ったことのない場所で行ってみたり、知らなかった世界を覗き見たり。それぞれの年代にとって、そんな体験ができる季節でもあります。

大人から見たら、ささいな変化も子ども達にとっては「ぼうけん」に近いものかもしれません。そんな視点で、テーマを「ぼうけん!ぼうけん!」としてみました。

幼子の視点にたって、どきどき・わくわくしてみませんか?

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【ぼうけん!ぼうけん】

導入  詩「こうきしん」こぶたはなこ  『のはらうたⅣ』 工藤直子 童話屋
のはらうた〈4〉のはらうた〈4〉
著者:くどう なおこ
販売元:童話屋
(2000-11)


「わたしはなんにでも はなをつっこみます
つまり「こうきしん」なのね
「こうきしん」をパラパラっと ふりかけると
せかいじゅうが おいしくなります」

絵本  『こすずめのぼうけん』ルース・エインズワース/作 石井桃子/訳 堀内誠一/絵
     福音館書店

こすずめのぼうけん (こどものとも傑作集)こすずめのぼうけん (こどものとも傑作集)
著者:ルース・エインズワース
販売元:福音館書店
(1977-04-01)

こすずめは巣立ちの時に、ちょっと遠くまで飛んで行ってしまいました。疲れて巣をさがして休ませてもらおうとしますが・・・どこも違う鳥の巣。お話が進むにつれて緊張が高まっていきます。どうなっちゃうんだろう?手に汗握る子もきっといるはず。最後はホッと緊張がほどけるおはなし。長いお話ですが、幼児でも十分に聞くことができます。「ぼく、ちゅんちゅんちゅんってきりいえないんです。」のことばの繰り返しが耳に残ります。

絵本  『ちいさなヒッポ』マーシャ・ブラウン/作 内田莉沙子/訳 偕成社
ちいさなヒッポちいさなヒッポ
著者:マーシャ=ブラウン
販売元:偕成社
(2005-10)


母カバがちいさなぼうやヒッポに優しく語りかけ、何かあった時に助けを呼ぶ鳴き声の練習をさせます。好奇心たっぷりのぼうやはある夜、水草の上に顔を出そうとしてワニに襲われそうに!さて、ヒッポのピンチ!教えてもらった通り助けを呼べるでしょうか?短いお話ですが、版画に少ない配色がきれいな絵本です。遠目も利きます。


絵本  『アンガスとあひる』マージョリー・フラック/作 瀬田貞二/訳 福音館書店
アンガスとあひる (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)アンガスとあひる (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
著者:マージョリー・フラック
販売元:福音館書店
(1974-07-15)

こいぬのアンガスは、好奇心旺盛。見るもの、嗅ぐもの、すべて知りたがります。とりわけ庭の向こう側から聞こえる鳴き声が気になって仕方がありません。ある時、庭を飛び出し鳴き声の主のあひるを追いまわしますが・・・こうしたいたずらや失敗を繰り返し、子ども達も成長していくのですよね。帰ってきてホッとするアンガス。家庭もこどもたちにとってホッとできる場なんですよね。子ども達は自分を重ねて、この絵本を楽しむことと思います。

ブックトーク
図書館のおはなし会で読むにはちょっと長いけれど、自分で、あるいはおうちで読んでもらいたい本として、何冊か紹介しましょう。

エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)
著者:ルース・スタイルス・ガネット
販売元:福音館書店
(1963-07-15)

おしいれのぼうけん (絵本ぼくたちこどもだ 1)おしいれのぼうけん (絵本ぼくたちこどもだ 1)
著者:古田 足日
販売元:童心社
(1974-11-01)

ちびねこグルのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)ちびねこグルのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)
著者:アン ピートリ
販売元:福音館書店
(2003-06-25)




2012年(その1) なにかをはじめよう♪(幼児~小学生)


4月は進学・進級の季節。なんとなく心そわそわ、浮き立つ季節でもありますね。

最初のプランは、テーマを「なにかを始めよう♪」にしてみました。新学期に心機一転。ホップステップジャンプ。元気に飛び出していけるように子どもたちを応援したいと思います。

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【なにかを始めよう♪】

導入 詩「春のうた」 草野心平 『げんげと蛙』より
げんげと蛙.jpgげんげと蛙―草野心平詩集
著者:草野 心平
販売元:教育出版センター
(2006-01)

「ほっ まぶしいな ほっ うれしいな みずはつるつる かぜはそよそよ ケルルン クック」とリズム感あふれる春の詩です。子ども達と一緒に声に出して繰り返し読んでみるのもいいですね。


絵本  『ぴょーん』松岡達英  ポプラ社
ぴょーん (はじめてのぼうけん (1))ぴょーん (はじめてのぼうけん (1))
著者:まつおか たつひで
販売元:ポプラ社
(2000-06-01)


春は飛躍の季節。明るい日差しに向かって「ぴょーん」と跳び上がりたいですね。縦に開くこの絵本。小さな子どもたちにも、ちょっと大きくなった小学生にも喜ばれる絵本です。いっしょに体を上に伸ばしてみても楽しいですね。


手遊び かえるのよまわり  わらべうたから「かえるのよまわり」手の動作をつけてやってみましょう。

絵本  『ぐるんぱのようちえん』西内ミナミ 堀内誠一 福音館書店
ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)
著者:西内 ミナミ
販売元:福音館書店
(1966-12-15)

ロングセラーとして読みつがれている1冊です。西内さんご自身が自分探しをしていた若い頃の自分の姿をなぞっているのだとか。春、何かを始めたいという思いに寄り添ってくれる1冊になると思います。


絵本  『なにをかこうかな』 マーグレット&H・A・レイ 文化出版局
なにをかこうかななにをかこうかな
著者:マーグレット・レイ
販売元:文化出版局
(1984-09-16)


絵を描こうとすると、周囲のものからいろいろアドバイスが!みんなが好き勝手にいろいろ言うので、いったい何を描こうとしているのやら!自分が描きたいものは自分で決める!その潔い決意が大事なんですよね。自分が決めたことを大事にしよう!という応援を込めて読んであげたい1冊です。

2011年(その2) 子ども読書の日(幼児~小学生)


4月23日は、「子どもの読書活動の推進に関する法律」(2001年12月制定)で定められた「子ども読書の日」です。

子ども達に読書の楽しさを伝えるために、この日の前後には、それぞれの図書館でもスペシャルおはなし会や、その他の催し物が企画されていることと思います。いろんなイベントで子ども達が図書館に足を運んでくれるといいですね。そしてその子ども達が、本を読むことの楽しさに気付いてくれるように、単発のイベントだけで終わらせないで、根気強く本を手渡していってほしいと思います。

そこで4月のおはなし会のテーマとして、「子ども読書の日」を取り上げてみました。図書館や本、おはなしがいつも子ども達の身近にありますように!と、願いをこめて。

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導入の絵本 『わたしほんがよめるの』 ディック・ブルーナ/まつおかきょうこ訳 福音館書店
わたしほんがよめるの (ブルーナのたのしいべんきょう (3))
わたしほんがよめるの (ブルーナのたのしいべんきょう (3))
本を読むことの喜びが、単純な絵の中にもふんだんに溢れています。

絵本 『としょかんライオン』ミシェル・ヌードセン/ケビン・ホークス 岩崎書店
としょかんライオン (海外秀作絵本 17)
としょかんライオン (海外秀作絵本 17)
図書館にやってきたライオン。館長のメリウェザーさんは、図書館の決まりを守っているのならと、追い出しませんでした。ライオンはおはなし会が気に入り、やがて図書館のお手伝いをはじめました・・・さて、ある日ライオンが大声でほえました。それには訳があったのです。図書館がこのライオンと同じように、すべての子ども達にとって居心地のよい場所であってほしいなと思います。

ブックトーク
『図書館ラクダがやってきた』マーグリート・ルアーズ さ・え・ら書房
図書館ラクダがやってくる―子どもたちに本をとどける世界の活動
図書館ラクダがやってくる―子どもたちに本をとどける世界の活動
世界には図書館のない地域に住んでいる子ども達はいっぱいいるのです。本の楽しみを知ってもらうためには、まず本を届けなければなりません。この本には13カ国での活動が紹介されていますが、ラクダやぞう、自転車に載せて、子ども達に本を届ける人たち。本を受け取った時の、読んでもらっている時の子ども達の輝く笑顔がとても印象的です。

『おんちゃんは車イス司書』梅田俊作 岩崎書店
おんちゃんは車イス司書 (いのちのえほん)
おんちゃんは車イス司書 (いのちのえほん)
車イスの司書さんと子ども達の交流を描いた本。ことばが小さい子には難しいので、小学校中学年以上におすすめしたい1冊。

『クシュラの奇跡』ドロシー・バトラー 百々佑利子訳 のら書店
クシュラの奇跡―140冊の絵本との日々
クシュラの奇跡―140冊の絵本との日々
複雑で重い障害をもって生まれたクシュラの成長の物語。昼も夜も眠れずむずかるクシュラとの長い時間を埋めるため、母親がはじめた絵本の読み聞かせに強い関心を示したのは生後4か月の時。一人では見ることも、持つこともできず、外界から隔離されていたクシュラを、本は外の世界と結び付けてくれました。本を友だちにして、奇跡といわれるほどの成長を遂げたクシュラ。図書館にくる子どもたちにも本と出会うことで、その世界を広げてほしいと願います。

絵本 『山の図書館』肥田美代子/小泉るみ子 文研出版
山のとしょかん (えほんのもり)
山のとしょかん (えほんのもり
山の一軒家でくらすおばあさんのところへ、「本を読んでください」と毎夜のようにやってくる男の子。よほど本を読んでもらうのがうれしいようです。ある日、おばあさんが男の子の帰り途を心配して、ついていくと・・・!本って、いいな~読んでくれる人がいるっていいな~と思える1冊です。

絵本 『ルリユールおじさん』いせひでこ 理論社
ルリユールおじさん
ルリユールおじさん
大好きな大切な植物図鑑が傷んで、ページが取れてしまった女の子。町で「ルリユールのところへもっていってごらん」とすすめられます。本を大切に製本・装丁しなおしてくれたルリユールおじさん。大切な1冊に出会えた女の子の、修理できた本と再会した時の喜びが画面からも伝わってきます。

おまけの絵本『紙しばい屋さん』アレン・セイ ほるぷ出版
紙しばい屋さん
紙しばい屋さん
紙芝居は日本特有の文化です。語り手がダイナミックにおはなしを語ってくれる紙芝居の面白さは、経験しないとわからないかもしれませんね。図書館のおはなし会でも、紙芝居を演じることもあると思います。子ども達の心に残るおはなしを伝えるのに、紙芝居という日本独自の文化も大切にしていきたいと思います。

2011年(その1) 新しい友だち(幼児~小学生)


4月・・・進級・進学。
わくわくどきどき。どんな出会いがあるのか、子ども心にも期待と不安が入り混じる時期です。図書館で、いつものおはなし会に参加することで、きっと安心感を覚えて「ねえ!ねえ!」と、おはなし会のスタッフやボランティアさんに話しかける子も多いでしょう。
その子の発することばを、きちんと受け止めてあげてから、おはなし会を始めましょう。聞いてもらえるという安心感が、聞く喜びへとつなげていきます。

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導入 手遊び  「こどもとこどもがけんかして」 『うたって楽しい手あそび指あそび120』より
うたって楽しい手あそび指あそび120うたって楽しい手あそび指あそび120
著者:レッツキッズソンググループ
ポプラ社(2004-03)







絵本  『やあ、ともだち!』クリス・ラシュカ 偕成社
やあ、ともだち!やあ、ともだち!
著者:クリス ラシュカ
偕成社(1995-08)







絵本  『ともだちや』内田麟太郎/降矢なな 偕成社
ともだちやともだちや
著者:内田 麟太郎
偕成社(1998-01)


ブックトーク 新しい友だち どんな友だちとの出会いがあるかな?けんかしても、仲直りすればいいんだよね。ともだちの絵本をたくさん紹介します。
となりのせきの ますだくん (えほんとなかよし)となりのせきの ますだくん (えほんとなかよし)
著者:武田 美穂
ポプラ社(1991-11)







販売元:Amazon.co.jpきみなんかだいきらいさきみなんかだいきらいさ
著者:ジャニス・メイ・ユードリー
冨山房(1975-05)







みんなともだち (ピーマン村の絵本たち)みんなともだち (ピーマン村の絵本たち)
著者:中川 ひろたか
童心社(1998-01-01)

あたらしいともだちあたらしいともだち
著者:トミー ウンゲラー
あすなろ書房(2008-10)

ともだちともだち
著者:ヘルメ ハイネ
ほるぷ出版(1996-04)

ともだちからともだちへともだちからともだちへ
著者:アンソニー フランス
理論社(2003-0







ともだちつれてよろしいですかともだちつれてよろしいですか
著者:ベアトリス・シェンク・ド レーニエ
童話館出版(2003-10)







 
絵本 『コッコさんのともだち』片山健 福音館書店
コッコさんのともだち (幼児絵本シリーズ)コッコさんのともだち (幼児絵本シリーズ)
著者:片山 健
福音館書店(1991-04-10)

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