おはなし会プラン

2011年(その3) 春がいっぱい(幼児~小学生)
2011年(その2) 春はそこまで(幼児~小学生)
2011年(その1) ことばあそびの本(幼児~小学生)
2010年(その2) バレンタインデー(幼児~小学生)
2010年(その1) 節分(幼児~小学生)
2010年1月(その2) 冬の遊び(幼児~小学生)
2010年1月(その1) ゆき(幼児~小学生)
2010年(その3) 年末年始の行事(幼児~小学生)
2010年(その2) クリスマス(幼児~小学生)
2010年(その1) クリスマス(小さい子)
2010年(その2) 冬支度(幼児~小学生)
2010年(その1) もみじ(幼児~小学生)
2010年(その2) ハロウィン(幼児~小学生)
2010年(その1) おいしいもの食べよ(幼児~小学生)
2010年(その3) 身体を動かす(幼児~小学生)

2011年(その3) 春がいっぱい(幼児~小学生)


昨夜は東京も束の間の銀世界に包まれました。帰宅の足は大丈夫でしたか?それでも今日の陽射しは、どことなく春が近いことを告げているように光に溢れていました。

さて3月のおはなし会プラン2では(春はそこまで)というテーマでお届けしましたが、今回は3月下旬向けに(春がいっぱい)というテーマで組み立ててみました。

桜前線が北上し、東京の桜のつぼみがほころびはじめるのが、3月第3週が終わるころ。その時期には、辛夷の花や木蓮の花が咲き誇り、春の訪れを身体いっぱい感じることができるでしょう。それと合わせて、進学、進級の喜びも子どもたちと分かち合いたいですね。

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導入  手遊び  「ちいさなにわ」 『うたって楽しい手あそび指あそび120』より
うたって楽しい手あそび指あそび120うたって楽しい手あそび指あそび120
著者:レッツキッズソンググループ
ポプラ社(2004-03)

ちいさな庭から小さな芽が!どんどん伸びて最後にパッと花が開きます。


             
絵本 「ちょうちょうひらひら
ちょうちょうひらひらちょうちょうひらひら
著者:まど みちお
こぐま社(2008-02)

ちょうちょうがとんできて頭にとまったよ。みんな笑顔に!春が来たってわかるからですね。



絵本 「とんことり」


とん ことり(こどものとも絵本)とん ことり(こどものとも絵本)
著者:筒井 頼子
福音館書店(1989-02-10)

新しい町にお引越し。お友達がいないのはつまんない。そんな時、玄関の郵便受けで「とん ことり」と音がします。お友達っていいな~と思える1冊です。



ブックトーク たんぽぽ 
『とんことり』で、たんぽぽが、新しいお友達から届けられましたね。春先に一番に道端で「春が来たよ」って告げてくれるたんぽぽの黄色い花について、ここれ少しブックトークしてみましょう。1冊目は「春が来たらおこしてね」とお友達に頼まれていたモグラのおはなし。
もぐらのムックリもぐらのムックリ
著者:舟崎 克彦
ひさかたチャイルド(2002-02)





科学絵本から2冊。たんぽぽの根っこの秘密や、たねの秘密が、とってもわかりやすく描かれています。
たんぽぽ (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)たんぽぽ (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)
著者:平山 和子
福音館書店(1976-04-01)

たんぽぽ (絵本のおくりもの)たんぽぽ (絵本のおくりもの)
著者:甲斐 信枝
金の星社(1984-02)







図鑑も1冊、紹介してあげましょう。科学絵本とはまた違った切り口でタンポポについて知ることができます。
タンポポ観察事典 (自然の観察事典)タンポポ観察事典 (自然の観察事典)
著者:小田 英智
偕成社(1996-05)





絵本  『そらはさくらいろ』
そらはさくらいろそらはさくらいろ
著者:村上 康成
ひかりのくに(2002-01)


さくらが咲いて、花びらが舞う下で寝っ転がって空を見上げたことがありますか?きっととっても気持ちがいいよね。

(差し替えプラン・・・絵本『ピッキーとポッキー』

ピッキーとポッキー (幼児絵本シリーズ)ピッキーとポッキー (幼児絵本シリーズ)
著者:嵐山 光三郎
福音館書店(1993-03-25)





(対象年齢:幼児~小学校低学年)

(作成 K・J)

2011年(その2) 春はそこまで(幼児~小学生)


今が一番寒い季節ですが、お茶の水の駅から見える神田川南斜面の岸の梅が満開で、春が確実に近付いてきているのがわかります。
3月のおはなし会では、春を待つ絵本を紹介してみましょう。

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絵本 『ふゆめがっしょうだん』
ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集)ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集)









著者:長 新太
福音館書店(1990-01-01)
24種類の木の冬芽を写真で紹介する科学絵本です。どの冬芽も表情豊かで、動物の顔に見えて来て、子どもたちの笑顔を誘います。長新太さんのリズミカルなことばが、楽しい絵本です。

絵本  『はなをくんくん』
はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)








はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
著者:ルース・クラウス
福音館書店(1967-03-20)
雪に閉ざされた森のなかで、動物や虫たちが目を覚まし、はなをくんくんしながら走っていきます。みんなが走って、走って行った先にあったのは・・・みんなが笑顔になるのは、長い冬が終わりに近づいていることを予感させるからだったのですね。ロングセラー絵本です。

手遊び  「ちいさな庭」
うたって楽しい手あそび指あそび120








うたって楽しい手あそび指あそび120
著者:レッツキッズソンググループ
ポプラ社(2004-03)  より

絵本 『おおきくなるっていうことは』
おおきくなるっていうことは (ピーマン村の絵本たち)








おおきくなるっていうことは (ピーマン村の絵本たち)
著者:中川 ひろたか
童心社(1999-01)
おおきくなるっていうことは、いったいどういうことなんだろう?小さな子どもたちにもわかりやすく具体的にイメージできる絵本に仕上がっています。成長のよろこびを一緒に感じられる1冊です。

絵本  『たいへんなひるね』
たいへんなひるね―ばばばあちゃんのおはなし(こどものとも絵本)






たいへんなひるね―ばばばあちゃんのおはなし(こどものとも絵本)
著者:さとう わきこ
福音館書店(1990-03-15)
いつも豪快で愉快なばばばあちゃん。なかなか暖かくならない季節の変わり目に、ばばばあちゃんが仕掛けたのは!最後には桜の花が満開に!ぜひ冬の終わりに読んであげたい絵本です。

ブックトーク  『だって春だもん』
だって春だもん








だって春だもん
著者:小寺 卓矢
アリス館(2009-03)
『ふゆめがっしょうだん』で見た冬芽が、春が近付くにつれてどんなふうに変化していくのか、この写真絵本をみればわかります。硬かった芽がほころんで、ゆっくり開いて行く様子、花が咲いて、葉っぱが開く様子、森がすっかり若葉色に彩られていく様子が、優しくリズミカルなことばで表現されています。
(作成 K・J)

2011年(その1) ことばあそびの本(幼児~小学生)


こどもって、だじゃれやしりとり、なぞなぞなど「ことばあそび」大好きですね。おはなし会でも「ことばあそび」を中心にプログラムを組み立ててみるのはいかがでしょう?

途中に、ことばの面白さを味わえる昔話を組み込んで、めりはりのあるプログラムにしてみました。

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導入  わらべうた 「ちゃつぼ」
絵本  『あいうえおうた』
あいうえおうた (幼児絵本シリーズ)あいうえおうた (幼児絵本シリーズ)

著者:谷川 俊太郎
福音館書店(1999-02-10)
谷川俊太郎さんの詩と、降矢ななさんの不思議な絵がマッチしている絵本です。ことばのおもしろさを幼児から小学生の幅広い対象に伝えることのできる絵本です。

 

絵本  『なんげえはなしっこしかへがな』
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なんげえはなしっこしかへがな
著者:北 彰介
銀河社(1979-08)
「果てなし話」の面白さは、子ども達を魅了しますね。この昔話は作者が祖母から聞いた「果てなし話」を津軽弁で再話したもの。津軽弁の味を出せなくても、おかしさは子ども達に伝わると思うので、自分の読み方で読んでみましょう。7話入っているので、自分で読みやすい話を選んで、おはなし会で読んであげましょう。

 

ブックトーク  ことばえほんの紹介 ことばあそびの絵本は実はたくさん出ています。だじゃれ絵本や、しりとりあそびの絵本など。紙芝居にもいくつかあります。自館で何冊か選んでみて、おはなし会に参加している子どもたちの年齢構成に合わせて、いくつか紹介してあげましょう。ここでは代表的なものを紹介します。
『ことばのこばこ』
ことばのこばこ

ことばのこばこ
著者:和田 誠
瑞雲舎(1995-07-07)
ことばのおもしろさを存分に楽しめる絵本です。しりとり、句読点遊び、回文、なぞかけなど18ものことばあそびが満載です。

 

 

『ことばあそびうた』
ことばあそびうた (日本傑作絵本シリーズ)

ことばあそびうた (日本傑作絵本シリーズ)
著者:谷川 俊太郎
福音館書店(1973-10-01)
「かっぱかっぱらった/かっぱらっぱかっぱらった/とってちってた」など、声に出して読むと面白い詩がたくさん。谷川さんの楽しい言葉遊び歌に、瀬川康男さんの絵が味わい深く、素敵な本です。大人にも喜ばれる1冊です。

 

『だじゃれどうぶつえん』
だじゃれどうぶつえん

だじゃれどうぶつえん
著者:中川 ひろたか
絵本館(1999-04)
だじゃれ絵本シリーズは、下に紹介した『だじゃれレストラン』以外にも『だじゃれすいぞくかん』『だじゃれしょくぶつえん』『だじゃれオリンピック』など合わせて5冊。幼児ではわかりにくいだじゃれもあるので、こちらのシリーズは小学中学年以上向き。ぜひ紹介してあげてください。

 

『なぞなぞえほん』1のまき、2のまき、3のまき
なぞなぞえほんセット ― 1のまき,2のまき,3のまき

なぞなぞえほんセット ― 1のまき,2のまき,3のまき
著者:中川 李枝子
福音館書店(1988-04-01)
『ぐりとぐら』の中川李枝子と山脇百合子のコンビが贈るなぞなぞ絵本3冊。子どもたちの身の回りにあることをなぞなぞの題材にしています。版が小さく読み聞かせには向きませんが、おでかけの時に1冊あると電車の中で子ども達は退屈しません。お母さん達にぜひすすめてあげてください。

『ワイルドスミスのABC』
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ワイルドスミスのABC (ブライアン・ワイルドスミス作品選)
著者:ブライアン・ワイルドスミス
らくだ出版(1962-01)
アルファベットの絵本もいくつか出版されていますね。ワイルドスミスのこの絵本は、どのページも絵が素敵です。それぞれのページが完成されていて、子どもだけでなく大人も満足できる1冊です。

『ぞうからかうぞ』
ぞうからかうぞ (ことばあそびの絵本)

ぞうからかうぞ (ことばあそびの絵本)
著者:石津 ちひろ
BL出版(2003-10)
石津さんの回文絵本は何冊が出ていますが、代表作はこちら。絵とことばがマッチして、遠目も利く絵本なので読み聞かせに使ってもよい1冊です。

 

 

絵本  『ロンドン橋がおちまする!』

ロンドン橋がおちまする!ロンドン橋がおちまする!

著者:ピーター・スピア
ブッキング(2008-05)
マザーグースの歌を題材にした絵本。「ロンドン橋、落ちた!」の歌はみんなもよく知っていますが、その続きがあって、それをまたスピアが丁寧に描いています。ぜひ読んであげてほしい1冊です。

 

絵本  『さよならさんかく またきてしかく』
さよならさんかくまたきてしかく (松谷みよ子あかちゃんのわらべうた 5)

さよならさんかくまたきてしかく (松谷みよ子あかちゃんのわらべうた 5)
著者:松谷 みよ子
偕成社(1979-03)
おはなし会の最後はわらべうたでおなじみの『さよならさんかくまたきてしかく』を一緒に楽しんで終わりましょう。

 

(作成 K・J)

2010年(その2) バレンタインデー(幼児~小学生)


2月14日はバレンタインデーですね。日本では女性から男性にチョコレートを贈って愛を告白できる日となっているようですが、海外では男女関係なく大切な家族や友人に花束やケーキ、カードを贈る日です。

最近では女子中高生は男の子にではなくお友達同士で手作りのチョコやクッキーを交換し合うのが一般的になっているようです。とにかく普段なかなか言えない「ありがとう♪」を伝えるよい機会ですね。

さて、おはなし会では、「大好き!」をキーワードに絵本を選んでみましょう。そして2月14日の由来なども子どもたちに話してあげるといいですね。

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絵本 『あおくんときいろちゃん』レオ・レオーニ/作 藤田圭雄/訳 至光社 1984
あおくんときいろちゃん (至光社国際版絵本)あおくんときいろちゃん (至光社国際版絵本)
著者:レオ・レオーニ
至光社(1984-01)


彩色した紙をちぎって表現された単純な絵なのですが、ストーリーと相まって子ども達を夢中にさせる1冊です。あおくんときいろちゃんがあんまり仲良く遊んだので、ふたりは混じり合ってみどりになってしまう。
それぞれの個性があって、それが一緒になった時に新しいものを生み出すということも伝えてくれている絵本です。

絵本 『どうながのプレッツェル』マーグレット・レイ/文 H・A・レイ/絵 渡辺茂男/訳 1978
どうながのプレッツェル (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)どうながのプレッツェル (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
著者:マーグレット・レイ
福音館書店(1978-10-20)


世界一胴長のダックスフントのプレッツェルは、お向かいのグレタに恋をします。グレタは「胴長なんて大嫌い」とばかりに見向きもしてくれません。どんな贈り物をしても・・・ところがある時・・・!プレッツェルの胴長が役に立ち、グレタに認めてもらえることができたのです。
見かけではなく、誠意をもって自分を愛してくれているという気持ちに気付いたグレタ。プレッツェル、胴長でよかったね。読み終わったら表紙から裏表紙まで開いて見せてあげたい一冊です。


ブックトーク
『しろいうさぎとくろいうさぎ』ガース・ウィリアムズ/作 松岡享子/訳 福音館書店 1965

しろいうさぎとくろいうさぎ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)しろいうさぎとくろいうさぎ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
著者:ガース・ウイリアムズ
福音館書店(1965-06-01)

 


しろいうさぎとくろいうさぎの結婚のお話。「いつも、いつも、いつまでもきみといっしょにいられますように」というセリフは、何度聞いても胸がときめく言葉ですね。この絵本は大人がプロポーズに使うこともある一冊。小さな子ども達には、大好きだからこそ、会えなくなることの不安や切なさは理解できないかもしれませんね。ハッピーエンドのお話なので深く考えずに読んであげてもいいのですが、幼児~小学低学年には『どうながの~』がわかりやすいかもしれません。なのであえてブックトーク用に選びました。



『あなたがだいすき』鈴木まもる ポプラ社 2002
あなたがだいすきあなたがだいすき
著者:鈴木 まもる
ポプラ社(2002-04)


親が子どもに向けて送るラブレターです。「わたしはあなたがだいすきです。あなたがいるだけで、わたしはしあわせ」・・・そういう思いを伝えてもらいながら育った子は、どれだけ幸せでしょう。きっと大人になった時に多くの人に愛を分け与えることのできる人になるのではと思います。読んであげてもいい一冊です。



『すきすき だいすき』ピョートル・ウィルコン/文 ヨゼフ・ウィルコン/絵 いずみちほこ/訳 らんか社 1992
すき すき だいすき―ブルーノのプロポーズ (ウィルコンの絵本シリーズ)すき すき だいすき―ブルーノのプロポーズ (ウィルコンの絵本シリーズ)
著者:ピョートル ウィルコン
らんか社(1992-05)


こちらの絵本もとっても微笑ましい一冊です。豹のブルーノは、昼をこわがる黒豹のリサを愛してしまいます。生活スタイルが合わない二人だけど、その困難を乗り越えていくのです。大好きっていう気持ち、素敵だな~と思います。



『100万回生きたねこ』佐野洋子/作 講談社 1977
100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))
著者:佐野 洋子
講談社(1977-10-19)


11月5日に亡くなられた佐野洋子さんの代表作。本当に人を愛することを覚えることで、自分の生を行ききることができるんだというメッセージを伝えてくれる本です。小さな子ども達にはそこまで理解できないかもしれませんが、こんな絵本もあるんだよって紹介してあげたい一冊です。


絵本 『ちびゴリラのちびちび』ルース・ボーンスタイン/作 岩田みみ/訳 ほるぷ出版 1978
ちびゴリラのちびちびちびゴリラのちびちび
著者:ルース・ボーンスタイン
ほるぷ出版(1978-08)

この絵本を読んでいると、とても幸せな気持ちになってきます。黄色の表紙が心をあたたかくほんわりと和ませてくれるからでしょうか?いつまでも「だいすきだよ」って言ってもらえることで私達は成長していけると思えるのです。おはなし会の最後には、参加している子どもたちに「君も大切な存在だよ」という気持ちをこめて丁寧に読んであげてください。

(作成K・J)

2010年(その1) 節分(幼児~小学生)


節分とは、「季節の分かれ目」という意味。立春・立夏・立秋・立冬の前日を指していましたが、今ではとくに立春の前日を節分というのが一般的になりましたね。
季節の変わり目に現れるという邪気を払い、福を呼び込むために豆まきをし、イワシの頭を柊の小枝にさして戸口に置き、悪鬼の侵入を防ぐ風習があります。おはなし会の導入に、柊の木にイワシの絵をぶら下げて節分のお話をはじめるのもいいですね。
豆をまく風習も「魔滅」に通じ、鬼にぶつけて邪気を払い、無病息災を願うということも、子どもたちにわかりやすい言葉で伝えてあげましょう。

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絵本 『まめのかぞえうた』西内ミナミ/文 和歌山静子/絵 鈴木出版 2004
まめのかぞえうた (たんぽぽえほんシリーズ)まめのかぞえうた (たんぽぽえほんシリーズ)
著者:西内 ミナミ
鈴木出版(2004-01)

 


まめがどのように育つかを、わかりやすく伝えてくれる絵本です。最後に節分の豆まきにつかって、その後年の数だけ食べるんだよ、と教えてくれます。小さな子ども達でも理解できる絵本です。導入に使うといいでしょう。

絵本 『だいくとおにろく』松居直/再話 赤羽末吉/画 福音館書店 1967
だいくとおにろく(こどものとも絵本)だいくとおにろく(こどものとも絵本)
著者:松居 直
福音館書店(1967-02-15)


日本の昔話で「名まえ当て」がテーマです。怖そうだけど、なんともまぬけなおにが憎めません。展開も単純でいて、「どうなるのかな?」と子ども達の気持ちを惹きつけるお話。3才くらいから楽しむことができます。

手遊び 『おにのパンツ』  おなじみ「♪おにのパンツは良いパンツ、強いぞ~!♪」を、子どもたちといっしょに歌って踊りましょう。

絵本  『おにたのぼうし』あまんきみこ/文 いわさきちひろ/絵 ポプラ社 1969
おにたのぼうし (おはなし名作絵本 2)おにたのぼうし (おはなし名作絵本 2)
著者:あまん きみこ/いわさきちひろ
ポプラ社(1969-08)


こちらは、すこししっとりとした鬼の絵本です。お母さんが病気で貧しく豆まきができない女の子にそっと豆を差し入れする鬼の子おにた。偏見が子どもの純真な心を傷つけてしまう・・・そんなことに気づかされる一冊です。

ブックトーク 鬼の絵本いろいろ(3冊)

『ちいちゃんとまめまき』しみずみちを/作 ほるぷ出版 1983
Ehon_9094.jpgちいちゃんとまめまき (ちいちゃんえほん)
著者:しみず みちを
ほるぷ出版(1983-12)

乳幼児向けの1冊です。おはなし会に来た子たちが低年齢の場合は、『おにたのぼうし』と入れ替えてもいいでしょう。

 

『鬼が出た』大西広/文 梶山俊夫/絵 福音館書店 1989
鬼が出た (たくさんのふしぎ傑作集)鬼が出た (たくさんのふしぎ傑作集)
著者:大西 広
福音館書店(1989-11-08)


節分の風習からはじまり、鬼ごっこなど身近な生活習慣や遊びの中にいる鬼について、その由来を説明してくれている一冊です。この一冊で鬼博士になれそうです。『たくさんのふしぎ』シリーズ。小学校中学年向けにすすめてあげましょう。



『鬼のうで』赤羽末吉/作 偕成社 1976
鬼のうで (創作えほん)鬼のうで (創作えほん)
著者:赤羽 末吉
偕成社(1976-12)


『羅生門』の鬼退治伝説を絵本にしたものです。文章も絵も赤羽さんが書かれ、映画のカット割りのような展開に、惹き込まれて行きます。小学生向けの本です。

絵本  『おにのめん』川端誠/作 クレヨンハウス 2001
おにのめん (落語絵本)おにのめん (落語絵本)
著者:川端 誠
クレヨンハウス(2001-03)


おはなし会の締めは、落語で笑ってというのがおすすめです。
おかあさんそっくりのおたふくのお面を見て、慰められていたお春さん。その姿を見た若旦那がいたずらで鬼のお面に入れ替えてしまいます。さてそれを見つけたお春さんはお母さんに何かあったのではと、大慌て・・・オチでみんなが笑顔になれる一冊です。

(作成K・J)

2010年1月(その2) 冬の遊び(幼児~小学生)


今の子どもたちはどれくらい冬の遊びとしてスキーやスケートを体験しているのでしょうか?冬季オリンピックが行われた昨シーズン(今年の2月)は、子ども達も浅田真央選手や、高橋大輔選手がフィギュアスケートでメダルを獲得するなどして、注目を浴びました。

このテーマでおはなし会をする時は、784の冬季競技のところから、いくつか子どもたちにわかりやすい本を選んで紹介してもいいですね。
スポーツなんでも事典 スキー・スケート

スポーツなんでも事典 スキー・スケート
ほるぷ出版(2009-11)

 

 

 

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導入 手遊び  ごんべさんのあかちゃん

絵本 『ショコラちゃんのスキーだいすき』
Chocolat Book(7) ショコラちゃんの スキー だいすき (Chocolat Book)

Chocolat Book(7) ショコラちゃんの スキー だいすき (Chocolat Book)
著者:中川 ひろたか
講談社(2005-11-29)
はたこうしろうさんの描くショコラちゃんの表情が、とてもかわいらしく、子どもらしくて、1、2才くらいのお友達もいっしょに楽しめる絵本です。

 

 

『そりあそび ばばばあちゃんのおはなし』
そりあそび―ばばばあちゃんのおはなし(こどものとも絵本)

そりあそび―ばばばあちゃんのおはなし(こどものとも絵本)
著者:さとう わきこ
福音館書店(1994-10-15)
ばばばあちゃんの思い付きっていつも奇想天外・天衣無縫。寒い、寒いと部屋の中で縮こまっている動物たちに最高の温まり方を伝授するばばばあちゃん!豪快なそりあそびの、そのそりってもとは!とにかく2、3才くらいの子ども達から、小学生まで楽しめる絵本です。

『もりのスケート』
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もりのスケート
著者:菊池日出夫
福音館書店(2006‐2)
のらっこ絵本シリーズの1冊です。昭和ののどかな時代の田舎での冬の子どもたちの遊び、スケート、ワカサギ釣り、かまくら、そりなどの自然を上手に利用した遊びが生き生きと描かれています。

『スキーをはいたねこのヘンリー』
スキーをはいたねこのヘンリー

スキーをはいたねこのヘンリー
著者:メリー カルホーン
リブリオ出版(2002-03)
まちがって雪山に置いてけぼりになってしまったねこのヘンリーが自力で家まで帰ってくるというお話です。猫がスキー?原題は、「Cross-country cat」 スキーを楽しむというよりは、サバイバル感あふれるお話なのですが、ねこのヘンリーの表情といい、動きといい、まるで本当のねこがいるようで、こんなことってほんとにあるのかも?と思ってしまうような不思議な絵本です。

ブックトーク 冬の遊び
3びきねこさんのそりあそび (こどものともセレクション)

3びきねこさんのそりあそび (こどものともセレクション)
著者:柳生 まち子
福音館書店(2006-01-25)
子どもたちにとっては、スキーやスケートよりも冬の遊びは断然そりあそびなんですね。3びきの仲良しねこさんがそりあそびに挑戦。ところがけちんぼでいじわるなイタチくんにそりを独占されてしまいます。小さなお友達にありがちなおもちゃの取り合いも、最後はまるくおさまるところが、安心して読める絵本。柳生さんの描くどうぶつたちの表情がとってもキュートです。

14ひきのさむいふゆ

14ひきのさむいふゆ
著者:いわむら かずお
童心社(1985-11-01)
14ひきシリーズの冬の1冊。雪が降り積もる中、14ひきのねずみたちは暖かい家の中でゲームをして過ごしています。そんな中おじいちゃんがみんなのためにそりを作ってくれるのです。さて雪がやみました。みんな一斉に新雪のうえに出ていって、そりあそびをはじめます。冬の遊びの楽しさがあますところなく描かれている1冊です。14ひきシリーズは絵が子ども達を惹きつけますが、細かく描かれているので大勢でのおはなし会には向かないのですが、少人数の時には読んであげるのもいいかもしれません。またおうちでお父さんやお母さんのお膝の上で読んでもらえるといいですね。

カロリーヌのゆきあそび (カロリーヌとゆかいな8ひき)

カロリーヌのゆきあそび (カロリーヌとゆかいな8ひき)
著者:ピエール プロブスト
BL出版(1998-12)
カロリーヌシリーズは私が子どもの頃、大好きだったおはなしです。それがBL出版から再販されて、また手に取れるようになった時はとても懐かしく思いました。雪山に繰り出したカロリーヌと仲間たち。スキーに、ボブスレーにスケートに雪だるま作りにと楽しいことには全部挑戦!ところがジャンプ競技に挑戦したボビーがとんでもないことに!子どもたちに冬の遊びの楽しさをたっぷり伝えてくれる1冊です。

2010年1月(その1) ゆき(幼児~小学生)


昨年の雪山シーズンは、クリスマスの頃は山形県の蔵王でさえ積雪量が少なくて、スキーできるかしら?と気を揉みましたが、ほんとうに大晦日近くになって雪が降り、お正月明けにはたっぷりスキーを楽しむことができました。その上、3月に入っても雪が積もる日があったり、今年は4月17日(土)にも薄っすらと都内が雪景色に染まるなど、なかなか暖かくなりませんでしたね。

さて今シーズンはいかがでしょう?1月、2月には都内でも雪を見ることができるでしょうか?

1月のおはなし会のテーマのその1は「雪」です。

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導入 わらべうた  おおさむこさむ  こどもかぜのこ
絵本 『おおさむ こさむ』

おおさむこさむ (松谷みよ子あかちゃんのわらべうた 6)








おおさむこさむ (松谷みよ子あかちゃんのわらべうた 6)
著者:松谷 みよ子
偕成社(1979-11)
風が冷たくなって、図書館に来る子どもたちのほっぺも真っ赤。わらべうたで身体を少し動かして、温まりましょう。この絵本を一緒に読んであげるのも、いいですね♪

絵本 『ふゆのあさ』
ふゆのあさ








ふゆのあさ
著者:村上 康成
ひかりのくに(1997-11)
雪が夜の間に積もった翌朝って、ほんとにこんな感じ!音がなくて静かで、カーテンを開けるときに「雪、積もってるかな?」とちょっとわくわくどきどきする感じ。そんな子どもがいだく思いをあますところなく描いている絵本です。

絵本 『ゆきのひ』
ゆきのひ (偕成社の新訳えほん―キーツの絵本)







ゆきのひ (偕成社の新訳えほん―キーツの絵本)
著者:エズラ=ジャック=キーツ
偕成社(1969-12)
雪がいっぱい降った日って、ほんとに子どもたちにとって魅力的ですよね。真っ白な雪の上に残る自分の足跡もうれしいし・・・そんな子どもの思いがぎゅっと詰まった絵本。1963年にアメリカでコルデコット賞を受賞しています。40年以上前の絵本ですが、ちっとも古くない、いつの時代も同じように子どもにとって雪ってうれしいのですね。

わらべうた  「あめこんこん ゆきこんこん」

絵本 『てぶくろ』
てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)








てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)
福音館書店(1965-11-01)
最後には、やっぱりこの絵本を読んであげたいですね。ほんとうならありえないでしょう!と大人は思ってしまいますが、子どもたちの心はこのてぶくろのように、どんどん膨らんでいきます。ロングセラー絵本の持つ魅力を感じてほしいと思います。

ブックトーク  雪の絵本いろいろ
はじめてのゆき(こどものとも絵本)








はじめてのゆき(こどものとも絵本)
著者:なかがわ りえこ
福音館書店(1996-01-20)
はじめて雪という者に出会ったとらたの驚きと喜びがストレートに伝わってきます。

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しろいゆき あかるいゆき
著者:アルビン トレッセルト
ブックローン出版(1995-10)
そろそろ雪が降りそうな時って、なんだか空を見てわかるんですよね。そして雪がふりはじめ、何もかも白く染めていきます。雪がいっぱい降り積もる季節のあとに、春がやってくることも伝えてくれる、そんな絵本です。

ゆきのひ(こどものとも絵本)






ゆきのひ(こどものとも絵本)
著者:加古 里子
福音館書店(1967-10-10)
風にのって空から降ってきた白いもの。それは雪・・・道を、畑を、屋根をどんどん白くしていきます。長く読み継がれてきた雪の絵本です。

このゆきだるまだーれ? (日本傑作絵本シリーズ)






このゆきだるまだーれ? (日本傑作絵本シリーズ)
著者:岸田 衿子
福音館書店(1997-11-01)
小さな絵本なので、おはなし会には向きませんが、お母さんのおひざの上で読んであげたい1冊です。
そりあそびで坂を転がり落ちて、さてさて誰がどのゆきだるまになっちゃったのかな?

はたらきもののじょせつしゃけいてぃー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)








はたらきもののじょせつしゃけいてぃー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
著者:ばーじにあ・りー・ばーとん
福音館書店(1978-03-20)
幼稚園年長さんや小学生の参加者が多いおはなし会なら、少し長いけれど読んであげたい1冊です。除雪車けいてぃーが大活躍する一日が躍動的に描かれた名作です。

ゆきだるま (評論社の児童図書館・絵本の部屋)








ゆきだるま (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
著者:レイモンド・ブリッグズ
評論社(1978-10)
アニメーションで知ってる子ども達もいるでしょうが、絵本ならではの絵を楽しんでほしいですね。ぜひ借りて帰っておうちでたっぷりゆきだるまの世界を味わってほしいです。

とらたとおおゆき (幼児絵本シリーズ)








とらたとおおゆき (幼児絵本シリーズ)
著者:中川 李枝子
福音館書店(1993-02-10)
「はじめてのゆき」のとらたくん。おおゆきの日、とらたはお父さんにつくってもらったそりで出かけます。鈴の音を聞いてお友達がいっぱい集まってきて!小さい子へのおはなし会でも使えます。

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ゆうかんなアイリーン
著者:ウィリアム スタイグ
セーラー出版(1988-12)
大雪の夜、病気で寝込んだお母さんにかわって、お届け物をするアイリーン。吹雪の中を大きな洋服の入った箱を運ぶアイリーンに待ち受けているのは・・・いっしょになってドキドキハラハラ。そんな絵本です。

2010年(その3) 年末年始の行事(幼児~小学生)


図書館も民間への業務委託・指定管理が進むにつれて、年末年始の開館日が増えてきました。VIAXが受託する図書館も、ほとんどが年末は30日まで、年始も4日から、館によっては2日から開館というところもあります。それだけスタッフのみなさんには、ある意味ご負担をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

さて年末の親が忙しい時に図書館に来る子ども達もいるでしょう。おうちの人が年末の片づけをしたり、お正月飾りをしつらえたり、おせち料理の準備をしているのを見て、どういういわれがあるのか、その由来を調べたくなるかもしれません。

お正月に初もうでの帰り道に「図書館がもう開いてる!」と気がついて寄ってくれる子もいるに違いありません。家で同じようなお笑い芸人やタレントがにぎやかに騒ぐお正月特番に飽きた子ども達には、図書館の空気は新鮮に感じられることでしょう。

核家族化、都市化の波に押されて、以前ほど年末年始の行事やしつらえ、お料理がどこの家庭でも見られるわけではないかもしれません。だからこそ、日本の古きよき伝統文化をきちんと子どもたちに伝えたいですね。

おはなし会でも、ぜひ年末年始の風物詩を取り上げて、子どもたちに紹介してみてください。

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オープニング   わらべうた 「もっちっこやいて」
もちっこやいて(画像)

 

 

 

 

 


絵本 『かさじぞう』瀬田貞二/作 赤羽末吉/絵 福音館書店 1966
かさじぞう(こどものとも絵本)

かさじぞう(こどものとも絵本)
著者:瀬田 貞二
福音館書店(1966-11-01)
まず読んであげたいのは昔話です。心優しいおじいさんと、それをあたたかく受け入れるおばあさんの度量の深さ。つましい庶民の生活と、あたたかさを感じるおはなしです。ぜひ子どもたちに読んであげてくださいね。

 

絵本 『きょうとあしたのさかいめ』最上一平/文 渡辺有一/絵 教育画劇 2000
きょうとあしたのさかいめ (行事の由来えほん)

きょうとあしたのさかいめ (行事の由来えほん)
著者:最上 一平
教育画劇(2000-10)
行事の由来を子どもたちにわかりやすく描いた絵本。年越とお正月の風習を、子どもたちにもわかりやすく説明しているおはなしになっています。

 

絵本 『おばあちゃんのおせち』野村たかあき 佼成出版社 2008

おばあちゃんのおせち (クローバーえほんシリーズ)

おばあちゃんのおせち (クローバーえほんシリーズ)
著者:野村 たかあき
佼成出版社(2008-12)
野村さんが版画で丁寧に彫った絵が、古き良き日本の伝統を感じさせます。今の子どもたちの生活とは少し違うかもしれませんが、ぜひ伝えていきたい風習です。はじめておばあちゃんのおせち料理作りを手伝うきりちゃんのけなげな姿も素敵です。

 

絵本 『まるいちきゅうのまるいちにち』安野光雅/作 エリック・カールほか/絵 童話屋 1986

まるいちきゅうのまるいちにち―All in a day

まるいちきゅうのまるいちにち―All in a day
童話屋(1986-01)
この絵本は安野光雅さんが世界8カ国の絵本作家に呼びかけて作った絵本です。アメリカのエリック・カール、ロシアはエフゲニエヴィチ・ポポフ、中国の朱成梁、イギリスのレイモンド・ブリッグス、ケニアのレオ&ダイアン・ディロン、オーストラリアのロン・ブレックス、そして日本から林明子さんが、それぞれの国の新年の様子を描いています。日付変更線で一番最初に新年を迎える国から順番に描いているところもとても興味深い絵本です。読むのが難しいようでしたら、ブックトークで紹介してあげてもいいと思います。

 

絵本  『おもちのきもち』かがくいひろし 講談社

おもちのきもち (講談社の創作絵本)

おもちのきもち (講談社の創作絵本)
著者:加岳井 広
講談社(2005-12-17)
昨年、54歳という若さで亡くなられたかがくいひろしさんのデビュー作。亡くなられるまでの4年間に「だるまさんが・・・」などの楽しい絵本を17作品もこの世に出され、これからというところだったのに残念ですね。鏡餅の表情がとにかく可愛らしくて楽しい絵本です。

 

 

ブックトーク  
『十二支のお節料理』川端誠 BL出版 1999
十二支のお節料理

十二支のお節料理
著者:川端 誠
BL出版(1999-12)
年越の準備をする十二支の動物たち。ねずみは家をそうじして飾り付け。お餅をつく準備もします。牛は田畑に詳しいのでお米や野菜を調達する係り、トラは千里を走るのでいろいろな国から珍しい食材を集めてきます。十二支の動物たちが自分たちの持っている能力を生かして、おせち料理の準備をする姿がとても面白い絵本です。

 

『十二支のはじまり』長谷川摂子/文 山口マオ/絵 岩波書店 2004

十二支のはじまり (てのひらむかしばなし)

十二支のはじまり (てのひらむかしばなし)
著者:長谷川 摂子
岩波書店(2004-11)

 

 

『十二支のはじまり』岩崎京子/文 二俣英五郎/絵 教育が激 1997

十二支のはじまり (日本の民話えほん)

十二支のはじまり (日本の民話えほん)
著者:岩崎 京子
教育画劇(1997-11)

 

 

『十二支のおはなし』内田麟太郎/文 山本孝/絵 岩崎書店 2002
十二支のおはなし (えほんのマーチ)

十二支のおはなし (えほんのマーチ)
著者:内田 麟太郎
岩崎書店(2002-11)

 

 

『十二支のはじまり』高谷まちこ/作 ハッピーオウル社 2009
十二支のはじまり (おはなしのほん)

十二支のはじまり (おはなしのほん)
著者:高谷 まちこ
ハッピーオウル社(2009-03)

十二支のはじまりだけでも、たくさんあります。絵の雰囲気でこんなに違うんだな~と思ってしまいます。ぜひ読み比べてみてくださいね。(個人的には岩波書店のものが好きです)
(作成K・J)

2010年(その2) クリスマス(幼児~小学生)


おすすめプラン2はクリスマスのテーマでも、幼児(年長児)~小学低学年向けです。

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導入  手あそび  サンタさん(「とんとんひげじいさん」のメロディーで)
     キラキラキラキラ 星の夜        (手を上でキラキラと振る)
     リンリンリンリン  ベルがなる     (顔の横でベルを鳴らす動作をする)
     トントントントン  トナカイさん     (トントンは拳を叩き合い、トナカイさんで手を頭の上において角をつくる)
     シューシューシューシュー そりをひく (スキーのストックを動かすような動作をする)
     そおっとそおっと サンタさん      (背中に袋を担いだ格好で、ゆっくり足踏みをする)
     みんなのところへ プレゼント      (みんなの→手でみんなを指し示す ところへ→両手を胸で交差 プレゼント→両手を広げてプレゼントをどうぞという動作)

 

絵本 『サンタクロースってほんとにいるの?』てるおかいつこ/文 杉浦範茂/絵 福音館書店 1981
サンタクロースってほんとにいるの? (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)サンタクロースってほんとにいるの? (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
著者:てるおか いつこ
福音館書店(1981-01-01)

「サンタクロースってほんとにいるのかな?」と会話を交わしながら、読み聞かせをはじめます。子どもたちが幸せになれるラストのお父さんのことばまで、丁寧に読んであげましょう。宗教色の少ない本なので図書館でも気楽に読める1冊です。

 

絵本 『急行「北極号」』クリス・ヴァン・オールズバーグ 村上春樹/訳 あすなろ書房 2003
急行「北極号」急行「北極号」
著者:クリス・ヴァン・オールズバーグ
あすなろ書房(2003-11-10)

オールズバーグの美しい絵本。クリスマスの奇跡は信じる気持ちがあってこそ起きるのです。パステルで描かれた幻想的な光景は、抑えた色調であるにもかかわらず美しく輝いていて息をのむほどです。北極号のライト、狼の森、月夜の山肌、北極点の町灯りなど、イラストの神秘的な陰影の存在は、作品の静けさをさらに深めています。 ぜひ小学生の中学年以上「サンタクロースなんて!」という世代の子に読んであげてほしい1冊です。

 

ブックトーク クリスマス絵本は100タイトル以上あります。その中から小学生でも十分読み応えのある本を紹介してあげましょう。

『クリスマスまであと九日―セシのポサダの日』マリー・ホール・エッツ アウロラ・ラバスティダ たなべいすず/訳 冨山房 1974

クリスマスまであと九日―セシのポサダの日クリスマスまであと九日―セシのポサダの日
著者:アウロラ・ラバスティダ
冨山房(1974-12-05)

メキシコの生活習慣・文化を伝える貴重な絵本です。1960年のコルデコット賞受賞作。クリスマスまでの9日間ポサダというお祝いをしてもらえることになったメキシコの女の子セシ。絵は『わたしとあそんで』『もりのなか』を描いたエッツ。どのページも柔らかいグレーを基調に、黄色、ピンク、赤など暖色系の色が加えられているだけで、この色合いが暖かな国でお祝いされるクリスマスの光景をさらに特別なものに仕上げています。

『賢者のおくりもの』オー・ヘンリー/作 リスベート・ツヴェルガー/絵 矢川澄子/訳 冨山房 1983
賢者のおくりもの賢者のおくりもの
著者:オー・ヘンリー
冨山房(1983-12-03)

クリスマスのプレゼントを買う為に、自分の一番大切にしている宝物を手放してしまう夫婦の愛の物語です。オー・ヘンリーの心打つ有名な物語に美しい絵がつきました。

 

 

『ちいさなろば』ルース・エインズワース/文 酒井信義/絵 石井桃子/訳 福音館書店 2002
ちいさな ろば(こどものとも絵本)ちいさな ろば(こどものとも絵本)
著者:ルース エインズワース
福音館書店(2002-11-15)

与えること、捧げることの素晴らしさを伝えるクリスマスのメッセージが、ろばの思い、行為を通して静かに語られる秀作です。 クリスマスイブにプレゼントを配る話を聞き、やさしいサンタクロースの存在にひかれた小さなろば。幸運にもその夜、おじいさんを手伝う機会を与えられ、 ろばは喜んでそりを引きます。ろばの純真な心は、クリスマスの清らかさそのもの。透明感のある水彩画がその清純さを柔らかく描き、ページごと心が洗われま す。小さなろばへのクリスマスプレゼントは何だったのでしょう。落ち着いた濃い赤の表紙は、クリスマスの美しさを集約しているかのように気品があります。

『クリスマスイヴのこと』クレメント・C・ムーア/作 松井るり子/訳 らんか社 1993

クリスマスイヴのことクリスマスイヴのこと
著者:クレメント・C. ムーア
らんか社(1993-10)

サンタクロースのイメージを決定づけたといわれるクレメント・ムーアの詩にアニタ・ローベルの美しい絵がつきました。170年もの間愛されてきたムーアの詩をぜひ子どもたちに知らせてあげたいと思います。
(同じC・ムーアの詩に絵がついたものには、『クリスマスのまえのよる』大日本絵画/しかけ絵本、『クリスマスのまえのばん』デンスロウ絵/福音館書店、『クリスマスのまえのばん』ターシャ・テューダ絵/偕成社、『ナイト・ビフォアー・クリスマス』ロバート・サブタ絵/大日本絵画/しかけ絵本など多数あります)

 

絵本 『クリスマスの12にち』エミリー・ポーラム/作 わしづなつえ/訳 福音館書店 1999
クリスマスの12にち (世界傑作絵本シリーズ)クリスマスの12にち (世界傑作絵本シリーズ)
福音館書店(1999-10-31)

クリスマスの期間の12日間にもらう贈り物をうたう、積み重ね歌。イギリスのマザーグースです。訳は鷲津奈津江さんです。CDと楽譜がついているので、おはなし会の最後に一緒に歌ってみてもいいですね♪

 

(作成K・J)

2010年(その1) クリスマス(小さい子)



クリスマスの絵本は、ほんとうにたくさん出ています。

クリスマスの意味を伝えるもの、サンタクロースやクリスマスのパーティーを題材にしたもの、多岐にわたります。リストはテーマ別本のリストに掲載していく予定です。
ここではおはなし会に向く絵本を組み合わせて紹介します。

まずは小さい子向けのおはなし会用のプランです♪

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導入  手遊び
絵本  『クリスマスおめでとう』ひぐちみちこ こぐま社 1997
クリスマスおめでとうクリスマスおめでとう
著者:ひぐち みちこ
こぐま社(1997-11)

クリスマスってどうしてお祝いするの?という子どもたちの問いかけにやさしく答えてくれる絵本です。



絵本  『コロちゃんのクリスマス』エリック・ヒル まつかわまゆみ/訳 評論社 1984
コロちゃんのクリスマス―コロちゃんのびっくり箱 (絵本の部屋―しかけ絵本の本棚)コロちゃんのクリスマス―コロちゃんのびっくり箱 (絵本の部屋―しかけ絵本の本棚)
著者:エリック・ヒル
評論社(1984-09)

今日はクリスマスイブ。コロちゃんはママを手伝ってクリスマスツリーの飾り付けをするのですが・・・かわいらしいしかけ絵本です。




パネルシアター 赤鼻のトナカイ 『ブラックパネルシアター』より
ブラックパネルシアター―光いっぱい夢いっぱいブラックパネルシアター―光いっぱい夢いっぱい
著者:古宇田 亮順
アイ企画(1995-07)

パネルシアターを作成して、子どもたちと一緒に歌ってみましょう♪



絵本    『サンタがきたらおこしてね』やすいすえこ 女子パウロ会 1996
サンタがきたら おこしてねサンタがきたら おこしてね
著者:やすい すえこ
女子パウロ会(1996-10)

見返しから文が始まっていて、開き方も普通と違う(何て言ったらいいんだろう?そうそう、カレンダーみたいに上に開く)ちょっとおしゃれな絵本です。空から降りてきたサンタさんが、みんなにプレゼントを配るだけの、とってもシンプルな内容なのですが、鈴木まもるさんのあたたかな絵と、優しいサンタさんの姿にこころがほっこりする絵本です。


ブックトーク
(小さい子向けのクリスマスの絵本を紹介してあげましょう♪)

『まどからおくりもの』五味太郎 偕成社 1983
まどからおくりもの (五味太郎・しかけ絵本 (3))まどからおくりもの (五味太郎・しかけ絵本 (3))
著者:五味 太郎
偕成社(1983-11)

あわてんぼうのサンタさん。まどからチラッと見てプレゼントを配っていくのですが・・・穴あきしかけの楽しい絵本です。

『おたすけこびとのクリスマス』なかがわちひろ 徳間書店 2009
おたすけこびとのクリスマス

 

おたすけこびとのクリスマス
著者:なかがわちひろ
徳間書店(2009-10-20)

クリスマスの夜、大切な仕事をたのまれたこびとたちのチームは働く車の列を作って夜の町を走っていきます。どこへいくのかな・・・男の子ならわくわくしながら読める絵本です。

『クリスマスのふしぎなはこ』長谷川摂子/文 斎藤敏行/絵 福音館書店 2008
クリスマスの ふしぎな はこ (幼児絵本)クリスマスの ふしぎな はこ (幼児絵本)
著者:長谷川 摂子
福音館書店(2008-10-10)

ぼくが朝みつけたふしぎな箱。そっと開けてみるとサンタさんの姿が・・・サンタさんがぼくのところへも来てくれるのかな?そんな思いをあますことなく表現した絵本です。
(作成K・J)

2010年(その2) 冬支度(幼児~小学生)



紅葉の季節の後は、冬。木の実をたくさんたべて冬ごもりの準備をする動物達。

11月も後半になると、いよいよ冬の到来を感じることでしょう。(この記事を書いている今はそんな日が本当に来るのかしら?と思うほどに残暑厳しいのですが)ふたつめの11月おはなし会プランは「冬支度」です。

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導入  絵本  『おちばがおどる』  いとうひろし    ポプラ社
おちばがおどる (いとうひろしの本)おちばがおどる (いとうひろしの本)
著者:いとう ひろし
ポプラ社(2003-11)

ふゆのはやしの中で木枯らしにのって踊る落ち葉。リズミカルなことばと、落ち葉をコラージュした小人やどうぶつたち。子どもたちがぐんと惹きつけられる絵本です。おはなし会の導入にぜひ使いたい1冊です。





絵本  『かぜのおまつり』  いぬいとみこ/梶山俊夫  福音館書店  1972
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1972年に発行された「こどものとも傑作集」。絶版になっていて手に入らない1冊です。図書館の蔵書にあればぜひ読んであげたい1冊です。ふうこが「あけび」の実をみつけてとろうとすると、「こがらしこぞうのひゅうすけがかぜのおまつりにくるまでは」とらないでとお願いされます。きのこも、やまぶどうも「かぜのおまつり」までお預けです。
木枯らし吹いて、冬の到来を告げる季節の変わり目を躍動感あふれる「かぜのおまつり」で伝えてくれる絵本です。
リズミカルに読んであげましょう。




ブックトーク 絵本 『もりのセーター』 片山令子/ましませつこ  PHP研究所
もりのセーター (PHPにこにこえほん)もりのセーター (PHPにこにこえほん)
著者:片山 令子
PHP研究所(2000-10)

もりにすむふたごのくまが枯れ木にセーターを編んであげるのです。冬が来る頃、やっと編みあがったセーター。枯れ木の中はくまたちが冬眠するのにちょうどいいお部屋になっていました。そしてセーターを着た枯れ木は暖かで気持ちがいいのでした・・・ブックトークで紹介してあげたい1冊。『かぜのおまつり』がない館では、こちらを読んであげてもいいと思います。


ブックトーク  絵本 『まっかなせーたー』  いわむらかずお   至光社
まっかなせーたー.jpgまっかなせ-た- (1984年)
著者:岩村 和朗
至光社(1984)

かあさんが編んでくれたまっかなセーター。りすの3兄妹は  おおよろこびで森にでかけます。秋の森にはあかいきのこに  あかいきのみ、あかいはっぱそしてあかい夕日。あかいものを  いっぱいみつけます。「ふゆがくるから、あかくなったんだよ」





絵本  『たのしいふゆごもり』  片山令子/片山健  福音館書店
たのしい ふゆごもり (日本傑作絵本シリーズ)たのしい ふゆごもり (日本傑作絵本シリーズ)
著者:片山 令子
福音館書店(1991-10-01)

くまの親子が冬ごもりのしたくです。どんぐりを集めたり、はちみつをとったり、さけをとったり、わたつみをしたり・・・くまの親子の様子から、近づく冬の足音が聞こえてきそうです。秋の山の景色が素敵な色遣いで描かれています。


 

2010年(その1) もみじ(幼児~小学生)



今年はことのほか残暑が厳しく、9月に入っても猛暑が続いています。
秋の訪れがこんなに待ち遠しいなんて!

日中は日差しの強さに辟易としますが、それでも太陽が沈むと風は秋の気配を多分に含んでいます。虫の音が道端の草むらから聞こえてくると、それでも秋は確実に近づいているなと実感します。

さて、そんな待ち遠しい秋を待って、11月のおはなし会おすすめプランの紹介です。
11月の深まりゆく秋を紅葉(黄葉)とともに子どもたちと楽しんでみませんか?

(TSだより4月号での予告では「秋祭り」でしたが、絵本の中にこれといった作品をみつけられずに「もみじ」にしました。

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導入  詩「どんぐり」  『のはらうた』より   くどうなおこ 童話屋
絵本  『あきはいろいろ』  五味太郎             小学館
五味太郎・きせつのえほん あきはいろいろ (おひさまのほん)五味太郎・きせつのえほん あきはいろいろ (おひさまのほん)
著者:五味 太郎
小学館(2005-09)


秋の葉っぱが遊びに誘ってくれています。どんな遊びができるかな?
導入に、五味さんらしい楽しい絵本を選んでみました。



ブックトーク
『落ち葉』 平山和子/文と絵 平山英三/構成と写真     福音館書店
落ち葉落ち葉
著者:平山 和子
福音館書店(2005-09-01)


自然の造形の素晴しさに息を飲む写真絵本です。落ち葉一枚一枚とっても同じものはなく、紅葉・黄葉といってもさまざまな色が織りなされ、ひとつの色ではない落ち葉。虫食いの穴も、霜が降りた葉もどれも美しいのです。
ゆっくりページをめくって、子どもたちと秋の紅葉・黄葉を味わいたい1冊です。



『わたしのもみじ』 岩間史朗       ポプラ社
わたしのもみじ (シリーズ 自然・いのち・ひと)わたしのもみじ (シリーズ 自然・いのち・ひと)
著者:岩間 史朗
ポプラ社(2001-11)


こちらも写真絵本です。高原に1本だけ立っているもみじの木。その葉の色の移り変わりを一年を追って撮影したものです。春から夏へ、そして秋を迎え、徐々に色づいて行く紅葉。こちらもじっくりと子どもたちと味わいましょう。



絵本 『秋は林をぬけて』  小泉るみ子   ポプラ社
秋は林をぬけて (小泉るみ子四季のえほん)秋は林をぬけて (小泉るみ子四季のえほん)
著者:小泉 るみ子
ポプラ社(2001-10)


北海道の農村の深まりゆく秋を描いている1冊です。
どのページも画集のように美しく、秋っていいな~と思える絵本です。
おつかいに出かける女の子の目線になって、一緒に秋の林をぬけていく、そんな気分に子ども達もきっとなることと思います。


絵本 『もりのかくれんぼう』  末吉暁子/林明子  偕成社
もりのかくれんぼうもりのかくれんぼう
著者:末吉 暁子
偕成社(1978-11)


公園の帰り道、お兄ちゃんとはぐれたけいこが迷い込んだ森の中。かくれんぼうって一体誰だったのでしょう。
安野光雅さんの『もりのえほん』と同じように森の木陰に何か隠れていますが、それをけいこといっしょにさがしながら読み進める絵本です。




2010年(その2) ハロウィン(幼児~小学生)



ハロウィンの絵本

すっかり日本でもハロウィン(万聖節の前の晩・10月31日に行われるカトリックのお祭り。もともとはケルト人の収穫感謝祭に起源があり、 ケルト人の一年の終わりの日10月31日の夜に死者の霊が家族を訪ねてきたり、精霊や魔女が出てくると信じられており、これらから身を守るために仮面をか ぶったり、魔除けの焚き火をたいていた)のお祭りが定着してきました。

「トリック オア トリート」(お菓子をくれないといたずらするぞ!)といいながら子どもたちが仮装して各家庭を回るというアメリカでのお祭りの様子が映 画などを通して伝わり、クリスマスやバレンタインデーと合わせてお菓子メーカーが普及に一役買ったという背景がありますが、図書館にはその由来も含めて関 連の本を借りにくる子どもたちも増えています。

いっそなら「ハロウィン特集」のおはなし会を開催してみましょう♪

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絵本 『きんいろのとき』
きんいろのとき―ゆたかな秋のものがたりきんいろのとき―ゆたかな秋のものがたり
著者:アルビン トレッセルト
ほるぷ出版(1999-09)

秋の実りと収穫を終え、感謝祭の準備を家族でします。おおきなかぼちゃでランタンを作ってハロウィンの夜を過ごす農場の家族。ハロウィンが豊かな実りに感謝するお祭りの前夜祭だということが、よくわかる1冊です。




ブックトーク
『ハロウィンーンってなぁに?』ハロウィーンってなぁに? (はじめてBOOK)
ハロウィーンってなぁに? (はじめてBOOK)
著者:クリステル デモワノー
主婦の友社(2006-09-01)

ハロウィーンがどんな日なのかを、子どもたちにもわかりやすく説明してくれている1冊です。




『魔女たちのハロウィーン』ハロウィンのランプ (キラキラえほん)
ハロウィンのランプ (キラキラえほん)
著者:小林 ゆき子
岩崎書店(2008-09)

ハロウィンのランプを自分たちで作って、みんなで夜家々を回ります。飾り付けや仮装の様子がよく伝わってくる絵です。



『魔女からの手紙』魔女からの手紙魔女からの手紙
著者:角野 栄子
ポプラ社(1997-11)

東西20人の絵本画家が描いた魔女に角野さんが手紙仕立てで文章を書きました。個性的な魔女が勢ぞろい。子どもたちの好きな絵本作家の描く魔女の絵。どれが一番気に入るかしら?

『ハロウィーンのまじょ ティリー』ハロウィーンのまじょティリー
ハロウィーンのまじょティリー
著者:ドン フリーマン
BL出版(2008-10)

小学生低学年向きの読物です。ハロウィーンの魔女はにこにこ笑顔じゃだめなんですって。興味のあるお友達に読んでもらいましょう。


絵本 『まほうつかいのでし』
まほうつかいのでし―ゲーテのバラードによる (日本傑作絵本シリーズ)まほうつかいのでし―ゲーテのバラードによる (日本傑作絵本シリーズ)
著者:上田 真而子
福音館書店(1995-08-01)

今年は実写版の映画にもなっていますね。リズミカルな文章と斎藤隆夫さんの不思議な絵がマッチしています。斎藤さんの絵は小学館絵画賞を受賞しています。


絵本 『ハロウィーンのおばけ屋敷』
ハロウィーンのおばけ屋敷ハロウィーンのおばけ屋敷
著者:エリカ シルバーマン
セーラー出版(1999-10)

脱獄して逃げ込んだ古い家はぶきみなおばけ屋敷。つぎつぎといろいろなおばけが現れて…怖そうでいて、どのおばけもユーモラスで怖くない、そんな絵本です。

2010年(その1) おいしいもの食べよ(幼児~小学生)



おいしいもの食べよ!実りの秋にふさわしい絵本を紹介しましょう。
今年は猛暑が続いています。秋の果物はきっと糖度が高くなっていることでしょう。台風の被害がないことを祈るのみですね。

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導入 絵本『おにぎり』

おにぎり (幼児絵本シリーズ)おにぎり (幼児絵本シリーズ)
著者:平山 英三
販売元:福音館書店
発売日:1992-09-15
見るからに美味しそうなおにぎりです。ごはんを握って、海苔を巻いて、さあどうぞ!
いっしょに手遊び『おべんとうばこの歌』を歌ってからこの絵本を読むのもいいでしょうね♪




絵本 『きょうのおべんとうなんだろうな』
きょうのおべんとう なんだろな (幼児絵本シリーズ)きょうのおべんとう なんだろな (幼児絵本シリーズ)
著者:岸田 衿子
販売元:福音館書店
発売日:1994-03-20
涼しくなったら、お弁当をもってピクニック。秋の公園も高原も風が気持ちいいですよね。
小さい子どもも大きな子どもも楽しめる1冊です。




ブックトーク 『ぼくのぱん わたしのぱん』
ぼくのぱん わたしのぱん (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)ぼくのぱん わたしのぱん (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
著者:神沢 利子
販売元:福音館書店
発売日:1981-02-02
「パンってどうやって作るの?」そんな子どもたちの疑問に答えてくれる1冊です。ページの上にある時計に注目するとパンを作るのにどれくらいの時間がかかるのか、よくわかります。お母さんといっしょに子どもたちも作りたくなる1冊。ぜひ紹介してあげましょう。



ブックトーク 『きのみのケーキ』
きのみのケーキ (もりのおくりもの)きのみのケーキ (もりのおくりもの)
著者:たるいし まこ
販売元:福音館書店
発売日:1992-10-01
森の恵み、木の実を使った美味しいケーキを食べてから、動物たちは冬ごもりをします。
とにかく美味しそう♪ただ読んであげるには、版が小さいのでブックトークで紹介してあげたい1冊です。


ブックトーク 『りんごがたべたいねずみくん』
りんごがたべたいねずみくん (ねずみくんの絵本 (2))りんごがたべたいねずみくん (ねずみくんの絵本 (2))
著者:なかえ よしを
販売元:ポプラ社
発売日:1975-01
りんごの木を見上げてどうやったらとれるかな・・・と思案顔の ねずみくん。つぎつぎほかの動物がやってきてやすやすと  りんごを採っていきます。「いいな~ぼくにもOOができたらな~」  でもねあしかくんがやってきて、とってもいいこと教えてくれたんです。  よかったね、ねずみくん。
 

ブックトーク 『じゃむじゃむどんくまさん』
じゃむ じゃむ どんくまさん (至光社国際版絵本)じゃむ じゃむ どんくまさん (至光社国際版絵本)
著者:蔵冨 千鶴子
販売元:至光社
発売日:1973-06-01
たわわに実ったりんごを見上げてどんくまさんはおもいっきり  木をゆすってりんごを落とします。そんなにたくさんのりんごで 何をするかって?そうそうあま~いあま~いりんごじゃむを  煮るのです。なんだかおいしいにおいがただよってきます・・・


絵本 『どうぞのいす』

どうぞのいす (ひさかた絵本傑作集)どうぞのいす (ひさかた絵本傑作集)
著者:香山 美子
販売元:ひさかたチャイルド
発売日:1981-11
大型絵本も出ています。おはなし会では大型絵本を使って読んであげたうえで、普通版の絵本があることも教えてあげましょう。
うさぎさんが作った椅子のそばでおひるねしてしまったロバさん。寝ている間にあれれ!どんぐりがくりに!どうしてそんなことになったのか、子どもたちもきっと楽しんでくれることでしょう。


絵本 『ばばばあちゃんのやきいもたいかい』
ばばばあちゃんのやきいもたいかい (かがくのとも傑作集)ばばばあちゃんのやきいもたいかい (かがくのとも傑作集)
著者:さとう わきこ
販売元:福音館書店
発売日:2000-10-20
秋はやっぱりやきいも♪さつまいもだけでなく、じゃがいもにりんご、みかん、いろいろ焼いてみると…
ばばばあちゃんの名案がつぎつぎ展開する楽しい絵本。少し大きい子向けには『どうぞのいす』の代わりにこの絵本を読んであげるのもいいかと思います。









2010年(その3) 身体を動かす(幼児~小学生)


9月下旬から10月半ばまでは、幼稚園から小・中・高いろんな学校で運動会、体育祭の季節です。

昔と比べて9月いっぱい残暑が残るようになってくると、暑い中の練習は大変だなって思います。
それでも、夕方になると蝉の鳴き声ではなく、虫の音が聞こえるようになると身体を動かしたくなりますね。


9月の後半のおはなし会に、「身体を動かす」をテーマにしたおはなし会プログラムはいかがでしょう。
走るのが苦手な子には、福音館書店かがくのともの『はしる』は、どうやったら速く走れるのかを子どもがわかることばと絵による解説でしっかり教えてくれています。きっと走ることが好きになるかもしれません。

おはなし会に参加してくれた子どもたちが「身体を動かすって楽しいな♪」と思ってくれるようなプログラムにできるといいですね。

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導入 詩の朗読 『びりのきもち』坂田寛夫
 
   びりのきもちが わかるかな
   みんなのせなかや 足のうら
   じぶんの鼻が みえだすと
   びりのつらさが ビリビリビリ
   だからきらいだ うんどうかい
   まけるのいやだよ くやしいよ
   (一部引用)
 
びりのきもちびりのきもち
著者:阪田 寛夫
販売元:童話館出版
発売日:1998-07




 絵本 『はねはねはねちゃん』
はねはね はねちゃん (0.1.2.えほん)はねはね はねちゃん (0.1.2.えほん)
著者:なかがわ りえこ
販売元:福音館書店
発売日:1998-04-15

 最初の絵本は小さい子向けの絵本です。
どうぶつさんと一緒に、跳んだり、ごろごろころがってでんぐりがえしをしたり。
とてもかわいらしくて素敵な絵本です。




ブックトーク
『てとゆび』堀内誠一 福音館書店
てとゆび (かがくのとも傑作集 8)
著者:堀内 誠一
販売元:福音館書店
発売日:1969-07       
絶版でもう手に入らない本です。図書館に在庫であれば、どんなに古くても修理をして廃棄しないでほしい1冊です。
普段意識をせずに使っている手と指がいかに精緻を極めた働きをしているかを、わかりやすく解説した絵本です。
指が動くだけでもすごいことなんだ~って思えたら、もっと身体を(自分の身体も、友だちの身体も)大事にできるのではと思うのです。 
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からだのみなさん (かがくのとも傑作集)からだのみなさん (かがくのとも傑作集)
著者:五味 太郎
販売元:福音館書店
発売日:2005-04-01

たとえばポケットの中にあめ玉をみつけた時、無意識に指がそれをつかみ、目でそれが食べられるか判断し、口に持って行って・・・と瞬時に身体の各部分が反応し、動いていきます。そういう身体の部位と脳の反射の関係を五味さんらしいユーモアのある視点で解説している絵本です。




あしのうらのはなし (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)あしのうらのはなし (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
著者:やぎゅう げんいちろう
販売元:福音館書店
発売日:1982-01-01

動物の足の裏側って見たことある?どんな風になっていたっけ。ゴリラの足の裏は?動物から人間まで足の裏が勢ぞろい。足の裏の進化と機能について教えてくれている本です。


おへそのひみつ (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)おへそのひみつ (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
著者:やぎゅう げんいちろう
販売元:福音館書店
発売日:2000-11-10

おへそって一体どんな役割があるの?おかあさんお腹の中でおかあさんの身体と繋がっていたという証拠。おへその役割を正しい知識と絵による図解とで丁寧に教えてくれます。そして母から子へ受け継がれていく生命の素晴しさを感じることができる絵本です。



からだっていいな (絵本・ちいさななかまたち)からだっていいな (絵本・ちいさななかまたち)
著者:山本 直英
販売元:童心社
発売日:1997-02

生きているからこそ食べたり、笑ったり、痛かったり、ドキドキしたり。体があるからできる、感じることを詩的な文と輝くような絵で描く、からだ賛歌の絵本。




絵本『はしる』 阿部肇/堀内誠一 福音館書店  1984

この絵本も、走るための基本がつまっている大変優れた絵本なのですが、現在絶版になっていて手に入れることができません。姿勢、呼吸、腕の振り方、膝の動かし方、足の進み方…etc.知っているようで意外と知らない、走るための基礎知識が学べる絵本です。図書館にあるのならば、ぜひ大切に扱っていただき、くれぐれも廃棄処分にならないようにお願いします。
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(作成K・J)

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