Tag Archive for 赤ちゃんおはなし会

2018年7月(その1)夏も元気だよ!(小さい子向け)
2018年6月(その1)いっしょにはいろう(小さい子)
2018年5月(その1)こちょこちょ(小さい子)
2018年4月(その1)このゆびとまれ!(小さい子)
2018年3月(その1)はな、いっぱい(小さい子)
2018年2月(その1)ゆきこんこん(小さい子)
2018年1月(その1)いぬがいっぱい(小さい子)
2017年(その1)手と手をあわせて(小さい子)

2018年7月(その1)夏も元気だよ!(小さい子向け)


今年は春先から気温の高い日が多く(逆に気温が下がる時もあって変化が激しいですね)、今年の夏はいったいどうなるのかな、と今から心配です。それでも、子どもたちにとって夏は薄着になって、気持ちも開放的になる季節。

太陽の光を浴びて夏でも元気に過ごしてほしいなと思います。そんな思いをこめて、小さい子向けのおはなし会プランを作成しました。

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【夏も元気だよ!】

導入 わらべうた ととけっこう
ととけっこう

 

 

 

絵本『ちびすけどっこい』こばやしえみこ/案 ましませつこ/絵 こぐま社 2012 1分半

「ちびすけどっこい はだかでこい ふんどすかついで はだかでこい」7月は名古屋で大相撲七月場所も開催される季節。小さい子どもにとっては、薄着になって身軽に身体を動かせる季節です。わらべうたを歌いながら、お相撲遊びをしてみるのもいいですね。

 

わらべうた ちびすけどっこい

ちびすけどっこい 

 

 

 

おかあさんのおひざの上に向かい合って座り、リズムに合せておかあさんと両手のひらを合わせて押し合います。

 

絵本『ごぶごぶごぼごぼ』駒形克己/作 1999 1分

ごぶごぶ ごぼごぼ (0.1.2.えほん)
駒形 克己
福音館書店
1999-04-15

 3度ほど、駒形克己さんのお話を伺ったことがあります。この絵本はあかちゃんがお腹の中で聞いていた音を表現しているということでした。(娘さんが胎内記憶も持っていた2歳のお誕生日のころに「ママのお腹の中はこうだった」というおしゃべりを絵本で表現したとのこと)お誕生前のあかちゃんに読み聞かせると注視したり、泣き止んだり、笑顔になったりする絵本です。ごぶごぶごぼごぼはおかあさんのお腹の中で腸が動く音かしら。水が流れていく音にも似ていますね。

 

わらべうた うみだよやまだよ

うみだよかわだよ

 

 

 

 

 

ここ3年続けて7月のおはなし会プランで紹介しているわらべうたです。夏にこそ、歌ってあげたいわらべうたです。遊び方はYouTubeなどにあがっています。スパークハーフという断ち切りで端糸の出ない布などで遊ぶと楽しいでしょう。(遊び方動画→こちら

 

わらべうた おふねがぎっちらこ

おふねがぎっちらこ

 

 

 

おかあさんのおひざの上で向かい合わせに座り、両手をつないで前後に揺れながら舟を漕ぎます。

 

絵本『かわいいあひるのあかちゃん』 モニカ・ウェリントン/作 たがきょうこ/訳 徳間書店 1994 2分

かわいいあひるのあかちゃん
モニカ ウェリントン
徳間書店
1994-07-01

かわいいあひるのあかちゃんの一日を描いた絵本です。好奇心いっぱいのあかちゃんは、見るもの、すべてが気になります。でもそうやってひとつひとつのことを覚えていくのですね。そうして最後はおかあさんの羽の下にみんな集まって安心して休みます。ちゃんと見守ってくれる存在があるからこそ、小さな子どもはいろんなことに触れて成長していけるのですね。水の色が涼しげで、楽しい絵本です。 

 

 絵本『ひまわり』和歌山静子/作 福音館書店 2005 1分

ひまわり (幼児絵本シリーズ)
和歌山 静子
福音館書店
2006-06-15
 
最後の1冊は元気よく芽を出し、伸びていくひまわりの絵本です。「どんどこ どんどこ」の繰り返しが単調にならないよう、読み方に工夫しましょう。読み終わったら子どもたちも一緒にひまわりになって、最初は小さくかがみ、少しずつ手と体をだんだん上に伸ばしていって、最後は頭上で手を広げてひまわりのように開く動作をやってみてもよいでしょう。
 
わらべうた さよならあんころもち
 
(作成K・J)
 

2018年6月(その1)いっしょにはいろう(小さい子)


 小さな子どもたちは、どのくらいから他者への関わりを自分から持つようになるのだろうと考えると、生育環境や一人一人の資質にも寄りますが、2才半過ぎるころから、同年代の子どもへの愛着を示し、おとなの介在なしに遊ぶことができるようになってきます。そのような社会性が身につくためには、親がモデルになって、様々な体験を重ねていく必要があります。独り占めではなく「一緒に」何かを共有したり、「一緒に」体験することを繰り返して、子どもたちは社会性を身につけていくわけです。

なんだか、とても小難しいことを書いてしまいましたが、絵本を読んでもらう体験も同じ絵本を「一緒に」楽しむ、そんな経験だということを伝えたかったのです。図書館に集まってくる小さな子どもたちと、楽しい時間を「一緒に」共有できるおはなし会に関われる喜びを感じながら、おはなし会の準備をしましょう。

「かさ」をさしてあげるという行為も、まさに「一緒に」。6月のおはなし会プランを『かささしてあげるね』の絵本を中心に組み立ててみました。

 

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【いっしょにはいろう】

 導入 わらべうた このこどこのこ

このこ どこのこ かっちんこ
このこ どこのこ 〇〇ちゃん
遊び方 お膝の上に赤ちゃんをのせて、お母さんがそうっと揺れます。
「〇〇ちゃん」というところで、子どもの名前を呼びます)


わらべうた あめあめやんどくれ
あめあめ やんどくれ
あしたのばんに ふっとくれ

あめあめやんどくれ

 

 

 

 

遊び方 もともとは靴を投げて その裏表で天気をうらなう遊びです。
 ここでは、歌に合わせて お膝を上下に揺らします)

 

絵本『ぴっちゃんぽっちゃん』accototo(ふくだとしお+あきこ)/作・絵 大日本図書 2008 1分半

 

「ぴっちゃんぽっちゃん みずのおと きょうはあめがふってるね」といいながら、こねこが雨宿りしているありやちょうちょ、かたつむりで出会っていきます。

 

わらべうた でんでんむしでんでんむし

でんでんむし


 

うたいながら、おかあさんの指でお子さんの指先から腕をたどって登っていきます。はやく歌ったり、ゆっくり歌ったり、テンポを変えてやってみましょう。右の画像のように、長細く切った色画用紙をくるくる巻いてつくった「かたつむり」をひとつずつ保護者に方に手渡して、ゆびに「かたつむり」をはめて、お子さんの腕を登っていくようにしてもとても喜ばれます。

 

絵本『かささしてあげるね』長谷川摂子/文 西巻茅子/絵 福音館書店 0.1.2えほん 1998 1分

かさ さしてあげるね (0.1.2.えほん)
はせがわ せつこ
福音館書店
1998-04-15

男の子が出会ったどうぶつたちに「かささしてあげるね」と、傘をさしかけます。ぞうには大きな傘、きりんには絵の長い傘。一緒に傘に入るって、子どもたちにとってもきっと楽しい経験でしょう。リズミカルで楽しい絵本です。

 

絵本『パパおふろ』きくちちき/作 文溪堂 2017 1分

パパおふろ
きくち ちき
文溪堂
2017-06-07

こちらはお風呂に「一緒にはいろう」という絵本です。1月のおはなし会プランでも登場しました。6月は父の日もあるため、再登場です。パパと一緒にお風呂に入るって、幼い時ならではの楽しい時間ですね。作者のきくちちきさんも一児のパパ。実体験が絵本になっています。

わらべうた とっちんかっちん

とっちんかっちん

 

 

 

 

おひざの上に子どもをのせて、ひざを上下に揺らしながら遊びます。1番のおわり「いしやのこ」と歌った後に、「ドシーン!」と言いながら、足を開いてひざの間に子どもの身体をそっと落とします。2番は「とっちんかっちんかじやのこ はだかでとびだすふろやのこ」と歌い、「ザブーン」と言いながら子どもの脇をもって高く掲げます。なんどか繰り返して遊びましょう。

 

絵本『ぴょーん』(大型本)まつおかたつひで/作 ポプラ社 1分

ぴょーん (ポプラ社のよみきかせ大型絵本)
まつおか たつひで
ポプラ社
2004-03-01
 
最後の1冊は『ぴょーん』です。オリジナルは手のひらサイズですが、集団の読み聞かせ用に大型絵本も出ています。あれば大型本を読んであげてください。動きのある絵本なのでオリジナルサイズでも、子どもたちは喜びます。子どもたちは、絵本に出てくるものと一緒になって「ぴょーん」と飛び上がることでしょう。
 

 わらべうた さよならあんころもち

 

(作成K・J)

 

2018年5月(その1)こちょこちょ(小さい子)


小さい子って、くすぐってもらうのが大好きですね。わらべうたでも「くすぐり遊び」大好きで、くすぐる前からそのわらべうたを歌い始めただけで笑い出す子もいます。「くすぐったい感覚」については、古来より脳科学や心理学など様々な角度から研究が重ねられています。緊張をほどいて自律神経のバランスを取るのに有効だという研究結果や、信頼できる他人(主に肉親)とのふれあいを通して正常な社会性の獲得に役立つという研究もあります。

そんなことを考えながら、初夏を迎えて薄着になる季節、親子でたっぷり触れ合えるプログラムを考えてみました。

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【こちょこちょ】

導入 わらべうた このこどこのこ

このこどこのこ

 

 

 

 

おひざの上で抱きしめてもらって、ゆっくり抱いている大人が左右にそっと揺れます。揺らし過ぎないようにしましょう。

 

わらべうた ここはとうちゃんにんどころ

ここはとうちゃん

 

 

 

 

 

 

「にんどころ」とは「似ているところ」という意味です。「とうちゃん」は右の頬、「かあちゃん」は左の頬、「じいちゃん」は額、「ばあちゃん」は顎、「ねえちゃん」は鼻をさわって、最後は顔全体をさすって最後は盛大にこちょこちょをしてあげます。

 

絵本『こちょこちょさん』おーなり由子/文 はたこうしろう/絵 講談社 2016 1分

こちょこちょさん (講談社の幼児えほん)
おーなり 由子
講談社
2016-01-21
 
「くるよ くるよ こちょこちょさん」ちょっと不機嫌な顔のあかちゃんのところにやってくるこちょこちょさん。だんだんあかちゃんの表情もゆるんでいって、大笑い。最後はぎゅ~っと抱きしめてもらってごきげんに!単純だけど、こちょこちょ遊びは小さい子の心を解放し、穏やかにしてくれますね。

 

絵本『こりゃ まてまて』中脇初枝/文 酒井駒子/絵 0.1.2えほん 福音館書店 2008 1分

こりゃ まてまて (0.1.2.えほん)
中脇 初枝
福音館書店
2008-05-15

 小さい子は目にするものすべて興味津々です。「まてまて」と追いかけていきます。そんな時におとながその気持ちにゆったりと寄り添ってあげられるといいですね。身の回りのものへの関心センス・オブ・ワンダーは、知識への入り口です。 

 

わらべうた とうきょうとにほんばし

とうきょうとにほんばし

 

 

 

 

 

「いっぽんばしこちょこちょ」と同じ遊びです。子どもの掌や、足の裏を使って遊びます。「とうきょうと」は一本指で触り、「にほんばし」は二本の指で触り、「がりがりやまの」で指全体でがりがりとこすり、「パンやさん」で軽く叩き、「つねこさん」で軽くつねります。最後は腕や足に下から指を這わせて、脇の下などをくすぐります。右手、左手、あるいは右足、左足とやる場所を変えて繰り返してみましょう。

 

絵本『はしるのだいすき』わかやましずこ/作 0.1.2えほん 福音館書店 2003 1分

はしるの だいすき (0.1.2.えほん)
わかやま しずこ
福音館書店
2003-01-25

 

初夏になって身軽になって、子どもたちも外遊びを楽しむ季節です。リズミカルに読んであげましょう。 

 

絵本『どうぶつのおやこ』薮内正幸/画 福音館書店 1966 1分

こちらは文字のない絵本です。5月は母の日、6月は父の日もありますね。動物の親子がどうしているかなぁと、声をかけてあげながら絵を順番に見せてあげましょう。

 

わらべうた いちりにり

いちりにり

 

 

 

 

 

最後もこちょこちょ遊びです。小さい子が仰向けになって足をおとなのひざに向けた形で行います。「いちり」で両足の指先を持って左右に揺すり、「にり」で両足首を持って左右に揺すり、「さんり」で両ひざをもって左右に揺すり、「しりしりしり」でおしりを両脇からくすぐります。最初はゆっくり、だんだん早く、繰り返して遊びましょう。

 

わらべうた さよならあんころもち

(作成K・J)

2018年4月(その1)このゆびとまれ!(小さい子)


 立春を過ぎて、陽射しは春らしくなってきました。私にとって春のイメージはというと、賑やかな笑い声を響かせながら子どもたちが一斉に外に飛び出して遊びに夢中になっている様子が浮かびます。
そんな姿を思い浮かべながら、4月の小さい子向けおはなし会プランを作りました。

 

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【このゆびとまれ!】

導入 わらべうた おすわりやす
おかあさんのおひざ、ある時はおとうさんのおひざでも、はたまたおじいちゃんやおばあちゃんのおひざも、小さな子どもにとってはなによりも安心できる場所です。十分におひざの上に座っておはなし会を楽しんでもらいましょう。
おすわりやす

 

 

 

 

 

 

わらべうた ととけっこう
起こし遊びのわらべうたです。もし図書館にマスコットの人形などがあれば、この歌を歌って起こしてあげましょう。指さしながらこのわらべうたを歌います。「もう起きたかな?」と言って、人形に耳を近づけると「グー、グー」いびきをかいています。起きるまで2、3回繰り返します。起きてきたら人形も一緒におはなし会に参加してもらいましょう。
ととけっこう

 

 

 

 

絵本『あいうえおはよう』にしまきかやこ/作 こぐま社 2003 1分

あいうえおはよう
西巻 茅子
こぐま社
2003-03-01

 「あいうえおはよう かきくけこぶた・・・」と五十音順で、おはなしがリズミカルに進んでいきます。アップリケと刺繍で描かれた絵も味わい深く素敵です。

 

 わらべうた ちゅーりっぷしゃーりっぷ

ちゅーりっぷしゃーりっぷ

 

 

 

 

ひとりが輪の中に入り、他の人は輪になって手をつないで歌いながら回ります。輪の中にいる人にお名前を呼ばれたら交代して輪の中に入り繰り返し遊ぶわらべうたです。おはなし会の会場によっては、実際に立って動くことが無理な場合があるでしょう。そんな時は掌を合わせてチューリップの花を作り左右に揺らしながら歌い、名前を呼ぶところで参加者ひとりひとりの名前を入れて呼んであげてもよいでしょう。

 

絵本『このゆびとまれ』平出衛/作 福音館書店 2003 1分半

女の子が「いっしょにあそぶもの、このゆびとまれ」というと、つぎつぎ動物たちが寄ってきて、最後にゆびさきに止まったのは・・・小型絵本ですが余白が広くとってあるので、女の子の表情も子どもたちに伝わると思います。
 

わらべうた じぃーじぃーばあ
じいじいばあ

 

 

 

 

 

ハンカチやシフォン布(スパークハーフ)を使って遊びます。「じぃーじぃー」でハンカチや布で顔を隠し、「ばあ」で顔を出します。「ちりんぽろんと」でハンカチや布を左右に振って、「とんでったー」で高く上に飛ばします。なんどか繰り返しやってみましょう。

 

絵本『みんなみーつけた』岸田衿子/作 山脇百合子/絵 福音館書店 1999 2分

みんな みーつけた (幼児絵本シリーズ)
きしだ えりこ
福音館書店
1999-08-31

子どもたちってかくれんぼが大好き。男の子と動物たちがかくれんぼします。さいごまで隠れていたのはだれかな。かくれんぼで声を掛け合う 「もういいかい」「もういいよ~」「みーつけた」も、お互いの存在を確かめ合う素敵な言葉ですね。

 

わらべうた さよならあんころもち

さいごはみんなで「さよならあんころもち」を歌って会を閉じます。

 

(作成K・J)

 

2018年3月(その1)はな、いっぱい(小さい子)


春の訪れとともに、足元に小さな草花が自己主張をします。忙しさに紛れて見逃してしまいそうな小さな花も、よく見ると可憐です。そんな花を子どもたちが小さい時はゆっくりとお散歩しながら探して見つけたものです。

そんな早春の草花に幼い子どもたちの成長する力を感じながら、小さい子向けのおはなし会プランを作成しました。

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【はな、いっぱい】

 

導入 わらべうた このこどこのこ
このこどこのこ

 

 

 

 

おはなし会のはじまりに「このこどこのこ」を何度か繰り返し歌います。参加している子どもたちの愛称を聞いて順番に呼んであげてもいいですね。歌っているうちにおはなし会に遅れているお友達もきっと集まってくることでしょう。 

 

絵本『くまさん』まど・みちお/詩 ましませつこ/絵 こぐま社 2017 1分

くまさん

まど みちお
こぐま社
2017-02-17

 国語の教科書にも掲載されているまどみちおさんの可愛らしい詩です。たんぽぽの他にも春の野原にはつくしやすみれ、フキノトウも顔をのぞかせています。そよそよと吹く風も感じられそうです。

 

わらべうた たんぽぽ
たんぽぽ

 

 

 

 

 

 絵本の中に出てきた「たんぽぽ」のわらべうたです。次の「ずっくぼんじょ」と合せて、絵本の絵を見せてから歌いましょう。

 

わらべうた ずくぼんじょ
ずっくぼんじょ

 

 

 

 

 

 

  絵本の中に出てきた「つくし」のことだよ、と声をかけてあげるといいでしょう。頭の上に両手を合わせて頭巾を作って、左右に揺れながら「ででこらさい」と歌ったあとで、「にょき!」っと上に伸びます。何度か繰り返し歌ってずんずん高くしていきます。最初は座って始めて、最後にうんと背伸びしてもよいでしょう。 

 

絵本『どのはないちばんすきなはな?』いしげまりこ/文 わきさかかつじ/絵 0.1.2えほん 福音館書店 2017

どのはな いちばん すきな はな? (0.1.2.えほん)
いしげ まりこ
福音館書店
2017-03-05

春先に咲く草花たちの明るさに目を惹かれます。ぐんぐんのびる花、風にそよぐ花、そんな花たちを小さな子どもたちと一緒に探したくなる絵本です。 

 

 

絵本『ママのて』やまもとゆうこ/作 こぐま社 2017 1分

ママのて
やまもと ゆうこ
こぐま社
2017-04-04

 おにぎりにぎるママの手、折り紙折ってくれるママの手、ママの温かい手は子どもにとって何よりも安心できるもの。ぎゅっと握る手と手のぬくもりを感じながら聞いてくれるといいですね。

 

わらべうた いちりにりさんり
いちりにり 

 

 

 

 

ママの手にこちょこちょしてもらうわらべうたです。小さな子どもたちをママのおひざの上に仰向けに寝てもらって、「いちり」で足の指、「にり」で足首、「さんり」でひざを左右に揺すり、「しりしりしり」で腰の周りを揺すりながらこちょこちょします。

 

わらべうた くまさんくまさん
くまさんくまさん

 

くまさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に紹介した『くまさん』の絵本に合わせて、おしまいは「くまさんくまさん」のわらべうたを歌います。ミトンくまさんを使ってもよいでしょう。

(作成K・J) 

2018年2月(その1)ゆきこんこん(小さい子)


 この冬の北日本は、早くもたくさんの雪が積もっているようです。北海道も日本海側の地域も12月にこの雪の量は多いとのこと。多雪地帯の苦労を想いつつ、雪をテーマに小さい子向けのおはなし会プログラムを作成しました。わらべうたは昨年の1月のおはなし会プランでも紹介した「雪」を題材にして歌っているものです。わらべうたは何度も繰り返し耳から聴いて覚えていくもの。この季節にはこのわらべうたをと、繰り返し歌いたいと思います。

 

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【ゆきこんこん】

導入 わらべうた うえみればむしこ

うえみればむしこ

雪が降るのを見上げれば虫が降ってくるように見える。目を屋根や木々に向けると綿帽子のように見える。下を見るとたしかに白い雪だと歌っているわらべうたです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵本『ごろんごゆきだるま』たむらしげる/作 福音館書店(0.1.2えほん) 2007

ごろんご ゆきだるま (0.1.2.えほん)
たむら しげる
福音館書店
2007-10-25

 ごろごろ雪がころがって雪だるまに・・・たむらさんご自身が染めた布をアップリケした温か味のある絵本です。ことばのリズムも心地よく小さな赤ちゃんにもぴったりの1冊です。

 

 

わらべうた あめこんこん ゆきこんこん

あめこんこん

輪唱で歌うと楽しいわらべうたです。社員の方はeラーニングも参照してください。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 絵本『ゆきみちさんぽ』えがしらみちこ/作 講談社 2016
 
江頭 路子
講談社
2016-11-10

 雪の日におでかけした幼い子どもの驚きと感動を丁寧に描いた絵本です。最後に登場するお母さんの姿にも安心感があります。寒い日でも元気に外に飛び出して遊びたくなります。

 

わらべうた おおさむこさむ

おおさむこさむ

「おおさむこさむ」では両手で身体をなでます。「やまからこぞうがとんできた なんといってとんできた」は、耳に手をあてる動作を左右交互にします。「さむいといってとんできた」でまた身体をこすります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わらべうた おせよおせよ

おせよおせよ

おしくらまんじゅうの歌です。付き添いの保護者と身体をくっつけて押し合います。

 

 

 

 

 

 

 絵本『ゆきふふふ』東直子/策 きうちたつろう/絵 くもん出版 2010

ゆき ふふふ (はじめてであうえほんシリーズ)
ひがし なおこ
くもん出版
2010-10-01

雪の降る日の子どもたちの気持ちを、詩人のひがしなおこさんがリズミカルな言葉で伝えてくれる絵本です。「おでこにしゅわん ほっぺたにしゅわん」 雪の日のはずむ気持ちをこの絵本が伝えてくれています。

 

わらべうた さよならあんころもち

(作成K・J) 

2018年1月(その1)いぬがいっぱい(小さい子)


師走でもないのに、この11月は公私ともに多忙を極め、1月のおはなし会プランの更新が遅くなってしまいました。
さて、来る2018年は戌年。小さい子向けのおはなし会プランは『いぬがいっぱい』を中心に組み立ててみました。

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【いぬがいっぱい】

導入 わらべうた 「もちっこやいて」
もちっこやいて(画像)

 

 

 

 

 

子どもたちも、 お正月休みにお餅を食べる機会があったことでしょう。「しょうゆの代わりに次は何をつけて食べようか?」と子どもたちに聞きながら、何回か繰り返して遊んでみましょう。先日は「チョコレート!」と答えたお友達もいました。チョコレート餅もきっと美味しいよね。

 

絵本『おめでとう』茂田井武/絵 広松由希子/文 講談社 2009 1分

おめでとう
広松 由希子
講談社
2009-03-19
 
 小さなサイズの絵本ですが、さまざまな国の人々、どうぶつたちが「おめでとう」と声をかけあっている絵本です。茂田井武の一枚の絵の中のさまざまなシーンが、絵本としてつながっています。読み終わったら、表紙を全部広げて見せてあげるとよいでしょう。
 
 
 
絵本『いぬがいっぱい』グレース・スカール/作 やぶきみちこ/訳 福音館書店 1986 1分半
いぬが いっぱい (福音館あかちゃんの絵本)
グレース スカール
福音館書店
1986-09-30
 
 小さい子が、ベビーカーに乗って、あるいはお母さんと手をつないでお散歩に出かけて出会うどうぶつの代表が犬でしょう。この絵本にはいろんな種類の犬が登場します。いたずらする犬、すました犬、いろんな表情の犬たち。「いぬがいっぱい みんないっしょにわんわん」というところでは、きっと子どもたちも一緒に「わんわん」と声を合わせることでしょう。
 
 
 
 絵本『コロちゃんはどこ?』エリック・ヒル/作 まつかわまゆみ/訳 評論社 1983 1分半
子どもたちに長く読み継がれてきたしかけ絵本です。お母さん犬がコロちゃんを探します。ドアの向こう、ベッドの下、ピアノの中など、その度に違うどうぶつが現れて「ちがうよ」と声をかけます。さあ、コロちゃんはいったいどこかな?読み手と聞き手が一緒になって、コロちゃんを探しましょう。
 
 
わらべうた 「とっちんかっちん」
 
とっちんかっちん
 

 
おひざの上に子どもをのせて、ひざを上下に揺らしながら遊びます。1番のおわり「いしやのこ」と歌った後に、「ドシーン!」と言いながら、足を開いてひざの間に子どもの身体をそっと落とします。2番は「とっちんかっちんかじやのこ はだかでとびだすふろやのこ」と歌い、「ザブーン」と言いながら子どもの脇をもって高く掲げます。なんどか繰り返して遊びましょう。

 

絵本『パパおふろ』きくちちき/作 文溪堂 2017 1分

パパおふろ
きくち ちき
文溪堂
2017-06-07

最後の1冊は、おふろの絵本。パパと一緒にはいるおふろは豪快で楽しい。(ママ、怒らないでね)そんな1冊です。寒い冬はあったかいおふろであったまるのが一番です。

 

わらべうた 「さよならあんころもち」
 

(作成K・J)

2017年(その1)手と手をあわせて(小さい子)


 小さな子どもたちの手。温かい手です。その手と手をつなぐと、おとなの方も自然と頬が緩みます。この子どもたちにどんな未来を手渡せるんだろうと、責任も感じます。そんな思いをこめて、11月の小さい子向けおはなし会プランを作ってみました。

なお、「本のこまど」に掲載しているわらべうたは、作成者が子ども時代から歌ってきたわらべうたを採譜しています。市販のわらべうたの楽譜と音程が違う場合があります。ご了承ください。

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【手と手をあわせて】

導入 わらべうた ちょちちょちあわわ

 ちょちちょちあわわ

 

 


小さな赤ちゃんの場合は、お膝の上でおとなが赤ちゃんの手をそっととって一緒に遊びます。
”ちょちちょち”で手をたたき、”あわわ”で手のひらで口を3回軽くおさえ、”かいぐりかいぐり”でげんこつを作って両手を体の前で回します。”おつむてんてん”で頭を軽く2回さわり、”ひじとんとん”で、交互に手のひらで反対側のひじを叩きます。

 

わらべうた ここはてっくび

ここはてっくび

手首→手のひら→”ありゃりゃ”で親指、”こりゃりゃ”で人差し指、”せいたかぼうず”で中指、”いしゃぼうず”で薬指、”おさけわかしの”で小指を1本ずつ触っていきます。”かんたろさん”で両手を合わせてこすりあわせます。

片手ずつ、2回繰り返すとよいでしょう。 

 

 

 

 

 

 

絵本『もりのてぶくろ』八百板洋子/文 ナターリヤ・チャルシーナ/絵 福音館書店 2010

おおきな楓の葉っぱが森の中に落ちています。まるで手袋みたい。動物たちが次々にやってきて当ててみますが・・・この絵本は月刊誌「ちいさなかがくのとも」2004年11月号でした。落ち葉に焦点を当てた小さい子向けの科学絵本ですが、絵も文章も秋の優しい陽射しのような美しい絵本です。 

 

わらべうた とうきょうとにほんばし 

とうきょうとにほんばし
 
 
 
 
 
 
 
 
赤ちゃんの手を、掌側にして、指でなぞっていく遊びです。”とうきょうと”で一本指で掌をなぞり、”にほんばし”では二本指でなぞります。”がりがりやまの”では掌をがりがりとくすぐり、”パンやさんと”で軽く掌をたたき、”つねこさんが”では軽くつねり、”かいだんのぼって”で二本指で腕に沿うように上っていき、最後は首元をこちょこちょします。
 
 
絵本『ててちゃん』土橋悦子/文 織茂恭子/絵 福音館書店 2008
 
 
 わらべうたがそのまま絵本になりました。後ろの見開きに遊び方が書いてあります。最初に絵本を読んであげてから、遊び方を説明します。その上で、もう一度わらべうたで遊びながら絵本を読んでみましょう。読み手のほかに、わらべうたをやってみせる人がいるといいですね。
 
 
絵本『とってください』福知伸夫 0.1.2えほん 福音館書店 2003

とってください (0.1.2.えほん)
福知 伸夫
福音館書店
2003-03-01
 
 かめさんがさんぽにでかけます。木のうえにあるものを、ともだちのどうぶつたちに取ってもらいます。最後のページが秋らしくて素敵ですよ。
 
 
わらべうた おやゆびねむれ
おやゆびねむれ
 
 おはなし会の最後は、ゆったりとしたリズムのわらべうたで締めましょう。赤ちゃんの手をとって、親指から一本ずつゆっくりと倒していきます。そっとそっと寝かしつけるように優しく撫でながら歌います。最後は赤ちゃんの手を優しく両手で包み込みましょう。
右手、左手それぞれ2回繰り返してやってみてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
わらべうた さよならあんころもち
 
(作成K・J)
 

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