12月4日(土) 午後2時30分~3時3
中野区立上高田図書館のクリスマスおはなし会で、児童担当スタッフ手作りの影絵「ブレーメンの音楽隊」を上演するので、ぜひ見に来てくださいと、チーフよりご案内があったので行ってまいりました。
先日、伺った時はマロニエの実が飾ってあった図書館の1階から2階へあがるディスプレイコーナーにはクリスマスの本と、切り絵や折り紙で作ったクリスマスオーナメントが飾られていました。

おはなし会の様子
絵本『クリスマス・オールスター』
クリスマス・オールスター (ピーマン村の絵本たち)
著者:中川 ひろたか
童心社(1997-10
絵本『とのさまサンタ』
とのさまサンタ
著者:本田 カヨ子/長野ヒデ子
リブリオ出版(2000-04)
影絵『ブレーメンのおんがくたい』 脚本は上高田図書館スタッフによるオリジナル ブレーメンのおんがくたい―グリム童話 (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本)
著者:グリム
福音館書店(2000-12-01)
脚本も影絵の製作、舞台装置の準備も全て児童担当スタッフの手作り。図書館にあるものを利用して、新規に材料を購入したものはないとのこと。
舞台は模造紙と朝顔栽培のための支柱と、ハンガーポール。光源は普通の電気スタンドなんだそう・・・
黒い用紙とほんのわずかなセロファン紙を用いて、針金で可動できるような仕組みも!
イキイキと影が動いて、子どもたちの目を惹きつけていました。
子どもたちにとってもなじみのある名作のおはなしですが、影絵という違った雰囲気で伝えられると、新鮮でおはなしの世界が、いきいきと伝わってきます。
派手な演出が無い分、子どもたちはまっすぐにブレーメンの音楽隊の世界に入り込めて行ったのだと思いました。
図書館の若い司書さんたちが、時間をやりくりし、創意工夫をしてこれだけのことを生み出せるというパワーに感激しました。
クリスマス工作会「ふぶきのもけい」・・・スノウボールの作成です。
ティッシュペーパーで作った雪だるまや、小さなおうちに色をつけ、台紙に貼り、透明プラスティックカップをかぶせます。カップの上に穴をあけてストローを差し込み、台紙の中に仕込んでおいた紙吹雪が舞いあがるという、クリスマスに子どもたちが喜ぶ工作でした。
キット作成の準備は、影絵の制作や練習と並行して行われたとのこと。細かい作業の多いキット作りに時間を上手にやりくりして取り組んだことも見てとれました。



