Yearly Archives: 2014

Merry Christmas ✩
2015年2月(その3) ゆき(幼児~小学生)
2015年2月(その2) おたんじょうびおめでとう!(幼児~小学生)
2015年2月(その1) あぷっぷ(小さい子)
赤ちゃんのためのおすすめ絵本リスト リニューアル
2月のおはなし会✩おすすめ本リスト
2015年1月(その3) 寒くても、へっちゃら!(幼児~小学生)
2015年1月(その2) ゆきのひのふしぎなできごと(幼児~小学生)
2015年1月(その1) ふゆの一日(小さい子)
H26年度11月「第16回図書館総合展 大盛況でした」
1月のおはなし会✩おすすめ本リスト
H26年度11月「第16回図書館総合展 始まりました♪」
図書館総合展発表内容✩児童部会*調べ学習・レファレンス研究班
図書館総合展発表内容✩児童部会*おはなし会研究第1班
図書館総合展発表内容✩児童部会*YAサービス研究班

Merry Christmas ✩


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2014年12月24日 今夜はクリスマスイブです。

日本ではクリスマスの行事は宗教色がほとんどなくなり、主役はサンタクロースときらびやかなクリスマスイルミネーションになって、とても賑やかです。

クリスマスの本来の意味や世界での祝われ方などは、角野栄子さんが世界中を旅して取材した『クリスマス・クリスマス』(たくさんのふしぎ傑作集・福音館書店 1997)に詳しく書かれていておすすめです。


 
キリストの誕生を祝う聖日(聖書にはイエス・キリストの誕生日についてはどこにも記されておらず、ローマ時代の宗教会議において定められました)であるとともに、古代ヨーロッパに伝わる冬至祭り(冬至の日が一番太陽の光が弱まり、翌日から一日一日と陽射しが伸びることから、光の復活として古くから祝われてきた)などの風習が重ね合わせれ、2000年以上の歴史の中で変化してきたのが、今のクリスマスです。

私たち、子どもに本を手渡す仕事をしているものにとって、クリスマスとは何か?と考えるときに、ベースとなるのは「人々の平和を願う」というクリスマスが本来持っている意味にあると思います。

 
今年、私の心に一番深く響いたことばは、最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんの国連演説でのこのことばでした。
「One child, one teacher, one pen and one book can change the world. Education is the only solution. Education First.
1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます。教育こそがただ一つの解決策です。エデュケーション・ファースト(教育を第一に)。」
 
子どもたちにとって、どんな本と出会うか、その先の世界をどのように感じ、前へ進んでいけるか、「本」という存在はとても大きいと思います。
 
本を読むことが好きな子と、そうでない子との差も広がってきているようにも感じます。さて、図書館としては、本が好きな子にこれからも本を手渡してくことはもちろんのこと、本の魅力にまだ気がついてない子どもたち、図書館が「本」という宝物がたくさんつまった場所だと知らない子どもたちに、どのようにアプローチしていくかについても、しっかりと考える日にしたいと思います。(K・J)

2015年2月(その3) ゆき(幼児~小学生)


大人にとっては、厄介者の雪も、子どもたちにはわくわく心躍る楽しみですよね。

 
2月のおはなし会プランのもうひとつは「雪」がテーマです。1月のおすすめのプランにも「雪」の絵本がありました。冬ならではのテーマですね。
 
今回はバージニア・リー・バートンの『はたらきもののじょせつしゃけいてぃー』を中心に組み立ててみました。この絵本だけで10分かかります。前後にどんな絵本を組み合わせるか、いろいろ悩みました。
 
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【雪、だ~い好き♡】 幼児~小学生向け
 
絵本 『ヤッホー ホイホー』スズキコージ 講談社 3分
ヤッホー ホイホー (講談社の創作絵本)
スズキ コージ
講談社
2013-10-31
 
雪が降ると、森も山もすべて白銀の世界・・・そんな雪国から元気な掛け声がこだましてきます。「ヤッホー ホイホー」パワフルでリズミカルな繰り返しのことばに、だんだん元気が出てきます。この絵はスズキコージさんがライブペインティングで描いた1枚の絵。最後のページに大きな一枚の絵を広げて見せてあげてください。耳慣れないアイヌ語がたくさん出てくるので、読み聞かせの前に何度も読み込んでおきましょう。 
 
 
絵本 『はたらきもののじょせつしゃけいていー』バージニア・リー・バートン 石井桃子訳 福音館書店 10分 
雪に覆われたジェオポリスの町でひとり活躍するのは除雪車けいてぃー。「ちゃっちゃっちゃっ」と、あちらからこちらへ、大活躍です。けいてぃーがいないと、町は動き出しません。子どもたちも、そのけいてぃーの活躍ぶりにどんどん引き込まれていくことでしょう。長いおはなしなので、メリハリをつけて読めるようにしっかり練習しておきたいですね。
 
絵本 『ゆきがふったら』レベッカ・ボンド さくまゆみこ訳 偕成社 3分
ゆきがふったら
レベッカ ボンド
偕成社
2005-11
 
 
 
こちらは除雪車が集めて積み上げた雪を待ち遠しく待っていた子どもたちの様子を生き生きと描いた絵本です。さてさて子どもたちがたくさんの雪で作ったのは何だと思いますか?こんな素敵な遊びを思いつけるのは、子ども時代ならではですね。楽しい気分になるように元気な声で読んであげましょう。
 
絵本 『あんな雪こんな雪』高橋喜平 講談社  9分
 
 
雪の積もり方もいろいろ。こんな形になるんだと、発見があることでしょう。最初から最後まで全部読むと9分くらいかかりますが、部分的に紹介すれば時間調整にも使えます。
(K・J)

 

2015年2月(その2) おたんじょうびおめでとう!(幼児~小学生)


誕生日は、子どもにとっても、大人にとっても、特別な日。

誕生日の本は、人によって日にちが違うため、図書館のお話会ではあまり読まないかもしれませんが、
紹介したい楽しい本はたくさんありますので、今回のプログラムは「おたんじょうびおめでとう!」というテーマで組み立ててみました。
図書館の開館記念日前後のおはなし会にもおすすめです。
みんなで図書館のハッピーバースディの歌が歌えたら、楽しそうですね!
 
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2月のおはなし会☆おすすめプラン(その2)
 
【おたんじょうびおめでとう!】(幼児~小学校低学年向け)
 
導入 絵本 『よかったね ネッドくん!』 チャーリップ作 3分
よかったねネッドくん
レミー チャーリップ
偕成社
1997-11
 
 びっくりパーティーに招待されたネッドくんは、遠いフロリダに向かいますが、いいことと悪いことが次々にふりかかってきます。どんなことが起こるのか、スリリングな展開が楽しみな絵本です。「よかった!」「でも、たいへん!」というところで、ジェスチャーをいれて、参加してもらうこともできます。
 
 
絵本『ピーターのてがみ』 キーツ作 6分
ピーターのてがみ (キーツの絵本)
エズラ=ジャック=キーツ
偕成社
1974-07
 
 ピーターは、友達のエイミーに、お誕生会に招待する手紙を書いてポストに入れようとしますが、エイミーとぶつかってしまい、泣かせてしまいます。ピーターは、エイミーは誕生会に来てくれないと思い、元気をなくしてしまいますが・・・。表紙は少し暗いトーンですが、ページをめくると、味わい深い色彩の切り絵になっており、ピーターのわくわくする気持ち、さみしい気持ち、うれしい気持ちが伝わってきます。
 
 
絵本『おたすけこびと』 なかがわちひろ作 3分
 
おたすけこびと
なかがわ ちひろ
徳間書店
2007-02
 
 注文を受けたこびとたちは、はたらく車を使って、バースディ・ケーキを作ります。ショベルカーやクレーン車、ブルドーザーやミキサー車、いろいろな車が大かつやく。できあがりのケーキも、とても美味しそうで、気軽に楽しめる絵本です。
 
 
絵本『たんじょうび』 フィッシャー作 10分
 
たんじょうび (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本)
ハンス・フィッシャー
福音館書店
1965-10-01
 
 今日はリゼッテおばあちゃんの76歳の誕生日。動物たちはやさしいおばあさんのために、誕生日の支度をして、びっくりさせることにします。ケーキを焼いたり、ろうそくの準備をしたり、みんな大はりきり。そして、屋根裏にはとびっきりの贈り物があるのです! ペン画の美しい絵で、動物たちの楽しげな様子が伝わってきます。幸せな気もちになれる1冊です。
 
(T.S)
 

2015年2月(その1) あぷっぷ(小さい子)


2月の小さい子のためのおはなし会プランです。

 
ぎゅっとくっつきあって、お互いの体温を感じながら、寒さを乗り越えたいですね。
 
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【あっぷっぷ】 (小さい子向け)
 
導入 わらべうた 「このこどこのこ」
    このこどこのこ かっちんこ このこ どこのこ ○○ちゃん
わらべうた 「ぼうず ぼうず」
    ぼうず ぼうず かわいときゃ かーわいけど にーくいときゃ ペション!
 
絵本 『ぎゅうぎゅうぎゅう』おーなり由子/はたこうしろう 講談社 2分
ぎゅう ぎゅう ぎゅう (講談社の幼児えほん)
おーなり 由子
講談社
2014-03-18
 
 
だいすきな人にぎゅーって抱きしめてもらえること。子どもにとっていちばん安心できますね。こちらはおーなり由子さんとはたこうしろうさんご夫妻が作られた赤ちゃん絵本です。ぎゅーっと抱きしめられる幸せが伝わってくる絵本です。
 
紙芝居『にらめっこしましょ あっぷっぷ』長野ヒデ子 童心社 3分 
紙芝居も小さい子は喜びます。わらべうた「 だるまさん だるまさん にらめっこしましょ わらうとまけよ あっぷっぷ」と歌いながら、紙芝居を演じます。「お芝居」ですから、きちんと舞台を使って演じましょう。また演じ手は舞台の後ろに隠れるのではなく、紙芝居の台の横に立ち、子どもたちの表情を見ながら、やりとりを楽しみましょう。
 
絵本 『だるまさんが』かがくいひろし ブロンズ新社 2分
だるまさんが
かがくい ひろし
ブロンズ新社
2007-12 
 
かがくいひろしさんの「だるまさんが・・・」、ころぶばかりでなく、つぎつぎに面白い動作が出てきて、その度に子どもたちも一緒に身体を揺らして満面の笑みになっていきます。弾むように、みんなで声を出してみるとよいでしょう。
 
絵本 『つららがぽーっとん』 小野寺悦子/藤枝つう 福音館書店(ふしぎなたねシリーズ) 3分
 
「ちいさなかがくのとも」のハード版です。「まどのそとのつららさん はるはちかいかどうか おしえてよ」と子どもが聞くと「ぽーーーーーっとん  ちーーーーーかい」と雫の垂れる間隔で答えてくれます。日差しが少しずつ伸びて、気温が上がってくる頃には「ぽーーーっとん」「ぽーっとん」「ぽっとんぽっとん」だんだん間隔も短くなっていきます。その言葉のリズムを楽しみながら、春を待ちつつ、読みたい1冊です。

*ヴィアックスのスタッフの方は、社員用eラーニングサイトから、わらべうたの遊び方動画を見ることが出来ます。ぜひアクセスしてみてください。*
(K・J)

 

2月のおはなし会✩おすすめ本リスト


オフィスのある、ここ文京区本郷の銀杏並木は、今が一番美しい季節です。これから木枯らしが何度も吹くうちに裸の木になってしまうでしょう。でも2月ごろ、よく観察してみると、冬芽を育てているのが、わかります。

 
これから向かう寒い冬も、春の美しい花や緑を迎えるための大切な準備期間なんですね。そんなことを思いながら、2月のおはなし会で使える絵本のリストを更新しました。
 
おはなし会の準備や、特集展示などの準備にお役立てください。
 
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2015年1月(その3) 寒くても、へっちゃら!(幼児~小学生)


今年の2月は東京でも2度も雪がつもり、各図書館でも利用者の足元に気を使われたことでしょう。あれから10ヶ月。
大人にとっては厄介者の雪も、子どもたちにとっては心躍る体験でもあるのですよね。

1月のおはなし会おすすめプランの3は、もうひとつ「雪」をテーマに作ってみました。

 
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【寒くても、へっちゃら!】 幼児・小学生低学年向け

導入 詩 「もう さいこう!」こいぬけんきち 1分(復唱を含め)
      『のはらうた わっはっは』工藤直子 童話屋 より
のはらうた わっはっは
工藤 直子
童話屋
2005-02


 

 「ゆきがふると ぼくのしっぽ ピンパタ
 ゆきがつもると ぼくのあし サクサク
 ゆきのうえ ころがって モコモコ
 ゆきに はなをつっこんで パフパフ」(一部引用)
 
大人になると雪は、通勤の足のことや、雪かきのことを考えてため息が出てしまうのですが、子どもたちにとっては、このこいぬけんきちの気持ちと同じで「もう最高!」な天からの贈り物でしょう。詩のリズムと、はずむ気持ちを共有するために、一度読んであげたあとに、復唱してもらうとよいでしょう。
 
絵本 『ゆきふふふ』ひがしなおこ きうちたつろう くもん出版 1分半
ゆき ふふふ (はじめてであうえほんシリーズ)
ひがし なおこ
くもん出版
2010-10
 
 
雪の降る日の子どもたちの気持ちを、詩人のひがしなおこさんがリズミカルな言葉で伝えてくれる絵本です。「おでこにしゅわん ほっぺたにしゅわん」 雪の日のはずむ気持ちをこの絵本が伝えてくれています。
 
 
絵本 『ゆうかんなアイリーン』ウィリアム・スタイグ おがわえつこ/訳 セーラー出版 6分
ゆうかんなアイリーン
ウィリアム スタイグ
セーラー出版
1988-12
 
雪合戦に雪だるま、スキーなど雪は私たちに楽しい経験をさせてくれる一方で、吹雪になると状況は一変します。アイリーンは体調を壊した母親の代わりにお届けものを届けるために雪の中を出かけていきます。ところが、吹雪はどんどんひどくなっていきます。夕方までには届けなくてはいけないのに・・・アイリーンは無事に届けられるのかしら?手に汗握る展開に、子どもたちもきっと身を乗り出して聞いてくれることでしょう。
お話は、ことばの無い見返しから始まっています。見返しと表題のページをじっくりと子どもたちに見せてから、読み始めましょう。
 
絵本 『ふゆ』こうのあおい アノニマ・スタジオ 2分
ふゆ
こうの あおい
アノニマスタジオ
2013-01
 
 
 
この絵本は、1972年にイタリアで刊行され、この度日本で出版されました。40年以上経っていることを感じさせないスタイリッシな絵本です。南スイスの丘の上から眺めた景色を描いているのだそうです。グレーと白、金茶だけで表現された冬景色の最後のページに子どもたちもきっと驚くことでしょう。文字のない見開きページが3つ続きますが、子どもたちに絵を見せながらゆっくりとめくっていきましょう。
 
 
絵本 『ふゆめがっしょうだん』冨成忠夫、茂木透/写真 長新太 福音館書店  3分
ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)
長 新太
福音館書店
1990-01-31
 
冬枯れの公園や林、街路樹も、よーく目を凝らしてみると、春を待つ冬芽たちがせっせと次の季節に向けて準備をしています。その冬芽たちの表情の豊かなこと!まさに生命の息吹を感じます。そんな表情豊かな冬芽たちに長新太さんのリズミカルなかけ声が心地よく響きます。子どもたちだけでなく木もまた寒さに負けずに元気に次の世代を育んでいるのですね。
(K・J)

2015年1月(その2) ゆきのひのふしぎなできごと(幼児~小学生)


雪の日は、真っ白で美しく、何か不思議なことがおこりそうな予感がします。
今回のプログラムは、そんな不思議に感じられるようなものにしてみました。
 
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【ゆきのひのふしぎなできごと】 幼児~小学生
 
導入 詩 「こんこんこな雪ふる朝に」 三好達治
(『幼い子の詩集 パタポン①』 田中和雄)
 
こんこんこな雪ふる朝に
梅が一りんさきました
 
とはじまる、日本の代表的な詩人の一人である三好達治の詩です。
冬の海に浮かんだはなれ島、まだ島中が冬で眠っており、静かにこな雪が降っているなか、いちばんに咲いた梅、すいせん、赤いつばきの3つの花が鮮やかに浮かびあがります。
遠い島の小さな出来事が、やさしく心にしみる、耳心地もとても良い詩です。
2回読んであげても、よいでしょう。
 
幼い子の詩集 パタポン〈1〉
田中和雄編
童話屋
2002-04
 
 
 
 
 
絵本『月夜のみみずく』 ヨーレン詩 くどうなおこ訳 ショーエンヘール絵 8分
 
月夜のみみずく
ジェイン ヨーレン
偕成社
1989-03
 
月明かりがきれいな冬の夜、女の子と父さんは、雪の森に、みみずくを探しに出かけます。”ほう―ほう ほ・ほ・ほ ほーーーう”  父さんがみみずくの歌声でよびかけると・・・・・・。
会えるだろうかとどきどきしながら、父さんについて歩く女の子の様子が伝わってきます。原文は詩で、翻訳も雪の森の静けさをたっぷり味わえるものとなっています。小学生に読み聞かせをしたとき、見開きページに描かれたみみずくの姿に、息をのんでいました。冬の静かな森での出来事は、いつまでも子どもたちの心に残ると思います。
 
絵本『おかしなゆき ふしぎなこおり』 写真・文 片平考 5分
 
おかしなゆき ふしぎなこおり (ふしぎいっぱい写真絵本)
 
タイトル通り、面白い姿や形の雪の写真が、たくさん紹介されています。ろいろな形に積もった雪、動物足あと、かいじゅうみたいな樹氷・・・・・・、冬の不思議な風景を楽しむことができます。
 
絵本『ゆきむすめ』 内田莉莎子再話 佐藤忠良画 5分
 
ゆきむすめ (こどものとも絵本)
内田 莉莎子
福音館書店
1966-12-15
 
ロシアの昔話です。子どものいないおじいさんとおばあさんが、雪で女の子を作ります。すると、ゆきむすめは歩き出し、かわいい娘へと成長するのですが、ある夏の日、焚き火の上を飛び越えようとすると、すっかり消えてしまうのです。絵は、冬から春、夏へと変化していく、ロシアの自然が描かれ、余白からは、ゆきむすめやおじいさん、おばあさんの気持ちが伝わってきます。
 
大きい子が多いときは、語りでもよいでしょう。
 
素話「十二のつきのおくりもの」 12分
(「おはなしのろうそく2」 東京子ども図書館編 東京子ども図書館 1973)より
 
おはなしのろうそく 2
東京子ども図書館
 
ロシアの作家マルシャークの戯曲『森は生きている』がもとになっている昔話の類話です。
マルーシカはいじわるな継母とその娘に、真冬にスミレをとってこいと言われ、森に入ります。雪の中をさまよい歩いていたとき、ちらちらともえる赤い火を見つけ、12の月の精に出会うのです。真っ白い冬景色が、月の精が杖をひとふりすると、雪がとけて、春、夏、秋に変わる情景が、美しく目に浮かぶお話です。
 
 
『森は生きている』 マルシャーク 岩波書店 2000 
森は生きている (岩波少年文庫)
サムイル マルシャーク
岩波書店
2000-11-17

 

 

2015年1月(その1) ふゆの一日(小さい子)


寒い冬でも、子どもたちは家の中でじっとはしていられません。そんな一日をおはなし会のテーマにしてみました♪

 
冷たい風を切って、いっぱい遊んだあとは、お風呂で温まって、そして温かいお布団へ。そんな元気のよいお友達が図書館にも足を運んでくれていることでしょう。1月のおはなし会✩おすすめプランのその1は小さな子ども向けのプランです。
 
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【ふゆの一日】 小さい子向け
 
導入 わらべうた 「おーさむこさむ」
    おーさむこさむ やまからこぞうがとんできた
    なーんといって とんできた
    さむいといって とんできた
わらべうた 「おせよ おせよ」
    おせよー おせよ さむいで おせよ
わらべうた 「おしくらまんじゅう」
    おしくらまんじゅう おされてなくな
    おしくらまんじゅう おされてなくな
わらべうた 「こどもかぜのこ」
    こども かぜのこ じじばば ひのこ
にほんのわらべうた〈1〉うめとさくら
近藤 信子
福音館書店
2001-04-10
 
導入にわらべうたを歌って身体をあたためましょう。「今日は寒いね~北風小僧が飛んできてるね!」といって「おーさむこさむ」を歌ったあとに、お隣のお友達や付き添いの大人の人とそっと押し合い遊び(「おせよおせよ」と「おしくらまんじゅう」、そして最後に「寒さに負けないように、今日も元気に過ごそうね」と声をかけて「こどもかぜのこ」を歌います。短いわらべうたばかりなので、何度か繰り返して歌うとよいでしょう。

 

絵本 『ぐるぐるちゃんとふわふわちゃん』長江青 福音館書店 1分半
 

冬の朝、こりすのぐるぐるちゃんが起きてみると一面の雪。雪の中でまっしろのこうさぎのふわふわちゃんに出会います。雪の中であそぶって楽しいな~ということが、伝わる可愛らしい絵本です。元気な声で歯切れよく読んであげましょう。

 
絵本 『たろのえりまき』きたむらえり 福音館書店 4分
たろのえりまき (こぐまのたろの絵本)
きたむら えり
福音館書店
1973-03-25
 
こぐまのたろのお母さんが、ひつじの毛を赤く染めて素敵なえりまきを編んでくれました。雪の中でうさぎのなーちゃんと遊んでいると、強い風に飛ばされてたろのえりまきが飛ばされてしまいます。さあ、大事なえりまき、みつかるかしら?小さい子には少し忍耐のいる長めのお話です。(4分強)繰り返しもあって3歳前後の子ども達ならば聞くことができます。1歳前後の小さい子が多い場合は、プログラムから省いて、その分わらべうたで遊びましょう。
 
わらべうた 「とっちんかっちん」 
 とっちん かっちん かじやのこ あわててとびだす いしやのこ (ドシーン)
 とっちん かっちん かじやのこ はだかでとびだす ふろやのこ (ザバーン)
 
絵本 『おふろでちゃぷちゃぷ』 松谷みよ子/いわさきちひろ 童心社 2分
おふろでちゃぷちゃぷ (松谷みよ子あかちゃんの本)
松谷 みよ子
童心社
1970-05-05
 
 
温かいお風呂で遊ぶ時間は、子ども達にとっても嬉しい時間ですね。寒い風にあたって外でたっぷり遊んだあとに、ゆったりお風呂へ。気持ちをこめて読んであげましょう。
 
絵本 『まてまてまて』小林衛巳子/ましませつこ こぐま社 1分
まて まて まて (わらべうたえほん)
こばやし えみこ
こぐま社
2005-09
 
「まてまてまて」の繰り返しです。小さい子は「まてまてまてー」と追いかけられるだけでも、きゃっきゃと身体を揺らして喜ぶもの。最後は「つかまえた」。
お母さんのお膝の上でギューッとしてもらってから、おはなし会を終えられるって、幸せですね。

*ヴィアックスのスタッフの方は、社員用eラーニングサイトから、わらべうたの遊び方動画を見ることが出来ます。ぜひアクセスしてみてください。*
(K・J)

H26年度11月「第16回図書館総合展 大盛況でした」


図書館総合展画像2316回図書館総合展は先週無事に終了しました。展示会期3日間の入場者数は、図書館総合展運営委員会の発表によると31,632名と過去最高だったそうです。

 
児童部会が出展したポスターセッションも、連日多くの方々に見ていただきました。
 
部員が順番にポスターの前に詰めて、訪れた方々にポスターの説明をさせていただきましたが、自分たちが取り組んできたことを生き生きと伝えている姿がとても印象的でした。またとてもうれしいエピソードもありました。
 
初日にポスターを見て帰った職場の同僚に、「ヴィアックス児童部会のポスターは絶対見たほうがいいよ」と、勧められて翌日わざわざ見に来ましたとおっしゃった方もおられました。
 
学校司書をしているという方には、「ヴィアックスという会社がきめ細やかな現場サポートをしているのを感じる。部員同士が情報交換をして切磋琢磨できる研究部会があるのはとてもいいと思う。」という感想をいただきました。
 
近畿地方で図書館長をされている方からも、「リストをつくるなど、とてもよい活動をしていると思いました。」と、わざわざメールをいただきました。

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YAサービス研究班の作成したリスト「Living book」を持ち帰られた子どもの本の専門店の方からは、「YA世代に本を読んでもらうには~おうちで本のことを話そう、情報を共有しよう~というコンセプトで作られた資料で、まさに中高生のいる我が家にぴったり。なんと言っても実際のYA世代のアンケートに基づいてるところに説得力があります。いつも何をすすめていいか悩むところなので、このリスト、これから大いに助けになること間違いなしです。まさにlivingに常設です。」という感想を寄せてくださいました。
 
昨年度から準備を進めてきたポスターでした。反省点もたくさんありますが、なによりも児童サービスという狭い視野に留まらず、広く図書館界の動向にも目を向けることができたことは、部員ひとりひとりにとってとても実り多きものになったのではないでしょうか。

ここでの気づきや出会いを、各館での児童サービス、図書館サービスに活かしてほしいと思います。

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←フォーラムとフォーラムの間の休憩時間には、大勢の方々が立ち止まり、説明を聞く順番を待ってくださるほどでした。
 
 図書館総合展画像13.jpg

→ レファレンス研究班の作成したファイルを丁寧に見てくださる方も!

 

 

 

 →めくったり、動かしたり・・・見に来た方々が思わず「なんだろう?」と、触ってみたくなるポスターでした。
用意した配布物は、児童部会全体の説明を記したものが250枚、各班の配布物は特集(展示)研究班が100部、おはなし会研究班1、2およびYA研究班のものは170部でしたが、3日間でほとんど無くなりました。図書館総合展画像6.jpg
 
とくに「本のこまど」で公表していないYA研究班の「Living book」は、すべて配布できました。
 
アメリカの図書館協会の方も熱心に見てくださいました。(左下)
 
図書館総合展ポスターセッションの終了間際まで、多くの方が訪れてくださいました。 (右下)
 
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H26年度11月「第16回図書館総合展 始まりました♪」


11月5日(水)10:00~7日(金)17:00

いよいよ第16回図書館総合展が始まりました。ヴィアックス児童部会もポスターセッション15番に出典をしています。図書館総合展画像1.jpg

 
会場では、6つの研究班がまとめたポスターを見ていただけます。また、4つの研究班の研究成果をまとめた冊子などの配布をしています。

児童部会図書館総合展ポスターセッション配布資料(全体)

図書館総合展画像2.jpg
また、会場に置いてあるファイルで研究成果を発表している研究班や、iPad上で研究成果を見ることのできる研究班、同じくiPad上でデモンストレーション動画をいただける研究班、と様々なかたちで、研究成果をお見せしています。
 
ぜひ、会場にいらしてください♪
なお、各班の研究成果をこちらにまとめておきます。各班の名前をクリックしてみてください♡

 
 
 
 
 
 
 
 

図書館総合展発表内容✩児童部会*調べ学習・レファレンス研究班


調べ学習・レファレンス研究班では、各図書館での調べ学習の支援、児童のレファレンスの悩みを出し合い、まずは問い合わせが多いテーマについてブックリストを作成しました。

 
ブックリストは問い合わせがあった時に、すぐに案内ができるようにと作成しましたが、それだけではどのような手順で調べていくのかについての案内や、インターネット情報などにまで探索を広げていくためのさがし方は伝えられないので、その次の段階として調べ方案内パスファインダーを作成しました。なお、対象の年齢は小学校高学年の想定して作成しました。
 
 
パスファインダーの作成を通して、どのように子どもたちにわかりやすく資料や情報のさがし方を伝えればよいか、ということを常に考える習慣がつきました。また多くの情報の中から、適切なものを選び出すという作業を通して、レファレンスのスキルも少しずつ向上してきました。
 
パスファインダーは作成して終わりではありません。資料や情報は日々変化をしていきます。定期的に見直しをし、順次更新していく必要があります。したがって、ここは「試作版」として公表し、今後も更新を続けていきます。
また、本来、これらに掲載する書誌情報には、それぞれの図書館の請求記号や資料番号が付記され、図書館の中で資料をさがすための道案内になるものですが、こちらでは「試作版」としてそれらを省略しています。
 
 
それぞれの図書館で、使える資料は違ってくると思います。それぞれの図書館の事情に合ったパスファインダーの作成をしてみてください。
 
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《米・稲について》
 
 
《日光・京都について》
 
日光・京都の本パスファインダーは現在見直し中です。
 
《ゴミ問題について》
 
ゴミ問題パスファインダーは現在見直し中です。
 
《バリアフリー&ユニバーサルデザインについて》
 
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図書館総合展発表内容✩児童部会*おはなし会研究第1班


「おはなし会研究班第1班」は、各図書館の児童担当者が抱えている課題として、おはなし会のプログラムや広報活動の方法があがり、プログラムを組み立てる際に活用できる資料や広報活動案の作成に取り組みました。

実際に行われたおはなし会のプログラムや子どもの様子などの情報を共有し、また改善していきたい点などを話し合いながら、「かんたんで すぐ活用できる」を目指して、作成した資料です。ぜひ各図書館でご活用ください。

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「季節を問わないおはなし会ブックリスト」

 季節を問わず使える4つのテーマ<のりもの、ことば、じかん・すうじ、こわいはなし>で、ブックリストを作成しました。プログラムの組み立てに活用できるよう、読み継がれている本以外にも、気軽に楽しむことができる本も意欲的に取り入れてみました。どの季節でもお話会で紹介できる本ばかりですので、困ったときにぜひご活用ください。

季節を問わないおはなし会ブックリスト.pdf

 「あかちゃんといっしょにあそぼう!BOOK」

 親子で遊べるふれあいあそびとテーマの同じ絵本を一緒に紹介したミニ冊子です。点線部分を切り、本の形に組み立てることができます。「赤ちゃんおはなし会」などで、ご活用ください。

あかちゃんといっしょにあそぼう!BOOK.pdf

「おすすめ簡単工作」

特別おはなし会や工作会におすすめの簡単工作を集めました。

のりやセロハンテープで貼り付けたりペンや色鉛筆で模様を書いたりなど、幼児から小学生までが安全に楽しんで作れるものをピックアップしておりますので、ぜひ、お試しください。(ただし、ハサミを使う工程はあらかじめ、図書館で準備しておくことを前提としています。)

おすすめ簡単工作.pdf (改訂版)

 

図書館総合展発表内容✩児童部会*YAサービス研究班


YA世代に図書館を利用してもらうにはどうすればいいんだ!
 多くの図書館で、YA世代の利用が少ない、または来館しても自習目的が大半で本を手に取らない傾向にあるのではないだろうか。
今の10代の親子関係は、「友達のような」関係を理想としている家族が多い。子どもと共通の趣味を持つ親も多いようだ。
それならば、家族間で回し読みできるような本のリストをつくろうではないか。ということで出来たのがYA班オリジナルリスト『Living book』だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
親から子へ、子から親へ、はたまたおじいちゃんおばあちゃんから子へ、孫へ……。
このリストをリビングに置いてもらい、家族で本について語り合う時間を持ってほしい、そしてそこから図書館へ来るきっかけを持ってほしいという願いと期待をこめた。
  
とはいえ、実際の中高生とその保護者がそのリストを見てどう思うかという不安や反応を見たいという思いがあった。
そこで、10家族16人にリストを見てもらい、生の声をもらうことができた。
それが『家族で読んでみたらこうだった!』である。
嬉しいコメントだけではなく鋭い指摘も含まれていた。
今の10代の考えていることはまだまだ計り知れないようだ。
 
『家族で読んでみたらこうだった!』
 

 

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