2019年1月(その2)てぶくろあったかい!(幼児~小学生)


1月のおはなし会プラン(その2)は、亥年にちなんでロシア民話「てぶくろ」の絵本をメインに組み立ててみました。この絵本に出てくるきばもちいのししは、存在感があって幼心にとても印象深かったものです。

そして素話は、長野県に伝わる昔話「猪と亀」を合わせてみました。どうして亀は手足が甲羅の中に縮こまっているのか、猪の首は太く短くなってぺちゃ鼻なのかわかる短いお話です。

 

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【てぶくろあったかい!】

導入 詩「てぶくろ」神沢利子 『幼い子どものための詩の本 おめでとうがいっぱい』(神沢利子/詩 西巻茅子/絵 のら書店 1991)より 1分

おめでとうが いっぱい (幼い子どものための詩の本)
神沢 利子
のら書店
1991-12-01
 
「てぶくろのひも だあれが つけた
かたっぽさんと かたっぽさんが
まいごになんか ならないように 
かあさんが つけてくれたのよ(後略)」
繰り返しで出てくる「てぶくろのひも だあれがつけた」、リズミカルで楽しい詩です。最初は一通り読んであげて、次は一行ずつ復唱してもらうとよいでしょう。
 
 
 
絵本『てぶくろ』ウクライナ民話 エウゲーニ―・M・ラチョフ/絵 内田莉莎子/訳 福音館書店 1965 4分

てぶくろ (世界傑作絵本シリーズ)
福音館書店
1965-11-01
 
おじいさんが森の中で片方落としたてぶくろをネズミがみつけて住み始めると、つぎつぎに「わたしもいれて」とやってくる動物たち。増えるたびにてぶくろが膨らんでいきます。大きなきばもちいのししが登場すると、子どもたちは「もう無理~」と心の中ではらはらするのではないでしょうか。さらに一回り大きなくまもやってきて・・・何度読んでもらっても、摩訶不思議な世界に引き込まれます。
 
 
 
 
素話「猪と亀」 『昔話十二か月 1月の巻』(松谷みよ子/編 講談社文庫 1986)より 3分

 
 
長野県に伝わる昔話です。昔、猪は首が長かったし、亀も手足が長かったのですが、ある時力比べをすることになり・・・猪と亀の容姿の由来がわかる愉快なおはなしです。3分と短めです。小さな子どもたちでも聞くことができるでしょう。
 
 
 
絵本『なぞなぞな~に ふゆのまき』いまきみち/作 福音館書店 1995  2分

 
子どもたちとやりとりをしながら読んでいくなぞなぞ絵本です。表紙の絵に答えのヒントがあるので、表紙をゆっくり見せてから読んでいくとよいでしょう。子どもたちとのやりとりをする時間を含めると所要時間はもう少しかかると思います。
 
 
 
絵本『ゆき』文部省唱歌 はたこうしろう/絵 ひさかたチャイルド 2018 1分半

ゆき
ひさかたチャイルド
2018-11-21
 
2018年11月に出たばかりの絵本です。文部省唱歌の「ゆき」に合わせてはたこうしろうさんの絵がついています。真っ白な雪の原に女の子の赤い帽子にコートが映えます。2番で描かれる、子どもたちが集まって雪だるまを作ったり、雪合戦をしているページは賑やかな歓声も聞こえてきそうです。巻末に楽譜もついています。歌をゆっくり歌いながらページをめくっていくとよいでしょう。

 

(作成K・J)