2020年2月(その2)北風に負けるな(幼児~小学生)


冷たい北風が吹きつける時、マフラーにてぶくろがあるだけでも、ずいぶん体感が違ってきますね。幼児~小学生向けのプログラムは、このふたつのアイテムをテーマに作ってみました。

 

(なお、これまで画像はブログ用Amazonアフィリエイトを使用してきましたが、各出版社の著作権許諾方針にしたがい、書影を利用することにしました。許諾許可が出ないものについては、書誌事項のみ記載し、出版社のサイトへのリンクを貼っています。そちらでご確認ください。)

****************************
【北風に負けるな】

導入 詩「冬の絵本」ロバート・ルイス・スティーブンソン/作 『改訂版 ある子どもの詩の庭で』瑞雲舎 2019 1分20秒 (出版社サイト→こちら

寒い冬の日々、戸外で自由に遊ぶことは出来なくても、絵本を広げればどこに広がっていく世界の豊かさを詠んだ詩です。詩の締めくくりは次のようになっています。
「ああ、なんてすてきな日々だろう。
あたたかい暖炉のそばで、
絵本をよんでもらうのは
子ども部屋での、しあわせな時間!」
そんな時間を、多くの子どもたちに味わってほしいですね。

 

 

 

絵本『じまんのマフラー』マーシャ・ダイアン・アーノルド/文 マシュー・コーデル/絵 椎名かおる/訳 あすなろ書房 2016 1分50秒 (出版社サイト→こちら

 

 

くまくんの自慢のマフラーが風に飛ばされてしまいます。それをみつけた森の仲間達は・・・マフラーをどんなふうに扱っているかを描いた部分は絵が小さい個所もありますが、リズミカルに読んであげましょう。結末はとても心が和むもの。そのあたりはゆっくりページをめくってください。

 

 

素話「北風をたずねていった男の子」ノルウェーの昔話『子どもに語る北欧の昔話』(福井信子、湯沢朱実/編・訳 こぐま社)より 10分 (出版社サイト→こちら

 

北風にわずかに残った大切な粉を取られてしまった男の子は、取り返すために北風のところへ出かけていきます。北風は粉ではなく、ごちそうを出す魔法のテーブルかけをくれるのですが、途中の宿屋ですり替えられてしまいます。もう一度出かけていって手にした金貨を出すヤギも途中の宿屋ですり替えられてしまいます。さあ、三度目に北風に会いに行った男の子は、いったいどうするのか、繰り返しも面白く、テンポよく語りましょう。

 

 

手遊び いとまき
みんなのよく知っている手遊びです。「でーきたできた こびとさんの〇〇が」をマフラーやてぶくろなど、今回のテーマに合うように置き換えて歌ってみましょう。

 

 

絵本『てぶくろ』ウクライナ民話 エウゲーニ―・M・ラチョフ/絵 内田莉莎子/訳 福音館書店 1964 4分 (出版社サイト→こちら

 

 

ロングセラーの絵本で、何度読んでもらっても、不思議な魅力にあふれています。ゆっくり丁寧に読んであげましょう。

 

 

 

 

【絵本の紹介】(差し替え可)

『こうさぎと4ほんのマフラー』わたりむつこ/作 でくねいく/絵 のら書店 2013 6分(出版社サイト→こちら

 

読むと6分かかりますが、参加している子どもたちの年齢に応じて、あるいは聞く力に応じて追加したり、『じまんのマフラー』と差し替えてもよいでしょう。4ひきのこうさぎの兄弟が、おばあちゃんから届いた手編みのマフラーをして元気にそり遊びに出かけます。そして雪の積もる森へ入っていきます。そこには『もりのおとぶくろ』(→こちら)で出会った大きなぶなの木「ぶなじい」がいるのです。
おはなし会で読まない場合でも、「マフラーをテーマにしたこんな絵本もあるよ」と紹介してあげてもよいでしょう。

 

 

(作成K・J)