1月のおはなし会プラン

2015年1月(その2) ゆきのひのふしぎなできごと(幼児~小学生)
2015年1月(その1) ふゆの一日(小さい子)
2014年1月(その3) ぼくの、わたしのヒーロー(幼児~小学生)
2014年1月(その2) しょうがつてええもんだ(幼児~小学生)
2014年1月(その1) こどもは風の子(小さい子)
2013年1月(その2) ねこ、ねこ、ねこ(幼児~小学生)
2013年1月(その1) むか~し、むかし(幼児~小学生)
2012年1月(その2) ことばあそび(幼児~小学生)
2012年1月(その1) 雪を待って(幼児~小学生)
2011年1月(その2) 冬の遊び(幼児~小学生)
2011年1月(その1) ゆき(幼児~小学生)

2015年1月(その2) ゆきのひのふしぎなできごと(幼児~小学生)


雪の日は、真っ白で美しく、何か不思議なことがおこりそうな予感がします。
今回のプログラムは、そんな不思議に感じられるようなものにしてみました。
 
***********************
【ゆきのひのふしぎなできごと】 幼児~小学生
 
導入 詩 「こんこんこな雪ふる朝に」 三好達治
(『幼い子の詩集 パタポン①』 田中和雄)
 
こんこんこな雪ふる朝に
梅が一りんさきました
 
とはじまる、日本の代表的な詩人の一人である三好達治の詩です。
冬の海に浮かんだはなれ島、まだ島中が冬で眠っており、静かにこな雪が降っているなか、いちばんに咲いた梅、すいせん、赤いつばきの3つの花が鮮やかに浮かびあがります。
遠い島の小さな出来事が、やさしく心にしみる、耳心地もとても良い詩です。
2回読んであげても、よいでしょう。
 
幼い子の詩集 パタポン〈1〉
田中和雄編
童話屋
2002-04
 
 
 
 
 
絵本『月夜のみみずく』 ヨーレン詩 くどうなおこ訳 ショーエンヘール絵 8分
 
月夜のみみずく
ジェイン ヨーレン
偕成社
1989-03
 
月明かりがきれいな冬の夜、女の子と父さんは、雪の森に、みみずくを探しに出かけます。”ほう―ほう ほ・ほ・ほ ほーーーう”  父さんがみみずくの歌声でよびかけると・・・・・・。
会えるだろうかとどきどきしながら、父さんについて歩く女の子の様子が伝わってきます。原文は詩で、翻訳も雪の森の静けさをたっぷり味わえるものとなっています。小学生に読み聞かせをしたとき、見開きページに描かれたみみずくの姿に、息をのんでいました。冬の静かな森での出来事は、いつまでも子どもたちの心に残ると思います。
 
絵本『おかしなゆき ふしぎなこおり』 写真・文 片平考 5分
 
おかしなゆき ふしぎなこおり (ふしぎいっぱい写真絵本)
 
タイトル通り、面白い姿や形の雪の写真が、たくさん紹介されています。ろいろな形に積もった雪、動物足あと、かいじゅうみたいな樹氷・・・・・・、冬の不思議な風景を楽しむことができます。
 
絵本『ゆきむすめ』 内田莉莎子再話 佐藤忠良画 5分
 
ゆきむすめ (こどものとも絵本)
内田 莉莎子
福音館書店
1966-12-15
 
ロシアの昔話です。子どものいないおじいさんとおばあさんが、雪で女の子を作ります。すると、ゆきむすめは歩き出し、かわいい娘へと成長するのですが、ある夏の日、焚き火の上を飛び越えようとすると、すっかり消えてしまうのです。絵は、冬から春、夏へと変化していく、ロシアの自然が描かれ、余白からは、ゆきむすめやおじいさん、おばあさんの気持ちが伝わってきます。
 
大きい子が多いときは、語りでもよいでしょう。
 
素話「十二のつきのおくりもの」 12分
(「おはなしのろうそく2」 東京子ども図書館編 東京子ども図書館 1973)より
 
おはなしのろうそく 2
東京子ども図書館
 
ロシアの作家マルシャークの戯曲『森は生きている』がもとになっている昔話の類話です。
マルーシカはいじわるな継母とその娘に、真冬にスミレをとってこいと言われ、森に入ります。雪の中をさまよい歩いていたとき、ちらちらともえる赤い火を見つけ、12の月の精に出会うのです。真っ白い冬景色が、月の精が杖をひとふりすると、雪がとけて、春、夏、秋に変わる情景が、美しく目に浮かぶお話です。
 
 
『森は生きている』 マルシャーク 岩波書店 2000 
森は生きている (岩波少年文庫)
サムイル マルシャーク
岩波書店
2000-11-17

 

 

2015年1月(その1) ふゆの一日(小さい子)


寒い冬でも、子どもたちは家の中でじっとはしていられません。そんな一日をおはなし会のテーマにしてみました♪

 
冷たい風を切って、いっぱい遊んだあとは、お風呂で温まって、そして温かいお布団へ。そんな元気のよいお友達が図書館にも足を運んでくれていることでしょう。1月のおはなし会✩おすすめプランのその1は小さな子ども向けのプランです。
 
***********************
【ふゆの一日】 小さい子向け
 
導入 わらべうた 「おーさむこさむ」
    おーさむこさむ やまからこぞうがとんできた
    なーんといって とんできた
    さむいといって とんできた
わらべうた 「おせよ おせよ」
    おせよー おせよ さむいで おせよ
わらべうた 「おしくらまんじゅう」
    おしくらまんじゅう おされてなくな
    おしくらまんじゅう おされてなくな
わらべうた 「こどもかぜのこ」
    こども かぜのこ じじばば ひのこ
 
 
『にほんのわらべうた①うめとさくら』近藤信子・柳生弦一郎/著  福音館書店 2001 より
導入にわらべうたを歌って身体をあたためましょう。「今日は寒いね~北風小僧が飛んできてるね!」といって「おーさむこさむ」を歌ったあとに、お隣のお友達や付き添いの大人の人とそっと押し合い遊び(「おせよおせよ」と「おしくらまんじゅう」、そして最後に「寒さに負けないように、今日も元気に過ごそうね」と声をかけて「こどもかぜのこ」を歌います。短いわらべうたばかりなので、何度か繰り返して歌うとよいでしょう。
 
 
 
 
 

 

絵本 『ぐるぐるちゃんとふわふわちゃん』長江青 福音館書店 1分半
 

冬の朝、こりすのぐるぐるちゃんが起きてみると一面の雪。雪の中でまっしろのこうさぎのふわふわちゃんに出会います。雪の中であそぶって楽しいな~ということが、伝わる可愛らしい絵本です。元気な声で歯切れよく読んであげましょう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
絵本 『たろのえりまき』きたむらえり 福音館書店 4分
 
こぐまのたろのお母さんが、ひつじの毛を赤く染めて素敵なえりまきを編んでくれました。雪の中でうさぎのなーちゃんと遊んでいると、強い風に飛ばされてたろのえりまきが飛ばされてしまいます。さあ、大事なえりまき、みつかるかしら?小さい子には少し忍耐のいる長めのお話です。(4分強)繰り返しもあって3歳前後の子ども達ならば聞くことができます。1歳前後の小さい子が多い場合は、プログラムから省いて、その分わらべうたで遊びましょう。
 
 
 
 
 
 
わらべうた 「とっちんかっちん」 
 とっちん かっちん かじやのこ あわててとびだす いしやのこ (ドシーン)
 とっちん かっちん かじやのこ はだかでとびだす ふろやのこ (ザバーン)
 
絵本 『おふろでちゃぷちゃぷ』 松谷みよ子/いわさきちひろ 童心社 2分
 
 
温かいお風呂で遊ぶ時間は、子ども達にとっても嬉しい時間ですね。寒い風にあたって外でたっぷり遊んだあとに、ゆったりお風呂へ。気持ちをこめて読んであげましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
絵本 『まてまてまて』小林衛巳子/ましませつこ こぐま社 1分
 
「まてまてまて」の繰り返しです。小さい子は「まてまてまてー」と追いかけられるだけでも、きゃっきゃと身体を揺らして喜ぶもの。最後は「つかまえた」。
お母さんのお膝の上でギューッとしてもらってから、おはなし会を終えられるって、幸せですね。
 
 
 
 
 
 

*ヴィアックスのスタッフの方は、社員用eラーニングサイトから、わらべうたの遊び方動画を見ることが出来ます。ぜひアクセスしてみてください。*
(K・J)

2014年1月(その3) ぼくの、わたしのヒーロー(幼児~小学生)


あなたにとってのヒーローは?

子ども時代は、テレビ番組の中に颯爽と現れるヒーローになりきってみたり、かと思えば夜寝るときにいつもそばにいてくれるくまのぬいぐるみが自分にとってヒーローだと感じたり・・・子どもたちにとってヒーローは憧れの存在でもあり、心の拠り所でもあると思います。

 
子どもたちにとってのヒーローは、強いばかりではなく、自分たちに寄り添ってくれる、そのような存在。今月のおはなし会おすすめプラン(その3)は【ぼくの、わたしのヒーロー】です。
 
***************************
【ぼくの、わたしのヒーロー】
 
導入  詩「ぼくはぼく」 からすえいぞう
           『のはらうたⅣ』くどうなおこ 童話屋
     ときどき  ぼくは
     ほんのすこし
     いろつきの はねが ほしいな と
     おもったりする
     ほんのすこし
     いいこえで うたえたらな と
     おもったりする
      (一部引用)
のはらうた〈4〉
くどう なおこ
童話屋
2000-11
 
まっ黒なからすの羽根を「濡れ羽色」とも言います。しっとりと艶のある黒色のこと。それなのに、この詩のからすはカラフルな色にたまにはなってみたいな~と思います。でも、やっぱり「ぼくはぼく」と自分に言い聞かせるのです。外にヒーローを求めてしまいがちな私たち。でも自分の中の「ほんとうの自分」に気がつく時、そこにヒーローがいるのかも・・・
 
絵本 『ん』 長田弘/山村浩二 講談社
ん (講談社の創作絵本シリーズ)
長田 弘
講談社
2013-09-21  
 
五十音の中で「ん」にスポットを当てた絵本は今までなかった。しりとりでは「ん」のつく言葉を言ったら負け。一番しんがりについて、「ん」で始まる言葉って、ほとんど無い。(広辞苑を紐解くと、助詞や助動詞の変形として5つばかり説明が)そんな「ん」が主人公の長田さんの詩に世界的なアニメーション作家でもあり、絵本画家でもある山村さんが絵を描いた絵本。「ん」にもたくさんの表情があることがわかる絵本。「ん」がないと、言葉も成り立たない・・・そんな「ん」は、影のヒーローなのですね。
 
絵本 『ラチとらいおん』マレーク・ベロニカ 徳永康元訳 福音館書店
ラチとらいおん (世界傑作絵本シリーズ―ハンガリーの絵本)
マレーク・ベロニカ
福音館書店
1965-07-14
 
 
弱虫のラチのところにやってきた赤くて小さならいおん。らいおんの指南で怖がり屋の自分を克服していくラチ。子どもたちが成長していく途中で自分を支えてくれる存在の大きさを教えてくれています。でも成長するにつれて、それを乗り越えていくのも子ども。ヒーローに夢中になるのも成長の過程なのかもしれません。
 
絵本 『すてきな三にんぐみ』トミー・ウンゲラー 今江祥智 偕成社
すてきな三にんぐみ
トミー=アンゲラー
偕成社
1969-12-16
 
目に鮮やかな青。ギロりとにらみつけてくる表紙の目。黒い帽子に黒い帽子。そして武器は大まさかりに胡椒ふきつけ、空気銃。この三人に襲われたらどんな人もお手上げ。ある日、三人組が襲いかかったのは、孤児のティファニーちゃん。可愛らしい彼女を連れて帰った三人組は集めた金銀財宝を子どもたちのために使うことに・・・子どもたちのヒーローになる急展開がなんとも小気味よく、世界中の子どもたちに愛されている1冊です。
 
絵本 『しょうぼうじどうしゃじぷた』渡辺茂男/山元忠敬 福音館書店
しょうぼうじどうしゃじぷた(こどものとも絵本)
渡辺 茂男
福音館書店
1966-06-10
 
小さな消防自動車じぷたは、ポンプ車やはしご車の活躍の陰でひっそり。いつかは自分も活躍したいと夢見ています。後半の小さなじぷたが懸命に活躍する場面に、子どもたちも自分を重ねていくのですね。絵は1960年代のままで、いま活躍中の消防自動車とずいぶん違ってきてはいますが、物語の本質は変わらず、ずっと子どもたちに愛され続けている絵本です。 (K✩J)

2014年1月(その2) しょうがつてええもんだ(幼児~小学生)


1月、子どもたちは新しい年をむかえて、わくわくしていると思います。
冬休み中、普段と違う体験をした子も多いはず。
年始のお話会、希望いっぱいの楽しいものにしたいですね!
**************************
【しょうがつてええもんだ】(幼児向け)
 
導入 わらべうた
 
しょうがつて ええもんだ
あかいべべきて じょじょはいて
ゆずりはみたいな もちくって
ゆきのような ままくって
しょうがつて ええもんだ
 
『いっしょにあそぼう わらべうた 0・1・2歳児クラス編』 (ゴダーイ芸術教育研究所)より
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
絵本『おしょうがつさん』 谷川俊太郎文
お正月にまつわるものを、美しい切り絵とリズミカルな文で紹介しています。新鮮な気持ちで1年初めのお話会をスタートするのに、おすすめの本です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お話「おししのくびは なぜあかい」
『おそばのくきは なぜあかい』 石井桃子文 より
お正月に日本の昔話はいかがでしょうか? この本には、「おそばのくきはなぜあかい」「おししのくびは なぜあかい」「うみのみずはなぜからい」の3つの由来譚がおさめられています。絵は幻想的で美しく、どこかユーモラスです。
「おししのくびは なぜあかい」は、おししとおさるの知恵比べのお話です。びっくりの結末ですが、さらりと読んでみてください。最後のページで、次のお話の題名が見えてしまいますので、紙で隠したほうがいいかもしれません。読み聞かせだけではなく、語りでも楽しめるお話です。
 
 
 
 
 
 
 
 
絵本『どんぶら どんぶら 七福神』 みき つきみ文
どんぶらどんぶら波わけて、やってきたのは宝船。乗っているのは七福人。調子のよい数え唄と明るく朗らかな絵で、七福神を紹介しためでたい本です。調子よく読んでみてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
絵本『ぐりとぐらのうたうた12つき』 なかがわえりことやまわきゆりこ
ぐりとぐらの12か月を楽しい詩と絵で紹介しています。2月は雪のワルツを踊り、6月は雨やどり、7月は七夕飾りを作り・・・・、季節感いっぱいの本で、1年が楽しみになります♪
 
 
 
 
 
 
 
 
(T.S)
 
 
 
 

2014年1月(その1) こどもは風の子(小さい子)


「こども風の子 じじばば火の子」・・・私の大好きなわらべうたです。基本的にこどもはおとなよりも体温が高く、冬でも元気に戸外を走り回って遊んでいるのが自然だと思うのですが、あまり外で遊んでいる子どもたちを見かけなくなりましたね。

余談ですが、雑踏の中で、あるいは電車やデパート、図書館などで泣いている赤ちゃんを見かけると「喉が渇いているのではないかしらん?」と思ってしまいます。おとなが必要以上に厚着をさせた上に水分補給を怠っていると、赤ちゃんはどんどん脱水症状になってしまいます。自分で喉の渇きを訴えられる子はいいのですが、まだおしゃべり出来ない小さな子は泣くしかないのです。

おしめも濡れていない、お腹も空いていない・・・原因がわからないときは、ほとんどが喉の渇きです。また母乳ではなく人工ミルクを飲んでいる場合は、これは食事であって水分ではないので、喉の渇きは癒えないのです。

そんな赤ちゃんを図書館内で見つけた場合は、そんなアドバイスをぜひしてあげてください。

さて・・・横道に逸れてしまいました!1月のおはなし会✩おすすめプランの(その1)小さな子向けのテーマは、「こどもは風の子」です。
**************************

【こどもは風の子】(小さい子向け)
導入 わらべうた 「おおさむこさむ」
    おおさむこさむ  やまからこぞうが とんできた
    なんといって とんできた 
    さむいといって とんできた
絵本 『ごろんごゆきだるま』たむらしげる こどものとも0.1.2 福音館書店
ごろんご ゆきだるま (0.1.2えほん)

たむら しげる
福音館書店
2007-10-25
 

ごろごろ雪がころがって雪だるまに・・・たむらさんご自身が染めた布をアップリケした温か味のある絵本です。ことばのリズムも心地よく小さな赤ちゃんにもぴったりの1冊です。

 
 
絵本 『おしくら・まんじゅう』かがくいひろし ブロンズ新社

おしくら・まんじゅう
かがくい ひろし
ブロンズ新社
2009-04
 
とにかくリズムもよく、楽しい絵本。こどもたちと一緒にた~っぷり楽しんでほしい1冊です。
 
 

わらべうた 「おせよ おせよ」

    おせよ おせよ さむいで おせよ
    おせよ おせよ さむいで おせよ
わらべうた 「おしくらまんじゅう」
    おしくらまんじゅう おされて なくな
    おしくらまんじゅう おされて なくな
絵本 『ろくちゃんとはっくしょん』織茂恭子 福音館書店
ろくちゃんとはっくしょん (幼児絵本シリーズ)
織茂 恭子
福音館書店
1996-11-30
 
いっぱい厚着をしても風邪気味で「はっくしょん」くしゃみが止まらないろくちゃん。そこへ「はっくしょん」登場。意外性のある絵本ですが、こどもは風の子、厚着しないで元気に遊ぼうねっていうメッセージも。元気よく読んであげたい1冊です。
 
 
わらべうた 「こどもかぜのこ じじばばひのこ」
    こども かぜのこ じじばば ひのこ
     こども かぜのこ じじばば ひのこ
絵本 『ゆきのひ』エズラ・ジャック・キーツ 偕成社
ゆきのひ (偕成社の新訳えほん―キーツの絵本)
エズラ=ジャック=キーツ
偕成社
1969-12

今から15年前、当時南国シンガポールに住んでいましたが、当時2歳の次男がどうしても雪を見てみたいというのでわざわざ真冬に一時帰国をしました。そして生まれて初めて雪を見て、いきなりダイブ!スノウエンジェルをやっぱり作りました。想像していた以上に冷たくて泣いちゃうというおまけ付きでしたが・・・キーツが最初にアメリカで出版したのが1967年。45年もの間、世界中のこどもたちに読み継がれているロングセラーですが、今のこどもたちにも通じる初めて出会う「ゆき」への思いが表現されています。大事に大事に読み継いで行きたい1冊です。

 

2013年1月(その2) ねこ、ねこ、ねこ(幼児~小学生)


東京では昨日木枯らしが吹きました。冷たい風が吹き始めると、街ゆく人々の襟元にふわふわ・もふもふした毛皮が目立つようになります。

動物愛護の観点から行くと、毛皮に対して反対をする人も多いとは思いますが・・・ほんとうに暖かく、神は動物たちに天然の防寒具をお与えになったものだと感心してしまいます。
 
毛皮でさえ暖かいのですから、生きている猫が膝の上に来たり、寝ている蒲団の中に入ってくると、それはそれは暖かいものです。そんな連想から1月のおはなし会☆おすすめプランの3つめのテーマは「ねこ・ねこ・ねこ」にしました。
 
ねこが主人公の絵本は実にたくさんあり、絵本ナビのサイトで「ねこの絵本」で検索すると163件ヒットします。
 
ここでは、季節は冬を舞台にしていて、そしてねこがねこらしく描かれている作品を選んでみました。
 
ねこのもふもふした感触と、体温の温もりを思い出しつつ・・・おはなしの世界を楽しんでほしいと思います。
 
************************
 
【ねこ、ねこ、ねこ】
 
導入  「へんじ」 こねこまりこ 『のはらうたⅡ』こうどうなおこ より 童話屋
    みみで へんじを
    してみましょうか
    わたしの なまえを
    よんでみて
    「こねこさん」
    「はーい」
    (一部引用)

のはらうた 2のはらうた 2
著者:工藤 直子
販売元:童話屋
(1985-05)

 
 
 
 
 
絵本  『わたしのねこちゃん』 かんなりまさこ/荒井良二 福音館書店

わたしの ねこちゃん (幼児絵本シリーズ)わたしの ねこちゃん (幼児絵本シリーズ)
著者:かんなり まさこ
販売元:福音館書店
(2005-09-15)

 
雪の一日、女の子は外でいっしょに遊ぼうとねこを呼ぶのですが・・・「わたしのねこちゃん みけねこちゃん」のくりかえしも楽しく、荒井良二さんの絵もかわいらしい絵本です。 
 
 
絵本  『モグといたずらぎつね』 ジュディス・カー  あすなろ書房

モグといたずらぎつねモグといたずらぎつね
著者:ジュディス カー
販売元:あすなろ書房
(2007-12)

 
イギリスで40年近く読み継がれているロングセラーシリーズです。モグのちょっぴりドジでおっとりしている性格は『わすれんぼうのねこモグ』や『モグのクリスマス』などのシリーズでも味わえます。
ここでは、へそを曲げて雪の戸外にモグが飛び出るところからおはなしが始まります。モグを飼っている家の兄弟たちも、また素敵です。
 
わらべうた  うちのうらのくろねこが おしろいつ
 
絵本  『こねこのぴっち』 ハンス・フィッシャー/石井桃子 福音館書店

こねこのぴっち (大型絵本)こねこのぴっち (大型絵本)
著者:ハンス・フィッシャー
販売元:岩波書店

1948年に出版され、多くの国で読み継がれているロングセラー。この絵本の舞台は冬ではありませんが、愛らしい猫の様子を描いた絵本としては、この本以外にないような気がします。
ねこの絵本は数多あれど、やはりこの絵本は抜かせません。丁寧に読んであげたい1冊です。
 

2013年1月(その1) むか~し、むかし(幼児~小学生)


幼児~小学生向けのおはなし会プログラムです。

***************************
【むか~し、むかし】(その1)

導入 わらべうた  くまさんくまさん(ミトンくまさんを使って)

語り 「きたかぜとたいよう」 『いそっぷのおはなし』より 木坂涼/再話 降矢なな/絵 グランまま社
いそっぷのおはなし
いそっぷ.jpg著者:木坂 涼
販売元:グランまま社
(2009-05)

昔話は、大人から子どもへ、口から口へと伝えられたおはなしです。長い時間をかけてあちらこちらへと伝わって行き、同じようなテーマで似た話が世界各地の残っています。また同じタイトルのおはなしでも地域によって少しずつ違っていたりします。
絵本になっている昔話では、再話と絵によってずいぶん印象も違うもの。しっかり読み比べをして、ほんとうによいものを選書してあげたいと思います。

さて口承文学だからこそ、昔話は素話で語るとその味わいはさらに深まるというもの。短いおはなしで構わないので、覚えて語ることに挑戦してみてもよいでしょう。

絵本 『だいくとおにろく』 松居直 赤羽末吉 福音館書
だいくとおにろく(こどものとも絵本)だいくとおにろく(こどものとも絵本)
著者:松居 直
販売元:福音館書店

名前あての昔話はイギリスの昔話の「トム・ティット・トット」や、グリムの昔話「ルンペルシュティルツヘン」などもあります。その対比も面白いですね。毎週、各地の似たお話を語ってみるのも面白いと思います。

絵本 『いっすんぼうし』 石井桃子 秋野不矩 福音館書店
いっすんぼうし (日本傑作絵本シリーズ)いっすんぼうし (日本傑作絵本シリーズ)
著者:いしい ももこ
販売元:福音館書店
(1965-12-01)

「いっすんぼうし」も各社からいろいろな人が再話し、絵を描いた絵本が出ていて、その数19種類。読み比べてみると、どれがいちばん耳によい語り口であり、絵とのバランスが取れているかわかることでしょう。石井桃子さんのリズムのあるふくよかなことばと、秋野さんの躍動的で美しい水彩画との絶妙なバランスに、この本の持つ力を感じます。ぜひ読み継いでいってほしい1冊です。

絵本 『ゆきむすめ』 内田莉莎子/訳 佐藤忠良  福音館書店
ゆきむすめ (こどものとも絵本)ゆきむすめ (こどものとも絵本)
著者:内田 莉莎子
販売元:福音館書店
(1966-12-15)

ロシア民話を絵本にしたものです。小さい子向けのプランで紹介した『おおきなかぶ』を描いた佐藤忠良さんの美しい絵が、より幻想的に、私たちをおはなしの世界に引き込んで行きます。

絵本と絵本の間にわらべうたを取り入れながら、子どもたちといっしょに昔話をじっくり楽しみましょう。

おすすめのわらべうたは、「おてぶしてぶし」や「ここはてっくび」「こどもとこどもがけんかして」などです。

2012年1月(その2) ことばあそび(幼児~小学生)


1月のおはなし会☆おすすめプランのその2は【ことばあそび】

お正月といえば、私の子ども時代はこたつに入って家族や尋ねてきた親せきの人たちと、カルタ遊びをしたり、双六をしたり・・・ことばあそびを楽しんだものです。

そんなわけで、ことばあそびの本を中心におはなし会のプランを作ってみました。

【ことばあそび】

導入 『それほんとう?』
それ ほんとう? (福音館創作童話シリーズ)それ ほんとう? (福音館創作童話シリーズ)
著者:松岡享子/長新太
販売元:福音館書店
(2010-10-15)

五十音それぞれに「あ」なら、「あ」で始まる言葉だけで、「い」なら「い」のつく言葉ばかりでおはなしが作られていて、最後にみんなで声を合わせて「それ、ほんとう?」って言いたくなるナンセンスなおもしろさに抱腹絶倒です。五十音全部は読めないので、今月のお誕生日の子の頭文字の字のページだけ読んであげて導入に使います。

絵本 『これはのみのぴこ』
これはのみのぴここれはのみのぴこ
著者:谷川 俊太郎/和田誠
販売元:サンリード
(1998-02)

みなさんもご存じの重ね言葉遊びの絵本。だんだん前の文章がくっついて重なって行くので、みんなで読んでもいいですね。気分を変えたい時は、マザーグースの『これはジャックのたてたいえ』をパネルシアターで演じたり、紙芝居で『これはりんご』など違う演目で重ね言葉遊びをしても楽しいですね。

紹介 紙芝居『これはりんご』
これはりんご (中川ひろたかシリーズ)これはりんご (中川ひろたかシリーズ)
著者:中川 ひろたか
販売元:童心社
(1997-09)

紙芝居の重ね言葉遊び・・・ずっと絵が変わって行って、最後にまた一番目に戻ってきます。

絵本 『いろはのかるた奉行』
いろはのかるた奉行 (講談社の創作絵本)いろはのかるた奉行 (講談社の創作絵本)
著者:長谷川 義史
販売元:講談社
(2005-11-23)

お正月はカルタ遊びに限る!でもなんだか長谷川義史さんの作る「いろはかるた」は奇想天外、抱腹絶倒。笑う門には福来る。こんなにげらげら笑うおはなし会があっても大丈夫^^

絵本 『かずあそび ウラパン・オコサ』
かずあそびウラパン・オコサ (絵本・こどものひろば)かずあそびウラパン・オコサ (絵本・こどものひろば)
著者:谷川 晃一
販売元:童心社
(1999-02)

今度は、ことばあそびでも数がテーマ。よく考えてみると、数の呼び方を考えたの、いったい誰?だったらこんな風に数えたっていいよね。これはとても頭を使うかずあそび。幼児から小学生までおはなし会で使えます。


ブックトーク  ことばあそびの絵本いろいろ
『ことばあそびうた』
ことばあそびうた (日本傑作絵本シリーズ)ことばあそびうた (日本傑作絵本シリーズ)
著者:谷川 俊太郎/瀬川康男
販売元:福音館書店
(1973-10-01)

ことばあそびと言ったら、やっぱり谷川俊太郎さんは外せません^^瀬川さんの絵も愉快な1冊をぜひおすすめしてください。この本は紙にもこだわっています。
「かっぱ」なんかは、一緒に声に出して唱和してもいいですね。

『十二支のことわざえほん』
十二支のことわざえほん十二支のことわざえほん
著者:高畠 純
販売元:教育画劇
(2006-11)

十二支の絵本は数々ありますが、こちらはそれぞれの干支が出てくることわざばかり集めてあります。
高畠さんのユーモアあふれる絵にも、ほっと癒されます。

『十二支のはやくちことばえほん』
十二支のはやくちことばえほん十二支のはやくちことばえほん
著者:高畠 純
販売元:教育画劇
(2008-11)

こちらは同じ高畠さんの十二支の早口言葉。おはなし会をするのに、みなさん、発音と発声法に気をつけていますか?口をよく動かして、滑舌をよくしておきましょう。そのためにも早口言葉を間違えずに言う訓練ってとても大事です。図書館でおはなし会を担当するスタッフさん、必読書です^^

『したのどうぶつえん』
したのどうぶつえんしたのどうぶつえん
著者:あき びんご
販売元:くもん出版
(2008-05)

上野動物園ではなくて・・・「したの」。さてさて「したのどうぶつえん」には一体どんな動物がいるのでしょう?「かばなな」とか「いちごりら」に「りんごりら」。これは絵を見て楽しむ本なので、おはなし会には向きませんが(前に座ってる子達が笑ってるのに、絵の見えづらい後ろの子は?となりかねません!)ぜひ借りて、ことばの楽しさを味わってほしいので、ブックトークで紹介してあげましょう。

2012年1月(その1) 雪を待って(幼児~小学生)


11月も半ばになり、朝夕は冷え込むようになりました。特に小春日和が続いた後では、冷え込みが身体に堪えますね。

皆様の図書館でも、そろそろクリスマス前後に行われる図書館行事の準備で忙しい頃を迎えていることでしょう。忙しい年末年始、早めの準備で乗り切って行きましょう。

【雪を待って】

絵本 『わたしのねこちゃん』
わたしの ねこちゃん (幼児絵本シリーズ)わたしの ねこちゃん (幼児絵本シリーズ)
著者:かんなり まさこ/荒井良二
販売元:福音館書店
(2005-09-15)

雪が降って大喜びの女の子。ねこちゃんと一緒に遊びたいのに・・・ねこは知らん顔。でも気がつくと・・・小さな子どもたちにも喜ばれる1冊です。ねりまおはなしの会で語りを続けられているかんなりさんの優しい文章と、荒井良二さんの絵とがマッチした1冊。おはなし会の導入にもぴったりの絵本です。

絵本 『ゆきがやんだら』
ゆきがやんだら (学研おはなし絵本)ゆきがやんだら (学研おはなし絵本)
著者:酒井 駒子
販売元:学習研究社
(2005-12)

雪が降って幼稚園もお休みに・・・うさぎとして描かれていますが、珍しく都会に雪が降った日の子どもたちの心の中をそのまま表現していて、素直に受け取れる1冊です。
出張中のお父さんの帰りが延びて、夜寝る前にちょっとだけ足跡をつけに行く男の子。それを見守るお母さんの姿に温かい気持ちになります。

絵本 『だれのあしあと』
だれのあしあとだれのあしあと
著者:accototo
販売元:大日本図書
(2008-10)

子ども達にとって、まだ誰も踏んでいない雪のうえに足跡をつけるって、楽しい経験です。この絵本は雪の上に残った足跡から、いったい誰の足跡か?あてっこするのが楽しい1冊。

絵本 『ゆきのかたち』
ゆきのかたち (しぜんにタッチ!)ゆきのかたち (しぜんにタッチ!)
著者:片野 隆司
販売元:ひさかたチャイルド
(2007-11)

こちらは写真絵本です。雪が降り積もる時の天気や風の状況で、いろんな形になるのですね。びっくりするような雪の形・・・雪が降るのが楽しみになるような1冊です。

ブックトーク

『はじめてのゆき』
はじめてのゆき(こどものとも絵本)はじめてのゆき(こどものとも絵本)
著者:なかがわ りえこ
販売元:福音館書店
(1996-01-20)

とらの子とらたが初めて雪の中であそぶ新鮮な驚きを描いた1冊です。はじめて雪をみる子ども達にとって、雪はほんとうに不思議な物体なのかもしれませんね。そんな思いを代弁する1冊。小さいお友だちがおはなし会に来ていたら、ぜひ紹介してあげてください。昨年紹介した『とらたとおおゆき』と同じ作者(中川李枝子/中川宗弥)の作品です。

『雪の写真家 ベントレー』
雪の写真家ベントレー雪の写真家ベントレー
著者:ブリッグズ マーティン ジャクリーン
販売元:BL出版
(2000-01)

1999年にコールデコット賞を受賞した絵本です。小さな農村で雪の結晶を観察し、結晶の写真撮影を一生の仕事にしたベントレーのひたむきさが伝わってくる伝記絵本です。少し年齢の高い子ども達に紹介してあげたい1冊です。
(作成K・J)

2011年1月(その2) 冬の遊び(幼児~小学生)


今の子どもたちはどれくらい冬の遊びとしてスキーやスケートを体験しているのでしょうか?冬季オリンピックが行われた昨シーズン(今年の2月)は、子ども達も浅田真央選手や、高橋大輔選手がフィギュアスケートでメダルを獲得するなどして、注目を浴びました。

このテーマでおはなし会をする時は、784の冬季競技のところから、いくつか子どもたちにわかりやすい本を選んで紹介してもいいですね。
スポーツなんでも事典 スキー・スケート

スポーツなんでも事典 スキー・スケート
ほるぷ出版(2009-11)

 

 

 

***************

導入 手遊び  ごんべさんのあかちゃん

絵本 『ショコラちゃんのスキーだいすき』
Chocolat Book(7) ショコラちゃんの スキー だいすき (Chocolat Book)

Chocolat Book(7) ショコラちゃんの スキー だいすき (Chocolat Book)
著者:中川 ひろたか
講談社(2005-11-29)
はたこうしろうさんの描くショコラちゃんの表情が、とてもかわいらしく、子どもらしくて、1、2才くらいのお友達もいっしょに楽しめる絵本です。

 

 

『そりあそび ばばばあちゃんのおはなし』
そりあそび―ばばばあちゃんのおはなし(こどものとも絵本)

そりあそび―ばばばあちゃんのおはなし(こどものとも絵本)
著者:さとう わきこ
福音館書店(1994-10-15)
ばばばあちゃんの思い付きっていつも奇想天外・天衣無縫。寒い、寒いと部屋の中で縮こまっている動物たちに最高の温まり方を伝授するばばばあちゃん!豪快なそりあそびの、そのそりってもとは!とにかく2、3才くらいの子ども達から、小学生まで楽しめる絵本です。

『もりのスケート』
ehon13363.jpg

もりのスケート
著者:菊池日出夫
福音館書店(2006‐2)
のらっこ絵本シリーズの1冊です。昭和ののどかな時代の田舎での冬の子どもたちの遊び、スケート、ワカサギ釣り、かまくら、そりなどの自然を上手に利用した遊びが生き生きと描かれています。

『スキーをはいたねこのヘンリー』
スキーをはいたねこのヘンリー

スキーをはいたねこのヘンリー
著者:メリー カルホーン
リブリオ出版(2002-03)
まちがって雪山に置いてけぼりになってしまったねこのヘンリーが自力で家まで帰ってくるというお話です。猫がスキー?原題は、「Cross-country cat」 スキーを楽しむというよりは、サバイバル感あふれるお話なのですが、ねこのヘンリーの表情といい、動きといい、まるで本当のねこがいるようで、こんなことってほんとにあるのかも?と思ってしまうような不思議な絵本です。

 

 

ブックトーク 冬の遊び
3びきねこさんのそりあそび (こどものともセレクション)

3びきねこさんのそりあそび (こどものともセレクション)
著者:柳生 まち子
福音館書店(2006-01-25)
子どもたちにとっては、スキーやスケートよりも冬の遊びは断然そりあそびなんですね。3びきの仲良しねこさんがそりあそびに挑戦。ところがけちんぼでいじわるなイタチくんにそりを独占されてしまいます。小さなお友達にありがちなおもちゃの取り合いも、最後はまるくおさまるところが、安心して読める絵本。柳生さんの描くどうぶつたちの表情がとってもキュートです。

14ひきのさむいふゆ

14ひきのさむいふゆ
著者:いわむら かずお
童心社(1985-11-01)
14ひきシリーズの冬の1冊。雪が降り積もる中、14ひきのねずみたちは暖かい家の中でゲームをして過ごしています。そんな中おじいちゃんがみんなのためにそりを作ってくれるのです。さて雪がやみました。みんな一斉に新雪のうえに出ていって、そりあそびをはじめます。冬の遊びの楽しさがあますところなく描かれている1冊です。14ひきシリーズは絵が子ども達を惹きつけますが、細かく描かれているので大勢でのおはなし会には向かないのですが、少人数の時には読んであげるのもいいかもしれません。またおうちでお父さんやお母さんのお膝の上で読んでもらえるといいですね。

カロリーヌのゆきあそび (カロリーヌとゆかいな8ひき)

カロリーヌのゆきあそび (カロリーヌとゆかいな8ひき)
著者:ピエール プロブスト
BL出版(1998-12)
カロリーヌシリーズは私が子どもの頃、大好きだったおはなしです。それがBL出版から再販されて、また手に取れるようになった時はとても懐かしく思いました。雪山に繰り出したカロリーヌと仲間たち。スキーに、ボブスレーにスケートに雪だるま作りにと楽しいことには全部挑戦!ところがジャンプ競技に挑戦したボビーがとんでもないことに!子どもたちに冬の遊びの楽しさをたっぷり伝えてくれる1冊です。

2011年1月(その1) ゆき(幼児~小学生)


昨年の雪山シーズンは、クリスマスの頃は山形県の蔵王でさえ積雪量が少なくて、スキーできるかしら?と気を揉みましたが、ほんとうに大晦日近くになって雪が降り、お正月明けにはたっぷりスキーを楽しむことができました。その上、3月に入っても雪が積もる日があったり、今年は4月17日(土)にも薄っすらと都内が雪景色に染まるなど、なかなか暖かくなりませんでしたね。

さて今シーズンはいかがでしょう?1月、2月には都内でも雪を見ることができるでしょうか?

1月のおはなし会のテーマのその1は「雪」です。

******************

導入 わらべうた  おおさむこさむ  こどもかぜのこ
絵本 『おおさむ こさむ』

おおさむこさむ (松谷みよ子あかちゃんのわらべうた 6)

おおさむこさむ (松谷みよ子あかちゃんのわらべうた 6)
著者:松谷 みよ子
偕成社(1979-11)
風が冷たくなって、図書館に来る子どもたちのほっぺも真っ赤。わらべうたで身体を少し動かして、温まりましょう。この絵本を一緒に読んであげるのも、いいですね♪

 

 

絵本 『ふゆのあさ』
ふゆのあさ

ふゆのあさ
著者:村上 康成
ひかりのくに(1997-11)
雪が夜の間に積もった翌朝って、ほんとにこんな感じ!音がなくて静かで、カーテンを開けるときに「雪、積もってるかな?」とちょっとわくわくどきどきする感じ。そんな子どもがいだく思いをあますところなく描いている絵本です。

 

 

 

絵本 『ゆきのひ』
ゆきのひ (偕成社の新訳えほん―キーツの絵本)

ゆきのひ (偕成社の新訳えほん―キーツの絵本)
著者:エズラ=ジャック=キーツ
偕成社(1969-12)
雪がいっぱい降った日って、ほんとに子どもたちにとって魅力的ですよね。真っ白な雪の上に残る自分の足跡もうれしいし・・・そんな子どもの思いがぎゅっと詰まった絵本。1963年にアメリカでコルデコット賞を受賞しています。40年以上前の絵本ですが、ちっとも古くない、いつの時代も同じように子どもにとって雪ってうれしいのですね。

 

 

わらべうた  「あめこんこん ゆきこんこん」

絵本 『てぶくろ』
てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)

てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)
福音館書店(1965-11-01)
最後には、やっぱりこの絵本を読んであげたいですね。ほんとうならありえないでしょう!と大人は思ってしまいますが、子どもたちの心はこのてぶくろのように、どんどん膨らんでいきます。ロングセラー絵本の持つ魅力を感じてほしいと思います。

 

 

ブックトーク  雪の絵本いろいろ
はじめてのゆき(こどものとも絵本)

はじめてのゆき(こどものとも絵本)
著者:なかがわ りえこ
福音館書店(1996-01-20)
はじめて雪という者に出会ったとらたの驚きと喜びがストレートに伝わってきます。

 

 

ehon5416.jpg

しろいゆき あかるいゆき
著者:アルビン トレッセルト
ブックローン出版(1995-10)
そろそろ雪が降りそうな時って、なんだか空を見てわかるんですよね。そして雪がふりはじめ、何もかも白く染めていきます。雪がいっぱい降り積もる季節のあとに、春がやってくることも伝えてくれる、そんな絵本です。

 

 

ゆきのひ(こどものとも絵本)

ゆきのひ(こどものとも絵本)
著者:加古 里子
福音館書店(1967-10-10)
風にのって空から降ってきた白いもの。それは雪・・・道を、畑を、屋根をどんどん白くしていきます。長く読み継がれてきた雪の絵本です。

 

 

このゆきだるまだーれ? (日本傑作絵本シリーズ)

このゆきだるまだーれ? (日本傑作絵本シリーズ)
著者:岸田 衿子
福音館書店(1997-11-01)
小さな絵本なので、おはなし会には向きませんが、お母さんのおひざの上で読んであげたい1冊です。
そりあそびで坂を転がり落ちて、さてさて誰がどのゆきだるまになっちゃったのかな?

 

 

はたらきもののじょせつしゃけいてぃー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

はたらきもののじょせつしゃけいてぃー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
著者:ばーじにあ・りー・ばーとん
福音館書店(1978-03-20)
幼稚園年長さんや小学生の参加者が多いおはなし会なら、少し長いけれど読んであげたい1冊です。除雪車けいてぃーが大活躍する一日が躍動的に描かれた名作です。

 

 



ゆきだるま (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

ゆきだるま (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
著者:レイモンド・ブリッグズ
評論社(1978-10)
アニメーションで知ってる子ども達もいるでしょうが、絵本ならではの絵を楽しんでほしいですね。ぜひ借りて帰っておうちでたっぷりゆきだるまの世界を味わってほしいです。

 



とらたとおおゆき (幼児絵本シリーズ)

とらたとおおゆき (幼児絵本シリーズ)
著者:中川 李枝子
福音館書店(1993-02-10)
「はじめてのゆき」のとらたくん。おおゆきの日、とらたはお父さんにつくってもらったそりで出かけます。鈴の音を聞いてお友達がいっぱい集まってきて!小さい子へのおはなし会でも使えます。

 



ehon2475.jpg

ゆうかんなアイリーン
著者:ウィリアム スタイグ
セーラー出版(1988-12)
大雪の夜、病気で寝込んだお母さんにかわって、お届け物をするアイリーン。吹雪の中を大きな洋服の入った箱を運ぶアイリーンに待ち受けているのは・・・いっしょになってドキドキハラハラ。そんな絵本です。

(作成K・J)

トップページに戻る