Tag Archive for 冬のおはなし会

2021年2月(その2)きもちを変えてみると(幼児~小学生)
2021年2月(その1)おしくらまんじゅう(小さい子)
2月のおはなし会☆おすすめ本リスト
2021年1月(その2)新しい年(幼児~小学生)
1月のおはなし会☆おすすめ本リスト
2020年12月(その2)クリスマスはおうちでね!(幼児~小学生)
2020年12月(その1)クリスマスおめでとう(小さい子)
2020年2月(その2)北風に負けるな(幼児~小学生)
2020年2月(その1)つめたいね!(小さい子)
2020年1月(その2)晴れ着をきて(幼児~小学生)
2020年1月(その1)ねーずみねーずみ(小さい子)
1月のおはなし会☆おすすめ本リスト
2019年12月(その2)おくりもの(幼児~小学生)
2019年12月(その1)くるといいね♪(小さい子)
12月のおはなし会☆おすすめ本リスト(2019)

2021年2月(その2)きもちを変えてみると(幼児~小学生)


2020年12月末になっても、COVID-19の感染者数は減る気配もなく、とにかく一日も早く感染拡大が落ち着くことを、そしてワクチンが行き渡ってインフルエンザと同じような扱いになることを、祈るのみです。

 

さて、2月のおはなし会プランは、気持ちの持ち方を変えてみると感じることが違ってくるというお話を中心に組み立ててみました。

 

厳寒の中にも春の兆しが見え隠れする2月、気持ちを切り替えていきましょう。

 

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【きもちを変えてみると】

 

導入 詩「はねぶとん」(『おやこでよもう/金子みすゞ もしもわたしがおはななら』松本春野/絵 JULA出版局 2020 より)1分

「あったかそうな はねぶとん、
 だれに やろ、
 おもてで ねむる いぬに やろ。
 「わたしよりか」と いぬが いう。
 「うらの おやまの ひとつまつ、
  ひとりで かぜを うけてます。」」
 (後略)

 

暖かいお布団にくるまっている時に、ほかに寒い思いをしているものはいないかと思いを馳せる。次々に「わたしよりか」もっと寒い思いをしているものがいるよ、と答えます。優しい気持ちになる詩です。いわさきちひろの孫である松本春野の絵が素晴らしく、みすゞの詩の世界観を優しく伝えてくれます。最初は読んであげて、次は復唱してもらいましょう。

 

 

 

素話「うちの中のウシ」(『愛蔵版おはなしのろうそく3 ついでにペロリ』東京子ども図書館 2000 より)10分15秒

2021年の干支にちなんで選んだおはなしです。お百姓さんは、もっと広い家が欲しいと、村の知恵者ちえのありぞうじいさんに相談に行きます。ちえのありぞうじいさんは、家の中にメンドリ、ヤギ、ブタ、ウシを次々に入れるように言います。お百姓さんは、そのアドバイスに従うのですが、最後はぎゅう詰めになってしまいます。そこでちえのありぞうじいさんは、全部外に出すよう勧めます。あら不思議、家畜たちを外に出してしまうと家は広々として感じれ、お百姓さんは大満足するのでした。ちえのありぞうじいさんの思惑が何なのか伝わるように、緩急をつけながら語ってあげたいですね。

 

 

 

 

 

絵本『ウクライナの昔話 わらのうし』内田莉莎子/再話  ワレンチン・ゴルディチューク/絵 福音館書店 1998 7分

うしのおはなしをもう一つ。こちらはウクライナの昔話です。貧しい夫婦が、わらでうしを作ります。おなかにタールを塗ったわらを丘に連れて行くと、くまがやって来ると、うしのタールがくっついて離れなくなるのです。そこでおじいさんがくまを穴倉に閉じ込めました。次におおかみ、その次にきつねがやってきますが、やはり捕まります。毛皮にされたくない3びきは、それぞれ代わりのものをおじいさんたちにもってくるのです。日本の昔話の「わらしべ長者」にも似ています。絵もとても素敵です。丁寧に読んであげましょう。

 

 

 

 

 

 

絵本『さむがりペンギン』コンスタンツェ・フォン・キッツィング/作 広松由希子/訳 小学館 2016 1分

1冊、バレンタインデーにちなんだ絵本を紹介します。とても短いお話ですが、それぞれのページをゆっくりと見せながらストーリーを味わえるようにしましょう。密になってはダメ、と言われる今だからこそ、大切な人とハグできるありがたさを伝えたいです。

 

 

 

 

 

 

絵本『つるかめつるかめ』中脇初枝/文 あずみ虫/絵 あすなろ書房 2020 1分15秒

最後の1冊は、2020年夏に出版された絵本です。日本には古来から困った時に唱えるおまじないの言葉があったのです。
2020年は歴史に残る世界的パンデミックが起き、私たちは歴史の目撃者になりました。大人はそれが意味することをある程度理解できますが、幼い子どもたちにはいきなり生活が変わり、どれだけ不安だったことでしょう。そんな時も、「だいじょうぶ だいじょうぶ」と子どもたちに伝えてあげたいですね。

 

 

 

 

(作成K・J)

2021年2月(その1)おしくらまんじゅう(小さい子)


12月半ばにドカ雪が降って関越自動車道での立ち往生がニュースになりました。今シーズンは雪が多い冬の予報だそうです。

寒い季節、今は「密になってはダメ!」と言われますが、やはり寒い季節は肩寄せ合って暖を取りたいですね。

せめて親子で「おしくらまんじゅう」して温まりましょう。

 

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【おしくらまんじゅう】

わらべうた このこどこのこ

 

 

 

 

おひざのうえにお子さんを乗せて、しっかり脇をホールド。おとなの方が左右に揺れます。繰り返しの時に「〇〇ちゃん」のところでそれぞれのお子さんの名前を呼んであげます。参加者の人数が少なければひとりひとりの名前を入れて歌ってもよいでしょう。

 

 

わらべうた おおさむこさむ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月のおはなし会プラン1でも取り入れたわらべうたです。寒い季節は毎回同じものを歌って子どもたちに覚えてもらいましょう。「おおさむこさむ」で両腕をかかえてこする真似。寒そうにします。「やまからこぞうがとんできた」で遠くを指さす動作、「なんといってとんできた」で耳に手をあてる動作をします。「さむいといってとんできた」でもう一度両腕をかかえてこすります。

 

 

 

絵本『おおさむこさむ』松谷みよ子/文 遠藤てるよ/絵 偕成社 1979 1分30秒

 

この季節、定番の絵本です。それでも繰り返し読んであげたいですね。もとはわらべうたです。わらべうたも一緒に歌ってあげましょう。

 

 

 

 

 

わらべうた こどもかぜのこ

 

 

 

こちらも1月に引き続き取り入れました。「こどもかぜのこ」では、握りこぶしを作って、両腕を交互に元気に前に突き出します。「じじばばひのこ」は、両腕をかかえて寒そうに縮まります。緩急つけて身体を動かすのがコツです。こちらも何度か繰り返して歌いましょう。

 

 

わらべうた おせよおせよ

 

 

 

 

おしくらまんじゅうの歌です。付き添いの保護者と身体をくっつけて押し合います。

 

わらべうた おしくらまんじゅう

 

 

 

 

こちらもおしくらまんじゅうです。背中合わせで押してみたり、脇を押しあったり。それだけで身体が温まります。

 

 

絵本『おしくら・まんじゅう』かがくいひろし ブロンズ新社 2009 1分

 

おしくらまんじゅう、おされるのは?こんにゃくに?納豆?ゆうれいまで?
リズミカルに読んであげたいですね。

 

 

 

 

わらべうた どんぶかっかすっかっか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的にオンラインでわらべうたの会を開催していますが、その会を一緒に主催している訪問保育士のYさんに教えてもらって採譜しました。お風呂に入って温まる時に歌うわらべうたです。歌い終わったら「おまけのおまけのきしゃぽっぽ ぽーっとなったら あがりましょ ぽーっぽー!」と言ってからあがります。おはなし会では、お子さんをおひざの上に乗せて歌いながら、膝を上下させながら肩を撫でます。「おまけの・・・」を唱えて最後は高く掲げて「高い!高い!」をします。

 

 

 

絵本『おふろにはいろ』三浦太郎/作 童心社 2020 1分10秒

 

 

お風呂に入るのは、たまねぎばあさんにとうもろこしかあさん、それからそれから!野菜や果物が皮を脱いでお風呂であったまります。
寒い冬はお風呂であたたまるのが一番ですね。

 

 

 

わらべうた さよならあんころもち

 

 

 

 

 

(作成K・J)

2月のおはなし会☆おすすめ本リスト


2月のおはなし会や展示、ブックトークなどに使える絵本のリストを更新しました。

雪、節分、鬼、バレンタインデー等のテーマでリストアップしています。業務にご活用ください。

2月のおはなし会おすすめ本リスト2021年

 

また、当社受託図書館に限ってオープンソースデータを提供することも可能です。TS室児童担当までお知らせください。

(作成K・J)

2021年1月(その2)新しい年(幼児~小学生)


中国での新型コロナウイルスの感染が最初に報道されたのは、2020年1月のことでした。1月30日にWHOより「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行」について国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態が出されました。
それから約10カ月、2020年はパンデミックに見舞われた年として歴史上に刻まれることでしょう。

新しい年は、ワクチンも開発されて少しは安心できるようになるのでしょうか?東京オリンピックは開催できるのか?だれにもわかりません。

ただ、ひとつ言えるのは、そんな時でも子どもたちの成長は待ってくれないということです。子どもたちは研ぎ澄まされた感性で、おとなの言動を、ちゃんと見ています。

子どもたちに恥じない生き方をしているのか?経済効率ばかり優先して、ほんとうに大切な生命を大事にしてきたのか、問われていると感じます。

そのようなさまざまな想いを抱えて、1月、新しい年を迎えるおはなし会プランを作成しました。まずは年の瀬、除夜の鐘から導入していきます。

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【新しい年】

絵本『じょやのかね』とうごうなりさ/作 福音館書店 2017/11  6分35秒

パパと一緒に生まれて初めて「除夜の鐘」をつく男の子。緊張しながら、新しい年の健康と幸せを祈ります。2021年の新年は特にじっくり祈りを捧げたいですね。エッチングの技法で描かれた黒い背景の中に浮かび上がる表情など、ゆっくり味わってほしい絵本です。

 

 

 

 

 

 

素話「干支のはじまり」(『子どもの語る日本の昔話③』稲田和子・筒井悦子/著 こぐま社 1996 より) 3分

 

みんながよく知っている「干支のはじまり」。短いお話なので覚えて語ってあげましょう。

 

 

 

 

 

 

絵本『ふうことどんどやき』いぬいとみこ/作 赤羽末吉/絵 偕成社 1973 9分

どんど焼きも大切にしたい小正月の行事です。3年前にこの絵本の舞台になった黒姫高原へ赤羽末吉の息子の嫁で赤羽末吉研究者でもある赤羽茂乃さんと訪れました。絵に描かれている山の景色がそのままでした。小正月と呼ばれる1月15日、お正月の飾りを集めて火を燃やし、その年の無病息災や豊作を祈ります。書初めを燃やすと字が上達するという謂れもあり、このお話の中にもそれが出てきます。古くから伝わるこのような風習を思い出しつつ、新しい年が良い年となるよう、みんなで心を合わせたいですね。

 

 

 

 

 

 

詩「まきば」(『まど・みちお詩集ぞうさん』まどみちお  童話屋 2019より) 30秒

牧場のうしの様子を詠んだ短い詩です。最後に2021年の干支のうしの詩を子どもたちと一緒に読んで締めくくります。

 

 

 

 

 

 

 

終わりのわらべうた さよならあんころもち

 

(作成K・J)

2020年12月(その2)クリスマスはおうちでね!(幼児~小学生)


日本国内の新型コロナウィルス感染は、現在は比較的落ち着いた状況にありますが、ヨーロッパ各地では第3波とも考えられる感染者急増が続いています。

今年のクリスマスは、特別なことをせずに、家族でおうちで過ごす、そんな時間になりそうですね。

例年12月はクリスマスにちなんだ特別プログラムを準備する館が多いと思いますが、3密を避けるためにイベントではなく、展示やクリスマス仕様のお楽しみ袋での貸出など、違う形での本の提供を工夫してみてください。

そんなわけで、12月のおはなし会プラン大きい子向けは、おうちで過ごすクリスマスを意識して作成してみました。

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【クリスマスはおうちでね!】

導入 詩 「冬の絵本」(『改訂版 ある子どもの詩の庭で』ロバート・ルイス・スティーヴンソン/詩 イーヴ・ガーネット/絵 間崎ルリ子/訳 瑞雲舎 2019)より 1分

「夏は去り、冬が来る―
霜がたつ、ゆびがかじかむ。
コマドリが窓辺にきてとまる。
冬のカラスのすがたが見える。
たのしい絵本の時がきた。
(中略)
ああ、なんてすてきな日々だろう。
あたたかい暖炉のそばで、
絵本を読んでもらうのは
子ども部屋での、しあわせな時間!」

冬の寒い日、外で遊べないけれど、絵本を読んでもらえるなら、子どもたちには想像の世界でいろんなものに出会えるよという、子どものつぶやきを詩にしています。コロナ禍で家にいる時間が増えたら、多くの人が子どもにたくさん本を読んであげたということをニュースで聞きました。この冬もおうちで一緒に絵本を読んで楽しい時間を過ごせるといいですね。

 

 

素話「星の銀貨」(『子どもに語るグリムの昔話3』佐々梨代子・野村泫/訳 こぐま社 1991)より 4分

みなしごのちいさい女の子が、自分の持っているものを、もっと困っている人に譲っていくお話です。最後は何も無くなってしまうのですが、そこに空から星が落ちてきて銀貨になるのです。そんなこと、おとぎ話の中だけと思いがちです。たしかに空から銀貨は降って来ないかもしれませんが、誰かのために助けたことが、まわりまわって自分を助けてくれることはよくあること。そんな優しい気持ちが伝わるといいですね。

 

 

 

 

 

絵本『クリスマスツリーをかざろうよ』トミー・デ・パオラ/作 福本友美子/訳 光村教育図書 2020 9分

12月がくると、いえ今では10月31日のハロウィンが終わると、街中にクリスマスツリーを飾ります。図書館でも飾っていますよね。でもクリスマスツリーはなぜこの時期に飾るようになったのでしょう。それを親子の会話を通してわかりやすく伝えてくれる絵本です。ヨーロッパやアメリカの歴史上の人物が出てくるのですが、大きくなった時に世界史で必ず聞く人名です。そしてもともとはキリスト教に深く結びついていたものが日本でも宗教に関係なく飾られるようになった背景には、日本にも常緑樹を大切にする文化があったからでしょう。ゆっくり読むと9分と少し長いですが、クリスマスツリーの謂れを知って、おうちで飾りを楽しめるといいなと思って選びました。10月に出たばかりの新刊です。

 

 

 

絵本『きょうというひ』荒井良二/作 BL出版 2005 2分

最後に短い絵本を1冊。雪の中にロウソクの灯りをひとつひとつ灯していく女の子は、ロウソクに火をつけながら祈っています。
「きえないように」「きえないように」
ひとりひとりの命の輝きが、ひとりひとりの心にある希望が、夢が、愛が、「きえないように」と。
2020年は新型コロナウィルス感染拡大に揺れた一年でした。おとなも子どもも大変な状況の中で不安がたくさんあったでしょう。一年の最後に、みんなが幸せに、健康に過ごせるようにと静かに祈りながら読みたい1冊です。

 

(作成K・J)

2020年12月(その1)クリスマスおめでとう(小さい子)


小さな子どもたちには、クリスマスはツリーの飾りつけやイルミネーションがなんだかキラキラしていて、美味しいお菓子をたくさん食べて楽しいお祭りですね。

寒い季節だからこそ、そんな楽しさや賑わいをすべての子どもたちに届けてあげたいと願います。

(なお、このおはなし会プランに掲載しているわらべうたの楽譜は、中国地方で育ったK・Jが覚えているわらべうたを採譜したものです。市販のわらべうたの楽譜とは音程や、速度が違う場合があります。予め、ご了承ください。)

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【クリスマスおめでとう】

導入 わらべうた おすわりやす

 

 

 

 

 

おひざの上にお子さんを乗せて、上下に揺らします。しっかり子どもを抱きとめながら遊んであげましょう。

 

 

このこどこのこ

 

 

 

 

おひざの上で乗せて、おとなが左右に揺れながら遊びます。「〇〇ちゃん」と自分のお子さんの名前を入れて歌ったら、「ギュー」と抱きしめてあげましょう。

 

 

絵本『クリスマスおめでとう』ひぐちみちこ/作 こぐま社 1997 2分20秒

 

クリスマスってなに?小さな子どもたちには説明するのもとてもむずかしいですね。この絵本では、それに答えてくれています。みんなの誕生日も、このように嬉しいことなんだよと伝えられるといいですね。

 

 

 

 

わらべうた いっちくたっちく

 

 

 

 

 

 

 

となえ歌遊びです。「たいも」は里芋のことです。片方の指で、片方の指を一本ずつ指していき「すってんどん」で止まった指を折っていきます。クリスマスバージョンにしてサンタクロースやトナカイ、天使などの指人形をはめて遊んでも良いでしょう。

 

絵本『さんかくサンタ』tupera tupera/作 絵本館 2011 1分

 

「さんかくサンタが まんまるふくろをせなかにしょって しかくいおうちにはいっていった」△、〇、▢を使ったリズミカルで楽しい絵本です。

 

 

 

 

 

パネルシアター「赤鼻のトナカイ」『ブラックパネルシアター』(古宇田亮順・月下和恵/共著 アイ企画 1995)より 1分半

 

たまにはおはなし会でパネルシアターをしてみませんか?みんなが良く知っている「赤鼻のトナカイ」を歌いながらパネルを動かします。型紙がついているので、すぐに作ることができます。またブラックパネルでなくても、「赤鼻のトナカイ」だけならば普通のパネルで演じても十分楽しめます。

 

 

 

 

 

 

絵本『サンタのおまじない』菊地清/作 冨山房 1991 3分

 

3分と小さい子にはちょっと長い絵本ですが、「いちにいサンタ!」と繰り返しが続くので飽きずに聞くことができます。

 

 

 

 

終わりのわらべうた さよならあんころもち

 

 

 

 

 

(作成K・J)

2020年2月(その2)北風に負けるな(幼児~小学生)


冷たい北風が吹きつける時、マフラーにてぶくろがあるだけでも、ずいぶん体感が違ってきますね。幼児~小学生向けのプログラムは、このふたつのアイテムをテーマに作ってみました。

 

(なお、これまで画像はブログ用Amazonアフィリエイトを使用してきましたが、各出版社の著作権許諾方針にしたがい、書影を利用することにしました。許諾許可が出ないものについては、書誌事項のみ記載し、出版社のサイトへのリンクを貼っています。そちらでご確認ください。)

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【北風に負けるな】

導入 詩「冬の絵本」ロバート・ルイス・スティーブンソン/作 『改訂版 ある子どもの詩の庭で』瑞雲舎 2019 1分20秒 (出版社サイト→こちら

寒い冬の日々、戸外で自由に遊ぶことは出来なくても、絵本を広げればどこに広がっていく世界の豊かさを詠んだ詩です。詩の締めくくりは次のようになっています。
「ああ、なんてすてきな日々だろう。
あたたかい暖炉のそばで、
絵本をよんでもらうのは
子ども部屋での、しあわせな時間!」
そんな時間を、多くの子どもたちに味わってほしいですね。

 

 

 

絵本『じまんのマフラー』マーシャ・ダイアン・アーノルド/文 マシュー・コーデル/絵 椎名かおる/訳 あすなろ書房 2016 1分50秒 (出版社サイト→こちら

 

 

くまくんの自慢のマフラーが風に飛ばされてしまいます。それをみつけた森の仲間達は・・・マフラーをどんなふうに扱っているかを描いた部分は絵が小さい個所もありますが、リズミカルに読んであげましょう。結末はとても心が和むもの。そのあたりはゆっくりページをめくってください。

 

 

素話「北風をたずねていった男の子」ノルウェーの昔話『子どもに語る北欧の昔話』(福井信子、湯沢朱実/編・訳 こぐま社)より 10分 (出版社サイト→こちら

 

北風にわずかに残った大切な粉を取られてしまった男の子は、取り返すために北風のところへ出かけていきます。北風は粉ではなく、ごちそうを出す魔法のテーブルかけをくれるのですが、途中の宿屋ですり替えられてしまいます。もう一度出かけていって手にした金貨を出すヤギも途中の宿屋ですり替えられてしまいます。さあ、三度目に北風に会いに行った男の子は、いったいどうするのか、繰り返しも面白く、テンポよく語りましょう。

 

 

手遊び いとまき
みんなのよく知っている手遊びです。「でーきたできた こびとさんの〇〇が」をマフラーやてぶくろなど、今回のテーマに合うように置き換えて歌ってみましょう。

 

 

絵本『てぶくろ』ウクライナ民話 エウゲーニ―・M・ラチョフ/絵 内田莉莎子/訳 福音館書店 1964 4分 (出版社サイト→こちら

 

 

ロングセラーの絵本で、何度読んでもらっても、不思議な魅力にあふれています。ゆっくり丁寧に読んであげましょう。

 

 

 

 

【絵本の紹介】(差し替え可)

『こうさぎと4ほんのマフラー』わたりむつこ/作 でくねいく/絵 のら書店 2013 6分(出版社サイト→こちら

 

読むと6分かかりますが、参加している子どもたちの年齢に応じて、あるいは聞く力に応じて追加したり、『じまんのマフラー』と差し替えてもよいでしょう。4ひきのこうさぎの兄弟が、おばあちゃんから届いた手編みのマフラーをして元気にそり遊びに出かけます。そして雪の積もる森へ入っていきます。そこには『もりのおとぶくろ』(→こちら)で出会った大きなぶなの木「ぶなじい」がいるのです。
おはなし会で読まない場合でも、「マフラーをテーマにしたこんな絵本もあるよ」と紹介してあげてもよいでしょう。

 

 

(作成K・J)

2020年2月(その1)つめたいね!(小さい子)


昨シーズンは都内にまとまった積雪がありませんでしたが、暖冬が予想されている今シーズンはどうなるでしょう。東京は暖冬の時の方が、南岸低気圧による積雪が起こりやすいとのこと。(都内では2018年1月22日は23㎝、2014年2月7日と14日にそれぞれ27㎝の積雪を記録しています)

幼い子どもにとって、雪の記憶はとても印象深く残ります。スキー場などではなく、いつもの生活の場所が真っ白に塗り替えられる非日常の感覚があるからでしょう。

というわけで2月のおはなし会プランは「雪」をテーマに作ってみました。

(なお、このおはなし会プランに掲載しているわらべうたの楽譜は、中国地方で育ったK・Jが覚えているわらべうたを採譜したものです。市販のわらべうたの楽譜とは音程や、速度が違う場合があります。予め、ご了承ください。
また、これまで画像はブログ用Amazonアフィリエイトを使用してきましたが、各出版社の著作権許諾方針にしたがい、書影を利用することにしました。許諾許可が出ないものについては、書誌事項のみ記載し、出版社のサイトへのリンクを貼っています。そちらでご確認ください。)

 

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【つめたいね!】

導入  わらべうたメドレー(おおさむこさむ → おしくらまんじゅう → こどもかぜのこ) 

 最初に、わらべうたメドレーで体をほぐしていきましょう。
 (遊び方は、社員の方はeラーニングサイトで見ることができます)
おおさむこさむ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「おおさむこさむ」で両腕をかかえてこする真似。寒そうにします。「やまからこぞうがとんできた」で遠くを指さす動作、「なんといってとんできた」で耳に手をあてる動作をします。「さむいといってとんできた」でもう一度両腕をかかえてこすります。
 
 
おしくらまんじゅう
 
 
 
 
 
 
 
「そんな寒さは、おしくらまんじゅうで吹き飛ばすよ~」と掛け声をかけて、おうちの人やお友達と身体を摺り寄せてぶつけっこします。何度か繰り返して歌いましょう。
 
 
こどもかぜのこ

 

 

 

「こどもかぜのこ」では、握りこぶしを作って、両腕を交互に元気に前に突き出します。「じじばばひのこ」は、両腕をかかえて寒そうに縮まります。緩急つけて身体を動かすのがコツです。こちらも何度か繰り返して歌いましょう。

 

絵本『ゆきふふふ』ひがしなおこ/作 きうちたつろう/絵 くもん出版 2010 1分半

 

 

 

 

 

つめたい雪が「おでこのしゅわん ほっぺたにしゅわん」って降ってきます。雪の情景を詩人のやさしい言葉で綴っています。ゆっくり丁寧に読んであげましょう。

 

わらべうた あめこんこん

 

 

 

 

 

雪が降っているところを想像しながら歌に合わせて手をひらひらさせて上下に動かします。小さな赤ちゃんの場合は、お膝の上で歌に合わせて左右に揺れるだけでもよいでしょう。

 

絵本『きらきら』谷川俊太郎/文 吉田六郎/写真 アリス館 2008 1分半

 

 

 

 

 

 

雪の結晶をクローズアップした絵本です。大きな子どもには科学的な視点から導入のことばをかけるとよいのですが、小さな赤ちゃんには説明は不要でしょう。ことばのリズムを味わいながら読んであげましょう。

 

わらべうた このこどこのこ

 

 

 

 

最後の「〇〇ちゃん」のところには、それぞれのお子さんの名前を入れて歌ってもらい、ぎゅーっと抱きしめてあげてね!と声をかけます。繰り返し歌って、何度でもおうちの人にぎゅーっと抱きしめられると子どもたちも大喜びです。

 

絵本『だっこだっこだーいすき』かみじょうゆみこ/文  100%ORANGE/絵 0.1.2えほん 福音館書店 1分

 

 

 

 

 

 

風の冷たい冬の日は、余計に身体を寄せ合って温め合いたくなりますね。最後に読むのはだっこの絵本。寒くても心はほっかほっかあったまることでしょう。

 

終わりのわらべうた さよならあんころもち

 

 

 

 

 

小さいあんころもち、中くらいのあんころもち、最後は大きなあんころもちを作って、おはなし会を閉めましょう。

 

(作成K・J)

2020年1月(その2)晴れ着をきて(幼児~小学生)


新年には、下着からすべて新調し晴れ着をきて家族でお祝いをするという習慣は、日本だけでなく韓国でも同じなのだそうです。
今でも丁寧にその習慣を守っている家庭もあれば、厳密にそこまでやってないというところも多いでしょう。(ちなみに私の家では、海外での生活が長くなるにつれ簡略化していきました。)

今回、紹介する絵本は韓国の絵本『ソルビム』です。新年に美しい晴れ着を着る子どもの表情のなんと嬉しそうなことか。絵本を通してお互いの国を理解し合うきっかけになれればとも思います。

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【晴れ着をきて】

導入 「ありがたいなぁ おしょうがつ」矢崎節夫(『矢崎節夫童謡集 きらり きーん』JULA出版局 より) 1分

きらり きーん―矢崎節夫童謡集 (JULAの童謡集シリーズ)
矢崎 節夫
JULA出版局
2016-03-01
 
 

 

「いちねんかけて ぐるーん
 たいようの まわりを
 まわって きたんだ
 たいへんだったね おしょうがつ
 おめでとうございます」  (一部引用)

 

絵本『ソルビム』ペ・ヒョンジュ/作・絵 ピョン・キジャ/訳 らんか社 2007 4分半

ソルビム―お正月の晴れ着
ペ ヒョンジュ
セーラー出版(*2013年にセーラー出版はらんか社に商号変更)
2007-01
 
 
 
 
お正月に新調するチマ・チョゴリや、その上に着る外套や装飾品などを合わせて「ソルビム」と呼びます。この晴れ着は母親が我が子への愛情を込めてひと針ひと針刺繍を施してあるそうです。それをひとつひとつ身に付けていく様子が描かれている絵本ですが、新しい年を迎えた子どもの喜びが隅々に溢れています。2019年は政治の世界ではお隣の国との難しい問題が表面化しましたが、国民同士は隣人として理解し合えると思います。巻末に詳しい解説が載っていますが、韓国でもお正月にはお雑煮を食べてお祝いするなど、風習も似ています。そんなことをかいつまんで教えてあげてください。また男の子の着る晴れ着について描いた『ソルビム2』も合わせて紹介するとよいでしょう。
 
 
素話「ねずみじょうど」『子どもに語る日本の昔話3』(稲田和子・筒井頼子/再話 こぐま社 1996)より 7分

子どもに語る 日本の昔話〈3〉
稲田 和子
こぐま社
1996-07-01
 
 
 
 
干支の子年にちなんでねずみが出てくる素話をひとつ選びました。『おはなしのろうそく3』にも、同じ昔話が収録されています。それぞれの再話に違いがあります。こぐま社の再話では、おじいさんが黒豆、白豆、おむすびの順でねずみの穴に落とします。その度「黒豆つんばい ちゃかつんばい ぽーつぽつ」と穴から歌が聞こえてきます。『おはなしのろうそく3』にはないやりとりです。またねずみの国でのうたも、それぞれ違っています。覚えやすいほうで覚えるとよいでしょう。
こぐま社「ここはよいとこ ねずみの浄土 ねこさえいなけりゃ この世は極楽 スットカン スットカン 百になっても 二百になっても ニャンコの声は聞きたくねえ 孫ひこやしゃご 末の末まで ニャンコの声は聞きたくねえ」
おはなしのろうそく「ねずみのじょうど ねこさえいなけりゃ このよはごくらく とんとん まごひこやさご すえのすえまで ねこのこえ きくめえ とんとん」
 
 
 
絵本『はつてんじん』川端誠/作 クレヨンハウス 1996 5分半

落語絵本 三 はつてんじん (落語絵本 (3))
川端 誠
クレヨンハウス
1996-12-01
 
 
 
 
落語絵本です。新年はじめて天満宮にお参りにいくことを「初天神」というそうです。そこへ連れ立って出かけた親子の会話が、軽妙で愉快です。昔はお正月と言えば凧揚げでしたが、今は凧揚げも町中では見かけなくなりましたね。面白くテンポよく読みましょう。
 
 
絵本『どんぶらどんぶら七福神』みきつきみ/作 こぐま社 2011 2分半

みき つきみ
こぐま社
2011-11
 
 
 
新しい年のみなさんの幸せを寿ぐ七福神。数え歌になっていて、リズミカルに読むことができます。 
 
 
わらべうた さよならあんころもち
 
(作成K・J)
 

2020年1月(その1)ねーずみねーずみ(小さい子)


秋も深まり、オフィス近くの東大キャンパスもようやく銀杏が色づいてきました。季節は晩秋へと移ろっています。

さて、2020年の干支はねずみです。家ねずみはきらわれてしまっていますが、同じねずみ目のハムスターやモルモットなどは可愛らしいとしてペットになっています。その差はなんなんでしょう。

それはともかく2020年1がつのおはなし会プランは、ねずみの絵本をいれて組み立ててみました。

(なお、このおはなし会プランに掲載しているわらべうたの楽譜は、中国地方で育ったK・Jが覚えているわらべうたを採譜したものです。市販のわらべうたの楽譜とは音程や、速度、ことば使いが違う場合があります。予め、ご了承ください。)

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【ねーずみねーずみ】

導入 わらべうた このこどこのこ

 

 

 

 

お子さんを愛おしむようにそっと抱いて、おとうさん、おかあさんが左右にそっと揺れます。「〇〇ちゃん」というところで、わが子の名前を読んでぎゅーっと抱きしめます。繰り返し2~3回やるとよいでしょう。

 

わらべうた てってのねずみ

 

 

 

 

こどもの手をとって、人差し指と中指を交互に動かしながら腕を少しずつ登っていきます。最後はわきの下をこちょこちょして遊びます。

 

絵本『ねーずみねーずみどーこいきゃ』こがようこ/構成・文 降矢なな/絵 童心社 2018 1分

 

 

わらべうた「ねーずみねずみ」を題材にした絵本です。ねずみだけでなく、うさぎやこぐまもおかあさんが待つ巣へ一直線。そして女の子もおかあさんのもとへ飛び込みます。やっぱりおかあさんのそばは安心できますね。

 

 

わらべうた  ねーずみねずみ

 

 

 

 

 

「ねーずみねーずみどーこいきゃ」と歌いながら、指で体のあちこちをつついていきます。「わがすにとびこんだ」というところで、首元をこちょこちょします。
 
 

いっぴきちゅー

 

 

 

 

このわらべうたには、2番、3番があります。
2番 にひきちゅー もとにもどって さんびきちゅー
3番 さんびきちゅー もとにもどって いっぴきちゅー
ねずみの指人形を使って、一匹、二匹、三匹と出して遊ぶこともありますが、赤ちゃんと遊ぶときは、「いっぴき」では一本の指で、「にひき」では日本の指で、「さんびき」では三本の指で、赤ちゃんの身体をつついて遊ぶとよいでしょう。

 

 

絵本『だれのあしあと』ふくだとしお/作 大日本図書 2008 1分20秒

だれのあしあと
accototo
大日本図書
2008-10-01
 
 
一面の雪の原をねずみの子があしあとをつけながら歩いていると・・・次々違う足跡が。きつね、にわとり、ぶた、そしてうさぎ。みんなあしあとが違うんですね。最後はみんなであったかいスープを召し上がれ!シンプルですが、楽しい絵本です。
 
 
 
わらべうた あめこんこん
 
 
 
 
 
 
 
 
子どもをお膝にのせてすっぽり腕で抱きしめます。そしてそおっと揺れながら、ゆっくり「あめこんこん」を歌いましょう。
 
 
 
絵本『ぐるぐるちゃんとふわふわちゃん』長江青/文・絵 福音館書店 2013 1分10秒

 

こちらの絵本は、ねずみではなくりすとうさぎが登場します。森に雪が積もりました。りすのぐるぐるちゃんにとって初めての雪です。うさぎのふわふわちゃんに出会うと、一緒に雪遊びを楽しみました。小さな子どもたちにぴったりの絵本です。

 

わらべうた さよならあんころもち

 

(作成K・J)

1月のおはなし会☆おすすめ本リスト


1月のおはなし会や展示に使える本のリストを、この1年に新しく出た本も入れて更新しました。

2020年の干支のねずみの本をリストのトップにもってきています。東京子ども図書館刊の『絵本の庭へ』掲載本を中心に、それ以外にもおはなし会で使えるもの(うち2冊はひとりで読み始めた子向きの幼年童話)を36冊ピックアップしています。

新年に向けて干支の特集をする時に参考にしてください。

【改訂】1月のおはなし会おすすめ本リスト2020

 

(2019/11/19に改訂しました)

(作成K・J)

 

2019年12月(その2)おくりもの(幼児~小学生)


クリスマスに年末年始、私たちはこの季節には日ごろの感謝の気持ちを表すために贈り物をします。その贈り物をテーマにおはなし会プランを立ててみました。

なお、2015年12月のおはなし会プラン(その3)も「たいせつな贈り物」(→こちら)でした。導入に使う詩は同じです。こちらのプランも参考にしてください。

 

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【おくりもの】

導入 詩 「サンタクローズにプレゼント」 佐藤義美 (『佐藤義美童謡集 ともだちシンフォニー』JULA出版局 1990 より) 1分

  サンタクローズに トラックをあげたい 
  1トン2トントラックじゃだめだ
  100トンぐらいのトラックをあげたい。
  100トントラックじゃ、連結トラック、
  それに うんとこさと いい物つんで
  世界中の子どもにプレゼント。
      (中略)
  もらうばかりじゃ わるいから
  サンタクローズに プレゼントしたい。

 
 

サンタクロースにプレゼントばかりもらっていては申し訳ないと、100トン分のプレゼントを載せられる連結トラックをあげたい!という、なんとも豪快で、楽しい詩です。一度目は読んであげて、二度目は子どもたちに復唱してもらって、詩の面白さを味わえるといいですね。なお、詩は「サンタクロー」「ズ」となっています。ふだん、日本語では「サンタクロース」と濁らないで発音しますが、英語の発音ではSanta Clausは「サンタクローズ」と濁るのが正しいのです。もし、子どもたちに聞かれたら、答えられるようにしておきましょう。



 

素話「こびとのくつや」 (『子どもに語るグリムの昔話6』佐々梨代子・野村泫/訳 こぐま社 1993より) 6分

 
びんぼうなくつやが、夜のうちに革を裁って置いておくと、翌朝誰かが靴に仕立ててくれています。それが続くうち、くつやは貧乏から抜け出します。クリスマスが近づくころ、くつやの夫婦は夜中も起きていて、はだかのこびとたち二人が靴を作ってくれたことを知ります。こびとたちにおくりものをする夫婦。このクライマックスあたりで、子どもたちの目がキラキラしてくるのを感じます。最後にこびとたちが大喜びするところは、喜びが伝わるように快活に語るとよいでしょう。
 
 
 
 
 
 
手遊び いとまきの歌
『うたって楽しい 手あそび指あそび120』レッツ・キッズ・ソンググループ/編著 ポプラ社 2004 より

みんなもよく知っている「いとまきまき いとまきまき ひいてひいて トントントン♪」の歌を、テンポをいろいろ替えてやってみましょう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
絵本『ながれぼしをひろいに』筒井頼子/作 片山健/絵 福音館書店 1999 11分

ゆっくり読むと11分と長いおはなしです。おはなし会に慣れている子達には、サンタさんにプレゼントするためにながれぼしを拾いにひとりで「すいどうやま」を目指す、みふでちゃんの行動に引きつけられるでしょう。もし、あまり集中力が続かない子達の時は、これまで紹介した他の絵本と差し替えてください(12月のおはなし会プラン→こちら

 

 

 

 

 

 

絵本『ジングルベル』キャサリン・N・デイリー/作 J.P.ミラー/絵 こみやゆう/訳 PHP研究所 5分

 

「ジングルベル」が楽しいおはなしになっています。くまの親子のそりに他の動物たちだけでなくサンタクロースも乗り込んで、プレゼントを配るお手伝いをします。最後にサンタクロースの家でクリスマスパーティー。帰り道で歌うのは、やっぱり「ジングルベル」です。(一般に歌われている訳詞は宮沢章二によるものが多いのですが、こちらは音羽たかしの訳詞が採用されています)

 

 

 

 

 

 

終わりのわらべうた さよならあんころもち

 

(作成K・J)

2019年12月(その1)くるといいね♪(小さい子)


9月、10月と相次いで日本列島を襲った大きな台風の爪痕に、私たち人間は大きな自然の力の前では小さな存在であるということを、再確認させられました。大きな被害のあった地域の方々には心からお見舞い申し上げます。

猛暑の夏も足早に過ぎ去り、急激に朝夕冷え込むようになりました。

そしてあっという間に、年末に向けて準備をする時期になります。子どもたちにとって、クリスマスやお正月は、楽しみにしたいもの。「くるといいね」は『ちいちゃんとゆきだるま』(しみずみちを/作)から採ったことばです。

 

(なお、このおはなし会プランに掲載しているわらべうたの楽譜は、中国地方で育ったK・Jが覚えているわらべうたを採譜したものです。市販のわらべうたの楽譜とは音程や、速度が違う場合があります。予め、ご了承ください。)

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【くるといいね♪】

導入 わらべうた おすわりやす

 

 

 

 

 

 

小さい子向けのオープニングわらべうたは、毎回定番にしても良いと思います。小さな子どもたちにとって「あっ、はじまった!」と期待を膨らませる導入になります。9月、10月のおはなし会プランと同じメニューです。お膝の上にお子さんをのせて、歌に合わせて上下に軽く揺すります。「すーわった」と言った後に、すとんと膝の間に落とします。それを繰り返し歌って、遅れてくる子を待つのもよいでしょう。

 

わらべうた このこどこのこ

 

 

 

 

 

お子さんを愛おしむようにそっと抱いて、おとうさん、おかあさんが左右にそっと揺れます。「〇〇ちゃん」というところで、わが子の名前を読んでぎゅーっと抱きしめます。繰り返し2~3回やるとよいでしょう。

 

絵本『ちいちゃんとゆきだるま』しみずみちを/作 ほるぷ出版 1983 2分

 
35年以上前の絵本ですが、現在第9刷で今でも手に入れることができる絵本です。小さな子どもが雪の中で元気に遊ぶ姿がほほえましく、翌日のクリスマスがくるのを楽しみにしていることが伝わってくる絵本です。

 

 

 

 

 

 わらべうたメドレー(おおさむこさむ → おしくらまんじゅう → こどもかぜのこ) 
 (社員の方はeラーニングサイトで遊び方を見ることができます)
おおさむこさむ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 「おおさむこさむ」両腕をこする動作
 「やまからこぞうがとんできた」遠くのほうを指さす
 「なんといってとんできた」耳に手をあてる
 「さむいといってとんだきた」また両腕をこする動作
 少し大げさなくらいに動作をするとよいでしょう。
 
  
 
 
おしくらまんじゅう
 
 
 
 
 
 
 
 お母さんといっしょにおしくらまんじゅうをします。
 
 
 
こどもかぜのこ
 
 
 
 
 
 
 「こどもかぜのこ」両手でこぶしを作り、左右交互に前に突き出す
 「じじばばひのこ」体を縮めて、両腕をさする動作
 
 
絵本『ゆきがふってきたの』南塚直子/作 こどものとも0.1.2、2018年12月号 通巻285号 福音館書店 2018 1分  福音館書店公式サイト→こちら
 
 
月刊誌こどものとも0.1.2は、小さな子ども向けのおはなし会に利用できるものがたくさんあります。ぜひ活用しましょう。『ゆきがふってきたの』は、どうぶつの子どもたちが、空から降ってくる雪を「あれ なあに?」とおかあさんに聞きます。おかあさんは「ゆき。ゆきがふってきたの。さむいから もう おやすみ」と子どもに伝えます。りす、きつね、ふくろう、しか、うさぎが登場しますが、同じやり取りが繰り返されます。そして温かいおかあさんにくるまれて安心して眠る子どもたち。何より一番安心できる時間です。この絵本は、陶板画(陶土で絵を描く)で作られており、ぽってりとして温かみを感じます。
 
 
 
わらべうた あめこんこん
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どうぶつの親子のように、子どもたちをお膝にのせてすっぽり腕で抱きしめます。そしてそおっと揺れながら、ゆっくり「あめこんこん」を歌いましょう。
 
 
 
絵本 『ろうそくぱっ』みなみじゅんこ/作 アリス館 2017 1分
 
昨年も紹介した絵本です。クリスマスの時期にしか読めない絵本だからこそ、繰り返しこの季節に読んであげたいと思います。裏表紙に歌詞カードもついています。歌いながらページをめくっていきましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
おわりのわらべうた さよならあんころもち
 
 
 
 
 
 
 
おわりの歌も、毎回同じにしておくとよいでしょう。「くまさん くまさん」を使う図書館も多いようです。
 
(作成K・J)

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