Tag Archive for 12月の絵本

12月のおはなし会☆おすすめ本リスト
2020年12月(その2)クリスマスはおうちでね!(幼児~小学生)
2020年12月(その1)クリスマスおめでとう(小さい子)
2019年12月(その2)おくりもの(幼児~小学生)
2019年12月(その1)くるといいね♪(小さい子)
12月のおはなし会☆おすすめ本リスト(2019)
2018年(その2)闇の中に光が・・・(幼児~小学生)
12月のおはなし会☆おすすめ本リスト(10/17更新)
12月のおはなし会☆おすすめ本リスト

12月のおはなし会☆おすすめ本リスト


12月のおはなし会やブックトーク、展示などで使える絵本のリストです。

 

以下のテーマの絵本をリストアップしています。

クリスマス(サンタクロース、クリスマスツリー)、冬じたく、お風呂、年末年始

 

12月のおはなし会☆おすすめ本リスト(2021)

 

ぜひ、おはなし会やブックトーク、展示の準備にお役立てください。

 

(作成K・J)

2020年12月(その2)クリスマスはおうちでね!(幼児~小学生)


日本国内の新型コロナウィルス感染は、現在は比較的落ち着いた状況にありますが、ヨーロッパ各地では第3波とも考えられる感染者急増が続いています。

今年のクリスマスは、特別なことをせずに、家族でおうちで過ごす、そんな時間になりそうですね。

例年12月はクリスマスにちなんだ特別プログラムを準備する館が多いと思いますが、3密を避けるためにイベントではなく、展示やクリスマス仕様のお楽しみ袋での貸出など、違う形での本の提供を工夫してみてください。

そんなわけで、12月のおはなし会プラン大きい子向けは、おうちで過ごすクリスマスを意識して作成してみました。

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【クリスマスはおうちでね!】

導入 詩 「冬の絵本」(『改訂版 ある子どもの詩の庭で』ロバート・ルイス・スティーヴンソン/詩 イーヴ・ガーネット/絵 間崎ルリ子/訳 瑞雲舎 2019)より 1分

「夏は去り、冬が来る―
霜がたつ、ゆびがかじかむ。
コマドリが窓辺にきてとまる。
冬のカラスのすがたが見える。
たのしい絵本の時がきた。
(中略)
ああ、なんてすてきな日々だろう。
あたたかい暖炉のそばで、
絵本を読んでもらうのは
子ども部屋での、しあわせな時間!」

冬の寒い日、外で遊べないけれど、絵本を読んでもらえるなら、子どもたちには想像の世界でいろんなものに出会えるよという、子どものつぶやきを詩にしています。コロナ禍で家にいる時間が増えたら、多くの人が子どもにたくさん本を読んであげたということをニュースで聞きました。この冬もおうちで一緒に絵本を読んで楽しい時間を過ごせるといいですね。

 

 

素話「星の銀貨」(『子どもに語るグリムの昔話3』佐々梨代子・野村泫/訳 こぐま社 1991)より 4分

みなしごのちいさい女の子が、自分の持っているものを、もっと困っている人に譲っていくお話です。最後は何も無くなってしまうのですが、そこに空から星が落ちてきて銀貨になるのです。そんなこと、おとぎ話の中だけと思いがちです。たしかに空から銀貨は降って来ないかもしれませんが、誰かのために助けたことが、まわりまわって自分を助けてくれることはよくあること。そんな優しい気持ちが伝わるといいですね。

 

 

 

 

 

絵本『クリスマスツリーをかざろうよ』トミー・デ・パオラ/作 福本友美子/訳 光村教育図書 2020 9分

12月がくると、いえ今では10月31日のハロウィンが終わると、街中にクリスマスツリーを飾ります。図書館でも飾っていますよね。でもクリスマスツリーはなぜこの時期に飾るようになったのでしょう。それを親子の会話を通してわかりやすく伝えてくれる絵本です。ヨーロッパやアメリカの歴史上の人物が出てくるのですが、大きくなった時に世界史で必ず聞く人名です。そしてもともとはキリスト教に深く結びついていたものが日本でも宗教に関係なく飾られるようになった背景には、日本にも常緑樹を大切にする文化があったからでしょう。ゆっくり読むと9分と少し長いですが、クリスマスツリーの謂れを知って、おうちで飾りを楽しめるといいなと思って選びました。10月に出たばかりの新刊です。

 

 

 

絵本『きょうというひ』荒井良二/作 BL出版 2005 2分

最後に短い絵本を1冊。雪の中にロウソクの灯りをひとつひとつ灯していく女の子は、ロウソクに火をつけながら祈っています。
「きえないように」「きえないように」
ひとりひとりの命の輝きが、ひとりひとりの心にある希望が、夢が、愛が、「きえないように」と。
2020年は新型コロナウィルス感染拡大に揺れた一年でした。おとなも子どもも大変な状況の中で不安がたくさんあったでしょう。一年の最後に、みんなが幸せに、健康に過ごせるようにと静かに祈りながら読みたい1冊です。

 

(作成K・J)

2020年12月(その1)クリスマスおめでとう(小さい子)


小さな子どもたちには、クリスマスはツリーの飾りつけやイルミネーションがなんだかキラキラしていて、美味しいお菓子をたくさん食べて楽しいお祭りですね。

寒い季節だからこそ、そんな楽しさや賑わいをすべての子どもたちに届けてあげたいと願います。

(なお、このおはなし会プランに掲載しているわらべうたの楽譜は、中国地方で育ったK・Jが覚えているわらべうたを採譜したものです。市販のわらべうたの楽譜とは音程や、速度が違う場合があります。予め、ご了承ください。)

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【クリスマスおめでとう】

導入 わらべうた おすわりやす

 

 

 

 

 

おひざの上にお子さんを乗せて、上下に揺らします。しっかり子どもを抱きとめながら遊んであげましょう。

 

 

このこどこのこ

 

 

 

 

おひざの上で乗せて、おとなが左右に揺れながら遊びます。「〇〇ちゃん」と自分のお子さんの名前を入れて歌ったら、「ギュー」と抱きしめてあげましょう。

 

 

絵本『クリスマスおめでとう』ひぐちみちこ/作 こぐま社 1997 2分20秒

 

クリスマスってなに?小さな子どもたちには説明するのもとてもむずかしいですね。この絵本では、それに答えてくれています。みんなの誕生日も、このように嬉しいことなんだよと伝えられるといいですね。

 

 

 

 

わらべうた いっちくたっちく

 

 

 

 

 

 

 

となえ歌遊びです。「たいも」は里芋のことです。片方の指で、片方の指を一本ずつ指していき「すってんどん」で止まった指を折っていきます。クリスマスバージョンにしてサンタクロースやトナカイ、天使などの指人形をはめて遊んでも良いでしょう。

 

絵本『さんかくサンタ』tupera tupera/作 絵本館 2011 1分

 

「さんかくサンタが まんまるふくろをせなかにしょって しかくいおうちにはいっていった」△、〇、▢を使ったリズミカルで楽しい絵本です。

 

 

 

 

 

パネルシアター「赤鼻のトナカイ」『ブラックパネルシアター』(古宇田亮順・月下和恵/共著 アイ企画 1995)より 1分半

 

たまにはおはなし会でパネルシアターをしてみませんか?みんなが良く知っている「赤鼻のトナカイ」を歌いながらパネルを動かします。型紙がついているので、すぐに作ることができます。またブラックパネルでなくても、「赤鼻のトナカイ」だけならば普通のパネルで演じても十分楽しめます。

 

 

 

 

 

 

絵本『サンタのおまじない』菊地清/作 冨山房 1991 3分

 

3分と小さい子にはちょっと長い絵本ですが、「いちにいサンタ!」と繰り返しが続くので飽きずに聞くことができます。

 

 

 

 

終わりのわらべうた さよならあんころもち

 

 

 

 

 

(作成K・J)

2019年12月(その2)おくりもの(幼児~小学生)


クリスマスに年末年始、私たちはこの季節には日ごろの感謝の気持ちを表すために贈り物をします。その贈り物をテーマにおはなし会プランを立ててみました。

なお、2015年12月のおはなし会プラン(その3)も「たいせつな贈り物」(→こちら)でした。導入に使う詩は同じです。こちらのプランも参考にしてください。

 

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【おくりもの】

導入 詩 「サンタクローズにプレゼント」 佐藤義美 (『佐藤義美童謡集 ともだちシンフォニー』JULA出版局 1990 より) 1分
  サンタクローズに トラックをあげたい 
  1トン2トントラックじゃだめだ
  100トンぐらいのトラックをあげたい。
  100トントラックじゃ、連結トラック、
  それに うんとこさと いい物つんで
  世界中の子どもにプレゼント。
      (中略)
  もらうばかりじゃ わるいから
  サンタクローズに プレゼントしたい。

 
 
 

サンタクロースにプレゼントばかりもらっていては申し訳ないと、100トン分のプレゼントを載せられる連結トラックをあげたい!という、なんとも豪快で、楽しい詩です。一度目は読んであげて、二度目は子どもたちに復唱してもらって、詩の面白さを味わえるといいですね。なお、詩は「サンタクロー」「ズ」となっています。ふだん、日本語では「サンタクロース」と濁らないで発音しますが、英語の発音ではSanta Clausは「サンタクローズ」と濁るのが正しいのです。もし、子どもたちに聞かれたら、答えられるようにしておきましょう。



 

素話「こびとのくつや」 (『子どもに語るグリムの昔話6』佐々梨代子・野村泫/訳 こぐま社 1993より) 6分

子どもに語るグリムの昔話〈6〉
ヤーコプ グリム
こぐま社
1993-06-01
 
 
 
 
びんぼうなくつやが、夜のうちに革を裁って置いておくと、翌朝誰かが靴に仕立ててくれています。それが続くうち、くつやは貧乏から抜け出します。クリスマスが近づくころ、くつやの夫婦は夜中も起きていて、はだかのこびとたち二人が靴を作ってくれたことを知ります。こびとたちにおくりものをする夫婦。このクライマックスあたりで、子どもたちの目がキラキラしてくるのを感じます。最後にこびとたちが大喜びするところは、喜びが伝わるように快活に語るとよいでしょう。
 
 
手遊び いとまきの歌

 

うたって楽しい手あそび指あそび120
レッツキッズソンググループ
ポプラ社
2004-03-01
 
 
 
 
みんなもよく知っている「いとまきまき いとまきまき ひいてひいて トントントン♪」の歌を、テンポをいろいろ替えてやってみましょう。
 
 
絵本『ながれぼしをひろいに』筒井頼子/作 片山健/絵 福音館書店 1999 11分

 

 

ゆっくり読むと11分と長いおはなしです。おはなし会に慣れている子達には、サンタさんにプレゼントするためにながれぼしを拾いにひとりで「すいどうやま」を目指す、みふでちゃんの行動に引きつけられるでしょう。もし、あまり集中力が続かない子達の時は、これまで紹介した他の絵本と差し替えてください(12月のおはなし会プラン→こちら

 

絵本『ジングルベル』キャサリン・N・デイリー/作 J.P.ミラー/絵 こみやゆう/訳 PHP研究所 5分

ジングルベル (おひざにおいで)
キャサリン・N・デイリー
PHP研究所
2017-10-18

 

 

「ジングルベル」が楽しいおはなしになっています。くまの親子のそりに他の動物たちだけでなくサンタクロースも乗り込んで、プレゼントを配るお手伝いをします。最後にサンタクロースの家でクリスマスパーティー。帰り道で歌うのは、やっぱり「ジングルベル」です。(一般に歌われている訳詞は宮沢章二によるものが多いのですが、こちらは音羽たかしの訳詞が採用されています)

 

終わりのわらべうた さよならあんころもち

 

(作成K・J)

2019年12月(その1)くるといいね♪(小さい子)


9月、10月と相次いで日本列島を襲った大きな台風の爪痕に、私たち人間は大きな自然の力の前では小さな存在であるということを、再確認させられました。大きな被害のあった地域の方々には心からお見舞い申し上げます。

猛暑の夏も足早に過ぎ去り、急激に朝夕冷え込むようになりました。

そしてあっという間に、年末に向けて準備をする時期になります。子どもたちにとって、クリスマスやお正月は、楽しみにしたいもの。「くるといいね」は『ちいちゃんとゆきだるま』(しみずみちを/作)から採ったことばです。

 

(なお、このおはなし会プランに掲載しているわらべうたの楽譜は、中国地方で育ったK・Jが覚えているわらべうたを採譜したものです。市販のわらべうたの楽譜とは音程や、速度が違う場合があります。予め、ご了承ください。)

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【くるといいね♪】

導入 わらべうた おすわりやす

 

 

 

 

 

 

小さい子向けのオープニングわらべうたは、毎回定番にしても良いと思います。小さな子どもたちにとって「あっ、はじまった!」と期待を膨らませる導入になります。9月、10月のおはなし会プランと同じメニューです。お膝の上にお子さんをのせて、歌に合わせて上下に軽く揺すります。「すーわった」と言った後に、すとんと膝の間に落とします。それを繰り返し歌って、遅れてくる子を待つのもよいでしょう。

 

わらべうた このこどこのこ

 

 

 

 

 

お子さんを愛おしむようにそっと抱いて、おとうさん、おかあさんが左右にそっと揺れます。「〇〇ちゃん」というところで、わが子の名前を読んでぎゅーっと抱きしめます。繰り返し2~3回やるとよいでしょう。

 

絵本『ちいちゃんとゆきだるま』しみずみちを/作 ほるぷ出版 1983 2分

ちいちゃんとゆきだるま (ちいちゃんえほん)
しみず みちを
ほるぷ出版
1983-12-01

 

 

35年以上前の絵本ですが、現在第9刷で今でも手に入れることができる絵本です。小さな子どもが雪の中で元気に遊ぶ姿がほほえましく、翌日のクリスマスがくるのを楽しみにしていることが伝わってくる絵本です。

 

 わらべうたメドレー(おおさむこさむ → おしくらまんじゅう → こどもかぜのこ) 
 (社員の方はeラーニングサイトで遊び方を見ることができます)
おおさむこさむ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 「おおさむこさむ」両腕をこする動作
 「やまからこぞうがとんできた」遠くのほうを指さす
 「なんといってとんできた」耳に手をあてる
 「さむいといってとんだきた」また両腕をこする動作
 少し大げさなくらいに動作をするとよいでしょう。
 
  
 
 
おしくらまんじゅう
 
 
 
 
 
 
 
 お母さんといっしょにおしくらまんじゅうをします。
 
 
 
こどもかぜのこ
 
 
 
 
 
 
 「こどもかぜのこ」両手でこぶしを作り、左右交互に前に突き出す
 「じじばばひのこ」体を縮めて、両腕をさする動作
 
 
絵本『ゆきがふってきたの』南塚直子/作 こどものとも0.1.2、2018年12月号 福音館書店 2018 1分
 
 
福音館書店公式サイト→こちら
南塚直子/作
福音館書店 2018/12/1
月刊予約絵本「こどものとも0.1.2」通巻285号
 
 
 
 
月刊誌こどものとも0.1.2は、小さな子ども向けのおはなし会に利用できるものがたくさんあります。ぜひ活用しましょう。『ゆきがふってきたの』は、どうぶつの子どもたちが、空から降ってくる雪を「あれ なあに?」とおかあさんに聞きます。おかあさんは「ゆき。ゆきがふってきたの。さむいから もう おやすみ」と子どもに伝えます。りす、きつね、ふくろう、しか、うさぎが登場しますが、同じやり取りが繰り返されます。そして温かいおかあさんにくるまれて安心して眠る子どもたち。何より一番安心できる時間です。この絵本は、陶板画(陶土で絵を描く)で作られており、ぽってりとして温かみを感じます。
 
 
 
わらべうた あめこんこん
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どうぶつの親子のように、子どもたちをお膝にのせてすっぽり腕で抱きしめます。そしてそおっと揺れながら、ゆっくり「あめこんこん」を歌いましょう。
 
 
 
絵本 『ろうそくぱっ』みなみじゅんこ/作 アリス館 2017 1分

ろうそく ぱっ
みなみ じゅんこ
アリス館
2017-11-22
 
 
 
 
昨年も紹介した絵本です。クリスマスの時期にしか読めない絵本だからこそ、繰り返しこの季節に読んであげたいと思います。裏表紙に歌詞カードもついています。歌いながらページをめくっていきましょう。
 
 
おわりのわらべうた さよならあんころもち
 
 
 
 
 
 
 
おわりの歌も、毎回同じにしておくとよいでしょう。「くまさん くまさん」を使う図書館も多いようです。
 
(作成K・J)

2018年(その2)闇の中に光が・・・(幼児~小学生)


10月に入ってから、日に日に夕暮れが早くなり、仕事中にふっと顔を上げて窓の外の暗さに驚くことがあります。12月の冬至に向けて、これからますます日が短くなり、16時過ぎると暗くなってきますね。

さて、12月と言えばクリスマスですが、このクリスマスのほんとうの意味をご存知ですか?多くの人がキリスト教の始祖イエス・キリストの誕生日だと思っているのでは?でも違うのです。

クリスマスとは、キリストの誕生を祝うミサという意味なのです。実は、聖書のどこにもイエス・キリストがいつ生まれたかという記述はありません。キリストの誕生した日については諸説ありましたが、「闇の中から光が生まれる」という聖書の信仰と、古くから北欧で祝われていた冬至祭り(ルチア祭)が結び付き、3世紀頃に、一年で一番日が短くなる12月25日に制定されたと言われています。

*そのあたりについては『クリスマス事典』(あすなろ書房  2001)、『クリスマス・クリスマス』(角野栄子/作 福音館書店 たくさんのふしぎ傑作集 1992)等を参照にするとよいでしょう。子どもたちにこれらの紹介することもおすすめします。

寒く暗い冬に閉ざされた中で、冬至の翌日から今度は一日一日と、夕暮れが遅くなり、陽が伸びていくことは、厳しい冬を乗り越える時の希望だったのでしょう。前置きが長くなりましたが、そんなことに思いを馳せながら、おはなし会プランの(その2)を考えてみました。

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【闇の中に光が・・・】

導入 詩「ひかりとやみ」ふくろうげんぞう 『のはらうたⅣ』(くどうなおこ/作 童話屋 2000)より 1分

のはらうた〈4〉
くどう なおこ
童話屋
2000-11-01
 
「みあげれば よぞらの ほしが まつりのように まぶしい
ああ ひかるためには くらやみも ひつようだ」
短い詩です。でも、暗闇があってはじめて光が生かされる。味わい深い詩です。小さな子たちには理解しにくいかもしれませんが、一緒にことばを味わってみましょう。最初は読み手が通しで読んで、2度目は子どもたちにも復唱してもらいます。
 
 
絵本『ゆうぐれ』ユリ・シュルヴィッツ/作 さくまゆみこ/訳 あすなろ書房 2014 3分 

ゆうぐれ
ユリ シュルヴィッツ
あすなろ書房
2014-10-24
 
おじいちゃんと散歩に出かけた男の子、夕陽に映えていた町も時間とともに暗くなってきて、明かりが灯りはじめます。町にはクリスマスの準備で明るい光に満ちてくるのです。クリスマスそのものを題材にしたのではなく、明かりに着目している絵本です。

 

素話「十二のつきのおくりもの」(スロバキアの昔話)『エパミナンダス』(東京子ども図書館/編・刊 2010)より 12分

エパミナンダス 1
東京子ども図書館
1997-12
 
冷たい雪が降り積もる森の中を、季節外れのものを探して歩くマル―シカ。森の奥で十二人のつきの精に出会います。心優しいマル―シカを助けてくれるつきの精たち。暗く冷たい雪の森の中で赤く燃えていたつきの精たちの焚火は、どれだけマル―シカを元気づけたことでしょう。おはなしを聞いているうちに、子どもたちがどんどん引き込まれてくるのを感じられるおはなしです。
 
絵本には、スロバキア在住の絵本作家出久根育さんが描いた『十二の月たち』(ボジェナ・ニェムツォヴァ―/文 偕成社 2008)もあります。素話が覚えられないという人は、読んであげてもいいですね。
 
十二の月たち (世界のお話傑作選)
ボジェナ ニェムツォヴァー
偕成社
2008-12-01
 
 
 
 
 
 
絵本『ゆきゆきゆき』たむらしげる/さく 福音館書店 2016 1分

福音館書店の月刊誌「ちいさなかがくのとも」から生まれた絵本です。ふゆの鈍色の空から降ってくる雪。黒っぽい服や手袋の上では、美しい結晶を見ることができます。一面を白く染めていく雪もまた暗い冬に届く贈り物なのかもしれませんね。
文章は短いですが、丁寧にゆっくりと読んであげましょう。

(作成K・J)

12月のおはなし会☆おすすめ本リスト(10/17更新)


今年の秋は、長かった酷暑の夏のあとだけに、急ぎ足でやってきたように感じます。10月は街中がすっかり日本に定着したハロウィンのカボチャ色に染まり、それが終わると一気にクリスマスカラーになってしまうことでしょう。

時間もあっという間に過ぎて、今年も残り僅かになっていることに愕然とします。

そんなわけで、12月のおはなし会やブックトーク、展示やリスト作成に役立てていただけるようにと、12月のおはなし会☆おすすめ本リストを更新しました。ご活用ください。

10月16日に本を3点追加して更新しました。

 

12月のおはなし会おすすめ本リスト2018

(10/16に更新した際に、PDFに余分なページが追加されていましたので、10/17に修正しました。)

 

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